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産近甲龍の学校推薦型選抜公募制推薦の日程と特徴

今日は、関西の中堅私大である「産近甲龍」の学校推薦型選抜公募制の日程と特徴をお伝えしていきたいと思います!

 

産近甲龍の公募制のメリット

産近甲龍の公募制のメリット

・併願可能
・基礎学力での入試が多い
・科目数が少ない
・関関同立の定員が少ない

関西では11月〜12月に学校推薦型選抜の公募制という受験制度を多くの大学が採用しています。公募制は「関関同立」が募集定員が少なく、小論文や論述が必要な場合が多いため、一般のことも考慮に入れると受験しづらい一方で、「産近甲龍」は募集定員も多く、基礎学力での受験ができることが多いため、公募制を受験しやすくなっています。たとえば、関西学院大学の法学部の公募制は10名、同志社大学の定員は20名、それに対し、近畿大学の法学部の238人が定員と、多くなっています。「産近甲龍」が最も難易度が高く、人気となっています。

また、併願できるため、第一志望の受験生はもちろん、滑り止めとしての受験、実力試しや受験慣れをするためということで受験する方もいます。今回はその日程と特徴をしっかり伝えていきたいと思います。

 

京都産業大学の学校推薦型選抜

まず、1つ目の大学は「京都産業大学」です!

京都産業大学の学校推薦型選抜の「日程」

学部出願期間試験日合格発表
全学部11月1日(月)~11月9日(火)11月20日(土)
11月21日(日)
11月23日(火・祝)
12月3日(金)

京都産業大学は3日間の受験日程があり、全学部共通で出願期間は11/9まで、試験日は11月20,21,23となります。合格発表も同一で12/3となっています。

 

京都産業大学の学校推薦型選抜の「特徴」

・現役生のみ
・英+現/数
・総合評価型と基礎評価型
・資格や生徒会活動なども点数化
・最大3回の受験が可能

京都産業大学の特徴はなんといっても「現役生のみ」出願できるというところでしょう。多くの大学は現役生・浪人生(1浪までのところが多い)とも出願できるのに対して、京都産業大学は現役生のみに絞られています。ですので、浪人生と戦わなくても良いという点では現役生には非常に有利な受験日程だと言えます。

また、受験科目も自由度があり、文系学部でも英語と国語or数学と選択ができます。入試ガイドに明記されているとおり、一般選抜入試よりも基礎的な学力を判定されます。国語は古文・漢文、数学は文系学部は数B、理系学部は数Ⅲが出題されないため、対策は非常にやりやすい大学と言えます。

受験方式も総合評価型と基礎評価型の2つがあり、総合評価型では評定平均が20倍された点数が加算され、2科目+調査書点で合計300点、基礎評価型では2科目の試験のみの200点で合否がでるようになっています。

内申点が4以上ある受験生は総合評価型で多く合格していますので、4以上ある方は総合評価型を選ぶことがおすすめです。

また、資格や生徒会活動なども点数化されます。ただし、通常の点数で合格点に足りない場合に加算されるという形式になります。例えば、英検2級を持っていると8点もらえるのですが、合格点まで8点足りないという状況だった場合でも、その8点が加算されて合格となります。さまざまな点数加算がありますので、資格取得などをがんばった受験生はより合格しやすい制度になっています。

試験日の3日間それぞれをどちらかの方式で受験できるので最大3回の受験が可能ですので、京都産業大学を目指す方は公募推薦入試をぜひ受験してもらえればと思います。

 

近畿大学の学校推薦型選抜

続いては「近畿大学」です!

近畿大学は志願者数全国1位ということもあり、公募推薦も非常に人気となります。関西の公募推薦でも最も難易度の高い大学の1つです。

 

近畿大学の学校推薦型選抜の「日程」

学部出願期間試験日合格発表
情報学部
法学部
経営学部
建築学部
薬学部
生物工学部
工学部
11月1日(月)~11月11日(木)①11月20日(土)
11月21日(日)
12月1日(水)
経済学部
理工学部
文芸学部
総合社会学部
国際学部
農学部
産業理工学部
短期大学部
11月1日(日)~11月25日(水)②12月4日(土)
12月5日(日)
12月15日(水)
医学部11月1日(月)~11月11日(木)①11月21日(日)
②12月5日(日)
①12月1日(水)
②12月15日(水)

近畿大学は学部によって日程が表のように異なります。11月3週目に試験がある学部と、12月1週目にある学部があります。医学部は一次試験が11月21日、二次試験が12月5日となります。今回は医学部以外の特徴などをお話していきます。

近畿大学は公募の日程が多く、学部を気にしなければ、経営学部を11/20,21で受け、経済学部を12/4,5で受けるなど最大4日間受けることが可能です。どうしても近畿大学に行きたいという受験生は全ての日程を受けることがおすすめです。

 

近畿大学の学校推薦型選抜の「特徴」

・調査書の加点なし
・2教科入試(合格最低点が高くなることもある)
・英+1科目(学部によって異なる)※情報は数学のみで受験できる方式あり
・英検でみなし得点
・同一学部2回の受験が可能(2学部受けるなら最大4回受験可能)

また、近畿大学の推薦入試(一般公募)に関しては、評定平均などの調査書点が入りません。当日の試験のみで合否判定がでるため、一般選抜と変わりません。大学入試の一般選抜のことばかり考えていて、評定平均が低いという受験生には受験しやすい大学ですね。

ただし、近畿大学の一般選抜よりも合格最低点が高くなる傾向があり、2021年度の入試では、一般入試前期(A日程)と推薦入試(一般公募)では5〜10%程度推薦入試の方が合格最低点が高くなっていました。2科目ということで最低点が上がるのは仕方ないところですが、問題レベルはあまり変わらないことから、11月12月の段階で一般入試の合格水準以上の点数を取らないといけないということで非常に難しいと考えてよいと思います。

例年、関関同立に一般選抜で受かる実力を持っているかなという受験生が近畿大学の推薦入試で合格を取ってくるケースが多いなという印象はあります。ただ、問題傾向は近大独自のものですので、しっかり対策すれば合格できますので、ぜひがんばってほしいと思います。

科目的には国語は古文も出題され、理工学部の数学は数Ⅲが出題されるケースが基本となっていますので、しっかり対策が必要です。数ⅠA数ⅡBで受験できる理工学部もありますので、ぜひ確認しましょう。生物理工学部、工学部、産業理工学部、農学部などメインキャンパスでない理系学部に関しては数Ⅲは出題されません。

法学部・経営学部など文系学部は英語と国語でしか受験ができず、数学が得意という文系受験者は残念ですが、英語と国語でしっかり合格点を目指しましょう!

また、外部試験利用制度という英検などの英語資格試験でみなし得点がもらえる制度があります。こちらは、英検で説明すると、2級を持っていると無条件で英語の試験が70点となります。英検のCSEスコアが2150以上の場合は85点もらえますので、高得点で英検2級を合格した受験生は近畿大学の英語の対策をしなくてもよくなりますので非常に有利になります。85点あれば合格点は十分超えていますので、近畿大学に行きたいと考えている方は高校2年生からCSEスコア2150点を目指して英検を受験するのも良いでしょう。英検で英語のみなし得点がもらえるのは近大では推薦入試のみですので、ぜひ活用していただければと思います。

 

甲南大学の学校推薦型選抜

続いては「甲南大学」の説明をしていきたいと思います。

甲南大学は他の3つの大学よりも特徴的な大学になっています。

 

甲南大学の学校推薦型選抜の「日程」

学部出願期間試験日合格発表
全学部10月19日(火)~10月26日(火)一次:11月13日(土)
二次:②12月4日(土)
11/26(金)

甲南大学は全学部日程が共通となっており、一次試験が11/13、二次試験が12/4となっています。

 

甲南大学の学校推薦型選抜の「特徴」

・1次+面接
・受験科目が学部でバラバラ
・受験回数1回

甲南大学の特徴としては、なんと言っても科目試験の一次試験と面接の二次試験があるというところです。

一次試験は文学部は英語と小論文、経済・法・経営は英語のみ、理工と知能情報は英語と数学、フロンティアサイエンスは理科基礎のみ、マネジメント創造学部は英語もしくは数学と学部によって受験科目が全然違います。他の大学とはちょっと違うので注意が必要です。

英語のみや数学のみ、理科基礎のみで受けられる学部もあるので、1科目だけすごく得意という受験生にはおすすめの大学となります。

二次試験は全ての学部が面接となります。二次試験の合否は例年、文系学部の二次試験倍率は低くほとんどが合格できますが、理系学部やマネジメント創造学部などは一定数不合格となってしまうためしっかりと面接対策は必要です。一次試験が合格したということだけで気を抜かずに二次試験の対策までしっかりやっていきましょう!

 

龍谷大学の学校推薦型選抜

最後は「龍谷大学」です。

龍谷大学の公募推薦入試には一般的な「2教科型」以外に「小論文型」「検定試験利用型」「英語型」「国語型」などがありますが、今回は「2教科型」のみの解説をします。

 

龍谷大学の学校推薦型選抜の「日程」

 

学部出願期間試験日合格発表
全学部11月1日(月)~11月15日(月)11月27日(土)28日(日)12月10日(金)

龍谷大学は11/27,28が試験日程となっています。毎年11月4週目の土日になることが多く、近畿大学と併願する受験生も多いでしょう。

 

龍谷大学の学校推薦型選抜の「特徴」

・受験回数2回
・4方式
・英+現古/数/理(学部によって異なる)

特徴としてはさまざまな入試方式があるというところかなと思います。

文学部の科目で説明すると

英語100点+国語100点+調査書50点=250点満点のスタンダード方式

英語100点+国語100点+英語資格試験50点=250点満点の英語資格試験利用方式

英語100点+国語100点=200点満点の2科目方式

英語国語のうち高得点1科目200点+残り1科目100点=300点満点の高得点科目重視方式

と4つの方式があります。これを1日で全て受験することも可能で、1日最大で4方式で合否判定されます。評定平均などによって有利不利はありますので、自分にあった受験方式で受験しましょう!

また、臨床心理学科のように20倍を超える倍率になる学部もありますので、倍率などしっかり見て受験学部を選ぶことも大切です!

文系学部は英語と国語、先端理工学部は英語と数学または理科(化学or生物)、農学部は英語と理科(化学or生物)での受験になるので、自分の受験する学部は何が必要かを把握してください。国語は古文も出題されますし、先端理工学部の数学は数Ⅲが出題されますので対策は必要となります。

1日に最大4出願(先端理工学部は最大6出願)できるため、さまざまな学部を受験することも可能です。龍谷大学にどうしても行きたいという受験生は合格最低点や倍率を見て、行きたい学部と受かりそうな学部を選んで出願するのもおすすめです。色々な学部を出願することで確実に合格率は上がるので、入試ガイドなどをしっかり見て受験学部を選んでもらえればと思います。

 

まとめ

産近甲龍の公募推薦入試の日程と特徴について話をしてきました。産近甲龍は関西では多くの受験生が受験する人気の大学だと思います。公募推薦が実施される11月12月で合格を掴み、一般選抜で関関同立や国公立を目指すのは非常に良い戦略と言えるでしょう。

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