正しい勉強法とコーチングで、現役時代に届かなかった第1志望に合格!
なぜ、岡山大学理学部を目指したのか
私は小学生の頃に経験した大雨や台風から、テレビの天気予報に関心を抱き、気象に興味をもちはじめました。高校1年生の時に将来、多くの人がより安心した暮らしを送れるような世の中にするために国の機関であり人々に大きな影響を与える気象庁に入庁したいと思うようになりました。これを実現させるために、私は気象学を学べて、気象庁への就職実績がある国公立大学について調べました。
岡山大学の理学部・地球科学科は、気象や地震、惑星、岩石などの地球内部から宇宙までの幅広い分野を学ぶため、様々な影響を受けて変化する大気について理解するには欠かせない地球科学の基盤を培うことができると思いました。そして、岡山大学は国家公務員合格実績が全国トップであることや気象庁へ就職する人がいることから、将来の夢を実現するために適した大学だと考え、岡山大学の理学部を目指しました。
受験勉強を始めるまで
私は高校時代、バレーボール部に所属していました。高校1年生の頃は慣れない部活と課題で忙しく、帰宅後は課題をしている途中で疲れて寝落ちすることが多々ありました。高校2年生の頃は生徒会に立候補して、生徒会活動にも力を入れるようになりました。全校生徒が楽しめるような企画を考えて、行事の司会・進行を行いました。この経験を通して、協調性やリーダーシップ力を高めたり、仲間と協力することの大切さを学びました。
成績については入学して初めてのテストでは200人中150位ぐらいで危機感を感じたため、部活動をしながら毎日定期試験の勉強していました。1年の最後のテストでは200人中7位をとることができました。2年生では理系内で80人中10位前後でした。
志望校については、1年生の大学調べを通して、自分が興味のある気象を学べる大学が少ないことを知ると共に第一志望校として岡山大学、第二志望校として金沢大学、第三志望校として京都産業大学にしました。高校3年間志望校は変わることなく、第一志望校に向けて少しずつ勉強をしていました。
受験勉強を始めたきっかけ
受験勉強を始めたきっかけは、志望校が決まり目標が明確になったことです。高校2年生の頃、学校の成績はとれていても、模試になるといつも校内順位が下がってしまう状況はよくないと思うようになりました。あと一年後には受験生になり、多くの教科を仕上げる必要があることを考え始めるようになりました。早めに受験勉強を始めることで来年経験する苦労が少しでもなくなり、合格へと繋がるのではないかと思い、受験勉強を始めました。
旧帝塾との出会いと選んだ理由
私は高校3年生の頃、第一志望校である岡山大学を受験しましたが不合格でした。そのため、先に合格をいただいていた京都産業大学に入学しました。入学当初は気持ちを切り替えて置かれた環境で最善をつくそうと考えていました。しかし、大学生活を送りながらいつも自分の中には今まで目指していたことを諦め切れない気持ちが残り続けていました。これからについて自分と素直に向き合って考えた結果、後悔しない道を選ぶことにして岡山大学の再受験をすることに決めました。
現役時は大手予備校で集団授業を受けていましたが、自分には集団授業が合わないことが分かりました。そこで、自ら勉強することに決めました。しかし、勉強方法は正しいのか、勉強方針はどうするのかなど勉強相談ができて、分からないことを解決できるといいなと思っていました。この条件に合う塾を親と探すなかで、親から旧帝塾を紹介されました。
入学説明で話を聞いた印象としては、コーチがとても親切に自分の置かれた状況からどうしていくべきかアドバイスをしてくださったため話しやすかったです。
旧帝塾では、学習計画や勉強法指導をしてくれたり、勉強相談にのってもらえたり、分からないことを聞けるサービスがあったりとサポートが充実しているため入学を決めました。
旧帝塾に通い初めて一番変わったことは?
旧帝塾に通い始めてから変わったことは2つあります。
1つ目は勉強の迷いがなくなったことです。私は心配性であるが故に入塾前までは様々な問題集に手を出してしまってました。勉強時間は長くても、完璧に解けるようになった問題集をつくることもせず、学んだことを身につけることができていませんでした。しかし、入塾後はコーチが志望校合格するために必要な問題集を教えてくれたおかげで迷うことなく勉強に集中することができました。コーチとの面談の日以外で勉強相談をしたい時にはLINEで相談することができ、当日中に返信をしてくれたおかげで日々の勉強でのやるべきことが明確となり不安をなくすことができました。
2つ目は勉強への向き合い方が変わったことです。私は入塾前までは問題集をやることが目的となっていたため、問題への理解、学力の向上をすることを考えることができていませんでした。しかし、入塾後のコーチとの面談を通して毎日の勉強は志望校に合格するために必要な学力まで高めるために行なっているということを気づかせてくれました。言われてみれば当たり前だけれども常にこれを意識しながら勉強することの大切さを学びました。
旧帝塾に通い初めて成績の推移を教えてください


上が現役の時に最後に受けた共通テスト模試で、下が浪人の時に最後に受けた共通テスト模試です。旧帝塾で正しい勉強のやり方を教えてもらえたおかげで、総合の偏差値が10程度伸びました。特に英語のリーディングと化学は大きく伸びて、偏差値が10以上上がりました。
専属トレーナーとの個別授業はどうでしたか?
専属トレーナーとの個別授業では、1対1で授業をしてくれるため、授業中に気になることがあった時にはすぐに聞くことができるので助かりました。普段の授業は自学自習で使っている問題集から重要な問題をピックアップしてくれて、その問題への理解が十分であるかどうかを理解度チェックをしてくれました。これにより、自分では理解したつもりだったけれど実際は本質を理解できていなかったことがあったため、深い理解へと繋げてくれました。共通テスト終了から二次試験までの約1ヶ月は過去問の英語や数学の添削をしてもらいました。英作文は1人で行うのは難しいため見てもらうことで自分の弱点が明確になり本番に気をつけるように意識できました。数学の解決の記述が必要十分かどうかを見てもらいました。しっかりと書けていることが分かると本番への自信にも繋がるため不安な気持ちをなくすことができました。
今だから言える受験や勉強で伝えたいことやこれからの受験生へのエール
受験勉強の大半は自学自習だと思います。その自学自習のやり方、方針が間違っていると不合格という結果で終わってしまうかもしれません。しかし、合格するために必要なことを常に自ら考えて勉強している人は合格すると思います。合格するための勉強方法は人によって異なるため、確かな正解の道はないと考えています。大事なことは自分に合った勉強方法や方針を失敗を繰り返すなかで見つけることだと思います。勉強方法が間違っていたり、なんとなくで勉強していたりする人は模試の結果に現れるため、そこから原因分析をしてみることをお勧めします。
現役の頃、模試はA判定でしたが、不合格になりました。そのためA判定だからといって油断をすると良い結果から遠ざかることになるため最後まで自分に甘えることのないようにしましょう。
私は現役の頃、こまめな休憩をせずにひたすら勉強をしていました。今思うと、この頃はどのくらい勉強内容が定着しているかよりも、どのくらい勉強しているかを考えていたことが原因だと思います。こまめに休憩をすることで脳を休めることができ、集中力を持続できたり、長期記憶に繋がりやすくなると思います。そのため、目を少し閉じてみるや水を飲むなど脳に負担がかからない休憩をすると勉強効率が上がると思います。
高校3年春から受験勉強を始める方に、この1年間どれくらい本気で受験と向き合えるかどうかで4、6年間の大学生活を送れる場所が決まります。受験はとても残酷であり辛いですが、報われるまで努力してみてください。この1年本気で頑張った経験がこれからの人生において大きな力になることでしょう。応援しています。
コーチ目線
リョウタさんは現役時代の反省を踏まえて旧帝塾に来てくれました。現役時代には間違った勉強をしていたということもあり、まずは勉強の正しいやり方からレクチャーをしていきました。毎回の戦略授業で科目の特徴から参考書の使い方、勉強後にどういった状態になっているのが正しいのか、隙間時間の使い方なども指導していきました。向き合い方や心持ちなどメンタルの部分の話もしました。
旧帝塾の戦略授業は、ただ単にコーチが勉強法を教えたり計画を立てたりするだけではなく、コーチングによって生徒を育てていきます。リョウタさんは学力はもちろんですが、コーチングによって計画性や自己分析力も大きく伸びた生徒です。入学から数ヶ月間はコーチ主体で進めていましたが、夏の終わり頃には自分で計画を立てられるようになり、だんだんとリョウタさん主体の戦略授業になっていきました。前回の戦略授業からの勉強を振り返り、その反省点を踏まえた上での学習計画や勉強の進め方をリョウタさん発信でしていき、そこに対してコーチがアドバイスをして計画ややり方を修正していくという、非常に濃密な戦略授業が実施できました。それを繰り返していくうちに、自己分析や計画の精度もどんどん上がっていき、比例するように模試の成績も上がっていきました。受験の成功には問題を解く力以外に、科目外の努力(問題を解く以外の努力)が必要です。難関大に受かる生徒は思考力や精神力、修復力などの科目外の力を無意識に身につけていることが多いです。リョウタさんはこの力をプロコーチのコーチングのもとで、しっかりと身につけていったことが飛躍的に成績を上げることにつながったのだと思います。この力は受験だけではなく、今後の人生で大きな力になってくれるものです。志望校の合格以外にもこういった力を手に入れられたことは、リョウタさんにとっても大きなプラスだと思います。
勉強計画としては、まずは配点の高い英語・数学、そして次に物理・化学という順番で進めていきました。旧帝塾では配点によって科目の勉強比重を変えています。苦手だから勉強するのではなく、合格に一番近づく方法を考えています。実際にリョウタさんは古文の対策は一切しませんでした。
学習内容は基礎を徹底していくことを優先して、現役時代に使っていた参考書をもう一度丁寧にやっていきました。やり直してみると穴があったり、「できた」の基準が低かったりしました。そういった点は戦略授業で正しい基準や状態を指導することで解消していきました。その基準で勉強を進めてくれたので、参考書のレベルが上がっても勉強の質は高く保ってくれていました。最後は過去問で英語と数学の出来が理科に比べて低かったので、個別授業では英語と数学に絞って対策をしていきました。英作文の添削や数学の記述の練習など、自分1人だけではなかなかできないことも、1対1の個別授業では徹底的に指導していきました。全科目指導かつプロコーチが一元管理している旧帝塾だからこそできたピンポイントな授業だと思います。
現役時代の反省を活かして見事第1志望合格を勝ち取りました。報告を聞いた時は私もとても嬉しかったです!受験を通して本当によく成長したと思います。頑張りが報われて良かったです!大学生活を楽しみながらも、夢に向かって頑張ってもらえたらと思います。

