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産近甲龍の学部ごとの狙い目は?穴場を探してみた

なんとかして産近甲龍に入りたい。少しでも合格できる可能性が上がる方法を知りたい。学部はどこでもいいから産近甲龍に入りたい。この記事を見ている方にはそんな思いを抱えた受験生の方が多いのではないでしょうか。そこで、この記事では一般的な穴場の学部の見つけ方や、産近甲龍の文系・理系それぞれで穴場の学部をお伝えしていきます

産近甲龍とは

産近甲龍とは京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学の4つの私立大学の頭文字をとった総称です。それぞれの大学について簡単にお伝えします。

京都産業大学

京都産業大学は1965年に開学し、国際社会で活躍できる人材の育成に注力している比較的新しい大学です。2022年には神山キャンパスに10学部10研究科を持ち、約15,000名の学生が集う一拠点総合大学となります。

参照URL: 大学紹介 | 京都産業大学 (kyoto-su.ac.jp)

近畿大学

近畿大学は1925年創立の大阪専門学校と、1943年創立の大阪理工科大学を母体として、1949年に設立されました。その後もその時代のニーズに合った学部・学科を創設していき、日本国内において、有数の学部・学科数、それに伴う多くの在学生・卒業生を有する伝統や歴史のある大学として知られています。

参照URL:歴史・年表 | 大学の概要 | 近畿大学 (kindai.ac.jp) 

甲南大学

甲南大学ではキャンパスサイズを生かし、授業規模を最適化した「少人数教育」を推進しています。「顔のわかる支援」を展開して学生一人一人に対し丁寧なかかわりをしています。また、将来の就職に向けたキャリア教育にも力を入れており、非常に高い就職率を誇っています。

参照URL:学長メッセージ|学園・大学|甲南大学 (konan-u.ac.jp)

龍谷大学

仏教系の大学としてとても有名な大学です。仏教系の講義の受講が必修になっていたりと学部にかかわらずカリキュラムが編成されており、仏教について深く学びたい方にお勧めな大学です。

穴場になりやすい学部の特徴とは

では穴場になりやすい学部はどのような特徴を持っているのでしょうか。一般的な穴場の見つけ方についてお伝えします。

珍しい学部

あまり聞かない学部というのは、敬遠されがちです。在学中は何を学ぶのか、卒後何ができるのか想像しにくい学部は穴場でしょう。マニアックな学部だと目的をもって受験する人が多く、なじみの薄い人は避ける傾向にあります。例えば、甲南大学の知能情報学部やフロンティアサイエンス学部などがあります。

メインキャンパス以外は人気がないことが多い

大学在学中の生活を自分に置き換えてみたとき、周囲の環境が良く、利便性もアクセスも良い方がいいですよね。伝統・歴史のある大学はその周辺が賑わいを見せていることが多いです。その分学生も多く人気になりがちです。その一方で、メインキャンパス以外では、学部数も少なく、単一の学部だけのキャンパスというところもあります。その分人も少なくなりがちで、周囲の環境も立地条件が悪く、アクセスが悪かったり、地方にあったりと学生の人気が得られず、倍率や、偏差値が上がらない傾向にあります。学部にはこだわりがないからとにかく産近甲龍に入学したいという人は、サブキャンパスの出願も検討してみてください。

他大学との受験日の重複を確認する

これは併願を考えている人に使える有効な方法です。偏差値が同じくらいの大学や、偏差値が一段階上下(特に下)の大学の、同系統の学部の受験日に被りがあると、穴場の学部がでることがあります。具体的には、A大学の国際系の入試が2/3にあったとして、もし、同じ日にB大学の外国語学部の入試が被っていたとします。このような場合、人気の高い方の大学に基本受験生が流れます。

つまり、より人気の大学の同系統の入試があった場合、もう一方の大学は穴場になりやすくなるということです。様々な大学と日程を照らし合わせたり、勉強時間が削られたりとデメリットもあります。そのため産近甲龍に入学したいことだけは決まっている場合、スケジューリングを組んでいくときに使える指標です。

社会情勢を考える

志望学部を決めるときに社会情勢を踏まえるのも大事な考え方です。例えば、2021年度の大学入試では国際・グローバル系の人気が下がりました。コロナの影響が原因です。国際系の魅力は何といっても留学です。学内での留学生との交流などもありますが、コロナの影響で既に学生間の交流も少なくなっている現状があり、最大の魅力である「留学に行ける」というメリットも危惧されたことで、人気のあった国際系の学部の人気はいったん下がりました。

その一方で、コロナで懸命に戦う医療従事者の姿や、社会問題として看護師不足あることから、看護学部など医療系学部などの倍率が上がりました。他にも昨今IT、プログラミングなどが注目されており、情報系の学部も人気があります。このように、社会情勢も学部の倍率に大きく関わってきます。今年度はどのような傾向になるかはわかりませんが、今後も出願を考えていくうえで、重要なポイントになるでしょう

産近甲龍で穴場になりやすい学部とは?

最後に、産近甲龍の穴場の学部を、文系・理系別でお伝えしていきます。産近甲龍の全体の偏差値が大体50位ですので、ここでは偏差値が50以下の学部に注目していきます。また倍率や合格最低点などを見ていきます。

京都産業大学

京都産業大学はメインキャンパスのみです。

【文系】

経済学部(偏差値47.5~50.0)
前期スタンダード3科目の合格最低点は190/300点で63%が必要です。

経営学部(偏差値47.5~50.0)
2020年度の一般選抜の倍率は5.9倍でしたが2021年度は3.6倍まで下がりました。受験方式によっては合格最低点が少し下がっています。2022年度の倍率をみて上がっていれば2023年度は倍率が下がっている可能性もあります。

法学部(偏差値47.5~50.0)
2019年の一般選抜の倍率が6.1倍あったのが、ここ2年間減少傾向にあります。2021年度は2.5倍と2年間で3.6倍も下がっています。それに伴い合格最低点も年々低下傾向にあり、穴場な学部と考えていいでしょう。

合格最低点ですが、2021年度はおよそ62%得点が取れていれば合格できます。倍率の高かった2019年度は68%と約7割とれていないと不合格になっています。

文化学部(偏差値47.5)
2018年度の倍率は10.0倍あったのが、2021年度には2.7倍と7.3倍も下がっています。しかも年々緩やかに倍率が下がっており、ここから倍率が上がってもそこまで急激ではないと考えられます。合格最低点も、この倍率の低下に伴い京都文化学科の前期スタンダード3科目では212/300点から180/300点まで下がっています。最低点の割合としては71%とらないと合格できなかったのが、60%までとれていれば合格できるため、穴場な学部と考えられます。

【理系】

理学部(偏差値47.5~50.0)
2020年度の倍率が6.0倍なのに対し、2021年度の倍率は3.5倍と下がっています。近年倍率が低下傾向ですが、2022年度の倍率を見てからでないとわかりませんが、2023年度の倍率は下がる可能性があるので、穴場の学部と考えられます。合格最低点は年によってばらつきがありますが、2021年度は6割とれていれば合格できています

生命科学部(偏差値47.5~50.0)
倍率は年々減少傾向で、2021年度は2.6倍まで下がりました。2018年度が9.6倍であったので、7.0倍も下がっています。合格最低点は年によってばらつきがありますが、6~7割程度とれていれば合格の可能性があります。

近畿大学

【文系】

いずれも偏差値が50.0以上であるため、今回は無いものとします。

【理系】

生物理工学部(42.5~47.5)
倍率は近年5~6倍で推移しています。合格最低点は6~7割ですが、年によってばらつきがあるため注意が必要です。

産業理工学部(42.5~50.0)
近年の倍率は2.0~3.6倍の中で推移しており、他の学部と比較したときに倍率は低くなっています。合格最低点も2021年度は131/300点と44%で合格が出来ています。穴場な学部と考えられます。

甲南大学

【文系】

いずれも偏差値が50.0以上であるため、今回は無いものとします。

【理系】

理工学部(45.0~47.5)
倍率は2~3倍です。合格最低点は年によってばらつきがあり、得点率は49~68%と幅があります。そのため注意が必要です。

知能情報学部(50.0)
産近甲龍の中で他にはない学部名となります。珍しい学部名であるため人によっては何を学んでいるか分からなかったり、就職後どんな職に就けるかイメージがつかなかったりと敬遠されがちです。そのため、2021年度の倍率は2.8倍です。ただし、年によって倍率にばらつきが出やすく、倍率の低い翌年に倍率が2倍近く上がることがあります

フロンティアサイエンス学部(47.5~50.0)
知能情報学部と同様に産近甲龍の中では異彩を放っている学部名です。そのため、人によっては何を学んでいるか分からなかったり、明確な目的を持っている人でないと受験しないと考えられます。2021年度の倍率は1.6倍と低くなっています。合格最低点は年によってばらつきがあり、55~65%と幅があります

龍谷大学

【文系】

文学部(40.0~55.0)
偏差値の幅が広く穴場です。真宗学科や仏教学科で合格最低点が低くなる傾向があるので、穴場の学科であると考えられます。

社会学部(42.5~52.5)
文学部と同じく偏差値に幅があり、穴場と考えられます。

【理系】

先端理工学部(42.5~50.0)
2020年に新たに設置された学部です。新設学部であるため就職実績などがなく、現在穴場であると考えられます。

農学部(42.5~47.5)
2015年に設置された学部で、2021年度の倍率は1.7倍でした。合格最低点も4~7割程度と幅があります。そのため年によっては注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか。このように穴場になりやすい学部は何かしらの特徴を持っています。偏差値や倍率、立地条件などそれぞれの特徴を踏まえて客観的な数値で見ていくと穴場な学部は産近甲龍にも存在します。しかし、穴場だからといって気を抜かずしっかりと勉強をして対策を取っておきましょう。また、大学に入った後のことも考えて、自分が本当に勉強したい分野なのかしっかりと考えたうえで受験を検討しましょう。少しでも産近甲龍への合格の可能性を高めたい人は、この記事をお役立ててください。

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