こんにちは!アクシブ西北の横山です。
皆さん、学校や予備校で勧められて受けた模擬試験…
やりっぱなしになってないですか?
模擬試験は、正しく活用すれば成績向上の大チャンスになります!
今回は、模擬試験の有効活用について書いていきたいと思います。
目次
模擬試験の基礎知識
志望校判定について
模擬試験で一番目に付くところと言えば、志望校の合格判定でしょう。
模擬試験にも記載がありますが、基準をまずは知っておきましょう。
模試の判定基準
(※駿台模試の基準を抜粋しました)
A判定 ⇒ 合格可能性が80%以上
B判定 ⇒ 合格可能性が60%
C判定 ⇒ 合格可能性が50%
D判定 ⇒ 合格可能性が30%
E判定 ⇒ 合格可能性が20%以下
と、大体の模擬試験の判定基準はこのようになっています。
ですが、この確率通りに合格が決まるという事ではありません。
A判定が出ているからと言って、安心していると痛い目を見ることになります。
受験回数も合格率に影響する!?
以下、パスナビ様より引用した図になります。
引用元:https://passnavi.evidus.com/article/study/201711_02/
※ 2017年度同志社大一般入試(全学部日程、学部個別日程)における受験回数ごとの合格率(全学部・全日程で集計)を示す。
このように、どの大学でもそうですが
受験回数と合格率には相関があります。
単純に、いっぱい受ければいっぱい受かります。
マシンガンで的を狙って撃つ時に
弾がたくさんあれば、当たりやすい。
そんなイメージです。
模試の判定がAでも、1回受験で良いという訳ではありません。
志望校判定は、あくまで目安であることを忘れないようにしましょう!
点数と偏差値について
点数はあくまで、そのテストでの試験結果でしかありません。
例えば、難しすぎてほとんどの受験者が10点だった場合は
20点のあなたは好成績。ということになります。
全受験者の成績の相関を表したものが、偏差値というものです。
重要なのは偏差値の方になりますので、どういうものかを覚えておきましょう。
以下、栄光の個別ビザビ様のHPより画像と数値を引用しました。
引用元:https://www.eikoh-vis-a-vis.com/kyoiku/vol07/
上記画像のように、偏差値は50を平均として、点数が平均より高いか低いかを表すものになっています。
すごくわかりやすい図ですねこれ笑
以下、1000人の受験者がいたとしたら…?という場合の数値例です。
偏差値 | 最上位からの割合 | 1,000人中の順位 |
---|---|---|
80 | 0.13% | 1.3位 |
75 | 0.62% | 6.2位 |
70 | 2.28% | 22.8位 |
65 | 6.68% | 66.8位 |
60 | 15.87% | 158.7位 |
55 | 30.85% | 308.5位 |
50 | 50.00% | 500.0位 |
45 | 69.15% | 691.5位 |
40 | 84.13% | 841.3位 |
35 | 93.32% | 933.2位 |
30 | 97.72% | 977.2位 |
自分が全国的にどのあたりの成績順位なのかが大体わかる数値
それが偏差値です。
もちろん、高いに越したことはありませんが、重要なのは
自分の志望校の偏差値に届いているかどうか
この1点に尽きます。
ここまで理解したところで、
じゃあ偏差値届いていないから、私は合格しないのか…
とか思ったあなた。そんなことはありませんよ。
模擬試験の本懐は、一喜一憂をすることではないのです。
次に模擬試験の本格的な活用法について
覚えていきましょう。
模擬試験を活用しよう!
模擬試験の個票は、お医者様のカルテのようなものと
私はそう考えています。
カルテは疾患を見つけるための情報です。
お医者様はカルテや診察によって病状を診断して、治療をしますよね。
模擬試験も、使用方法はカルテと同じようなイメージです。
自分の苦手分野を発見し、課題を見つけて
勉強をするべき箇所を特定する。
苦手を克服して、成績をあげること。
これが模擬試験の本来の使い方なのです。
以下、河合塾様から引用した全統マーク模試のサンプルです。
引用元:https://www.kawai-juku.ac.jp/trial-exam/zento/document/report/
見たことある方ばかりですよね。笑
河合塾様、本当にいつもお世話になっております。
苦手の特定に重要なのは裏面です。画質荒くなりますが少々拡大します。
どの模擬試験でも、各科目毎に、決まってこういった分析が記載されます。
分析結果はじっくりと見ておきましょう。
例えば、英語では
項目が全て長文となっていることもあって、自己判断が難しいこともありますが…。
数学理科社会では、分野毎に自分の得意分野、苦手分野を見るだけで特定することができます。
英語国語に関しては、塾や予備校の先生に相談しましょう。
原因の特定をした上で、次に対策に入っていく訳です。
もちろん、アクシブアカデミー 西宮北口校への相談は大歓迎ですよ!www
誤答の分類をしよう!
これが本当に重要です。
正解した問題の場合
・しっかり解けて正解した問題
・勘で書いたら当たっていた問題
・なんとなく解いたら当たってた問題
この3つのパターンがあるとしたら、しっかり解けた問題以外は
きちんと理解できていない。と思うようにしてください。
チェックするなりして、復習をし直すようにしましょう。
間違った問題の場合
・全くわからなかった問題
・計算ミス
・ケアレスミス、ど忘れ
などがよくあります。
間違え方次第で練習方法を変えましょう!この後説明します。
とにかく丸暗記するだけ!とかは本当にやめましょうね
この復習方法は、テスト直前の勉強法としても効果がある勉強法です。
これは非常に重要で、模擬試験後にも同じことができます。
ぜひこれから心がけてくださいね。
間違え方によって特訓方法を変える!
問題を解き、採点した後に、間違え方を分類する
ここまで理解していただけましたか?
では、今からは分類後の話です。
問題を分類した理由は、平たく言えば、弱点を分析するためです。
・勘で書いたら当たっていた問題
・全くわからなかった問題
こういう問題は…⬇️
→一人で悩まずに先生や講師に聞く!
勘で解けた!っていうのも全くわかっていないのと同じ!
とにかく、理解をすることが先決です。
テスト前なら授業ノートの見直しで理解できればそれでよし!
普段なら、学校の先生に授業後に質問したり、
塾や予備校の先生に即日教えてもらうようにしましょう。
疑問にも鮮度があります。
高校で履修する内容は量も多いので、
とにかく早い理解が大事です。
出来るだけすぐに理解すること!
・なんとなく解いたら当たってた問題
・計算ミス
・ケアレスミス、ど忘れ
こういう問題は…⬇︎
→たくさん練習してミスを無くしていきましょう!
解き方が定着していない=ぼんやりとしか覚えていない
のです。こういう時は、問題を何回も解き直しましょう。
解く→採点→解説熟読を何回も。
もうええっちゅうねん。
ってくらいやりましょう。
それがいわゆる『解ける』状態です。
復習ノートを文字でびっしりな状態にしてください。
え?ただの計算ミスでも、もうええっちゅうねんってくらい解くんですか?
その通りです。ミスった自分を呪いましょう笑
ケアレスミス、ど忘れ、計算ミスなどは、要するに
知識の使い込みが足りない証拠です。
『理解したからもうわかる』のと
『練習しまくったからできる』っていうのは全く違います。
もうええっちゅうねん。ってくらい言ってますが
もうええっちゅうねん。ってくらい解きましょう。
全問、しっかりと解ける状態にすることが大切です。
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