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成成明学獨國武の就職・進路について解説!

今回は、そんな「成成明学獨國武」6校の就活・進路事情を解説していきます。最後に様々な観点から各大学をランキング形式で比較していますので、受験生の方は是非参考にしてください。

成成明学獨國武とは

  • 成蹊大学
  • 成城大学
  • 明治学院大学
  • 獨協大学
  • 國學院大學
  • 武蔵大学

をまとめた呼び方です。

首都圏にある準難関大学の総称で、「MARCH」や「早慶」などに次ぐ難易度とされています。日東駒専よりも難易度は高いと言われており、MARCHの併願校や日東駒専志望する学生のチャレンジ校としても人気の大学となっています。

成成明学獨國武、各校の就職・進路状況を解説!

それではさっそく、「成成明学獨國武」各校の就活・進路状況について解説していきます。

成蹊大学の就職状況について

成蹊大学の就職・進路状況は、以下のようになっています。

成城大学
卒業者数1,469名
就職者数1,231名
進学者数57名
就職率83.80%
進学率3.88%
業種1位マスコミ・教育・サービス業
2位建設・不動産・運輸・通信・ 情報・エネルギー業
3位卸売・小売業
4位金融業
5位製造業

 

成蹊大学の就職率は「82.73%」で、今回紹介する6校の中では標準的な数値となっています。しかし難関私立大学として知られる早稲田大学が「73.38%」、慶応大学が「70.37%」であることを考えると、卒業生の多くが就職という道を選んでいるといえるでしょう。

就職先企業の業種として多かったのは「情報処理・ソフトウェア」、次いで「不動産」「その他サービス」でした。就職先企業は「三菱UFJグループ」「NTTグループ」「三菱地所グループ」「三井不動産グループ」などで、大手企業に就職している学生も多いことが分かります。

就職率と進学率の合計は「87.88%」でした。これは慶応大学などにも並ぶ数値で、高い水準といえるでしょう。一方で、進学率は「5.15%」と低い結果でした。今回ご紹介する大学の中では高いものの、進学する学生は少ないというのが現状です。

成城大学の就職状況について

成城大学の就職・進路状況は、以下のようになっています。

成城大学
卒業者数1,469名
就職者数1,231名
進学者数57名
就職率83.80%
進学率3.88%
業種1位マスコミ・教育・サービス業
2位建設・不動産・運輸・通信・ 情報・エネルギー業
3位卸売・小売業
4位金融業
5位製造業

 

成城大学の就職率は「83.80%」でした。成蹊大学などと同程度の水準で、多くの学生が就職を選択しているようです。一方で進学率は「3.88%」で、難関大学と比べ低い水準でした。

就職先企業の業種としては、「マスコミ・教育・サービス業」が1番多く、具体的な企業としては「株式会社BS-TBS」「千葉県教育委員会」「株式会社ニュー・オータニ」など、大手の様々な企業に就職しているようです。また「建設・不動産・運輸・通信・情報・エネルギー業」や「卸売・小売業」に就職を決めている学生も多い結果となっています。

「三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社」「株式会社スクウェア・エニックス」「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社」など、業界大手に就職を決めている学生もおり、幅広い業種において大手企業に就職できるチャンスがある大学といえるでしょう。

就職率と進学率の合計は「87.68%」となっており、他難関私立大学と比べても高い水準です。卒業生のうち9割弱が進路をきめて卒業していると考えると、とてもよい水準であるといえるでしょう。

明治学院大学の就職状況について

明治学院大学の就職・進路状況は、以下のようになっています。

明治学院大学
卒業者数3,045名
就職者数2,587名
進学者数61
就職率84.96%
進学率2.00%
業種1位情報通信・マスコミ・ コンサルティング
2位サービス
3位卸売・小売
4位金融・保険
5位製造

 

明治学院大学の就職率は「84.96%」で、成蹊大学や成城大学よりさらに就職を選択する学生が多いことが分かります。一方で進学を選んだ学生は「2%」で、明治学院大学では進学する学生がほぼいないようです。

就職先を業種別でみると、多かったのは「情報通信・マスコミ・コンサルティング」でした。具体的な企業としては「(株)NTTドコモ」「(株)エヌ・ティ・ティ・データ」「(株)TBSテレビ」などで、こちらも大手企業に就職する学生もいることが分かります。業種別では、次いで「サービス」「卸売・小売」となりました。近年人気のあるIT企業やサービス業への就職が多い一方で、銀行や教育などは比較的少ないようです。

就職率と進学率の合計は「86.96%」でした。こちらも成蹊大学などと同じく高い水準で、比較的よい水準であるといえるでしょう。

獨協大学の就職状況について

獨協大学の就職・進路状況は、以下のようになっています。

獨協大学
卒業者数2,137名
就職者数1,715名
進学者数21名
就職率80.25%
進学率0.98%
業種1位サービス業
2位卸・小売業
3位放送・通信・情報通信サービス業
4位製造業
5位公務員・教員

 

獨協大学の就職率は「80.25%」で、成成明学獨國武の他大学とくらべると比較的低い水準です。しかし早慶などと比べると高く、私立大学全体のなかでは標準的といえるでしょう。就職先企業を業種別でみて多かったのは、「サービス業」でした

具体的な企業としては「TBCグループ」「オリエンタルランド」などで、他大学とくらべると有名企業は若干少ないものの、大手に就職する学生もいるようです。また業種別では、次いで「卸・小売業」「放送・通信・情報通信サービス業」となりました。早慶などに多くみられる「金融」「コンサルティング」などは比較的少ないようです。

就職率と進学率の合計は「81.23%」でした。アルバイトや就職活動を継続する学生、そして不明の学生が300名程度おり、進路決定率としては低い水準となっています。

國學院大學の就職状況について

國學院大學の就職・進路状況は、以下のようになっています。

國學院大學
卒業者数2411
就職者数1933
進学者数101
就職率80.17%
進学率4.19%
業種1位サービス業
2位商社・小売
3位教育
4位公務員
5位金融

 

國學院大學の就職率は「80.17%」で、獨協大学と同程度の水準です。こちらも多くの学生が就職を選択していることがわかります。就職先企業を業種別でみると、多かったのは「サービス業」でした。

具体的な企業としては「ジェイアール東日本企画」「プリンスホテル」「アクセンチュア」などで、難関私立と比べると大手は少ないものの、業界大手に就職を決めている学生も多数いるようです。また業種別では、サービス業に次いで「商社・小売」「教育」が多い結果となっています。難関私立大学は教育系にすすむ学生が多い傾向にありますが、國學院大學は教育系に進む学生も多いようです。

就職率と進学率の合計は「84.36%」でした。こちらは成成明学獨國武のなかでは標準的な数値です。大手企業や高年収といわれる業種に就職する学生は少ない傾向ですが、教育や公務員など安定した職につく学生が多いようです。

武蔵大学の就職状況について

武蔵大学の就職・進路状況は、以下のようになっています。

武蔵大学
卒業者数1,215名
就職者数1,047名
進学者数25名
就職率86.17%
進学率2.06%
業種1位情報通信
2位製造
3位商社
4位その他サービス
5位金融・保険

 

武蔵大学の就職率は「86.17%」で、成成明学獨國武のなかでも就職を選ぶ学生が多いといえます。卒業者数が「1215名」と比較的少ないことも加味すると、ほとんどの学生が就職するといってもよいでしょう。逆に進学する学生は「25名」で、非常に少ないことがわかります。

就職先企業を業種別でまとめると、多かったのは「情報通信」でした。主な就職先としては「NTTコミュニケーションズ」「KDDI株式会社」などとなっています。また業種別では、次いで「製造」「商社」「その他サービス」となっています。

就職率と進学率の合計は「88.23%」で、これは成成明学獨國武のなかでも高い水準です。早慶などと比べても劣らない数値で、就職支援が行き届いているといえるのではないでしょうか。

成成明学獨國武、就職状況ランキング!

進路決定率ランキング

就職率と進学率を足した「進路決定率」をランキングにしました。

進路決定率
1位武蔵大学88.23%
2位成蹊大学87.88%
3位成城大学87.68%
4位明治学院大学86.96%
5位國學院大學84.36%
6位獨協大学81.24%

 

成成明学獨國武の各校すべてが80%を超えており、難関大学と比較しても良い水準です。特に1位の武蔵大学から4位の明治学院大学までは、85%を超えたとても高い水準となりました。

進路決定率が高いということは、「家事手伝い」や「就職浪人」などが少なく、キャリアサポートが徹底しているととらえることができます。また成成明学獨國武の6校は進学者が少ないことから、就職支援が丁寧であるといえるでしょう。

進学率ランキング

各大学の進学率をランキングにしました。

進学率
1位成蹊大学5.15%
2位國學院大學4.19%
3位成城大学3.88%
4位武蔵大学2.06%
5位明治学院大学2.00%
6位獨協大学0.98%

 

進学率は、旧帝大や早慶、MARCHなど難関大学と比べて非常に低い結果となっています。1位の成蹊大学も5%で、1,766名いる卒業生のうちわずか91名しか進学していません。進学者が少ない要因としては、学力や研究へのモチベーションはもちろん、経済的な問題もあるでしょう。進学率に関しては旧帝大など国立大学の方が高い傾向にあり、学費などの問題も要因のひとつと考えられます。

また大学ごとに研究設備やレベルも異なります。受験段階で既に大学院まで研究を続ける考えがある場合は、他大学の進学率や設備なども見て比較するとよいでしょう。

実就職率ランキング

「進学者を除いた卒業生が、どのくらい就職したか」で割り出した実就職率をランキングにしました。

実就職率
1位武蔵大学87.98%
2位成蹊大学87.22%
3位成城大学87.18%
4位明治学院大学86.70%
5位國學院大學83.68%
6位獨協大学81.05%

 

全校が80%を超えており、上位4校は85%を超える結果となりました。進学をしない学生のうち多くが、就職先を決めて卒業していることがわかります

上位4校の就職実績をみると、情報通信系に就職する学生が多い点が共通しています。情報通信系いわゆるIT系は今後さらに需要が高まる業種ですから、そういった業種に多くの学生を輩出しているのは今後も安定した就職率をキープできる可能性が高いと考えられます。

まとめ

成成明学獨國武の各校について、就職・進路事情を解説しました。

中堅私立大学として知られるこの大学群ですが、就職という観点では難関大学にも劣らない実績でした。また進路をしっかりと決めて卒業する学生も多く、大学のブランド力は難関大学ほどではありませんが、それを覆すほど就職に強い学校が多いようです。

一方で、進学率は非常に低い数値となっていました。これには学力や研究に対するモチベーション、経済力など様々なことが影響しているでしょう。大学院でも研究を続けるほどのモチベーションがあるという場合は、入学前に大学の研究設備や学費、進学状況等をしっかりと調べておく必要があります。

就職先に関しては、難関大学と比較すると「情報通信業」「サービス業」などの業種に就職する学生が多く、「コンサルティング業」「金融業」に就職する学生は少ないことが分かりました。

今回は年収に関するデータを扱いませんでしたが、サービス業や情報通信業は給与水準があまり高くない企業も多いです。特に情報通信業いわゆるIT企業は、薄給の企業も多く勤務体系もあまり整っていない企業も少なくありません。進路決定率が良かったとしても、どのような企業に就職しているかは別問題です。自分が入りたい学部の就職実績をみるなどして、どのような企業に多く進んでいるのかを見ておくと良いでしょう。

しかし就職率、進路決定率が高いということは、それだけ卒業・就職までのキャリアプランを大学がしっかりとサポートしているともとれます。就職先などだけで比較して悲観的にならず、自分自身がやりたい研究や就きたい職業などを見据え、それを実現できる大学を選ぶのがベストでしょう。受験にむけて、この記事を参考によりよい大学を見つけてください。

 

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