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知らないと損する関連付けの威力。高校生がするべき勉強法!


「私バカだから頑張って覚えてもすぐ忘れちゃう…」

 

「記憶力をつけたいな…。でもすぐ忘れちゃう」

 

あなたはこうお悩みではありませんか?

 

大学受験では、歴史や英単語や古文単語。暗記が必要な勉強もたくさんあり、覚えることも膨大です。

そのため、効率よく、勉強して自分が勉強した内容は確実に暗記していけるとよいですね。

 

今回は、記憶をするコツの1つである、「関連付けを使った記憶術」についてご紹介します。

 

知らないと損する関連付けの威力。高校生がするべき勉強法!

人によっては、暗記すること、記憶することが苦手という方もいます。しかし、記憶のメカニズムを理解した上で、暗記の仕方を工夫すると、一気に覚えられる内容が増えます。

 

人の記憶には、短期記憶と長期記憶の2種類があります。短期記憶とは、秒単位の短い時間しか持っておけない記憶のことで、容量も有限で、小さいと言われています。その後、短期記憶は海馬にいきます。短期記憶の中で、脳が必要だと感じるような、インパクトの強いものや何度も復習したものは、大脳に送られ、長期記憶に送られます。長期記憶に保持されると、思い出そうとすれば思い出せる状態になります。思い出そうとすれば思い出せる状態にすれば、勉強をする際に問題を解くときも、困ることがへるでしょう。

 

では、短期記憶から長期記憶におくり、思い出そうとすれば、思い出したい内容を思い出せるようになるにはどうすればいいでしょうか?

 

その1つに「関連付けて覚える方法」があります。今回は関連付けについてご紹介します。

 

実際の勉強の仕方

さて実際の勉強の仕方について続いてご紹介していきます。

 

エピソード記憶を活かす

例えば、学生時代に失恋した思い出、小さい頃に友達と公園で遊んだ記憶などがエピソード記憶に該当します。学生時代に失恋した思い出であれば、悲しいという感情や寂しいという感情と結びつき、なんとなく覚えていたり、小さい頃に友達と遊んだ記憶であれば、楽しい、嬉しいなどの感情と結びついている可能性があります。これらは「思い出」を象徴する記憶のことをいいます。

 

これらの記憶は、感情を伴う記憶は非常に長く残りやすいと言われています。

 

勉強への活かし方_歴史

歴史等の暗記をする際、年号の暗記と歴史的事実のみを暗記するのではなく、その時代背景や、「なぜこの事件が起こったのか?」と単なる暗記ではなく、いろいろな事柄を関連付けつつ、「この人かわいそう…。」、「あいつやなやつ!」と関連付けて勉強することで記憶に残りやすいかもしれません。

 

勉強での活かし方_英語

英単語を覚える際にも、英単語と意味を1対1で覚えるだけでなく、実際にどのように使われているかの例文とその時の感情と一緒にまとめて覚えていくとよいでしょう。その際にも、感情をうまく使いながら、「この文章素敵」、「このお話めっちゃせこいやん」などと感情と照らし合わせながら覚えると良いのかもしれません。

 

関連付け記憶法 ワンポイントアドバイス

①何かを覚えていく際、何度も繰り返して復習し思い出していくことでも、その記憶力がついていきます。

 

→記憶力は、シナプスという脳の神経細胞を活性化することで鍛えられ伸びていきます。

脳の神経細胞であるシナプスを活性化させるには、何度も覚えたいものを思い出し、復習することが良いといくつかの研究で報告されています。

 

②いくつもの要素と重ねて、覚えていく。

歴史や英単語の例で説明しましたが、年号と歴史的事実のみ、英単語と意味だけを無味乾燥に覚えるのではなく、何と何が関連しているかと考えながら覚えていくとよいです。というのは、記憶は鎖のようにつながっているので、1つ思い出すと数珠つなぎのように別の記憶を思い出すことがあります。そのため、関連付けて覚えていくことで、関連する事象を思い出すことで、覚えたいことを思い出し、覚えられる機会が増えます。

 

→例えば、「foundation=土台」という単語を覚える際、日本語で化粧品のファンデーションをイメージして、「肌に化粧をする際に土台として、ファンデするな」とイメージしながら覚えたり、「foundation=土台」は「found=たてる」という単語の名刺だから、「何かをたてるけど、そのとき土台が必要だよね」とエピソートと結びつけて学ぶなどの記憶術があると思います。このように関連付けをすると、学校に行く前に化粧をする際に、「あ、ファンデーションって、土台って意味だな」とか、薬局に何かを買いにいったときに、化粧品コーナーを見たときに思い出したりなど関連することと遭遇するたびに、思い出す→シナプスが活性化するというとても素敵なループになり、暗記がしやすくなります。

 

科学的根拠

最後に科学的根拠についてご紹介します。

 

科学的根拠について、カリフォルニア大学デービス校で研究されたものがあります。

 

ある実験で、ある風景とモノの組み合わせを被験者に覚えさせました。その後、群を2つにわけ、思い出す頻度を1回のチームと3回のチームに分けた結果、3回思い出したグループのほうが記憶が強化されていたのです。さらに、脳の画像診断法の1つであるfMRIという機会を用いて、脳の活動を見たところ、人は記憶を思い出している時、「エピソード記憶」に関連する脳領域に血流が多く動いていて、活動的であったと報告されています。

 

このことから、人は記憶を思い出している時、エピソード記憶をする際の記憶方略を使いながら、記憶を思い出したり、記憶と記憶のつながりを活性化すると言えるのではないかと言われています。

 

また、生物の進化心理学的にも、エピソード記憶の記憶が一番忘れにくい、強いと言われています。

 

まとめ

短期的だけでなく長期的にも記憶しておくためには、物事を関連付けて記憶する方法が有効です。

物事をエピソードとしてストーリーを作って覚え、それを複数回思い出す作業をすることで、長期にわたって記憶する助けとなります。

このことは脳の活動を視覚的にとらえる画像によっても証明されているため、科学的にも正しいことがわかってきました。

脳の活動を画像や数値で見ることができる画期的な方法が開発されていますので、今後、さらなる効果的な記憶方法が開発されていくに違いありません。

 

参考:記憶の「関連付け」を行うことでささいなことをキッカケに出来事全体を思い出せるようになる

エピソード記憶?意味記憶? 記憶の種類を学んでみる【エピソードを学習に利用する方法】

 

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