- 参考書名
- 大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理[力学・熱力学編]が面白いほどわかる本
- 略称
- 物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)
- 出版社
- KADOKAWA/中経出版
- 発売日
- 2014/1/21
- ページ数
- 320
- 科目
- 物理基礎・物理
- タイプ
- 理解本
- レベル
- 基礎ランク
- 目安時間
こんにちは、アクシブアカデミーです。プロ講師と、東大・早慶をはじめとする難関大生によるアクシブアカデミーの分析チーム「Axiv Lab」による参考書分析です。今回は「物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学) 」を解説しています。大学受験用の参考書は、たくさんあって現状の自分の学力や志望校にどれがあっているのか選ぶのが難しいですよね。そんな方へ向けて「物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)」を参考書のレベル、特徴、使い方、勉強法、を解説していきます!
目次
物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)の基本情報
参考書レベル・難易度
基礎ランク
物理基礎や物理の基本的な部分を学ぶための参考書です。物理にはたくさんの公式が登場するので、それらの使い方を習得することや意味を理解することは容易なことではありません。学習の初期段階で公式の意味を理解し、混同しないようにすることが大切です。
漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は、豊富なイラストとわかりやすい解説により、丁寧に基本的な学習を支えてくれます。解説と演習をしっかり活用することで、大東亜帝国摂神追桃レベルの大学を狙える実力はつくでしょう。何周かすることで、基礎をしっかり固められます。この参考書はあくまでも基本的な内容を学ぶためのものなので、やりおえたらもう少し難易度の高い参考書での学習に移りましょう。
習得までに必要な目安時間
物理基礎と物理の基本を学ぶ参考書ですから、322ページというのはそれほど多くはない部類であると言えるでしょう。豊富なイラストと、大きめの文字が特徴的な参考書ですから、実際に使ってみると見た目より負担は少ないはずです。基本をしっかり抑えることが大切な科目ですから、何周かして確実にものにしましょう。ただし、この参考書の内容は基本的なものなので、やたらと時間をかけすぎず、次のステップへ進むことも大切なことを留意しておいてください。
物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)の概要
物理基礎と物理の基本的な部分を扱う参考書です。物理はたくさんの公式が登場し、それらをいつ使うのか混乱しがちな科目なので、公式をその成り立ちから理解する必要があります。漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は公式の成り立ちをわかりやすく説明しており、見やすいイラストもあいまって、自然と内容が頭に入ってきます。
また、各章には演習問題が設けられており、自分の理解度を測れるようになっています。参考書部分を読むだけでなく、演習にもしっかりと取り組みましょう。よく理解できなかったところ、苦手なところを知っておけば、復習するときに力点を置く部分の目安になります。
この参考書は基本的な所だけを扱っているので、初めて物理を学ぶにはとてもよいですが、基礎を既に抑えている生徒には向きません。自分のレベルをしっかり把握し、必要かどうか判断しましょう。
物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)はこんな生徒におすすめ
- 初めて物理基礎、物理を学ぶ生徒
- 丁寧な解説で学びたい生徒
- 大東亜帝国摂神追桃レベル以上を目指す生徒
漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は、物理基礎と物理の基礎を学ぶのに特化した参考書です。イラストを用いた解説がとてもわかりやすいので、初めて学ぶ人にも親しみやすく、忌避感なく物理に挑めると思われます。物理は文章だけ読んでいてもどのような現象を扱っているのかわかりません。この参考書に使われているイラストはシンプルに描かれており、情報量も厳選されているので、とても見やすくなっています。初めて学ぶ人の理解に役立つだけでなく、自分で物理モデルを描いてみるときの参考にもなるでしょう。
漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本をやり遂げることで、大東亜帝国摂神追桃レベル以上を目指せる実力はつくはずですが、この一冊では不十分です。より発展的な内容を扱う参考書や問題集にも挑戦し、確かな実力を養いましょう。
物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)の特徴
イラストと丁寧な解説
漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は見やすいイラストと丁寧な解説により、初めて物理を学ぶ人が
挫折しにくいようになっています。一般的な教科書よりもやさしい文体なので、すらすらと読めて、理解もしやすいことでしょう。
公式の原理解説
物理にはたくさんの公式が登場しますが、それぞれが何を意味していて、どんな時に使えるのか混乱してしまう人も多いです。この参考書ではイラストや簡潔な文章によって公式について丁寧に解説してくれますから、しっかり公式について理解し、使いこなせるようになるでしょう。
難所がわかる
この参考書では、キャラクターがそのページで大切なところを話していたり、よくある間違いを口にしています。大切なところが一目でわかるので復習するときの役に立ちますし、間違いやすいところがわかっているので初めて学ぶ時も安心です。
物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)の使い方と注意点
漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は物理基礎や物理を初めて学ぶ生徒を対象に書かれています。最初から通して学んでいくのが良いでしょう。苦手な分野を克服するための簡単な参考書としてこれを使う生徒は、その分野だけ学べばいいはずです。どちらにせよ、講義部分の文章を読むだけというのは避けましょう。漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は講義部分のあとに確認問題が配置されています。学んだことの理解度はすぐに確認するのがよいので、これを活用しない手はありません。講義部分と問題部分の両方を使いこなし、物理の基礎をしっかりと固めましょう。
それから、漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本は物理の基本的な部分を扱う参考書である点に気を付けてください。物理で大切な基本的な考え方がとてもわかりやすく解説されていますが、この一冊で得られる力だけでは受験に不十分です。この参考書では基本的な確認問題は解けますが、出題パターンは少なく、発展的な問題に至っては皆無と言えます。この参考書で基本的な部分を押さえたら、すかさず発展的な内容を扱う参考書や問題集に移りましょう。ただし、漆原晃の力学・熱力学が面白いほどわかる本を進めている途中でこの参考書の内容に不満を感じたからといって、他の参考書に手を出したり、発展的な内容に挑戦しようとすることはしないでください。同レベル帯の参考書に移るならまだしも、基礎を固めないうちに発展的な内容に移ることは厳禁です。基礎がおぼつかないまま発展的な内容に移ると、よしんば解けるようになったとしても、致命的な誤解を残したまま放置することになるかもしれません。学問に近道はないので、じっくりゆっくり学んでいきましょう。
物理基礎・物理が面白いほどわかる本(力学・熱力学)の分析者コメント
本屋で表紙を見て、奇抜な参考書があるものだと感じた覚えがあります。今回記事を書くに当たって中に目を通し、表紙からは予想がつかなかったクオリティの高さに驚きました。この参考書では物理の基礎をとても丁寧に解説しており、初めて学ぶ人が躓かないように配慮されています。表紙に惑わされず、一度中をのぞいてみて欲しいです。(東北大学工学部)
基礎の基礎から解説されており、公式を覚えるのではなく、イメージとして物理の内容を理解できるようになっています。初めて学ぶ人や、物理が苦手な人が間違えやすい部分や疑問が出やすい部分が丁寧に説明されており、また、図を多用した親しみやすいレイアウトのため、誰でも学習を続けやすくなっています。物理が苦手で、公式がたくさん並び、難しい説明で勉強が続かない、という人にぜひ使ってほしい参考書です。(東京大学理科一類)
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