周りは「国公立は無理だ」という雰囲気だった
―――国立の三重大学合格おめでとうございます。8月に入塾してE判定から第1志望の国立大学に合格したことはすごいと思います。
「大変でした。まったく勉強をしていなかったので、最初はなかなか勉強が習慣化しませんでした。集中できる時間が少なかったです。途中から集中できるようになりましたが、習慣化することが一番疲れました。」
―――部活が終わってから勉強を始めたので、夏休みが一番しんどかったですよね。しんどい中で、勉強を続けようと思える人はそんなに多くないと思います。気持ちの維持の仕方を教えてください。
「周りが『国立は無理だろう』という雰囲気だったので、反骨精神で絶対に合格したいと思いました。」
―――点数を振り返ると、最初は800満点中321点でしたが当日は500点取ることができましたよね。学校の中での自分の評価はどんな感じでしたか？
「学校の先生に『私立の方がいいんじゃないか？』と言われたので、不満に思っていました（笑）」
母「学校では『専門学校に行けばいい』と言われて、あの成績なので、そう言われても仕方がないと思っていました。でも、せっかく高校は進学校に行ったので大学生にならせてあげたいという思いがありました。」
生徒・保護者と先生の信頼関係
―――受験生活を続ける上で大事にしていたことはありますか？
「勉強しないといけないと分かっていたので、自分に『ちゃんと勉強しろよ』と言い聞かせていました。」
―――アクシブで勉強する中でどんな点が良かったですか？
「自習室が長い時間使えることと、分からないことをすぐ質問できたことが良かったと思います。」
―――受験校選定のサポートはどうでしたか？
「どこを受けたらいいか、よく分かっていませんでした。そこも結構教えてくれたのでありがたいと思いました。」
母「私たちが大学について知らないことばかりだったので、いろいろ事細かく調べてくださってすごくありがたかったです。親としては目指している大学に行ってほしいと思っていたものの、よく最後まで続いたなと思います。
塾に行っている間は、本当に集中して勉強しているんだろうなと思っていました。そのおかげで私も送迎を頑張れました。よくここまでやれたなと思います。もうちょっと早く入っていたら……とも思いますね。」
―――最後の短い期間で特に集中してやれたことが良かったかもしれないですね。
母「それも良かったのかもしれません。こんなに集中できるのか、と驚きました。」
―――僕たちも教えるのがすごく楽しかったです。スポンジのように勉強するほどガンガン吸収してくれました。そういった生徒はなかなかいません。『できてるか？』と声をかけたら『できてます。大丈夫です』といつも答えてくれていました。
母「褒めてくれることが一番うれしかったんだと思います。否定することは絶対にありませんでした。『いける。大丈夫』と後押ししてくれるので、すごく強くなったんだと思います。」
保護者が家庭で気をつけたこととは？
―――お母さんにお伺いしたいのですが、ご家庭で受験生と接する時に気をつけていたことはありますか？
母「家の中で勉強の話はあまりしてはいけないと思っていました。」
―――そっとしておいたということですね。
母「この子から塾に行きたいと言ったので、すんなりOKしました。家で塾の話は全然していません。あまり言うとカチンと来ることがあるだろうなと思っていました。」
―――見守っていたのですね。お母さまにとって、アクシブのサポートで良かったことはどういった点ですか？
母「やっぱり、分からないことだらけのことを事細かく教えていただけた点です。冊子を見ても、調べても載っていないこともあるじゃないですか。親も大学に関して勉強しないといけないとお友達から聞いていたのですが、まったく分からなくて。共通テストが何かすら分からなかったのですが、事細かく『ここの大学はこんな感じで』と教えてくれたので、すごく助かりました。
学校の先生には、最初に私立や専門学校を勧められてしまったので相談できませんでした。アクシブでは分からないことをいろいろ教えてもらえたので、本当に助かりました。それがなかったら合格できていなかったと思います。この子の、塾での姿を私は知りません。面談してもらって『今の状況はこうだよ』と教えたくれたり、常に褒めてくれたりしたので、安心して預けることができました。
それから、最初の段階で『すぐには伸びない』とおっしゃいましたよね。でも、最後の方になって国語で学年1位を取れたと言っていてびっくりしました。何かのテストの時に数学で高得点が取れて学校の先生もびっくりしていました。勉強しただけ本当に身についたんだなと思います。」
―――いつも同じ席で、たまに上を向いて『疲れた～』と伸びをする姿が印象に残っています。本当によく頑張ってくれました。
受験生へのメッセージ
―――これから受験の後輩たちにアドバイスをお願いします。
「早い段階から少しでも勉強しておいた方が良かったと思います。英単語を覚えることや文法を勉強することは、学校でもできるのでやってほしいです。数学は公式を覚えることでもいいので、基礎をやってレベルアップしてから発展に進んでいく方がいいと思います」
―――数字だけを見ると逆転での合格です。僕たちも試行錯誤しましたが、本人の力とご家庭でのサポートがないと絶対に成功しません。本当によく頑張ってくれたと思います。ご家庭でもよくサポートしてもらえたと思います。これからも自分の夢を叶えられるよう頑張ってください。ありがとうございました。
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「変わりたい。」を叶えるを実現するために、今までの常識にとらわれない、新しい形態の予備校を運営しています。私たちは、生徒自らが夢や目標を定め、なぜ勉強が必要かを理解できるように正しい情報を提供し、進路指導に時間をかけて受験戦略を立ち上げ、受験で必要な全科目に対して学習計画を練り、進捗管理を行っています。最高の「環境」「指導」「ツール」を提供すべくWebやiPadを活用し、全国のどの地域からでも受講できるように遠隔での指導を行っています。東大の隣にオフィスを構えており、指導チームを中心に、受験に精通した経験豊富な専属スタッフが受験まで１：１でサポートします。
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