コラム

【高校生必見】文理選択とは?後悔しない選び方とそのポイントを解説

高校2年生以降に受ける授業を選択する文理選択。しかしそれだけではなく、その後の進路選択に大きく関わることを知っていますか?

後からもっとちゃんと考えておけばよかったと後悔しないように、高校1年生のうちからしっかり考えておくことが重要になります。

 

文理選択とは?

文理選択とは、2年生以降に受ける授業を文系にするか理系にするかを選択することです。文系を選択すると英語、国語、地歴公民を重点的に学ぶことになり、理系を選択すると数学、理科を重点的に学ぶことになります。

どの科目を重点的に学ぶかは、大学受験の時に受験科目を選択する際の重要なポイントとなります。

文理選択のスケジュール

文理選択の大まかなスケジュールは以下のとおりです。

高校1年生夏休みまで

  • 文理選択希望調査
  • オープンキャンパスに参加

大学の様子を知って自分の将来について考える時期です。大学が具体的であるほど文理選択的には悩むことなく進めることができます。

高校1年生2学期

  • 文理希望調査(決定)
  • 三者面談

迷いがある場合には担任による面談なども行われる時期です。提出した文理選択希望を元に将来の希望進路について本人・保護者・担任の間で共有・面談が行われます。

高校2年生4月

  • 文理コース別授業スタート

実際に文系・理系に分かれての授業がスタートします。

文理選択の選び方

文理選択において決める方法を3つほど紹介します。

①学びたい学問から選ぶ

大学4年間を通して学びたい学問から文系・理系の選択をするというのがこの選び方です。

学びたい学問から選ぶ際には、実際にその学問ではどんなことが行われているのかを自分なりに調べてみることが重要になります。「高校生の時にはその学問を学んでみたいと思って学部を選択したが、実際に入ってみたらイメージと違った」ということは珍しくありません。また、受験科目とその学部で実際にやる内容にはずれがあると言う場合もあります。例えば経済学部は受験科目から分類すると文系ですが、実際には数学を多用して講義を受けたり卒業研究をしたりすることが多くあります。そのため、数学が嫌いな人にとっては経済学部に入ってからの勉強に苦労してしまいがちです。そのようなミスマッチを防ぐために、しっかりと学部について知る必要があります。

学部を詳しく知るにはどんな方法があるでしょうか。一番簡単なのは色々な大学と学部のホームページを見てみることです。研究の成果が公開されていたりして、実際にどんなことを研究したりしているのかを簡単に知ることができます。もう少し詳しく知りたい場合には、実際にその教科書を読んでみるのもおすすめです。高校生でも理解できるように書かれている入門書はどの学問でも発売されていることが多くあります。そうした本を読むと学問の中身を詳しく知ることができます。さらに、自分がする研究までをより具体的にイメージしたいのであれば、オープンキャンパスに行って実際に研究室で話を聞いてみるのがおすすめです。同じ学部名であっても研究室によって扱っている内容には大きな差があることは珍しくありません。実際にどの学部を選択した時に、どの大学に行くとどんな研究ができるのかを知ることで、より学問に対する興味が具体的になり、文理選択がしやすくなります。

文系文理融合理系
文学部
介護福祉学部
社会学部
外国語学部
教育学部
総合学部
経済学部
国際関係学部
社会心理学部
情報学部
生活科学部
経済学部
スポーツ科学部
工学部
歯学部
理学部
薬学部
理工学部
看護学部
医学部
農学部

 

②将来つきたい職業から選ぶ

将来つきたい職業から学んでおいた方がいい学部を選ぶ。もしくはその職業に就くために有利に就職活動を進められたり、そのための資格を取っておくことができる学部を選択するというのがこの方法です。

職業の中には、大学で規定の単位をとって資格を取得することが前提条件になっているものも多くあります。例えば教員がその例で、大学で単位を取得すると教員免許が与えられ、それがなければ教員採用試験を受けることはできません。

他には医者も同様です。決められた年数を大学で過ごし、規定の年数の実務を積んで初めて資格を得ることできます。

そしてこれは同時に、職業を決めておかないと、文理選択をした後からは選択できない職業が多く存在しているということになります。独学で勉強をすればその職業になるための資格が取れる職業であれば後からなりたいと考えてもなることができますが、教員や医者のように、学部で単位をとることが求められたり、資格に実務経験を求められるような職業ではそうはいきません。そのため、文理選択は意図せず選択肢を狭めてしまうことがあるのです。

絶対にその職業になりたいということが決まっている人であれば、そこから学部を選択するのが一番良い方法と言えます。しかし、面白そうと考えている職業がいくつかある場合には、注意が必要です。実際には、ある1つの職業から文理選択をするのではなく、いくつか候補を挙げて、それらを選択しやすそうな方向性として文系・理系のどちらかを選択するということはよくあります。

 

参考:文系・理系の選択と職業

文系だと有利な職業の例

裁判官
裁判官になるには司法試験に合格する必要がある。法学系の学部に進学した後、法科大学院に進学するのが一般的である。

図書館司書
多くの大学の文学部、教育学部では司書の資格をとることができる。

公認会計士
経済全般についての専門家のため、経済学部、商学部などの文系学部出身者が多い。

 

理系でしか就けない職業の例

医師
医学部を卒業し、医師国家試験に合格する必要がある。

獣医師
獣医学部などを卒業し、獣医師国家試験に合格する必要がある。

薬剤師
薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格する必要がある。

 

③趣味・興味のあることから選ぶ

将来の職業に関して今はまだ考えられていない。また、学びたい学問と言われてもあまりピンと来ない人におすすめなのがこの方法です。もう少し身近な視点から、文系・理系の選択を考えてみましょう。

今あなたが楽しいと思うことや趣味でやっていることは何でしょうか。それをヒントにして、今自分がやっていることに近いことをしている職業、もしくは近いことを学べる学部はどこでしょうか。いくつか例をあげてみます。

趣味・興味学部職業
文学部図書館司書
勉強を教えること教育学部塾講師
教員
PC情報学部ITエンジニア

 

しかしこの選び方をすると、後から他の職業や学問に興味を持った時に、それが今やっていることとはマッチしないという可能性があることは考えておかなければいけません。さらに、高校1年生の時には触れたこともないような学問や職業、趣味はたくさんあります。そのため、きっかけとして興味、趣味を考えるのはとても大切なことですが、それを見つけられたら、学問や職業といったもう少し長期的な視点から文系・理系の選択を考えてみると良いでしょう

 

後悔しないためには?文理選択のポイント

①数学が苦手だから文系を選ぶのはNG

数学が苦手だから文系を選ぶというのは高校生がやりがちな選択ですが、少し立ち止まって考える必要があります。今数学が嫌いなことと、将来の自分の理想像とを照らし合わせて、後悔のない選択ができるようにしましょう。高校生の間は次々と新しい数学の分野を勉強していきますが、実際の職業では使う数学の範囲がある程度決まっていることがほとんどです。そのため、一度習熟してしまえば、それ以降新しい数学の知識が必要になるわけではないこともあります。そうした状況では、数学嫌いで文系を選んで本来希望していない職業に就くよりも、数学が嫌いでも頑張って一度習熟して、理系を選択肢した先の本当にやりたいことを実現する方が良いかもしれません。

今の自分の好き嫌いや得意不得意だけでなく、長期的な視点もよく考えてから文系・理系の選択を行うようにしましょう

 

②イメージだけでなくしっかり調べよう

よく調べずに学部名の印象だけで文系・理系を選んでしまい、後から自分の想像と実際にやっていることの違いを知るということはよくあります。「学びたい学問から選ぶ」の部分でも触れましたが、オープンキャンパスに行ってみる、大学・学部のHPを調べる、学部の入門書を読んでみるなど、学問に関して知る方法は色々あります。大学で学び始めてからミスマッチに気がつくと、そこから他の学部に変えたりするのはとても大変です。

高校生のうちから自分が興味があることはなんなのか、それを勉強できる大学・学部はどこなのかをできるだけ詳しく調べておきましょう。

 

③周りに流されずに決めよう

文系・理系はどっちでもいいから仲の良い友達と同じ方を選ぼうと考えている人や、男女比率を見て変えようとしたりする人もいるかもしれません。しかし、そうした選び方はおすすめできません。

文理選択は進路選択に大きく関わり、また職業にも関わってきます。そうした重要な決断を今の周りの状況だけで決めてしまうと、後から後悔することに繋がりやすいと言えます。

 

途中で進路変更したい場合、文転・理転はできる?

まず文転とは理系コースから文系コースに転校すること。理転がその逆です。一見文理選択の決断を延長できる便利な手段に思えますが、実際どうなのでしょうか。

結論から言うと、可能ではあるが受験戦略としてはおすすめできません。なぜなら、文転・理転をする際には他の学生に追いつくための勉強時間が必要になってしまうために、受験勉強が不利になってしまうからです。

もちろん、その受験戦略上の不利を覚悟してやりたいことが見つかった場合など、文転・理転をすることは悪いことではありません。ただ、勉強で追いつくのは簡単ではないため、覚悟が必要になります。

 

どうしても決められない!文理選択に悩んだ時は?

アクシブアカデミーでは受験相談を行っています。文理選択がなかなかうまくいかない場合には、ぜひ一度相談してみてください。

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