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【大学受験の基本知識】大学の出願とは?やり方や流れ、注意点などをあわせて解説します


志望校を受験する場合に必ず必要になるのが「出願」です。どの学校を受験する場合でも出願は必須条件となります。当記事では、出願方法や一連の流れ、インターネット出願などについて解説していきます。出願には準備や確認する項目などが多くあります。準備忘れや出願し忘れなどがないように、受験する学校の募集要項を読み込んで確認しましょう。

出願とは

学校に願書を提出することを「出願」と言います。願書とは、試験を受けるために申し込む書類のことです。受験する学校に出願して初めて、その学校を受験する資格が得られます。

出願期間や受験前後の流れ

大学によって出願の期間や受験前後の流れが違います。以下に4つの例をあげました。2023年4月に入学する人を対象としています。

  • 大学入学共通テストの場合
  • 国立大学の場合
  • 公立大学の場合
  • 私立大学の場合

 

1つずつ詳しくみていきましょう。

大学入学共通テストの場合

  • 9月26日(月)~10月6日(木)出願受付
  • 1月14日(土)・1月15日(日)大学入学共通テスト本試験
  • 1月28日(土)・1月29日(日)大学入学共通テスト追試験・再試験

国立大学の場合

  • 1月23日(月)~2月3日(金)2次試験出願期間
  • 2月25日(土)~前期日程試験実施
  • 3月6日(月)~3月10日(金)前期日程試験合格発表
  • 3月15日(水)入学手続前期締め切り
  • 3月12日(日)以降、後期日程試験実施
  • 3月20日(月)~3月23日(木)後期日程合格発表
  • 3月26日(日)後期日程入学手続第1次締め切り
  • 3月22日(水)~追試験実施
  • 3月26日(日)~追試験合格者発表

公立大学の場合

  • 1月23日(月)~2月3日(金)2次試験出願期間
  • 2月25日(土)~前期日程試験実施
  • 3月1日(水)~3月10日(金)前期日程試験合格発表
  • 3月15日(水)入学手続前期締め切り
  • 3月8日(水)以降、中期日程試験実施
  • 3月12日(日)以降、後期日程試験実施
  • 3月20日(月)~3月23日(木)中期日程・後期日程合格発表
  • 3月27日(日)中期日程・後期日程入学手続第1次締め切り

私立大学の場合

  • 12月下旬~出願期間(大学によって異なる)
  • 2~3月入試実施・合格発表(大学によって異なる)

出願の流れとポイント

ここからは、出願の流れとポイントについて解説していきます。出願の流れとしては以下の通りです。

  1. 願書を入手する
  2. 必要書類を準備する
  3. 受験料(入学検定料)を振り込む
  4. 入学志願票を書く
  5. 郵送する
  6. 受験票を受け取る

 

項目毎に詳しくみていきましょう。

1.願書を入手する

はじめに、願書(正式には入学志願票)を入手しましょう。願書の配布時期は学校や入試方法により異なりますが、予約できる場合もあります。志望校に直接取りに行く、書店での購入、Webから入手などの方法があります。志望校での願書の配布時期や配布方法など調べておきましょう。

そして、願書が配布されたら忘れずに入手するようにしてください。願書は基本的に無料で入手できますが、一部有料の場合もあるのでその点も確認しておきましょう。

2.必要書類を準備する

願書のほかには、調査書が必要となるでしょう。そのほかにも受ける学校によって必要な書類がある場合はあらかじめ確認が必要です。調査書のほかに必要となる書類については以下のものがあげられます。

  • 大学入学共通テスト成績請求票
  • 推薦書
  • 志願理由書
  • 自己推薦書
  • 卒業(見込)証明書
  • 資格証明書
  • 奨学生願書

 

このほかにも学校によって必要な書類がある場合は、忘れずに準備し、提出漏れがないよう注意が必要です。

3.受験料(入学検定料)を振り込む

受験料(入学検定料)の振り込みをしましょう。振り込みができる場所としては、郵便局や銀行、コンビニからできます。各収納機関においては営業時間などが異なってくるので、余裕をもって振り込みましょう。納入された受験料(入学検定料)については基本的に返金されないので、金額や振込先に間違いがないように注意してください。振り込み後の領収書や収納証明書を同封する場合があるので、しっかり保管しておきましょう。

4.願書を書く

受験料の振り込みが終わったら、願書を書きましょう。願書は氏名や住所、希望する入試方式などを書く重要な書類となります。各大学により、記載する内容や書き方が異なるので、志望校の募集要項を熟読し、間違いのないよう準備しましょう。書く際のペン類についても指定があったり、写真の指定があったりするので、注意してください。基本的にボールペンを使用し、こすると消えるようなボールペンは使用できません。

間違えて書いてしまった場合の訂正方法も指定があるので確認しましょう。指定がない場合は念のため志望する学校に問い合わせるのが得策です。記載ミスがあると受付できないため、必ず1つ1つ確認しながら書くようにしましょう。

5.郵送する

書類をそろえたら、次に提出の準備を進めましょう。提出する場合の郵送方法についても指定があることが多くなっています。出願用封筒が願書とセットになっている場合もあれば、市販の封筒の場合もあります。必ず、同封する書類がそろっているか再度確認しましょう。

郵送するうえで重要なこととしては、「簡易書留」か「速達・簡易書留」のどちらかで送ることです。ポストに投函するのではなく、直接窓口で手続きをしてください。どちらの郵送方法も、記録が残るので安心です。提出する書類は必ず、コピーを取り、コピーした分は保管しておきましょう。

6.受験票を受け取る

願書が受け付けられると、記載した住所宛てに受験票が届きます。受験票が届いたら、記載漏れや記載内容に間違いがないことを確認しましょう。確認が終わったら、受験当日まで大切に保管してください。

インターネット出願(Web出願)とは

これまでは紙面による願書の受付が主流でしたが、最近ではインターネットから出願できる学校も増えてきています。インターネットによる出願にはメリットが多く、利用しやすいことから、増加傾向にあるようです。紙面による出願に比べて、便利になったものの、手順や注意する点は同じです。基本的な出願方法や注意点はしっかり把握しておきましょう。

インターネット出願のメリット

インターネット出願のメリットとしては以下の6つがあげられます。

  • 願書の取り寄せが不要
  • 24時間出願できる
  • 修正が簡単で、入力漏れを防止
  • 内容の確認・変更できる
  • 受験料の支払いが便利
  • 受験料割引制度がある

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

願書の取り寄せが不要

紙面の願書の場合は取り寄せまでに数日かかりますが、インターネットの場合は取り寄せまで日数がかかりません。これまでは学校に直接願書を取りに行ったり、書店で購入するなど、自分で実際に出向く必要がありましたが、インターネット出願の場合はそのような手間が一切必要ありません。急な出願の場合でも、インターネット経由での出願ができます。受験締め切りまで日数がない場合でも、すぐに対応ができるため安心です。

24時間出願できる

出願期間内であることが条件ですが、インターネットに接続できる環境であれば365日いつでも出願できます。各学校の出願サイトのメンテナンス時間を除けば24時間出願できます。しかし注意しないといけないのは、受験料の振り込みや書類の送付までが出願条件となるので、締め切り直前の申し込みは避けるべきでしょう。

修正が簡単で、入力漏れを防止

紙面の場合は、記入を間違えると一からやり直しになることもあります。しかし、インターネット出願の場合は、画面上で簡単に入力しなおせるので、一から書き直す手間が省けます。また、入力後に自動でチェックが行われるので、入力漏れも防げます。記載ミスや記入漏れがある場合、出願自体が受け付けてもらえません。出願の際のミスは絶対にあってはならないのです。その点、インターネット出願では修正も簡単に行えて、かつ入力漏れも防止できるのでストレスが少なく済みます。

内容の確認・変更が可能

出願後であっても、ログインすることで内容の確認ができます。また、受験料の支払い前であれば、内容の変更や併願の申請も可能です。受験料の支払い後でも、同額であれば申請内容を変更することもできます。出願内容だけでなく、受験料の振り込み状況も画面にて確認できるので、複数校を受験する場合の振り込み忘れなどの心配がありません。

受験料の支払いが便利

全国のコンビニから支払いが可能となっています。また、学校によっては、郵便局や銀行ATM、クレジット決済、ネットバンキングなどに対応しているところもあります。幅広い支払方法があるので、自分に合った方法が利用できます。出願と同様に受験料の振り込みは、コンビニやクレジット決済などで24時間受け付けるので、限られた時間しか都合のつかない人には大変便利です。

受験料割引制度がある

学校によって異なりますが、一部ではインターネット出願の場合、受験料の割引制度があります。複数校を受験する人にとっては受験料割引があるので、負担を気にすることなく受験できるでしょう。

インターネット出願のデメリット

インターネット出願にはさほどデメリットはありませんが、強いて言うならデメリットとしては以下の5つがあげられます。

  • 不慣れだと時間がかかる
  • 紙と比べて見にくい
  • 同インターネット出願でも学校によって異なる場合がある
  •  インターネット環境が必要
  • プリンターが必要

 

それぞれについて解説していきます。

不慣れだと時間がかかる

受験生の中には、パソコン操作に不慣れな人もいるでしょう紙面と比べて、インターネット出願の場合は、パソコンでの基本的操作やキーボード操作が必要となってくるので、慣れていないと操作や入力に時間がかかってしまいます。出願はできるだけ早く終えて勉強に集中したいという人にとってはストレスに感じるかもしれません。慣れている人に教えてもらったり、操作を変わってもらったりしながらできるだけ短時間で終わるよう工夫しましょう。

紙と比べて見にくい

紙面と比べると画面が小さく、文字も小さい場合があります。そのため、見にくいといったデメリットもあります。出願において、記載ミスや記入漏れは厳禁のため、見にくいのは煩わしく感じるかもしれません。インターネットの場合、サイトをズームして見ることができるので、便利な機能を活用し、改善するといいでしょう。

同じインターネット出願でも学校によって異なる場合がある

インターネット出願は受験する学校によってサイトの設計や入力の方法など異なる場合があります。わからない点は必ず学校側に問い合わせましょう。

インターネット環境が必要

インターネット出願ではインターネット環境が必須です。実際に学校へ出向くよりも手間は省けますが、インターネット環境のない場所では出願できません。インターネット環境の整った場所で出願するようにしましょう。

プリンターが必要

インターネット出願の場合、書類を印刷するにはプリンターが必要になります。書類を保管しておきたい場合や、印刷して提出しなければいけない書類がある場合は、プリンターがないと不便に感じるでしょう。プリンターが手元にない場合はインターネット出願を利用しにくいかもしれません。しかし、現在はコンビニで印刷することも可能です。自宅にプリンターがない場合は、コンビニのネットプリントなどを活用しましょう。

インターネット出願の注意点

インターネット出願の場合は、すべてをインターネット上で完結できるわけではありません。インターネットでできるのは出願の申し込みまでであり、受験料の支払いや調査書など必要書類の送付が必要です。学校によっては受験料の支払いもインターネットでできる場合がありますが、必ずできるとは限りません。必要書類の送付はインターネットではできないため、必ず送付期限を守って郵送するようにしましょう。

まとめ

出願の流れや注意点、インターネット出願について解説してきました。受験する際には出願は必須条件となっています。当記事で解説したように、出願にはある程度決まった方法や、一連の流れがあります。受験する学校の募集要項に詳しく記載されているので必ず読み込んで確認しておきましょう。出願を間違えたり、忘れたりすると、今まで必死で勉強してきた努力が水の泡になってしまいます。すべての書類をそろえ、受験料を支払い、受験票が手元に届くまで気を抜かずに準備しましょう。を乗り切りましょう。

 

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