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大学入試とは?国公立 大学入試や私立大学入 試の仕組みを知ろう!


日本には800近くの大学がありますが、どのような入試方法があるのでしょうか?一口に大学入試といっても、大学共通テストや2次試験を受ける一般選抜から、学校推薦型選抜や総合型選抜などさまざまな受験方法があります。この記事では、国公立大学と私立大学それぞれの入試方法や受験対策について解説します。記事を読んで、どんな受験方法が最適かを考えてみてください。

大学入試の流れを知ろう

大学入試と聞くと、冬の寒い時期に受験をするイメージがあるかもしれません。しかし、一般選抜以外にも、秋から年内にかけて合否が決定する学校推薦型選抜や総合型選抜入試などもあります。下記の年間スケジュールで、大まかな1年間の流れをつかみましょう

内容その他
6月国公立大学の選抜要項発表
7月
8月総合型選抜(旧AO)入試出願
9月共通テスト受験案内配布
総合型選抜(旧AO)入試(※)
※大学によって異なり、8月頃~12月頃に実施
10月共通テスト出願
11月私立大学募集要項配布
学校推薦型選抜出願および実施
12月国公立大学募集要項配布
1月大学入学共通テスト実施(中旬)※
国公立大学2次試験出願
私立大学一般入試出願
※2021年は1月16日(土)、17日(日)に実施
2月私立大学一般入試実施
前期日程試験実施(下旬)※
※例年25日頃から
3月中期日程試験実施※
後期日程試験実施※※
※例年8日頃から
※※例年12日頃から

 

 

大学受験のシステムとは?

国公立大学と私立大学では受験科目や入試方法が異なります。また、一般選抜以外にも複数の入試方法がありますので、下記で確認してください。

 

国公立大学の入試方法

国公立大学の入試方法には、一般選抜、学校推薦型選抜(旧推薦入試)、総合型選抜(旧AO入試)があります。下記でそれぞれの特徴について解説していきます。

国公立大学の受験方法

2021年はコロナウイルスの影響で一般選抜を実施しない大学もありましたが、例年はほとんどの国公立大学で一般選抜を実施しています。一般選抜では、1月中旬に行われる大学入学共通テストを受験後、2月下旬に行われる前期日程試験を受験します。3月には公立大学のみ中期日程試験が実施され、国公立大学の後期日程試験も行われます。

前期日程、後期日程の2回に分けて入試を実施する方法を分離分割方式と言います。しかし、全体の募集人数のうち前期日程が8割を占めており、近年では後期日程試験を実施しない大学も増えてきました。前期日程で合格し入学手続きを行うと、中期日程と後期日程では合格権利が消滅するため、前期日程試験で第一志望の大学を受けるケースがほとんどです

また2段階選抜を実施している大学では、大学入学共通テストの成績をもとに2次試験の受験者を決定します。そのため大学が定める基準点を満たさないと、2月下旬に行われる2次試験を受験できない場合もあります。

国公立大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)

国公立大学の学校推薦型選抜は、大学にもよりますが例年11月頃に実施されます。「指定校制推薦」と「公募制推薦」がありますが、どちらも出身の学校長による推薦が必要です。原則として合格したら入学が前提となるため、第一希望の大学で利用します。

指定校制推薦の場合、大学が指定した高校の生徒が対象となります。原則として高校卒業見込みの者が対象となるため、浪人生は出願できません。推薦基準は高く、学内でもトップクラスの成績が必要な場合も多いです。公募制推薦は浪人生でも出願できる場合もありますが、実施されている大学が少ないため厳しい戦いとなります。

国公立大学の総合型選抜(旧AO入試)

国公立大学の総合型選抜は、例年9月頃に実施されます。早い大学では8月頃から、遅い大学では12月頃になることもありますが、一般選抜よりは早く行われます。総合型選抜は、浪人生の出願を認めている大学も多いです。書類審査と面接が行われますが、それに加えて小論文やプレゼンテーションなどを必ず実施することになりました。志願者にじゅうぶんな知識や表現力、思考力が備わっているかを判断するためには、従来のような書類審査と面接のみでは判定が難しくなったからです。

 

私立大学の入試方法

私立大学の入試方法には、一般入試、学校推薦型選抜(旧推薦入試)、総合型選抜(旧AO入試)があります。下記でそれぞれの特徴について解説していきます。

私立大学の受験方法

試験日は大学によって異なりますが、2月上旬頃から20日頃にかけて行われます。試験日自由選択制を採用している大学では、受験日を複数から選択でき便利です。大学によって受験科目は異なりますが、一般的に文系学部では英語、国語、社会(地歴公民)の3教科、理系学部では英語、数学、理科の3教科が課されます。また、2月下旬から3月にかけて後期入試(3月入試)を実施する大学もあります。

また、1月に行われる共通テストの結果を利用する「大学入学共通テスト利用入試」もあり、2021年は500以上の私立大学がこの方式を利用しました。この場合共通テストの結果のみで合否を決定するため、直接大学に出向いて試験を受ける必要はありません。また2021年には3割以上の私立大学で、英検などの資格を合否判定や出願要件として用いました。

私立大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)

私立大学の学校推薦型選抜は、大学にもよりますが例年11月頃に実施されます。入学者のうち約40%の学生が学校推薦型選抜を利用しており、とても人気のある選抜方法です。「指定校制推薦」と「公募制推薦」がありますが、どちらも出身の学校長による推薦が必要です。原則として合格したら入学が前提となるため、第一希望の大学で利用します

指定校制推薦の場合、大学が指定した高校の生徒が対象となります。原則として高校卒業見込みの者が対象となるため、浪人生は出願できません。推薦基準は一部の難関大学を除き、国公立大学よりも易しめです。公募制推薦は浪人生の出願が認められているケースもあり、国公立大学とは異なり多く実施されています。

私立大学の総合型選抜(旧AO入試)

私立大学の総合型選抜は早い大学では6月頃始まり、12月頃まで実施されます。大学により実施時期にばらつきはありますが、9月頃から始まる国公立大学と比べると全体的に早いのが特徴です。多くの大学では秋の終わりまでには合否が決定します。書類審査と面接が行われますが、大学が求める人物像に出願者がマッチしているかどうか、小論文や適正検査なども併用して審査が行われます。

 

大学共通テストとは?

 

▼関連リンク

 

大学共通テストの概要

国公立大学2次試験の前に原則、受験生全員が受ける1次試験です。多くの私立大学でも大学共通テストの結果を用いて入学審査を行っていますので、私立大学の入学希望者も受験します。入試科目は大学により異なりますが、国公立大学の7割以上が7科目以上の受験を課しています。文系学部では「外国語・国語・地理歴史・公民・数学と理科から3科目」、理系学部では「外国語・国語・数学2科目・理科2科目・地理歴史もしくは公民」の受験パターンとなることが多いです。

 

大学共通テストの日程

例年1月半ばの週末2日間で実施されます。2021年度の大学共通テストは、2022年1月15日(土)、16日(日)を予定しています

 

センター試験との違い

1990年~2020年まで実施された「大学入試センター試験」と同様、大学共通テストでもマークシート方式の試験を行いますが、センター試験よりも思考力や判断力、表現力を問われる問題内容に変化しました。また、一部の科目では記述式を採用しています。英語については4技能の総合評価を行うことになり、英検やTOEFL、TOEICなどの検定試験のスコアを提出することになりました。しかし、英語検定試験の活用については課題も多く、今後実施方法や基準が変わる可能性があります

センター試験を廃止し、新たに大学共通テストを実施することになった背景には、グローバル化や情報化社会の発展があります。これらの変化に対応できるよう教育制度を変えていく試みとして、文部科学省が高大接続改革を進めてきました。高等学校教育と大学教育の間にある大学受験制度を改革することで、より効果的に大学教育を行うのが目的です。大学共通テストでは知識力はもちろん表現力や主体性、判断力を問うことで、さまざまな価値観やバックグラウンドを持つ人と共に学ぶことを大切にしています。まだ大学共通テストは開始されたばかりのため、今後科目数や内容の変化が予定されています。常に最新情報を確認するように心がけましょう。

 

 

大学入試に向けた勉強方法

大学入試の勉強方法については大学共通テスト・国公立2次試験・私立大学とそれぞれ傾向が異なるため、それぞれの対策が必要になります。

大学共通テストに向けた対策

大学共通テストではセンター試験と同様、教科書範囲の問題が出題されます。そのため、標準レベルの問題が多いですが、問題数が多いため時間配分を意識して対策する必要があります。難問がほとんど出題されないため、特に難関大学志望者の間では高得点の争いになります。ケアレスミスに注意して、取りこぼしをしないように注意しましょう。出題範囲が広いため、よく出題される分野を中心に対策を立てる必要があります。目安としては、夏休み頃には共通テストの過去問をある程度解けるようにしておきましょう。2次試験対策のためには、まずは共通テストで出題される標準レベルの問題を解けるようになっておく必要があるからです。

 

国公立の2次試験に向けた対策

国公立大学の2次試験では、記述式問題を出題する大学が多いです。マークシート方式の大学共通テストとはまったく異なる試験準備が必要となります。目指す大学によっても異なりますが、高校3年生の夏休み明け頃から対策を行いましょう。志望大学の過去問演習を行いながら、記述式問題は予備校や塾、学校の先生に添削をしてもらうことをお勧めします

 

私立大学受験に向けた対策

私立大学の場合、文系学部では英語・国語・社会(地歴公民)、理系学部は英語・数学・理科の3教科受験となるケースが多いですが、いずれの場合も英語は必須科目となります。国公立大学と同様、夏休み明けからは過去問演習がメインとなりますので、夏休みまでには各科目の基礎固めを完成させておく必要があります

 

専門家のアドバイスで効率的な対策をしよう!

もしまだ志望大学を決めていない段階であれば、国公立大学の受験可能性もふまえ、文系科目、理系科目ともまんべんなく勉強することをお勧めします。しかし、誰しも苦手科目があるもので、すべての科目を等しく勉強するのは難しいこともあるでしょう。志望大学に合格するためには、大学受験までに残された時間をどう使うかが大切です。効率よくすべての科目の成績を上げ、希望大学に合格するためには、大学受験を知り尽くした専門家のアドバイスがとても効果的です。中でも個別予備校は集団指導とは異なり、現在の実力に合わせて大学合格までの最短距離を歩めるよう、適切な指導とアドバイスをしてくれます。

アクシブアカデミーでは、科目の指導以外にも教材の選定、カリキュラムの策定、理解度チェック、自習室などの学習環境、受験校の選定など受験生一人一人にサポートをしています。共通テスト・国公立2次試験・私立大学とそれぞれ志望校に合わせた対策も行っています。受験生の方は予備校詳細について確認してみてください。

 

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