苦手な日本史を克服し関西学院大学に合格!〜最後まで諦めずに掴んだ合格〜
なぜ、関西学院大学法学部を目指したのか
もともと国公立大学が第1志望でしたが、浪人は出来ないと両親に言われていたため、併願校にする私立大学をインターネットで探していた時に、関西学院大学のおしゃれなキャンパスや立地、法曹養成連携プログラムがあることに魅力を感じました。学校の先生に相談すると、私の性格に関西学院の校風や雰囲気が合っていると勧められ、実際にオープンキャンパスに行ってキャンパスを散策したり、入試制度や在校生のお話を聞いたりするとますます魅力を感じ、受験する私立大学の中で第1志望校にしました。学部については、中学生の時から私は将来司法試験に合格し、裁判官になることを目指しているため、どの大学でも法学部法律学科以外受験する気はありませんでした。
受験勉強を始めるまで
私は中学受験をして中高一貫校に通っており、高校受験をしていなかったため、大学受験は6年ぶりの受験でした。中学生の時は授業さえ聞いていれば定期テストや模試でもいい成績をおさめることができていましたが、高校生になるとしっかり定期テストの勉強をしていてもいい点数を取れなくなり、成績を落とし始めました。しかしその状況に焦りを感じつつも、小さい頃からやっていたゴルフとパソコン部、コーラス部の伴奏を掛け持ちし、忙しい高校生活を送っていました。そうしているうちに周りの友達はどんどん成績を伸ばし始め、気づけば高校二年生の終わりにさしかかっていました。この時期になっても私は何をどう勉強したらいいのか分からず、完全に取り残された気持ちでした。
受験勉強を始めたきっかけ
私は高校二年生の秋頃から旧帝塾にに入って本格的に受験勉強を始めました。周りの友達が塾に入り始め、休み時間や放課後に自習室で参考書を使って勉強しているところを頻繁に見かけるようになり、会話の内容も次に行われる模試の勉強についてやおすすめの参考書についてなどの受験に関する内容が増え、受験がすぐそこまで来ていることを心から実感しました。定期テストや模試の成績も、得意だと思っていた教科でも思うように点数が取れなくなるなど、周りとの差が開いているように感じました。その状況に焦り、このままではいけないと思った私は塾を探し、旧帝塾に入りました。
旧帝塾との出会いと選んだ理由
塾を探していた時に、ちょうど学校で旧帝塾の講演会がありました。公演を聞いて、自分が何をどの順番でどうやって勉強していいのか全く分からず、通塾の手間もできるだけ省きたかった私にとって、細かいサポート体制がある旧帝塾はぴったりなのではないかと思い、トライアルを受けてみました。すると、私が想像していたよりもコーチは細かく話を聞いてくれて、私に合った勉強方法や勉強スケジュールを提案してくれました。オンラインということもあり、対面よりも上手く意思疎通が図れないのではないかと心配していましたが、全くそんなことはありませんでした。授業でも先生が気さくで話しやすく、旧帝塾以上に私に合った塾は無いと思い、正式に入塾することを決めました。
旧帝塾に通い初めて一番変わったことは?
一番変わったことは、勉強習慣についてです。旧帝塾に入る前は漠然と不安はあったものの、自分が何をどう勉強すればいいのかわからなかったため、モチベーションの維持も難しく、ただ学校の定期テストの勉強をだらだらしたり、教科書などをただ眺めるだけで本当に自分が理解できているのかわからないような勉強を続けていました。勉強時間は平日は2,3時間程度、休日は3,4時間程度でしたが、旧帝塾に入ってからは自分がやるべきことがはっきり分かったことでモチベーションも上がり、勉強時間は平日は5時間、休日は12時間に大幅に増加し、勉強を楽しく感じるようになりました。それもだらだらと勉強しているのではなく、5時間あるうちの2時間は古文の参考書を3単元分進め、3時間は数学の参考書の例題を10問解くなどと、コーチが無駄なく勉強スケジュールを立ててくれたおかげで、効率よく勉強を進めることが出来ました。勉強習慣が確立すると、家や学校生活でもメリハリをつけて過ごすことが出来るようになり、前までは学校行事などで勉強をしていないという漠然とした罪悪感があり、心から楽しむことが出来ませんでしたが、旧帝塾に入ってからは無駄のない勉強時間を確保できているという事実から、罪悪感を感じることなく後悔の無い学校生活を送ることが出来ました。
旧帝塾に通い初めて成績の推移を教えてください
高二の1月

高三の6月

数学IA・英語・歴史総合・日本史探求、公共・政治・経済が伸びました。
関西学院大に向けた受験戦略
国公立大学が第一志望だったため、まずは共通テストで点数を取ることが何よりの目標だった私は、関西学院受験に向けて本格的に勉強を始めたのは共通テストが終わった一月下旬からでした。しかし、共通テスト本番の点数が第一志望の国公立大学のボーダーに届かず出願を断念したため、関西学院大学が第一志望校になりました。これまでの模試の結果では関西学院大学はE判定でしたが、一度過去問を解いてみると相性は悪くないと感じ、絶対に合格を勝ち取りたいという思いから3つの方式を合計4回受験することにしました。受験科目は英語、国語、日本史を選択し、得意科目である英語と国語は過去問演習で感を鈍らせないようにしつつ、苦手な日本史を重点的に対策しました。また、関西学院受験が始まる前の日程で滑り止めである甲南大学を受験し、入試の雰囲気をつかむことにしました。
プロコーチとの戦略授業はどうでしたか?
戦略授業では、コーチとの綿密なやり取りから自分に合った学習内容、学習計画を立ててくださり、自分が今やるべきことをその都度明確に示してくださったので、モチベーションを保ちながら勉強することが出来ました。これは自分で学習計画を立てるのが苦手な私にとってとても助かりました。さらに、戦略授業で一通り話し終わった後、いつも他に質問したいことや悩みなどはないかと聞いてくださり、とても相談しやすかったです。また、今の現状についてや受験校選びについても、私の気持ちを尊重してくれつつ、感情的な判断だけでなくプロコーチの積み重ねられてきた指導経験から客観的、論理的な意見、時には厳しい言葉もいただきました。共通テストの数学の成績が勉強時間と勉強内容のわりになかなか上がらないことに対して長い時間話し合ったこともありました。しかし、時間をかけて様々なことを考慮して話し合うことで、具体的な解決策を得ることが出来たり、私にとって最良の判断をすることが出来たと思います。
専属トレーナーとの個別授業はどうでしたか?
専属トレーナーは現役の大学生で比較的年齢も近く、とても気さくで話しやすかったです。受験に関する悩みなども相談しやすく、さまざまなアドバイスをもらいました。一対一なので分からないと思えばすぐに質問することができ、それに対して私が理解できるまで何度も丁寧に教えてくれました。さらに本当に理解できているか細かく確認もしてくれて、自分では理解できたと思っていたことが実は完璧に理解できていなかったことに何度も気づかされました。また、日本史がなかなか覚えられなかった私に対して、私の覚えられない理由を細かく分析し、その解決策を一緒に考えてくれたり、様々な授業方法を試したりしてくれたことはとても印象に残っています。
受験勉強中の不安はどのように解消していましたか?
受験勉強中の不安はとにかく人と話すことで解消していました。一人で不安を抱え込んでいるとどんどん悪い方向に考えてしまい、受験勉強に集中できなくなったりしたため、不安を周りの友達と共有したり、受験が終わった後や大学生になったらやりたいことを語り合ったりしました。人と話すことで気持ちも軽くなり、もう少し頑張ろうと思うことが出来ました。特に受験本番が始まってからは、受験した大学が全て不合格になる夢を毎日のように見て眠れなくなる時もありましたが、コーチ、専属トレーナーや友達、学校の先生などに話すと、絶対に大丈夫、最後まで頑張ろ!と沢山励ましてくれたことには今でも感謝しかありません。物事を一人でネガティブに考えてもあまり良いことは無いので、周りの人をしっかり頼ることが大切だと思います。
受験勉強中で最もがんばった期間を教えてください
受験勉強中で最も頑張った期間は、共通テストが終わった後から私立大学入試までの約1か月間です。共通テストの点数が第一志望だった国公立大学のボーダーに届かず、かなり落ち込んだ私は食事が喉を通らなくなりました。しかし、終わってしまったことはどうにもならないのだから前に進むしかないと自分を奮い立たせ、関西学院を第一志望に切り替えて勉強を始めました。英語と国語は得意科目であったため何とかなりそうでしたが、苦手科目の日本史にかなり苦戦し、過去問を解いても点数が半分以下ということが何度かあり、厳しい状況でした。そのため、日本史の資料集をどこに行くときも持ち歩き、時間さえあれば何度も何度も読み込みました。それでもなかなか覚えられず、何度も心が折れそうになりましたが、最後まであきらめずに頑張って良かったと思います。
今だから言える受験や勉強で伝えたいことやこれからの受験生へのエール
受験で一番大切なことは、何度も言われたかもしれませんが、最後まで諦めないということです。このことは、結果がなかなか出ず何度も心が折れそうになりながらも日本史を最後まで勉強し続けたことで、関西学院を4回受験した全てで合格することが出来た私が身をもって実感しました。最後まで諦めなかったからといって絶対に志望校に合格できるわけではありませんが、たとえ目標に届かなかったとしても諦めずにやり遂げたという事実はこの先の人生で必ず糧になると思います。私自身、第一志望の国公立に出願できませんでしたが、共通テストのために苦手な数学を頑張った経験は自分の成長につながったと思っています。受験勉強は本当に苦しく、常に不合格に対する不安や周りとの差に対する焦りと隣り合わせですが、一人で抱え込まずにどんどん周りの人を頼ってください。時には自分を追い詰めすぎることなく息抜きをすることも大切です。皆さんの合格を心から祈っています。
コーチ目線
ナナコさんは受験に向けて勉強方法や計画について不安があり、旧帝塾に来てくれました。得意な英語以外の勉強は見当もつかない状況だったので、数学を中心に正しい勉強のやり方から話をしていきました。受験勉強としてはほぼゼロからのスタートだったのでどの参考書を使っていくか、どのように進めていくか、次回までにどこまでを目標に進めてくるか、など細かく伝えていきました。最初はこのように丁寧かつなるべく詳細に伝えていきましたが、2週間に1回の戦略授業(面談)を重ねていくごとに、ナナコさん自身でも「どこが課題か」「モチベーションを考慮してどのように進めていきたいか」などを考えてもらい、徐々にナナコさんが主体的に勉強に取り組めるよう話をしました。
国公立大学を目指しながらの難関私立大学の併願だったので科目数も多かったですが、勉強自体の質が上がってきていたので数学だけでなく日本史や国語、理科基礎と科目が異なっても勉強の効率は最初の頃より格段に良くなっていました。
ただ、その中でも苦手で個別試験科目にも入っていた日本史は苦戦していたので、個別授業を使って大学生講師のトレーナーから1対1でピンポイントに改善策や対策方法を指導し、得点力を上げていくことに繋げていきました。
勉強の内容以外にも志望校や科目の選択など様々なことを相談していきました。当初の志望校は難関の国公立大学でしたが、「自分の将来やりたいことやその他条件面での比較はどうか」など相談を重ねていくうちに、最終的には関西学院大学を第一志望として国公立大学は共通テストの到達度的に現実的に合格見込みのある大学に出願しようとなりました。
結果的には関西学院大学は4回受験して4回全て合格となり、的を絞った戦略が活きたと感じています。難関私立大学と国公立大学の併願は難しいことが多いですが、私立の個別学力試験で使う科目を優先的に対策したり、個別と共通テストで被る傾向のある問題や形式に特化したことで合格の確実性を上がっていきました。
苦手科目である数学や日本史にめげずにトライし続けたことや、最終的に私立が第一志望になってもその道中では常に自分が行きたい道を模索し続けたナナコさんの忍耐力はとても素晴らしいものでした。時には本当に辛いこともあったかと思いますが、プロコーチやトレーナーの言葉や指導が励みになったのであれば何よりです。
関西学院大学というナナコさんが納得して行きたいと選択した大学で、法学部法学科という学びたい学問をぜひ追求していってほしいと思います。この度は合格おめでとうございます!大学生活を楽しみながら夢に向かってこれからもがんばってください。ありがとうございました!

