「産近甲龍に入りたいのだけど、英検何級があったら有利なのだろう?」「帰国子女で、英検は中学生の時に2級まで取っているのだけど有効なの?」と思ったことはありませんか。英検やTOEICなどを利用した外部英語試験活用型の入試が盛んになり、産近甲龍の各大学でも実施されています。具体的には英検準2級~準1級を取得することで受験資格として活用できたり、得点に加点されたりするようになっています。本記事では、大学入試での英検の利用法や、産近甲龍で英検を利用できる学部や入試方式についてお伝えしていきます。
また、大学入試に活用するためには、英検をいつ受験したらよいのかについても合わせて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
大学入試での英検の利用法3つ
大学入試で見られる、英検の主な3つの利用法について解説していきます。
英語の試験が免除になり得点換算される
大学が指定した級(2級、準1級など)を持っている場合、英語の試験を受ける必要がなくなり、その級に応じた得点が試験を受けずに得られるシステムです。たとえば、「英検2級を持っている人は英語の得点を70点として換算する」となり、持っている級によっては満点として換算される場合もあります。大学独自の英語試験を受験した場合は、換算した得点と比べてよい方の点数で合否判定されるため、最低でも得点換算された分の点数は確保でき、精神的安定につながるでしょう。
出願資格になる
大学が指定した級(2級、準1級など)を持っている場合に出願ができるケースもあります。
たとえば、甲南大学では共通テスト利用型入試(前期日程)外部英語試験活用型を受験する場合、英検をはじめとした英語資格の成績提出が必須です。英検の取得級などの必要条件を満たすだけで受験の機会が増えるので、ぜひ利用したいところです。
加点する
大学が指定した級(2級、準1級など)を持っている場合、入試の英語試験の結果に加点されるシステムです。加点される点数は大学によって異なりますが、たとえば英語・国語・社会の300点満点のテストを受験する際に、最初から10点加点された状態でスタートとなるため、合否のボーダーラインにいる受験生にとっては、かなり有利なシステムと言えます。
英検CSEスコアとは
ここで、英検CSEスコアについて解説いたします。英検を受験した際、その級の合否だけではなく、スコアについても認識しておいてください。大学が求める条件が、英検CSEと呼ばれるスコアであることもあります。このスコアは、級の合否とは完全に連動していません。受験した級に合格できなくても、大学が求める基準には達していることもあり、その逆もあります。この記事でも、大学が設定している基準がCSEスコアである場合は、そのように記載しています。
産近甲龍で英検を利用できる大学・学部とは?
大学の入試方式は多様で、一般入試のほかに共通テスト利用入試、公募推薦入試などさまざまです。以下で、産近甲龍で英検を利用できる学部について解説していきます。
京都産業大学
京都産業大学では、以下の方式で英検を利用できます。
- 全学部対象:共通テスト利用入試 前期・後期
- 全学部対象:公募推薦入試 総合評価型
- 経済、経営、法、現代社会、国際関係、外国語、文化学部対象:専門学科等対象公募推薦入試
- 外国語、文化、国際関係学部対象:AO入試
以下で、ひとつずつ解説していきます。
全学部対象
◎大学入学共通テスト利用入試 前期・後期(得点換算)
英検準1級を取得していれば、共通テストの英語の科目を満点として扱います。学科ごとの募集人員が前期は3~29名、後期は2~5名と学科によって差があるため、学科によってはかなり狭き門となりますが、英語が満点扱いとなるのは大きなメリットでしょう。
◎公募推薦入試 総合評価型(加点)
資格や部活動などを評価する「総合評価型」では、試験と調査書の合計が合格最低点に達しない場合、英検の取得級に応じて以下の加点があります。
- 英検準2級→4点の加点
- 英検2級→8点の加点
経済、経営、法、現代社会、国際関係、外国語、文化学部対象
◎専門学科等対象公募推薦入試(出願資格)
出願資格として、英検準2級以上が必要です。
外国語、文化、国際関係学部対象
◎AO入試(出願資格)
外国語学部では、出願にあたって英検2級以上が必要です。文化学部では、志望理由書に「入学後に学びたい研究テーマ」と「これまでの活動」について記述しますが、それが英語に関するものであれば、英検2級以上が必要となります。また、国際関係学部では任意提出となりますが、英検の取得級提出が認められています。
近畿大学
近畿大学では、以下の方式で英検を利用できます。
- 全学部対象:推薦入試
- 国際学部対象:一般入試
- 経済、経営、農学部対象:専門高校、専門学科・総合学科等を対象とする推薦入試
以下で、ひとつずつ解説していきます。
全学部対象
◎推薦入試(得点換算)
本試験での英語科目の受験が必要ですが、英検の取得級に応じて下記の得点に換算します。本試験と換算得点のうち高い方を採用し、合否判定するシステムです。
- CSEスコア1980以上かつ2級か準1級受験→70点に換算
- CSEスコア2150以上かつ2級か準1級受験→85点に換算
- CSEスコア2300以上かつ英検準1級→100点に換算
※情報学部独自方式、国際学部独自方式、医療薬学科、文学科日本文学専攻は対象外です。
国際学部、文芸学部文学科英語英米文学専攻対象
◎一般入試(得点換算)
本試験での英語科目の受験が必要ですが、英検の取得級に応じて下記の得点に換算します。本試験と換算得点のうち高い方を採用し、合否判定するシステムです。
- 英検2級→70点に換算
- 英検2級かつCSEスコア2150以上→85点に換算
- 英検準1級→100点に換算
甲南大学
甲南大学では、以下の方式で英検を利用できます。
- 全学部対象: 【前期】 【中期】外部英語試験活用型
- 経営学部対象:公募制推薦入試【個性重視型】
- 経営学部対象:高等学校商業科推薦入学試験
以下で、ひとつずつ解説していきます。
全学部対象
◎【前期】外部英語試験活用型(出願資格&得点換算)
◎【中期】外部英語試験活用型(出願資格&得点換算)
CSE1660以上の取得で出願資格があり、以下の換算表に従います。
- CSE1660:満点の60%
- CSE1820:満点の70%
- CSE1980: 満点の80%
- CSE2140: 満点の90%
- CSE2300: 満点
全部対象
◎公募制推薦入試【外部英語試験活用型】(出願資格)
CSE1660以上で出願が可能です。
龍谷大学
龍谷大学では、以下の方式で英検を利用できます。
- 全学部対象:大学入試共通テスト利用入試(前期)&一般選抜入試
- 文学部 英語英米文学科対象:公募推薦(検定試験利用型・英語型)
- 国際学部対象:公募推薦(専門高校、専門学科・総合学科対象)
- 国際学部グローバルスタディーズ学科対象:英語型
- 国際学部国際文化学科対象:英語型
以下で、ひとつずつ解説していきます。
全学部対象
◎大学入試共通テスト利用入試【前期】&一般選抜入試(得点換算)
共通テストや本試験で英語の受験が必要ですが、英検の取得級に応じて下記の得点に換算します。共通テストや本試験と換算得点のうち高い方を採用し、合否判定するシステムです。
- 英検準1級かつCSEスコア2300点以上→100点
- 英検2級もしくは準1級かつCSEスコア2150点以上→85点
- 英検2級もしくは準1級かつCSEスコア960点以上→70点
※外国語の配点が「200点」の入試方式は、上記の得点を2倍に換算
全学部対象
◎公募推薦【英語資格試験利用方式】(出願資格)
CSE1850点以上で、出願資格が得られます。
英検を受験する時期に注意する
大学受験で英検を利用しようと考える場合は、取得時期に注意が必要です。公的には英検のスコアは有効期限がないため、いつ取得したものでも無効にはなりません。しかし、大学受験では「2~3年以内に取得したものに限り認める」という条件がある大学が多いです。
たとえば龍谷大学の共通テスト利用入試では、2023年に受験する志願者に対し「英語資格検定試験は、2020年4月1日以降に受験したものに限る」と定めています。そのため、中学生の時期に指定された級を取得していても、大学受験では使えない場合があるので注意してください。志望校の募集要項を早めに確認し、どの時期から有効なのかを確認しておきましょう。
まだ志望校がはっきりしていない場合は、高1・2年次に英検の級を取得しておくと安心です。高3になると受験勉強で忙しくなってしまうため、早めに準備し、合格に向けて取り組んでいくようにしてください。
まとめ
本記事では、産近甲龍で英検を利用した受験をする際に、加点や受験資格など、どのようなメリットがあるのかというテーマでお伝えしてきました。英検の取得級に応じて大学の受験資格が与えられたり、英語試験を受験せずとも一定の得点に換算してくれたりなど、上手に利用することで、一般選抜の受験のみよりも合格の可能性が高まるでしょう。
大学によって、英検の取得時期に規定がある場合があるため、産近甲龍の各大学はもちろん、その他の志望大学についてもどの時期からの取得が必要か、事前にチェックしておきましょう。この記事が、産近甲龍の受験を考えている人にとって、お役に立てたら幸いです。
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