大学共通テストの英語を解くにあたって、時間配分がうまくできるか自信がない方も少なくありません。当記事では、英語の時間配分の方法を解説していきます。
目次
大学共通テスト(英語)の時間配分例
大学共通テストで時間配分をするときのモデル例をみていきましょう。
理想の時間配分
分野の得意・不得意によっても理想的な時間配分は変わりますが、一度モデルケースをみておきましょう。
大問 | 配分時間(分) |
1 | 8 |
2 | 12 |
3 | 12 |
4 | 10 |
5 | 15 |
6 | 15 |
見直し | 8 |
上記では、見直しなどにあてる時間として8分の時間を取ってあります。苦手な設問がある方は、この時間を追加してあてても良いでしょう。
正誤の判断をつけるのが難しく、解くのに時間がかかる傾向がある問5には多めの時間を残しておくと安心です。
ポイントが高いのは設問5以降になります。時間配分が苦手な方は「設問5以降にあてるのは30分」などと決めて先に解いておけば、時間が足りずにまったく解けなかったということが防げるでしょう。
大学共通テスト(英語)を時間短縮させるコツとは?
英語の時間を短縮するコツをみていきましょう。
設問を先に読む
長文読解を解くときは、設問を先に読むと良いでしょう。何を問われるのかを把握して読みながら解いていくことで、問題文を何度も読み返す手間を省くことができます。
また、本文の前にある、シチュエーションの前提などが書かれた前文も必ず最初に読みましょう。焦って本文から読み始めてしまうと、読み進めても意味が分からなかったり、誤読してしまうことが多々あります。
分からない問題は飛ばす
共通テストの1問ずつの配点はそれほど大きくありません。1問にこだわってしまったことで、時間切れで問題が解き終わらなかったら大損をしてしまいます。
わからない問題があったときにはいったん飛ばし、時間が余ったときにすぐに解けるように問題用紙に印を付けおきましょう。
マークずれは都度チェック
マークがズレてしまった、というミスは誰にでも起こりえるもの。すぐに気づくことができれば、大したロスにはなりません。
大問に移るタイミングや、気づいたときにこまめに確認するように普段から癖づけておきましょう。
大学共通テスト(英語)を時間内に解き終える勉強方法
大学共通テストでは、時間内に解き終わることがマストです。どうすればもっと早く問題を解けるようになるのでしょうか?ここでは解答スピードアップのための勉強法を紹介します。
速読の練習をしよう
時間を決めて、時間内に長文を読むトレーニングを行いましょう。
長文読解の問題集を解くときには、まず一度、読み終わるまでにどれくらいの時間を掛けているのかを計ってみることをオススメします。
そのうえで、少しずつでも時間を短縮していけるように目標を立て、時間内に本文を読み終わる意識を持ちながら、問題に取り組みましょう。
単語を一定量しっかり覚えていれば、長文はとにかく慣れることが重要です。長文をいくつも読んで、精読率と速読のスキルを磨いていきましょう。
頻出の構文はしっかりチェック
頻出の構文は、しっかり抑えておきましょう。
頻出の構文さえ分かっていれば、本文を読みながら「ここが出題されそうだな」と予測を立てることができるようになります。
語彙力を身につける
当然ながら、共通テスト対策において語彙力の定着は欠かせません。
特に、長文読解ではできるだけ多くの単語を知っている受験生の方が、確実に有利になります。
逆に、語彙力さえ身につけておけば、長文読解は難しくありません。しっかりと英単語と基礎構文をマスターし、英語の基礎を築いておきましょう。
大学共通テスト(英語)の各大問の配点
大学共通テストの英語の配点は下記の通りです。
設問5以降の配点が大きい傾向ですが、問1~3だけでも40点の配点があります。どの大問でもしっかり点数が取れるよう、対策を講じていきましょう。
大問 | 配点(点) |
1 | 10 |
2 | 20 |
3 | 10 |
4 | 16 |
5 | 20 |
6 | 24 |
見直し | – |
まとめ
ここまで、英語の時間配分について解説してきました。長文読解はとにかく、語彙力をつけることと長文に慣れることが重要です。受験までの期間、とにかく沢山の問題を解いてみてください。
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