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早慶上理で受かりやすい「穴場」はある?穴場の学部学科を徹底解説!

早慶上理の受験を考えている方の中には、「受かりやすい学部・学科ってないのかな?」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。もちろん行きたい学部に行くのが一番ですが、中には「とにかく早慶上理に受かりたい」「第一志望学部と併願で、受かりやすい学部を受けたい」という方もいるでしょう。
そこで今回は、「早慶上理のなかで受かりやすい穴場学部・学科」を徹底解説します。
早慶上理への受験を考えている方は、是非参考にしてください。この記事は河合塾の情報を参考に作成しています。

そもそも早慶上理とは?

そもそも早慶上理ってなに?という方もいらっしゃると思います。早慶上理とは以下の難関私立大学4校の総称です。
国公立だと横浜国立大学などと同レベルの難易度となっています。

  • 早・・・早稲田大学
  • 慶・・・慶應義塾大学
  • 上・・・上智大学
  • 理・・・東京理科大学

その他に有名な大学群としては「MARCH」などがあります「MARCH」は「明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学」の総称ですが、早慶上理はそれよりもさらに偏差値・難易度が高い大学郡です。
日本の中でもトップクラスに難しい私立大学が、この「早慶上理」なのです。

 

穴場学部・学科の探し方

それでは、「穴場学部・学科」とはどういったものなのでしょうか?
穴場の基準には「偏差値・倍率が高いかどうか」があります。
同じ大学でも偏差値や倍率にはばらつきがあり、偏差値・倍率が低い方が合格しやすいためです。
例えば同じ大学でも、「偏差値55 / 倍率7倍のA学科」と「偏差値56 / 倍率1倍のB学科」では、B学科の方が合格しやすい可能性が高いといえます。この場合、「偏差値56 / 倍率1倍のB学科」は穴場と言えるでしょう。

それでは、早慶上理それぞれの穴場をご紹介します!

早慶上理それぞれの穴場学部・学科をご紹介!

早稲田大学

早稲田大学の穴場学部・学科は、以下のものがあります。

学部
学科
偏差値
倍率
2023年2022年
創造理工学部創造機械工学科62.53.43.4
先端理工学部
応用物理学科653.93.0
応用化学科653.04.1
電気・情報生命工学科653.53.9

 

早稲田大学は偏差値65〜70程度の学部も多く、倍率が5〜10倍近い学部もあります
その中で入りやすい穴場学部・学科は、

● 創造理工学部 創造機械工学科  ● 先端理工学部 応用物理学科、応用化学科、電気・情報生命工学科

です。これらの学科も偏差値が65前後で、倍率も3倍前後と低くはありません。
早稲田大学は全ての学部・学科の難易度が非常に高いと言えるでしょう。

科目ごとの点数配分も特徴的です。
【創造理工学部、先進理工学部】▶︎ 数学、英語、理科2科目での受験
となりますが、
先進理工学部の応用物理学科 ▶︎ 物理が80点、化学が40点
応用化学科 ▶︎ 物理が40点、化学が80点
となっています。自分の得意不得意に合わせて学科選びをすると良いでしょう。

また、表には入っていませんが「人間科学部」「スポーツ科学部」も偏差値は低く、中でも「スポーツ科学部」は倍率も高くありません。これはキャンパスが埼玉県の所沢キャンパスというのも影響しているかもしれませんが、そもそもこの2学部は専門性の高い学部であるため、志望する学生が限られるというのもあるでしょう。
早稲田大学は、早慶上理の中でもトップクラスの難関大学です。どの学部・学科においても、しっかりとした対策が必要といえます。

慶應義塾大学

慶應義塾大学の穴場学部・学科は、以下のものがあります。

学部
学科
偏差値
倍率
2023年2022年
文学部人文社会学科653.23.2
商学部商学科(A方式)652.42.3
理工学部学部A〜E653.12.8
看護医療学部看護学科57.53.13.8
薬学部薬科学科62.52.82.7

 

慶應義塾大学は偏差値70前後の学部もあり、倍率が7倍前後となっている学部もあります
全体的には早稲田大学と同じく非常に難易度が高いです。
その中で入りやすい穴場学部・学科は

● 文学部 人文社会学科 ● 商学部 商学科(A方式) ● 理工学部 学部A〜E ● 看護医療学部 看護学科 
● 薬学部 薬科学科

「文学部」「商学部」はいわゆる文系学部で、キャンパスも都内にあるため通いやすいため、穴場学部といえるでしょう
銀行・金融などの人気職種へ就職を決める学生も多く、就活に強い印象です。

また、他大学と比べて慶應義塾大学の文系学部は受験科目が少ないことが特徴です。
英語と歴史、小論文のみで受験が可能なので、これらの科目に自信がある方は受験に向いていると言えるでしょう。

理工学部は学問A〜Eまでの5つに分かれており
それぞれ「物理・電気・機械分野」「電気・情報分野」「情報・数学・データサイエンス分野」「機械・システム分野」「化学・生命分野」となっています。
「理工学部」は、3・4年次のキャンパスが、神奈川県横浜市の港北区日吉にある「矢上キャンパス」ということも影響しているかもしれません。

また「看護医療学部 看護学科」「薬学部 薬科学科」も穴場です。
この2つは医療系に分類されますが、慶應義塾大学は医療系に強い大学としても有名です。そのためこの2つの穴場学部は、卒業後を考えてもかなり穴場といえるでしょう。
しかし専門性の高い学部でもあるため、安易に偏差値や倍率で選ばず、本当に医療分野に進みたいかをしっかりと考える必要があります。

上智大学

上智大学の穴場学部・学科は、以下のものがあります。

学部
学科
偏差値
倍率
2023年2022年
神学部神学科552.93.3
外国語学部
ロシア語学科57.51.72.4
ポルトガル語学科57.51.83.3
理工学部
物質生命理工学科601.81.5
機能創造理工学科601.71.4
情報理工学科62.52.42.0

 

上智大学は偏差値60前後の学部が多く、早稲田大学・慶應義塾大学に比べると全体的な難易度は低い傾向です。
一方で、入試方法によっては倍率が6〜10倍程度になっている学科も少なくないため、実質的な難易度は上記2校と比べ同等といえます。
その中で入りやすい穴場学部・学科は、

● 神学部 神学科 ● 外国語学部 ロシア語学科 ● ポルトガル語学科 ● 理工学部 物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科

 

「神学部 神学科」は、上智大学の看板学部です
偏差値や合格最低点が低いため、穴場として知られています。上智大学の神学部は日本で唯一のカトリック系神学部で、カトリック教の研究を通して、現代社会に貢献する人材を育てることを目的としています。

「外国語学部 ロシア語学科、ポルトガル語学科」は、英語やドイツ語、フランス語と比べると受験者数が少ない傾向にあり、倍率が低い穴場学科となっています。上智大学はグローバル教育に力を入れているため、そうした点からもこの2つの学科は穴場といえるでしょう。

「理工学部 物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科」も、偏差値や倍率が低い穴場学部です。
キャンパスは他学部と同じ「四ツ谷キャンパス」なのでアクセスもよく、全学部キャンパスが同じため幅広い人脈を築くことも可能です。

外国語や理工学系のスキルは、現代社会においてさらに需要が高まる分野と言えます。そのため今回ご紹介した穴場学部を狙ってハイレベルな大学に入るのも、良い選択かもしれません。

東京理科大学

東京理科大学の穴場学部・学科は、以下のものがあります。

学部学科偏差値倍率
2023年2022年
理学部第一部数学科603.63.4
物理学科62.54.23.1
応用数学科57.53.03.4
先進工学部生命システム工学科603.02.6
工学部先端化学科5522.3
機械工学科602.83.2
創域理工学部電気電子情報工学科57.52.33.2
経営システム工学科57.52.82.7

 

東京理科大学は偏差値が60をきる学部も多く、倍率も3倍前後となっており、他3校と比べると入試難易度は低い傾向です。
一方で、教育理念に「実力主義」を掲げており、進級・卒業が難しい大学としても知られています。そのため難易度が低いからと安易な気持ちで入ると、入学後に苦労する可能性が高いでしょう。

そんな東京理科大学の中で入りやすい穴場学部・学科は、

● 理学部一部 応用数学科、応用物理学科 ● 先進工学部 生命システム工学科 
● 理工学部 数学科、物理学科、先端化学科、電気電子情報工学科、経営工学科、機械工学科、土木工学科

「理学部」は6つの学科からなる学部で、基礎系学科と応用系学科がそれぞれ3つあります。
応用系学科は「基礎系学科の成果を活かし、理学と社会をつなぐこと」が主な研究内容で、今回ご紹介した「応用数学科」「応用物理学科」もこの「応用系学科」にあたります。

「先進工学部 生命システム工学科」も穴場学科です。この学部は、科学・化学の様々な知見を用いて、現代社会が抱える多様な課題を解決することが研究目的となっています。しかしこの「先進工学部」は旧:基礎工学部が再編されてできた学部で、全体として倍率が上昇傾向となっています。背景には再編による学科の新設や、長万部キャンパスの利用を停止して葛飾キャンパスで4年間一貫教育することとなった点が挙げられるでしょう。そのため、今後はさらなる難化が予想されます。

「工学部」は5つの学科からなり、そのうち「先端化学科、機械工学科」が穴場学科となっています
理系大学ならではの設備のよさや、様々な学部をまたいだ研究を推進していることなど、入学後も充実した学習環境が期待できます。

「理学部第一部 数学科」や「創域理工学部 電気電子情報工学科、経営システム工学科」などの学部では2教科で受験できるので、複数の科目に時間を割くのが難しい方にもおすすめです。

しかし上述の通り「実力主義」を掲げており、入学後の勉強が大変という声も多い大学です。
ブランドや入りやすさだけでなく、自分の学びたい分野をしっかり見極めて受験するとよいでしょう。

まとめ

早慶上理の穴場学部・穴場学科について、解説していきました。
大学ごとに穴場の学部や学科がありましたが、そのどれもが偏差値60前後、倍率も3倍前後で決して優しくはありません。
やはり早慶上理を志望するとなると、それ相応の準備は必須でしょう。

また、学部・学科によっては非常に専門性の高いものもあります。
早慶上理クラスとなると、「何学部でもいいから、この大学に入りたい」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし自分の勉強したい分野は何かをしっかり考えて、志望学科・学部を選ぶようにしましょう。

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