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【九州大学】九州大学の医療系について!取得できる資格、医療系の入試情報·大学紹介などまとめ!


今回の記事では、九州大学の医療系受験について、取得できる資格・大学情報・入試情報などをまとめてご紹介していきたいと思います。九州大学は極めて学部も多い大学ですが「医学部」「歯学部」「薬学部」と三つの医療系学科が設置されています。旧帝国大学にも属する名門中の名門で、多くの方の注目の的になっています。

九州大学とは

九州大学は、福岡県~一部大分県、九州地方を拠点にする国立大学。日本のトップ大学群である「旧帝国大学」の一つに属する名門大学で、全国から受験者が殺到します。極めてハイレベルな受験と学びの充実、卒業後の間口の広さが非常に魅力的で、多くの方の憧れの的です。

九州大学で取得可能な医療系資格

九州大学では「診療放射線技師」「医師」「看護師」「保健師」「臨床検査技師」「診療放射線技師」「歯科医師」「薬剤師」「食品衛生監視員」などの資格を大学内で取得することができます後からも記載しますが、特に薬学部で取得できる資格の多さが魅力的。薬学部でありながら必ずしも「薬」に特化した進路に進まなくても良いという可能性もあります。いわゆる潰しがきく大学ですね。

九州大学の学部紹介!どの学部で何の医療系資格が取得できる?

ここからは九州大学の学部を詳しく紹介していきたいと思います。学部の多さは全国でもトップクラスの多さになっていて、その中でも医療系資格はどこで取得することができるか、お話していきます。是非チェックしてみてください。

医学部

九州大学の医学部。学科自体は医学科と保健学科、そして生命科学科の三つに分かれています。大体は医学科と保健学科の二つですので、学科が細分化されているのはありがたいです。医学科のみが6年制で、「医師」の国家試験を受験することができます。保健学科は看護学専攻や放射線技術専攻、それに加えて検査技術科学専攻が設置されていて、それぞれ対応する資格への挑戦権が得られます。そして珍しめな生命科学科ですが、こちらは医療の知識から人間科学へと有機的に知識を連関させる学科です。

歯学部

こちらの歯学科が一つのみの設置で、6年制。「歯科医師」の受験をするには、そもそもこちらの6年を卒業しなければなりません。

薬学部

最後に薬学部。こちらは臨床薬学科と創薬科学科の二つに分かれています。臨床薬学科は聞き馴染みが一見なさげですが、6年制になっています。その点でもちろん薬剤師になるための素養を養う学部ではあるのですが、「臨床」の名の通り臨床検査技師の資格にも挑戦できるのが大きな特徴。大体の大学では医学科の受験がベーシックなこの資格ですが、薬学部からも受験が検討可能な点は面白いです。

後者は4年制で、薬の研究に携わる学びを深めます。薬学部が設置される大学では、大体薬学科と対になって設置される学科でありますまた九州大学の薬学部で面白いのが「食品衛生監視員」の資格がどちらの学科でも受験できる点です。こちらは検疫の場所に置いて輸出入される食品の微生物・理科学検査を行う業務を行える資格。薬という音の響きからは少し離れていそうな資格ですが、多くの方の健康生活を守るという点で、大事な職業です。

九州大学の就職情報/大学院進学率

次に皆さんが気になる、卒業後の進路のお話です。九州大学は一年で3000人弱が卒業するマンモス校ですが、令和3年データで見ていきましょう。なお公式には学科まで細分化した情報は掲出されていません。

まず医学部は卒業生が264人。そのうち、進学者数は42人で218人が就職希望になっています。また100人近くが研修医になります。こちらは看護系などでは必須ではないでしょうが、多くの方が挑戦する進路だと言えますね。また歯学部は47人の卒業生中45人が就職希望になりますが、就職決定者は35人。正直、ちょっと苦戦傾向があります。大学院進学は少なく、それ以外の就職者はいわゆる研修医にも計上されています。

そして薬学部です。こちらは76人の卒業生中、46人が進学希望になります。研究などの側面が強い臨床薬学科があることから、4年で学びが終わらないという傾向は、どの大学でも共通していることです。そして30人の就職希望者は30人とも就職が決定。進路指導にも比較的定評があると言えます。

 

そして主な就職先についても明言されています。医学部ならほぼほぼ病院や医療センター。他にも公務員への就職も割と盛んです。薬学部なら製薬会社から医療機関、大学の研究施設などなどです。実際に大手と呼ばれる有名企業への就職も多く、全国的な就職が可能。地元の中小企業だけに留まる、なんてことはありません。さすがは旧帝国大学。全国へのネームバリューも抜けています。

九州大学の資格習得率

次に九州大学における資格の取得状況を確認していきたいと思います。

2022年度のデータを見ると、「医師」は89.7パーセントの合格率となっています。また歯科医師の資格は66.7パーセントとなっています。正直に申し上げますと、どちらも特筆するほど高くはないです。全国のトップ大学と言っても過言ではないほど著名な大学ですが、すべてが平均より少し上程度に留まっている点は考慮すべきです。

しかし他の資格については高水準で、看護師や保健師、助産師は100パーセントと極めて高い合格率を誇っています。薬剤師の資格が84.6パーセントとこれまた低め。全体的な統計が低くなるのは「既卒」が下げてしまっているという現状があり「新卒」で受験をされるある種の優秀な層はかなりの高水準です。その点、差が大きいということになりますね。

九州大学·医療系の学部別偏差値と倍率

次に九州大学の各学部の偏差値と倍率についてお話をしていきたいと思います。

医学部

医学部ですが、偏差値的には52.5~67.5程度となっています。「医学科」は勿論抜けて偏差値が67.5です。これは全国的にも最上位クラスの偏差値。一方の「保健学科」や「生命科学科」は意外にも偏差値が50台となっています。案外差が大きく、またイメージほど難易度が高くありません。一方の倍率は本当に全体を通じて2倍程度で安定。

歯学部

また歯学部については歯学科のみで偏差値が57.5。こちらも、日本トップクラスの大学の割にはまだ見込みがありそうな難易度となっています。倍率は2.8倍。

薬学部

薬学部ですが、こちらは60.0~67.5で推移。創薬科学科の偏差値が60.0、臨床薬学科が62.5です。後期に至っては、どちらも67.5と相当な難易度になっています。歯学部をゆうに超えて、医学部に匹敵するほどの高難度を誇る九州大学の薬学部。大学内ではもちろん、全国的にも屈指の難しさを誇ります。倍率は前期で2.2倍~3.7倍で、後期にいたっては3.7倍~5.5倍です。極めて高難度なこちらの薬学部、看板で骨太です。

九州大学·医療系の入試情報や科目

最後の項目として、入試情報と科目を取り上げていきたいと思います。受験される予定のある方は必見です。なお全ての情報を網羅的に完全に取り扱うことは不可能ですので、さらに調べてみたい点は、公式ホームページなどをご覧くださいね。

医学部

まずは医学部の入試情報からです。医学部は、医学科・生命科学科・保健学科の専攻ごとに受験の方式が分かれています。後期の受験はなし、前期のみです。しかしながらレギュレーションはほぼほぼ統一されていて見やすいです。まずどの学科においても、共通テストは5教科7科目が統一です。理科は基礎科目が選択不可。2科目選択になります。また地歴公民は一科目を選択です。

二次試験については少しだけ方式が異なります。科目的には「数学」「理科」「英語」で統一となっているのですが。というのも、保健学科・放射線技術科学専攻なら物理が必須、検査技術科学専攻がなら化学が必須になるのです。正直、これらの学部に入学したらそれぞれの素養が必要なので受験に課されているわけですが、避けては通れません。

また医学科に関しては「数学」「理科」「英語」の他に面接も必要となります。8分の1ほどの得点ウエイトですが、対策は必須。そしてそれぞれの二次試験は60パーセント中盤が平均値で安定。バランスのよい入試が特徴となっています。

一方の共通テストの得点率ですが、こちらは医学科以外が60パーセント台とほぼ横並びなのに対し、医学科は驚異の81パーセントと飛びぬけて難易度が高いです。もちろん日本最高峰の医学科であることが起因していますが、苦戦は必至です。

歯学部

次に歯学部ですが、こちらは歯学科一つで前期のみ。極めてシンプルです共通テストに関しては、医学科と同じく5教科7科目で理科から二科目の選択が必須になります。こちらも基礎科目は選択不可。

二次試験は「数学」「理科」「英語」の三教科と面接の試験となっています。数学は出題範囲が限定的な点で珍しく、数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数IIIと明記されています。また面接はおまけの判断資料という感じで、加点がなされる期待はできなさそう。

60パーセントの得点率も医学部と同じ。共通テストの得点率は69パーセントとなっています

薬学部

最後に薬学部ですが、こちらは薬学科が一つのみに方式がまとまっていますが、後期が九州大学の医療系で唯一設置されています。共通テストの形は化学が必須になります。

二次試験はと言うと、こちらも「数学」「理科」「英語」で6割を占めます。後期の二次試験ですが、こちらは外国語と面接のみになります。数学がそこまで得意でない方も取り組みやすくなりますが、得点比率は30パーセント台にまで低下。その分、共通テスト偏重になってしまいます。

共通テストの得点率は前期で72パーセント、後期にいたっては80パーセントです。医学部にも匹敵するほどの凶悪難易度。九州大学の鬼門は「薬学部」にあると言っても過言ではありません。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。日本を代表する名門・九州大学。医療系の難易度はむろん高いですが、こちらの記事を参考にして少しでも有利に受験を運んでいただけますと幸いです。

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