アクシブアカデミー本部で働く東大生・難関大生による受験経験や受験テクニックをご紹介!
今回のテーマは「東大生の成果の出る過去問の解き方」
T先生 東京大学教養学部教養学科地域文化研究分化アジア日本研究コース
時間内に問題を解くことがまず第一です。その次にその回答を第三者に採点してもらうことと、可能であれば塾や学校の受験のプロの先生に解説してもらうとよい思います。
そのためには実際のテストと同じ時間が確保できる時に取り組むといいと思います。特に直近の問題は貴重なので無駄にしないためにもそのような形式で行うべきだと思います。
解説に関しては、赤本の解説欄を自分で眺めて理解するには限界があることと、似たような問題が出てきたときに対応できるようにするためにも人から教わる方がいいと思います。
何がどこから分からなかったのかを事前に自己分析しておいてそこを重点的に聞くといいと思います。また、受験のプロに教わることのメリットとしては、プロは問題の難易度を理解しており、いわゆる捨て問題がどれなのかなどテクニック的な部分も教えてくれることです。東大に受かるには満点を取る必要はなく、取れる人もいないので、どういう問題をどれくらい拾えばいいのか分かるので個人的にはプロに教わることをおすすめします。
採点に関しては、東大は全て記述なので部分点をいかに多く積み重ねて行くかが鍵にななります。私は東進にいて、現役東大生に採点してもらい得点も出してくれる講座を履修していたので何をしたら加点されるのか明確にわかって役に立ちました。
K先生 東京大学教養学部文科三類 入学 東京大学医学部健康総合科学科 卒業 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 文化・人間情報学コース 在学
適当に解かないこと。
特に数学は、答えを出すだけで終わらせず、完璧な解答を書くことが大切だと思います。採点官が思わずマルにしたくなる綺麗な解答だね 、とよく言われていたのですが、実際、「ちゃんと書く」ことで良かったことはたくさんあったと思います。 理系的な論理思考と、文系的な記述力の両方が求められるのが国公立だと思います。
読む人に伝わる解答が書けない人は、(えげつない天才は除いて、)結局理解しきれていないんじゃないかなあ。
K先生 東京大学文科一類 東京大学法学部第一類(総合コース)
答案をしっかり再現することです。分からなくて答えを見て答えを理解したつもりでも、その後しっかり、解答用紙に反映できるかはまた別です。
意外とこの過程が難しいです。 まず、時間を計って解いてみる。時間が経ったら、時間内に解けなかった問題を解答を見る前に解いてみる。このとき、あと何分あれば解くことができたのか、記しておくと、復習のときに役立ちます。
そして、答え合わせして、解説を読み、間違いを洗い出す。最後に、答えを見ずに、自分の言葉で答案が再現できるか書くこと。この流れが大事だと思います。世界史の一問一答と国語の漢字と英語の一部問題を除いて、このやり方でしっかりと反復性を持った解き方がおすすめです。
そして、文系科目の話ではありますが、知識だけでなく背景まで読み取って解答を作りましょう。東大の問題は、知識をなぞるような問題ではなく、導き出される知識をどのように論理的に組み立てて、何を伝える解答にするのか、それを見る問題です。
そこには、知識の定着が前提となります。完成するのに英国数に比べて時間のかかる社理は、知識が当たり前になるくらい、早めに手を付けておきましょう。
K先生 東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻
もう一度同じような問題が出てきたときに必ず満点が取れるように復習をした。
試験力と学力の差を埋めるために何をすべきか考えた(時間配分・解く順番・ケアレスミスのなくし方) 解けなかった問題が解けなくてもしょうがない問題なのか、そうでないのかはっきりさせる 実際の試験時間より短い時間で解いた。
記述系の問題は自分で採点した後学校の先生にも採点してもらった。特に現代文は第三者の目が大事だと思う。 本番と同じ時間帯に解いた。
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