お問い合わせはこちら
AXIV ACADEMY YouTube予備校

【産近甲龍】共通テスト利用のボーダーラインは?共通テスト利用のメリットと注意点を解説!

関西の難関私立大学といえば関関同立ですが同じ関西に所在し次点レベルの私立大学といえば産近甲龍です。産近甲龍を志望している受験生の中には共通テストを利用して受験をすることを考えている人もいるのではないでしょうか。この記事では産近甲龍の受験で共通テストを利用する際のボーダーライン得点率と共通テストを利用するメリットデメリットを解説していきます。この記事を読めば産近甲龍の受験で共通テストを利用するか考えている受験生にとって具体的にどうすればいいかイメージすることができるようになるしょう

産近甲龍の共通テスト利用入試とは

共通テストといえば国公立大学を志望する際に必要なテストになりますが、私立大学でも共通テストの入試結果を利用して受験することができます。これは産近甲龍の入試でも同様です。産近甲龍の共通テスト利用入試には「単独型」と「併用型」の2種類の入試形式があります。「単独型」は共通テストの得点のみで出願することができ合否判定を受けます。「併用型」は共通テストの得点と大学独自の個別試験を受験し合否判定を受けます。大学や学部によって共通テスト利用入試に必要な教科数や科目数が異なってきます。例えば京都産業大学では「併用型」の形式はとっておらず「単独型」のみの形式をとっており大学により異なります。受験生は志望する大学学部でどの教科や科目が必要か確認しておくことが必要です

産近甲龍の共通テスト利用のメリット

ここでは産近甲龍の受験で共通テストを利用するメリットを紹介します。

共通テストの対策をするだけで複数の大学を受験することができる。

共通テスト利用入試の最大のメリットと言えます。共通テストを受けるだけで複数の志望大学に出願することができます。通常は大学個別の一般入試となりますので大学ごとに入試問題の傾向を考えて対策をしていかなければなりません。つまりは共通テスト利用するということは共通テストの対策だけで志望大学を受験できるということになります。複数の大学を志望している受験生にとってこのメリットは大きいのではないでしょうか。

一般入試と共通テスト利用入試の併願ができる。

大学個別の一般入試と共通テスト利用入試の併願をすることもできます。共通テストは例年1月中旬に実施されます。(2022年は1月15日と16日、2021年1月16日と17日)その一方で大学個別の一般入試の出願締切は共通テスト試験が終わった後に締切が設定されている大学があります。つまりは共通テスト利用で受験をしようとしていたが共通テストの結果が思わしくなくて志望校のボーダーライン得点に届かないとなった場合は一般入試も出願できることになります。

注意点

関関同立の解説記事でも述べましたが大学によって出願期間は異なります。例えば京都産業大学では募集人員が最も多い一般選抜入試の出願期間は共通テスト前日となっています。一方で募集枠は減ってしまいますが共通テスト後にも出願可能な一般選抜入試の設定があります。龍谷大学では共通テスト実施後だけでなく国公立大学受験後に出願が可能な共通テスト利用の入試形式も設定されています。このように大学によって一般入試の出願期間はことなりますので必ず志望大学の入試要項を確認ください。

共通テストの受験料が安い

共通テスト自体の受験料は18,000円です。3教科以上を受験する場合は18,000円、2教科以下を受験する場合は12,000円の2段階の受験料の設定となっています。産近甲龍の共通テスト利用入試は大学によっては2教科のみで合格できるところもあります。関関同立では2教科のみで合格できる大学・学部は少ないですが産近甲龍で2教科のみで合格できる学部は比較的多いです。

京都産業大学の受験料

一般入試が1出願ごとに30,000円です。合格に有利な高得点科目重視型と共通テスト入試をパックにした出願方法を35,000円で設定されています。このパック出願を選択すると共通テスト利用の1出願目が0円になります。共通テスト利用入試は1出願目が10,000円。2出願目以降は5,000円と設定されています。

近畿大学の受験料

一般入試は32,000円です。併願する場合は1出願につき7,000円となります。共通テスト利用入試は2出願目までは20,000円、5出願目までは30,000円、6出願目からは1出願につき7,000円と設定されています。

甲南大学の受験料

一般入試は1出願ごとに35,000円です。共通テスト利用入試は15,000円です。共通テスト併用型では1出願につき5,000円です。

龍谷大学の受験料

一般入試は1出願ごとに35,000円です。併願する場合は1出願につき10,000円となります。共通テスト利用入試は1出願でも2出願でも20,000円の設定です。3出願目以降は10000円となります。

産近甲龍の共通テスト利用のデメリット

ここまでは産近甲龍の共通テスト利用のメリットを紹介してきましたがデメリットや注意点についても紹介します。

合格の難易度が高い

合格の難易度は一般入試と比較して高いと言えます。この理由はそもそもの募集枠が一般入試よりも少ないことにあります。例えば共通テスト利用入試が前期中期後期と充実している龍谷大学においても募集枠は一般入試と比較し少ないです。文学部の一般入試募集枠は418名に対して共通テスト利用入試の募集枠は173名です(2022年)。

受験料も一般入試に比べて安いため応募数も多くなり倍率が上がります。共通テストは国公立大学を志望する受験生は必ず受けておりこのような受験生も共通テスト利用を出願します。「募集枠が少ない」+「応募数が多い」+「受験生の学力が高い」この3つの要素が重なるため合格の難易度が高いと言えます。

対策する教科数が多い

対策する教科数が一般入試と比較して多いのもデメリットです。一般入試では2教科または3教科での合否判定がほとんどです。大学によって異なりますが共通テスト利用の入試は2教科~7教科まであります。(共通テストで受験している教科数が多い方が有利な場合があります)一般入試と比べ対策する教科が増えることはデメリットと言えます。

産近甲龍の大学別ボーダーライン

これまで共通テスト利用入試のメリットとデメリットを紹介してきました。ここでは産近甲龍の大学学部別のボーダーライン得点を紹介します。ボーダーラインとは「この得点を取れば50%の確率で合格できる」得点ラインのことです。

京都産業大学

京都産業大学の共通テスト利用入試のボーダーライン得点率は58%~73%です。学部ごとに紹介しますので志望学部のボーダーラインを確認してください。

  • 経済学部は70%~72%
  • 経営学部は68%~71%
  • 法学部は69%~71%
  • 現代社会学部は63%~74%
  • 国際関係学部は69%~73%
  • 外国語学部は64%~69%
  • 文化学部は62%~71%
  • 理学部は62%~71%
  • 情報理工学部は58%~60%
  • 生命科学部は58%~60%

近畿大学

近畿大学の共通テスト利用入試のボーダーライン得点率は56%~79%(医学部は除く)です。京都産業大学と同程度のボーダーライン得点率になります。

  • 情報学部は66%~68%
  • 法学部は73%~79%
  • 経済学部は67%~73%
  • 経営学部は62%~68%
  • 理工学部は61%~72%
  • 建築学部は66%~68%
  • 薬学部は68%~73%
  • 文芸学部は68%~79%
  • 総合社会学部は67%~74%
  • 国際学部は59%~75%
  • 農学部は56%~69%
  • 医学部は78%~85%
  • 生物理工学部は47%~69%
  • 工学部は60%~75%
  • 農業理工学部は58%~70%

甲南大学

甲南大学の共通テスト利用入試のボーダーライン得点率は52%~79%です。全体的に京都産業大学よりやや低いボーダーライン得点率です。

  • 文学部は70%~79%
  • 理工学部は52%~66%
  • 経済学部は70%~72%
  • 法学部は68%~71%
  • 経営学部は69%~73%
  • 知能情報学部は46%~54%
  • マネジメント創造学部は66%~68%
  • フロンティアサイエンス学部は51%~58%

龍谷大学

龍谷大学の共通テスト利用入試のボーダーライン得点率は50%~78%とこちらも幅広いです。70%の得点率に届かなかったとしても合格の可能性のある学部はあります。

  • 文学部は52%~78%
  • 経済学部は68%~78%
  • 経営学部は67%~71%
  • 法学部は69%~77%
  • 政策学部は65%~76%
  • 国際学部は59%~70%
  • 先端理工学部は51%~68%
  • 社会学部は56%~74%
  • 農学部は50%~68%

まとめ

産近甲龍を共通テスト利用で受験をするメリットとデメリット、また大学や学部ごとのボーダーライン得点率を紹介してきました。本記事が産近甲龍を志望している受験生にとって共通テストを利用することのメリットを具体的にイメージできたのではないでしょうか。産近甲龍は同じ関西私立大学の関関同立と比較すると難易度を下げて合格することができます。

一般入試での受験しか考えていなかった受験生、国公立大学の滑り止めとして考えていた受験生にとって新たな選択肢にもなったのかと思います。大学受験はどの大学をどの入試形式で受験をするか、得意教科に絞って勉強をするか、苦手教科を克服するため勉強するか、このように戦略次第で大学受験の結果は大きく変わってきます。本記事を読んだ全ての受験生が自分に合った戦略で受験し合格できることを願っています。

◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)の概要

「生徒の人生を真剣に考え、全力でサポートする」

「変わりたい。」を叶えるを実現するために、今までの常識にとらわれない、新しい形態の予備校を運営しています。私たちは、生徒自らが夢や目標を定め、なぜ勉強が必要かを理解できるように正しい情報を提供し、進路指導に時間をかけて受験戦略を立ち上げ、受験で必要な全科目に対して学習計画を練り、進捗管理を行っています。最高の「環境」「指導」「ツール」を提供すべくWebやiPadを活用し、全国のどの地域からでも受講できるように遠隔での指導を行っています。東大の隣にオフィスを構えており、指導チームを中心に、受験に精通した経験豊富な専属スタッフが受験まで1:1でサポートします。

https://axivacademy.com

◆ AXIV ACADEMY(アクシブアカデミー)へのお問い合わせこちら

私たちといっしょに「質の高い学習時間」を伸ばしませんか?

30秒で簡単!まずは資料請求・お問合せくださいお問い合わせ&資料請求はこちら

【無料】受験相談と体験授業も実施中無料受験相談&無料体験授業に申し込み

●アクシブアカデミー公式LINE登録で書籍無料プレゼント!! →LINE友達登録はこちらから

変わりたい。を叶える

学習時間と学習効率を飛躍的に伸ばしたい方は、無料体験にお越しください。
担任コーチと専属トレーナーのサポートで、あなたの努力とその効果を拡張していきます。

まずは無料体験へ