GMARCHの共通テスト科目が分からないという人は多くいると思います。テスト科目をしっかりと把握しておかないと、受験にも不利になってしまうので良く考えておく必要がありますね。とはいえ、科目についてよくわからないという人も結構多くいることだと思います。・共通テストがよく分からない・合格するために必要な点数が知りたい。上記のように考える人に向けて、元塾講師の立場から共通科目を詳しく解説していきたいと思います。3分程度で簡単に読める内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
一般的な共通テストの特徴
では、共通テストにはどんな特徴があるのでしょうか。実はたくさんのメリットがあるので、結構たくさんの人に役立つ内容になっているかと思います。以下で詳しく挙げていきます。
たくさん受験することが可能
1つは、たくさん受験することが可能なことです。受験については、かなり体力を使うものなのでたくさん受験をしようと思っても苦しかったりするのが現状です。そこで大切になってくるのが共通テストを利用することです。共通テストがあれば、1つの結果から多くの学校に適用することができるのです。実際に筆者も共通テスト(当時はセンター試験)を利用して、合格をした大学もあります。
1度にたくさんの学校を受けることができるのが大きな魅力だと言えるでしょう。また共通テストを利用した場合と、一般受験をした場合とではかかる金額についても大きく変わってきます。一般入試が共通テストの倍以上の金額になるケースもあるので、出費を抑えるためにも共通テストをどんどん活用していくことが大切です。
単独型と併用型
共通テストについては、単独型と併用型の2種類があります。同じ共通テストを使う内容だったとしても変わってきますので、しっかりとリサーチをして受験をするように心がけましょう。単独型の場合は、その試験を受けるだけで合否が決まります。実際に学校側の試験を受けなくても良いという点で便利ですし、活用すべきだといえるでしょう。
しかし、学校によって配点や教科数などが大きく変わってくるので注意が必要です。併用型については、共通テストと学校側の独自の問題を解くことによって合否が決まってきます。この場合は教科だけでなく小論文などオリジナルの対策をしていかなければなりません。内容が大きく異なってくるので、自分の大学がどちらにあたるのかについてはしっかりとリサーチをしていく必要があります。
赤本や過去問などもしっかりと販売されていますので、よく見ながら対策を行っていくように心がけましょう。
共通テストの合格ハードルは高い?
基本的には、共通テストで合格するためのハードルは高いと考えていいです。というのも、共通テストでの合格ラインはそれぞれの学校で点数を高く設定しているケースがあります。滑り止めの感覚で共通テストを使う人もかなり多くいるので、そういう人たちと戦うのはかなり厳しいものとなるのです。
例えばMARCHを例に取ると、共通テストを利用する人たちの層としては国立大学を第一志望にしている人たちだったりします。なので共通テストだけで合格を目指していくのはかなり難しい部分だといえるでしょう。大切なのは、しっかりと一般受験をしていくことです。一般受験の方が圧倒的に合格ラインが低くなっているので第一志望で目指す場合はやり方を考えてみた方がいいですね。
科目について
科目については、かなりこだわるべきポイントだと言っていいです。苦手科目をできるだけ避けて、得意科目だけで勝負することができればかなり合格する確率は高くなります。とはいえ、主要科目を避けることは難しいのではないかと感じるケースもあるかと思います。ですが、落ち込む必要はありません。科目についても、数学を避けることができるなど大学によってそれぞれ大きく異なっているのが特徴です。
そのため、上記でも書いたようにとにかくリサーチをして絞っていくことが欠かせないのです。本記事でも詳しく解説をしていますが、今はネット情報などを通してたくさんいろんなことを知ることもできます。どんどん見ていくようにしましょう。
共通テストでGMARCHに合格するために必要な点数
では、具体的にGMARCHで共通テストを利用して合格するにはどれくらいの点数をとればいいのでしょうか。以下で大学ごとに解説を加えています。
学習院大学の共通テスト利用合格に必要な点数
まずは、学習院大学についてです。学習院大学は学部ごとにそれほど大きな差がないのが特徴になります。数字で言うと75〜80パーセント程度になります。かなり正答率は高くないといけないので注意が必要です。
明治大学の共通テスト利用合格に必要な点数
明治大学の特徴としては、80%以上の正答率が必要となることです。特に文系学部ではすべてが80%以上となっているのでどれほど頑張らなければいけないのかが良く分かるかと思います。理系学部では70パーセント代のものがあるものの、ほぼ80%にちかいのでそれほど大きな差はないです。
選択教科数などによっても違いが出てきますので、注意をしておくようにしましょう。
青山学院大学の共通テスト利用合格に必要な点数
青山学院大学は、低い数値でも75%。難しくなると、85%程度もの点数を取らなければいけないことになります。点数的には非常に高い部類だと考えていいでしょう。また、総合政策学部の場合は86%以上の正答率が必要になってきますので、共通テストではミスをしないことを第一に考えていかなければいけません。
立教大学の共通テスト利用合格に必要な点数
立教大学については、「77%から90%」程度の点数が必要になります。特に立教大学の看板学部である「異文化コミュニケーション」については91%もの正答率が必要になります。ほぼ満点ですね。とはいえ、学部ごとにかなり得点が異なっていますので自分の受験するところを見てみるのが非常に重要だと言えそうです。
中央大学の共通テスト利用合格に必要な点数
中央大学については、GMARCHの他の大学と比べてみると点数が低めな印象があります。共通テストであまり良い点がとれずに困っていると言う場合は、まずは中央大学を共通テスト利用で考えてみるのがいいかもしれません。具体的な数値としては「70〜85%程度」です。正答率が高いことには変わりないので、しっかりと勉強をして対策していく必要があります。
法政大学の共通テスト利用合格に必要な点数
法政大学についても、共通テスト利用についてはかなり点数が低めになっています。具体的には、それぞれの学部で80パーセントを切っているものもあるのでハードルも低めになっています。
共通テストでGMARCHに合格するために必要な勉強法
では、実際にGMARCHに合格するにはどんな対策が必要なのでしょうか。闇雲に勉強するのではなく、しっかりと対策を立てていくことでより合格率を上げることができるようになってきます。3つほど説明していきたいと思います。
目指す大学を徹底リサーチ
1つは大学について徹底リサーチすることですね。過去問などを数年分見てみると大学ごとにどんな問題が出ているのかがよく見えてくると思います。本番の共通テストに出る内容を完全に把握することは難しいですが、しっかりとリサーチができていれば、ある程度内容について予測することが可能になってきます。
また、モチベーションという面でもリサーチをするかどうかで変わってきます。細かく内容を調べれば今何をすれば良いのかが見えてくるので対策がしやすいのです。しっかりと行っていくようにしましょう。
学習の基礎的内容は早い段階で終えるようにする
上記でも挙げたように、大学ごとの問題を早い段階で演習していくことはとても重要になります。なるべく早く取り組んでおくことで、より本番の問題に近い学習に入ることができるようになるからです。具体的には高校2年生の終わりくらいから受験を意識するようにして、3年の夏頃には一通りの基礎学習を終えておきたいところです。計画的に進めていきましょう。
共通テストのリサーチをしっかり行う
共通テストのリサーチについてもしっかりと行うようにしましょう。一般受験だと記述問題が多いものもありますが、共通テストの場合はマークシートで行われていきます。そのため、問題の形式に慣れていく必要もあります。回答方式が違うだけでもかなり動揺することがあるかと思いますので早めに取り組んでおきましょう。
また、共通テストのパターンについても毎年似ていることが多くあります。最初に出る問題や2番目に出る問題の系統がかなり近かったりするのです。そのため過去問を何度も解きながら、自分の得意分野や苦手分野を明らかにしていくようにしましょう。あらかじめリサーチをしておけば、本番でも似たような問題が出ると思いますのでそれほど焦る必要はありません。
GMARCHの共通テスト入試で受かりやすい穴場学部
では、GMARCHの共通テストの中でも受かりやすいものにはどこがあるのでしょうか。それぞれの学校によって違う部分もありますが、ネームバリューやブランドが欲しくて受験するケースも多いと思うので、穴場学部は押さえておきたいところですね。
穴場学部を判断する上で必要なのが、「得点」「キャンパス」「倍率」の3つです。この中を良く見て判断することで、穴場がわかってきます。得点でいうと明治と青山の理系、中央の文学部・法政の法学部などは得点率が低くて穴場だったりします。キャンパスについても都心から離れているところはそれほど人気がないので狙い目だったりします。入試倍率では、理系学部が低いところもあるので受かりやすいところを判断していくことが重要になります。
共通テスト利用入試で受験で大切なこと
受験は学力も大切ですが、最重要は「メンタル」だったりします。受験勉強中は、うまくいかないことも多くあります。学力が思うように伸びなかったり、模試の結果がE判定から抜け出せないというケースもあるでしょう。でもそんな時に動揺せず、自分を信じて学習を続けた人のみが合格することができます。
受験勉強は長期戦になりますので、日々の学習を淡々と進めていくことがとても大切なのです。また、他人と比べない姿勢もとても大切です。自分と同じ大学を目指す仲間が自分よりも成長していたら焦るかもしれません。しかし、学力をつけるスピードは人それぞれです。高校3年生の受験ギリギリまで部活をしていた生徒が、いきなり勉強を始めて急成長をするケースもあるのです。マイペースを忘れずに取り組むようにしましょう。
まとめ
共通テストで必要な点数は、学校ごとに大きく違っていたりします。今回の記事を参考にしつつ、受験対策をしてみてくださいね。
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