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大学受験に必須!暗記のメカニズム
暗記というのは脳が情報をシグナルとして記憶の回路に保存することで出来るメカニズムになっています。引き出しのようなものに書類が入るようなイメージを持つと良いでしょう。そしてこの記憶はさまざまな引き出しと関連して記憶されます。
つまり、箱が一つで保存されるわけではなく、さまざまなひもとセットで保存されるというのが大事なところです。単に一つ一つの情報が個別に保存されているわけではなく、記憶した時の感情や周囲の状態、匂いなど印象に残るもの全てが紐のような状態で関連した情報としてセットで記録された状態となっています。
ですから、これを呼び出すときには箱そのものを呼び出するのも良いのですが、関連する紐を使って呼び出すことも出来ます。
大学受験は時間勝負!効率的に覚えるために必要なこと
効率的に覚えるという事は、この記録システムの中で関連する紐を増やしていくことです。ただ保存する書類を増やすという事は実に大変な作業になります。
脳はあまりにも大変な作業をしていると、要らないと判断したものを省く機能もあるので、無理な方法で記憶をしても、すぐに廃棄してしまうということもしてしまうのです。ですが、この関連する紐を増やすということは実は簡単に出来るようになっています。
印象に残る事とセットにして覚えるようにすると実は簡単に効率よく記憶をすることが出来ます。例えば人の名前を記憶するような時には、その人の似顔絵とセットで記憶するというようなことです。すると似顔絵という紐にあたる情報が印象的になり、記憶に残りやすいわけです。
効率的に覚えることで偏差値は劇的アップ!
効率的に覚えることが出来れば偏差値は劇的にアップすることが出来ます。しかもこの記憶はなかなから消えないということにもなります。
記憶そのものは残っているわけですから、後はそれに関連する紐となる情報を探してくれば良いだけで、そうした情報はさまざまな関連性があるので、ふとしたことから見つけることが出来るようになります。
ちょうど今でいうところのインターネット検索のようなものです。目的のことを忘れてしまっていても、関連するキーワードを適当に入力することで目的のモノにたどり着くことが出来るようになっています。
こうしたことを脳の世界でも出来るようにしておけば、効率よく覚えてそのデータを上手く活用することも出来るようになります。
アクシブアカデミーではこのような暗記のメカニズムなども意識しながら、各生徒の状況・性格に合わせて、暗記のさせ方をお伝えしております。
