勉強ばかりしているとストレスがたまる、、、
そんなふうに感じてしまうこともあるかもしれません。
しかしストレスを感じているのであれば一度勉強から離れてみることが結果的に良い成績に繋がるかもしれません。
今回はストレスが記憶力の関係をご紹介します。
目次
効率の良い勉強のために知っておきたいストレスと記憶の関係
試験当日、問題用紙が配られるまで緊張の時間を過ごします。
問題を解いていくと、解いていくと、見覚えのある言葉なのに頭は真っ白になってしまっています。
そんな経験をしたことはありませんか?
そんな時に私たちの脳の中で起こっていることを解説します。
ストレスと記憶の驚きの関係
その答えはストレスと記憶の複雑な関係にあります.
ストレスには色々な種類と度合いがあり、記憶にも様々な種類があります。
しかしここでは短期的なストレスがどのように記憶に提供するのかに注目してみてみましょう。
まずは記憶がどのように機能しているのかを知りましょう。
読んだり書いたりした情報は3つのプロセスを経て脳に既往されます。
まずは情報の獲得。
これは新しい情報に遭遇するその瞬間のことです。
それぞれの体験が、対応する脳の領域を活性化させます。
この時、強い感情と関連づけられた記憶が強化されやすいことがわかっています。
そのあと記憶は分類させるのですが最初の体験の時に刺激された部分を脳が受け取って記憶を強化していきます。
一度記憶が分類されると、それは保存しておいたり、あとで取り出せるようになります。
記憶は脳のあちこちに保存されます。
では、ストレスはどのように記憶に影響するのでしょうか?
実は、適度なストレスは体験を記憶するのを助けます。
私たちの脳はストレスの刺激に対して、ホルモンを分泌して対応し、恐怖などの感情を呼び起こすことになります。この感情が記憶する過程でプラスのたらきをするため、覚えやすくなるということです。
このユニストレスによっては役に立つ場合もあります。
しかし、長期間の慢性的なストレスの場合は逆効果となります。
ある研究では、マウスにストレスホルモンを注入しました。この量を増やしていくと、マウスの記憶力は最初は上昇しましたが、次第に低下していくことが明らかになったそうです。
人においても同様に、適度なストレスであれば好ましい結果が出ます。
しかし、それは記憶作業とストレスが連携するときだけに起こる現象です。
時間的プレッシャーが暗記力をあげる効果はありますが、友達があなたを脅かすことは助けにはなりません。
また、何週間も何ヶ月も、あるいは何年も慢性的なストレスを抱えている場合にはそれが記憶を形成する脳自体にダメージを与えてしまうため、記憶形成の機能が損なわれてしまいます。
ストレスによっては物事の記憶を手伝ってくれるのは嬉しいですが、残念ながらこれはずっと使い続けられるものではありません。
記憶は思考、注意、推論などを統括する脳の部分が行います。
しかし、試験などの場合には思い出そうとする行為そのものが大きなストレスとなり頭が真っ白になってしまうといったことが起こるのです。
そして、記憶することをより困難にしたりします。
どうしたらストレスを味方につけて大事な場面で取り乱さずに落ち着けるのか
まず試験のように大きなストレスのかかる場面ががあらかじめ想定される場合には、似た環境を用意して同じようにやってみることが大切です。
目新しいことがストレスになる場合もあります。
制限時間内に全問解いてみたり、ソファではなく勉強机に座ることが、本番でのストレスの軽減に役立ちます。
運動もまた有効な方法です。
呼吸数と心拍数の上昇は脳と深く関係していて、不安感を軽減し、安心感を助長する手助けになります。
また定期的な運動は睡眠の質も改善すると言われているので、一石二鳥ですね。
試験当日には深呼吸をするように心がけましょう。
深呼吸が試験への不安を軽減することが小学3年生〜看護学生までの若者を対象にした実験の中で明らかになっています。
まとめ
強すぎるストレスは記憶力に悪影響を与える
慢性的なストレスも記憶力に悪疫教を与える
程よいストレスが時々あるのはパフォーマンス向上につながる
もし試験本番で頭が真っ白になってしまったら、まずは深呼吸をしてみましょうね。
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