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【大学受験】大阪大学の取得できる資格、医療系の入試情報·大学紹介などまとめ!


こんにちは。今回の記事では、大阪大学について、取得できる資格・大学情報・入試情報などをまとめてご紹介していきたいと思います。大阪大学は、学部も多いですが、その中に「医学部」「歯学部」「薬学部」が設置されています。やはり西のナンバーワン大学ということで極めてハイレベルかつ、抜群の研究設備・進路が用意されています。将来は医療現場の最前線で、日本の中心として働くことを目指せる大学と言えます。是非チャレンジしてみてください。

大阪大学とは

大阪大学とは、言わずと知れた西のナンバーワン大学。旧帝国大学に属する国立大学で、最も高い難易度と権威を誇っている大学と言っても過言ではありません。キャンパスも大阪府内にすべてが集中していて、都会で学ぶことが確約されています。当然ながらレベルも圧倒的に高いですが、そこで培った見識は間違いなく社会で重宝されます。

大阪大学で取得可能な医療系資格

大阪大学では「診療放射線技師」「医師」「看護師」「養護教諭一種」「臨床検査技師」「歯科医師」「薬剤師」などの資格を大学内で取得することができます

ほとんどの学部で、医療系で取得したい資格が幅広く取得でき、不足はありません。唯一言うとすれば、「助産師」や「保健師」などの資格(いわゆる看護系に特化した学び)は取得が出来ません。正直に申し上げると、看護系は一般的な医療系学部に比べて難易度や敷居が数段階下がります。その点を考慮して考えても、西日本トップの難易度を誇る大阪大学においては看護系の学びを導入する余地が相対的に少ないということになるのです。それらの進路を目指す方は、他の大学の方が適すかもしれません。

大阪大学の学部紹介!どの学部で何の医療系資格が取得できる?

ここからは大阪大学の学部を詳しく紹介していきたいと思います。どの学部で何の医療系資格を取得することができるか、専門性の高いお話についても掘り下げていきますので、資格取得に関心がある方も、是非参考にしてみてください。

医学部

正直大阪大学の医学部なんて、ため息が出るほど難易度が高いです。全国の中でも最難関と言って過言でなく、並大抵の努力では勝負になりません。学科自体は医学科と保健学科に分かれています。医学科は6年制になっていて、「医師」の国家試験を取得することが前提となる、そんな学びの体系になっています。

また保健学科には看護学専攻や放射線技術専攻が設置。「看護師」「放射線技術師」「臨床検査技師」などの資格をとりたい方は全員こちらへの入学になるというわけです。医師としてガシガシ厳しい勉強に特化するか、それを支える医療従事者を目指すかという形で大阪大学内のシステムが分かれています。しかし先ほども述べましたが、「助産師」や「保健師」などの資格は取得の体系が整っていないため、看護学に特化した勉強をしたい方は、別の選択肢があるかもしれませんね。

歯学部

こちらの歯学科が一つのみの設置で、6年制になっています。すなわち歯科医師になることをほぼ前提として、そのための極めてハイレベルな勉強を要求されるという訳です。学科名を見ていっても、治療の専門領域ごとに分かれていて、例えば「歯科衛生士」といったもう少しフランクな資格や専門職には適しません。「歯科医師」を目指すための学部です。

薬学部

最後に薬学部。こちらは元来薬学科と薬科学科の二つに分かれていて前者が6年制、後者が4年制になっていたのですが、2019年度の入試からすべてが6年制に統一されました。その中でコースが分かれています。元々の役割的には、薬剤師の国家試験の受験をするにはそもそも6年制の薬学科の卒業が必須です。薬科学科的な学びと言うと、薬剤師への受験がかないません。

何になるかと言うと、薬の研究者・技術者を養成することを主眼に置いています。将来的にはそうした薬の制作過程に携わります。派手さこそありませんが、間違いなく必要な、大切なお仕事です。といった感じでしたが、それを学部内のコースの違いで差別化。入試的には一本化されています。

その他の学部

大阪大学にはその他の学部も多いです。一覧で記述をしますと、文学部・人間科学部・外国語学部・法学部・経済学部・理学部・基礎工学部となっています。医療系は難易度が高いですが、もちろん大阪大学ということで全体的なレベルも高め。その難易度の具体的な差についても後述します。

大阪大学の就職情報/大学院進学率

次に皆さんが気になる、卒業後の進路のお話です。令和3年データで見るとまず医学部は卒業生が医学科で107人、保健学科で174人となっています

そして医学科はと言うと卒業後すぐに、臨床医研修に進む必要があるため、就職にも進学にもなりません(ナビサイト等で見て「その他」が100パーセントとなっているのはそのため)。保健学科は半数ほどの63人が大学院に進学し、残りはほぼ就職となっています。歯学部の卒業生は45人でこちらもそのうち36人が臨床医研修へ。「医師」と名の付く職を目指す方は、現場での実務経験を積む必要があるのですね。

学科が二つに分かれる薬学部は大学院に進学する人が80人中52人。就職をする人が21人となります。就職先についてですが、全員が医療従事者になっているかと言われると、かぶりを振らざるを得ません。例えば医学部でも保健学科なら、一般的な企業に行く人が数パーセントは存在しますし、薬学部の薬学科ですら、ほんの一部違う職に就く方がいます。もちろん、卒業すぐの時点での統計ですので、そもそも臨床医研修や大学院に進学しない時点で医療系の道を少し諦めかけている人、という抽出での統計になりますが、レベルの高い大学であるため、自分で自分の人生の進路を切り拓く気概も必要。

大阪大学の資格取得率

次に大阪大学における資格の取得状況を確認していきたいと思います。

2022年度のデータを見ると、「医師」は93パーセント程度の合格率となっています。また歯科医師の資格は80.7パーセントとなっています。全国的な統計を見ると、医師の合格率は92パーセントであるので、正直特筆すべき成果は残せていません。しかし歯科医師の合格率は60パーセント程度ですので、その点、大阪大学の大躍進と言えます。さすが西の天下ですね。

またそれ以外の薬剤師や看護師の資格についてもほぼ9割から10割に近い合格率を誇っていて、あっぱれの一言です。もちろん、大阪大学に入る学力を携える時点で、勉強に対する姿勢や能力を持ち合わせている人なのでしょうが、やはり西日本トップの大学としてその指導力や支援力にも絶大な信頼度を寄せられます。

大阪大学·医療系の学部別偏差値と倍率

次に大阪大学の各学部の偏差値と倍率についてお話をしていきたいと思います。医療系の学部を中心に、その他の学部については「比較」という形で見ていきますので、ご参考程度にご覧ください。

医学部

医学部ですが、偏差値的には57.5~70.0程度と言われています。相当差が大きいのは、学科ごとの違いとなります。医師になるための「医学科」は偏差値が70.0ですが、保健学科は偏差値が57.5になっているのです。やはり難易度が段違いですね。一方の倍率はと言うと、医学科が2.5倍、保健学科に関してはどの専攻も1倍台中盤となっています。意外に倍率が低いと思われる方も多いかもしれませんが、そもそもの受験者層のレベルが高いので、生半可な気持ちでは受験が出来ません。

歯学部

また歯学部については歯学科のみで偏差値が60.0。こちらは前述の通り「歯科医師」になることを全員に前提にした学部です。そのため医学部の保健学科のように医師を支える系のお仕事はない分、全体的な難易度は高め。大阪大学ということも相まってトップクラスの難易度の高さを誇る歯学部です。

薬学部

また薬学部についても薬学科のみで偏差値が62.5。前述の通り、元来4年で学べた内容も受験的には一本化されています。そのため少しだけ難易度が不釣り合いになります。倍率的にも一つの学科に集中するため3.1倍。

その他学部との比較

また医療系の学部とその他の学部の偏差値の差で言うと偏差値60.0~62.5がほとんどとなっています。正直全体的なレベルも相当高いのが大阪大学ですが、その中でも医療系は全部頭一つ抜けています。特に医学科は異常な難易度なので、注意をしましょう。

大阪大学·医療系の入試情報や科目

最後の項目として、入試情報と科目を取り上げていきたいと思います。受験される予定のある方は必見です。なお全ての情報を網羅的に完全に取り扱うことは不可能ですので、さらに調べてみたい点は、公式ホームページなどをご覧くださいね。

医学部

まずは医学部の入試情報からです。医学部は、というか大阪大学すべての傾向ですが、前期受験のみ。数年前に後期受験は廃止され、今後もその傾向が踏襲されることが予想されます。受験スタイルは「医学科」「保健学科(看護)」「保健学科(その他)」の三つで分類されています

どの学科においても、5教科7科目が統一で地歴公民の中から一科目を選択し、理科から二科目が必須となっています。理科は基礎科目が選択不可なのが、難易度の高さを示しますね。二次試験もほぼ一緒で「数学」「理科」「英語」の三教科となります。唯一違うのは得点比率。医学科は75パーセントなのに対し、看護系は40パーセント、その他(放射線技術科学、検査技術科学)は55パーセントとなります。医学科は特に大阪大学向けの対策が必須。

共通テストの得点率も医学科が84パーセントと飛びぬけて難易度が高いのですが、それ以外は拮抗。70パーセント前後。偏差値の面から見ても、他の大阪大学の学部より少し易しいぐらいになります。共通テストも高く二次試験の配点も高い医学科は異常。

歯学部

次に歯学部ですが、こちらは共通テストの形自体は医学部と全く一緒。二次試験も「数学」「理科」「英語」で全く同じレギュレーションと言っても差し支えありません。二次試験の配点比率は73パーセントとかなり高め。共通テストの得点率が74パーセントと、やはり歯科医師という医師に準じた勉強をするため、それに匹敵する難易度を誇るのです。

薬学部

最後に薬学部ですが、こちらも共通テストの形は医学部・歯学部と全く一緒です。医療系で統一されているのはシンプルで見やすいですね。二次試験はと言うと「数学」「理科」「英語」の他に「小論文」が課されるのが独自。700点満点(64パーセントの得点比率)のうち50点分が小論文となり小さめですが、最低限の対策は必要。共通テストの得点率は77パーセント。どこも難易度が高く、医療系は隙がありません。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。大阪大学の医療系受験について、難易度も高いですが、こちらの記事を参考にして戦略的に受験を考えていきましょう。

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