「なんとか国公立大学に合格したい」「難易度を下げて国公立にいきたい」と考えている受験生も多いかと思います。現在は様々な入試方式を実施しており、大学学部によって異なります。そのためしっかり入りやすい大学を把握することが重要になります。今回は中部地方の国公立大学で入りやすい入試を実施している大学を紹介します
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静岡文化芸術大学

浜松市にある静岡文化芸術大学のデザイン学部は、少ない科目で受験することが可能です。
共通テストの配点は600点、ボーダーは67~73%です。英語は必ず受験する必要があり、200点です。残りの400点分は、国語か数学のどちらかを選択し、残りは自由に選択できます。つまり、数学を1科目も選択しないことが可能です。2次試験は数学受験、実技試験、ポートフォリオがあります。数学受験の場合、範囲は1A2Bが必須、残りはBC分野からの選択となります。したがって、数3を利用しないで受験できます。
入学後に学べる内容は、建築士、家具デザイナー、商品開発や、ゲーム、CGと幅広いです。特に建築系を目指されている方は、ご検討されてはいかがでしょうか。
参照:静岡文化芸術大学
静岡県立大学

静岡県立大学の国際関係学部は、3科目で受験ができます。英語が得意な方に、特におすすめの大学です。共通テストボーダーは66%、2次偏差値は50です。
共通テストは、600点で、英語と国語が必須、残りは数学1Aか、地歴公民からの選択です。私立文系学部を主眼におきながら、併願することも可能です。定員は、国際関係学科が60名、国際言語文化学科が120名、男女比は女性68.5%です。共通テストのリーディング、リスニング比率は7:3、2次試験は英語200点で、リスニングは出題されません。
愛知県立大学

愛知県立大学外国語学部の共通テストを使わない学校推薦型も狙い目です。倍率も低く、例えば、英米学科の愛知県枠ですと、条件は愛知県内の高校を卒業見込みであることです。専願で英語の評定4.0以上を満たすと英語200点と面接100点だけで受験できます。国公立なのに共通テストがいらないので、私立文系にしようと思ってた人でも狙えます。
英語は筆記だけじゃなくリスニングも出るので対策は必要です。一つの学科には高校から一名しか入れないので要注意です。面接は志望動機などの個人面接を15分程度で行われます。
来年は評定で国語3.8以上必要となります。県内の高校に在学してる方は、ご検討されてはいかがでしょうか。ちなみに、この全国枠もあり、これは既卒も利用できて共通テスト3教科のみで受験できます。共通テストは英語300点、国語200点、社会100点の600点です。
名古屋大学

名古屋大学で推薦を狙うことができます。共通テストを利用する学校推薦型は文型、理系とも出願できます。例えば経済学部の場合、共通テスト770/950のボーダーさえ超えれば二次試験なしで合格を狙えます。出願条件は現役、専願、で成績基準はありません。二次試験は、面接のみなので学校の成績は関係ありません。ただし、各高校からの人数制限がある学部もあるので、受験を考えている場合は、早めに先生に相談しておきましょう。もし失敗しても一般受験を受けることもできます。
まとめ
いかがでしょうか?このように大学学部によって、比較的入りやすい入試を実施しているものもあります。気になる大学がありましたらぜひ大学HPで詳細を確認してみてください。大学や受験校探しが大変という方は、ぜひアクシブにご相談ください。勉強はもちろん、受験選定までアクシブではサポートしています。



