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GMARCH受験生にオススメの模試は?注意点や勉強法も紹介!

大学受験において、知名度の高さや就職の強さから人気のGMARCH(学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)ですが、どの大学も言わずと知れた難関校です。そのため、GMARCHを志望して日々勉強を頑張っている受験生も多いかと思いますが、自分の現在の学力を測るために模試を受けようと考えているものの、どのような模試を受験すれば良いのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、早稲田大学や慶應義塾大学には河合塾が実施している「早慶レベル模試」のように、様々な予備校が大学の出題傾向に特化した模試を実施していますが、残念ながら現時点ではGMARCH受験のみに特化した模試は存在しないため、GMARCH受験生はどの模試を受けるべきか迷ってしまって当然です。そこで今回の記事では、GMARCH受験生にオススメの模試や模試受験時の注意点、模試の結果を踏まえた学習方法などについて紹介しますので、受験勉強を進める際の参考にしてみてください

GMARCH受験生にオススメの模試を4つ紹介

最初に、大手予備校が実施している模試を中心に、GMARCH受験生にオススメの模試を4つご紹介します。

【河合塾】全統模試

大手予備校の河合塾が最新の入試傾向を踏まえたオリジナル問題を出題してくれる上、マーク式、記述・論述式と二つの出題形式があります

模試受験者のレベルは高過ぎず低過ぎず平均的なレベルで、年間でのべ約263万名(2020年度実績)の高校生・高卒生が受験するなど母集団も大きいため、GMARCH受験生が志望校の正確な判定を出すためにちょうど良いレベルの模試です。また、無料のユーザー登録だけで、自分のスマホやパソコン上で全統模試の目標設定・自己採点・成績確認・復習ができるサービス「模試ナビ」の対象であるうえ、一部科目を除いて河合塾講師による解説動画も閲覧可能なため、復習時にはぜひ活用しましょう。

実施日時や受験料金等の詳細は河合塾ホームページをご参照ください。

【東進】全国有名国公私大模試

大手予備校の東進が年5回実施している記述式模試で、試験実施から中9日で成績表をスピード返却してくれる特徴があります。模試の名称からも分かる通り、東京学芸大学や大阪公立大学といった中堅どころの国公立大学を第一志望とする学生およびGMARCH等の難関私大を第一志望とする学生が対象です。

想定されている受験者層がGMARCH受験者層と重なるため、受験本番の実際の受験者層に近い環境下で自分の学力を測る事ができます。英数国については解説授業が実施される点も嬉しいポイントです。実施日時や受験料金等の詳細は東進ホームページをご参照ください。

【駿台】駿台atama+共通テスト模試/駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試

最後に、大手予備校の駿台が実施している2つの模試をご紹介します。

駿台atama+共通テスト模試は、共通テストに準拠した出題形式で、私立大学のマーク式試験にも対応している点が特徴です。受験者層としては、駿台が実施する模試ということもありややレベルが高いため、実力が付いてきた実感のある方は腕試しとして受験してみてはいかがでしょうか。

駿台・ベネッセ大学入学共通テスト模試は、共通テストに準拠した出題形式で、国公立大・私立大のほかに短大の受験生も対象としており、共通テスト本番に極めて近い母集団にて志望校の判定が行われる点が特徴です。短大受験生も対象としていることから、難易度としては駿台atama+共通テスト模試よりもやや易しめです。2つの模試の実施日時や受験料金等の詳細は駿台ホームページをご参照ください。

GMARCH受験生は模試を受ける目的を明確にしよう

受験本番が迫ってくるにつれて焦ってしまい、模試を高頻度で受けてしまう受験生がいますが、時間が限られている中で闇雲に模試を受けることはあまりオススメできません。模試をより効果的に受験するためにも、しっかりと目的意識を持って受験することが大切です

模試を受ける目的は人によって様々ですが、多くの場合は「より実践的な環境で、現時点での自分の実力を測る」ことが最大の目的と言えるでしょう。受験生の皆さんは日々学校や予備校で勉強を重ねており、学校や予備校で模擬テストが実施されることもあるかと思います。そういった学校や予備校の模擬テストと大手予備校が実施する公開模試との違いは、より実際の受験に近い環境でテストを受けられる点です。学校や予備校の模擬テストの場合、「日頃の授業の総復習」といった要素が入りがちなため、出題傾向や問題内容がある程度想像できてしまいます。

一方で模試の場合は、自分の普段の勉強内容とは無関係に大学受験で重要なポイントがランダムで出題され、受験本番に近い環境と言えます。何より模試の場合、受験時点での自分とライバル達との実力差が客観的に示され、志望校の合格可能性が判定として出るというメリットもあります。これらの点を踏まえると、「①より実際の受験に近い環境を体験できる点」と「②ライバルと比較した上で自分の実力を測れる点」が多くの人にとって模試を受験するメリットと言えそうです。

模試の受験には時間もお金もかかるため、仮に自分が①を重視する場合は模試の受験回数を増やし、②を重視する場合は学力向上の時間を確保するため一定期間おきにしか模試を受けないといった具合に、自分が模試を受ける目的を明確にしたうえで戦略を立てることをオススメします。

GMARCH受験生が模試で意識した方が良いポイント

模試は計画的に受験する

模試に限った話ではありませんが、学習した知識を定着させるためには復習が必要不可欠です。受験期にありがちなミスとして、ついつい模試の回数を増やし過ぎて復習の時間が確保できないといったものがあります。模試で経験を積むことも大切ですが、復習の時間が確保できなくなってしまっては本末転倒なので、復習時間もしっかりと確保できるスケジュールとなるよう、模試は計画的に受験しましょう。

志望校に合った模試を選ぶ

模試を受験する前に、その模試が自分の志望校に合った模試かを今一度確認するようにしましょう。例えば、志望校では筆記試験しか実施されないにも関わらず、マーク式模試ばかりを受験していては効率的とは言えません。時間もお金も有限ですので、最小の労力で最大の成果を挙げるためにも、志望校に合った模試を受験することをオススメします。

模試当日は受験本番を意識して臨む

やや精神論的な話となりますが、模試当日は受験本番と変わらない緊張感を持って受験するようにしましょう。こればかりは実際に受験を経験してみないとなかなか理解しづらいのですが、やはり受験本番は「今解いている問題の正解/不正解が合否に直結する」といった不安が常に頭の中を駆け巡り、模試とは比べ物にならないほどの緊張感があります。

こうした緊張感に打ち勝つためには、受験本番と同様の緊張感で問題を解く経験を積み重ねるほかありません。「分からない問題があれば飛ばして次に進む」といった、合格のために必要な冷静で戦略的な判断を受験本番でも行えるよう、模試であっても受験本番と同様の緊張感で臨み、極限の緊張状態下で問題を解く経験を積みましょう。

【GMARCH受験生向け】模試の判定別勉強法

模試の判定の受け止め方

模試と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、「A判定」「C判定」といった合格可能性評価(いわゆる「判定」)ではないでしょうか。判定は模試の実施元である大手予備校などが独自に算出しているものですが、各予備校は独自の評価基準に基づき「合格可能性〇%以上」といった形で判定を出しています。具体例として、先ほども紹介した河合塾全統模試の評価基準は下表の通りです。

<例:河合塾 全統模試>

評価評価内容
A判定
合格可能性80%以上
B判定合格可能性65%
C判定合格可能性50%
D判定合格可能性35%
E判定
合格可能性20%以下

志望校との距離を測るうえでこのような判定は非常に参考になりますが、あくまで参考程度に留めておくことが大切です。というのも、判定はその模試の受験生を母体として算出されるため、自分の実力が一定だとしても、周囲の受験生のレベルが上下すると自ずと判定も変動するためです。

例えば、自分が70点をとったテストで他の受験生が皆40点しかとれていない場合は、恐らくA判定が出ることでしょう。一方、他の受験生が皆95点をとった場合はD判定やE判定といった低い判定が出るはずです。つまり、判定は模試受験者の中での相対的な評価に過ぎません。

だからこそ、可能な限り母数が多い模試を受験したり、母集団が異なる複数の模試を受けたりして、受験本番と近い母集団・母数の中で自分がどのレベルに位置しているのかを知ることが重要なのです。模試の判定は「必要な学力がしっかりと身に付いてきているか」を確かめるツールの一つ程度として捉え、結果に一喜一憂しないことをオススメします。

模試の結果を活用した勉強方法

最後に、模試の結果別のオススメ勉強方法をご紹介します。

A判定・B判定の場合

A判定・B判定の場合、合格可能性が60%以上ないし80%以上と、比較的高いレベルにあります。しっかりと勉強の成果が出ており、これまで勉強してきた内容や勉強方法といった「学習の方向性」は基本的に正しいと思われるため、コンスタントにこの判定が獲得できるよう、苦手分野の補強や得意分野の伸長を意識しましょう。

模試の復習を行う際は、間違ってしまった問題はもちろんのこと、正解した問題であっても「完璧に自信を持って回答できた」と言える問題以外は知識の定着が甘いため、補強しておきましょう。また、選択式問題については、誤答の選択肢についても「その選択肢のどこが誤っているのか」を深掘りすることで周辺知識が身につくため、余裕がある方はぜひ試してみてください。

C判定以下の場合

C判定以下の場合、合格可能性が50%以下と比較的低いレベルにあり、基礎力が身に付いていない状況と言えます。成績が向上していく途上でC判定以下なのであればそこまで問題はありませんが、成績が向上していない中でC判定以下の評価が続いている場合は、そもそもの学習の方向性(=力の入れどころ)が誤っている可能性があります。

「得意科目ばかり勉強して苦手科目を放置していないか?」「基礎が身に付いていないのに応用レベルの教材を使っていないか?」など、一度立ち止まって自分の学習方法を見直してみましょう。自分一人では分からない部分もあるかと思うので、学校や予備校の先生などの第三者から客観的なアドバイスを貰うのも良いでしょう。

勉強方法まとめ

先述の通り、模試でA判定だから絶対に合格する、E判定だから絶対に合格できないという訳では全くありません。だからと言って、統計的にはじき出された評価である判定に全く意味がない訳でもありません。模試の結果とは「程よい距離」を保ちながら、日々の学習を振り返るツールとして上手に活用しましょう。

まとめ

ここまで、GMARCH受験生にオススメの模試や模試受験時の注意点、模試の結果を踏まえた学習方法などについて紹介してきましたが、受験勉強を進める際の参考になったでしょうか。受験生向けの模試は数多く存在しますが、どの模試を受験するにせよ、ただ結果を受け取って終わるのではなく、復習を通して得意分野を伸ばしたり苦手分野を補強したりして初めて模試を活用できたと言えるので、復習に手が回る範囲で自分の目的に沿った模試を計画的に受験することが最も大切です。

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