「2024年度(2025年1月)、大学入試はどうなってしまうの??」「英語外部試験(英検等)が消えてしまったけれど、大学入試結局どうなってしまうの??」あなたはこうお悩みではありませんか??2020年度から、新テスト「大学入学共通テスト」に移行し、記述問題を問うような問題や思考力や判断力を問う問題が出題予定です。2021年度から2023年度のセンター試験から大学入学共通テストの移行期間を経て、2024年度(2025年1月)からは「大学入学共通テスト」が本格導入され、様々な点で変化がもたらされます。今回は現状(2020年1月時点)で2024年度(2025年1月)で大学入試のここが変わるかも知れないという点についてお伝えします。現在の高校生だけでなく、中学生や小学生のお子さまや保護者様も必見です。
※この記事は2020年1月24日現在の情報です。月日が立つごとに情報が古くなり、結果として最新の大学入試の情報でなくなる可能性があります。そのため、「あれ?」と思う点がありましたらぜひ調べたり、第三者に聞くなどして確かめることをオススメします。
目次
2024年度(2025年1月) 大学入試の特徴 大学入学共通テストが本格導入
では早速2024年度(2025年1月)の大学入試の特徴について考えていきましょう。2024年度(2025年1月)の入試で大きく変わるものは、英語は(現時点では)外部試験導入など様々な点が変更点としてあげられています。以下こちらが現時点でわかっている情報です。
①2024年度(2025年1月) 大学入試の特徴 英語が外部試験を本格的に導入
早速ですが、2019年11月に文部科学省から、2020年度の大学入学共通テストでは外部試験の導入が延期されたと発表されたことは覚えていますか??
2021年1月に実施される大学入学共通テストでは、受験生の英語4技能の「読む・聞く・話す・書く」の力を測るため、英語の外部試験が導入がなされるはずでした。しかし、2019年11月に萩生田文科相によれば、「自信をもってオススメできるシステムになっていない」と発表されました。英語の外部試験導入については、これから1年間で協議を重ねて2024年度(2025年1月)に実施できるようにしたいとのことでした。理由として、「経済的な状況や居住している地域によって格差が生まれてしまう可能性があり、すべての受験生にとって公平なテストではない可能性がある」という理由なども相まって、2021年には外部試験は導入されないという結論にいたりました。そして、2019年に英語の外部試験を大学入学共通テストに導入を延期し、今後1年間を目処にどのようにこれらの問題をクリアにするか考えるそうです。
とにもかくにも、2020年度入試の英語の試験は、従来のセンター試験と同様に、大学共通テストの日程に実施される英語の試験を受けることになります。
そして2021年度から2023年度の間、現時点では、大学入学共通テストでは英語の問題を出題され続けられる予定だそうです。そして入試で使用する英語の点数については以下の方向性があると文部科学省では発表されています。
①大学入学共通テスト実施の際のテスト結果を使用する
②民間検定試験の試験結果を使用する
③大学入学共通テストの得点、民間検定試験の得点両方使用する
これら①〜③については、各大学が選択できるという方向性が現在の受験界の流れのようです。
そして、2024年度(2025年1月)から本格的に英語の外部試験が導入されるそうです。理由としては、2024年度までに新指導要領がはじまり、2024年度(2025年1月)に受験する高校生(現役生)は新指導要領で英語を学んできているためという理由だからだそうです。ちなみに、新指導要領がはじまり、英語では旧指導要領に比べ、高校生で習う単語のワード数なども格段に多くなっていて、暗記事項が増えるようです。
流れの予定としては以下です。
センター試験が2019年に終わり、2020年以降大学入学共通テストに変わります。2020年度〜2024年度までの受験生は、英語の試験がどうなっているのか最新の情報を得ながら勉強を進めていく必要があります。
なお、センター試験と大学入学共通テストでは、英語の問題のレベルであったり、配点が若干違うという話も囁かれています。現時点でわかっていることは、大学入学共通テストの英語の配点において、「リーディング100点、リスニング100点」という配点になると発表されています。といいますのも、今までセンター試験では、大学によって英語の得点に傾斜をかける場合を除いて、英語のテストは筆記試験200点、リスニング50点となっているからです。また、大学入学共通テストにおいて、発音、アクセント、語句整序などでは、センター試験の様に単独でとう問題は出題しない予定であるという事も去年の11月に文部科学省が発表しています。
参考:令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト問題作成方針
【不安】成績が伸びる勉強できていますか?
②2024年度(2025年1月) 大学入試の特徴 理科社会に記述問題が導入される可能性
2024年度に向けて、理科社会にも記述問題を導入する予定であると発表されています。しかし現時点での情報なので、引き続き大学入学共通テストについての最新情報を得られるように努めてください。
参考:高大接続改革の進捗状況
③2024年度(2025年1月) 大学入試の特徴 「情報」等新しい科目が追加
続いて、2024年度の大学入試や大学入学共通テストでの変更点として現状考えられているものに、「情報」も科目として使われる可能性があることです。
2022年の新学習指導要領では、プログラミングや情報セキュリティの基礎などを学ぶ、「情報Ⅰ」が必修になります。その変化に伴って、「情報Ⅰ」という科目が大学入学共通テストに導入される可能性があるのです。2023年に共通テストにおける情報科目の実施要項を発表し、20204年度の入試からスタートすると言われています。現在、テスト内容は「コンピューターとプログラミング」の授業と「情報通信ネットワークデータの活用」の2分野だと言われています。ただし、これらもまだ検討段階の情報で、試行調査も行われておりません。(全国規模の試行調査は2021年、2022年以降の予定)今後の動きも気をつけてみていく必要があります。
参考:情報セミナーレポート
④2024年度(2025年1月) 大学入試の特徴 高校生のための学びの基礎診断導入予定
高校生のための学びの基礎診断が2019年〜2024年度で審査、認定など毎年行い、検討する中で、各高等学校で少しずつ実施されていきます。2019年度からすでに、始まっていると言われています。早ければ、2023年にも、そうでなければ2024年度には、大学入試や就職活動で使われるという見方をする方もいて、今後も高校生のための学びの基礎診断について調べておく必要があります。これらは、従来のAO入試や推薦入試の学力検査の代わりに、高校生のための学びの基礎診断を行うことで使われる可能性があります。
⑤2024年度(2025年1月) 大学入試の特徴 コンピューターを使って受験するCBT方式の受験を行う試験もあるかもしれない
こちらはまだ決定事項ではなく検討事項ではありますが、2024年度の大学入試からコンピューターを用いて行うCBT方式の試験を検討しているとのことでした。現在も英語の外部試験等ではCBT受験で行う試験も徐々に知られてきていますが、大学入試でも今後現れるかもしれません。
なお、令和 6(2024)年度以降の共通テストの実施方針(新学習指導要領に対応した「実施大綱」の予告)は、令和 3(2021)年度を目途に公表される予定だと文部科学省はすでに発表をしています。そのため、今後も2024年度入試がどうなるのか動向を見ていく必要があります。
2024年度(2025年1月)入試 今の何年生から導入??
ここまで2024年度入試についてもご紹介してまいりました。では、一体今(2020年3月現時点)の何年生からこの試験が導入されるのでしょうか??この試験は現時点で中学1年生の小学生から本格導入(の予定)です。また、現在中学1年生は、共通テストが本格導入されるだけでなく、高校の指導要領が新しいものになり、新しい指導要領で授業を受ける学年でもあります。彼らが高校に進学すると高校の指導要領が新しくなり、科目が統合されたものを授業で受ける可能性があります。高校の指導要領ではいくつか変化がありますが、例えば、社会科の指導要領が変わった科目として、歴史があります。今までは「日本史」と「世界史」に分かれていた科目が、「歴史総合」という科目に統合されます。2022年からは、高校生で「歴史総合」を履修する人は「近代の日本史と世界史の両方」を学ぶことになります。近年のグローバル化に伴い、近代史で扱われる世界大戦等も日本史と世界史の関係や国同士の状況や関係を理解した上で学ぶほうが、世界大戦の背景等が理解しやすいかもしれません。このように、今までは独立していた科目が指導要領が改定されることで統合され、それぞれの科目を関連付けながら理解する必要があるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?これから受験生になる皆さんは、大学入試が変わる時期で、「一体何をすればいいの?」と不安になってしまう可能性もあります。そんなときは、これらの情報に詳しい第三者に聞くなどして、正しい情報を得られるようにしてみてください。(※弊社でも無料相談を実施しています。)
最後に2024年度(2025年1月)の大学入試についてもまとめています。
①2024年度(2025年1月)の大学入試から英語の外部試験が本格導入される予定。
②2024年度(2025年1月)の大学入学共通テストから、理科社会の記述問題が導入される可能性がある。
③2024年度(2025年1月)の大学入学共通テストに「情報」が導入される可能性がある。
現在中学1年生のお子様にも関係する話です。早め早めに情報を手に入れながら、着実に基礎をかためつつ、学力アップを目指しましょう。
共通テストは一人ひとりに合わせた対策が重要
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