合格体験記

地道に積み上げてつかんだ第一志望合格！

なぜ、慶應義塾大学商学部を目指したのか

私は小学生時代から塾の最寄駅として日吉駅をよく利用していたため、その時から慶應大学を身近に感じて過ごしてきました。成長し、受験勉強を意識し始めた時、経済に興味を持っていたため、経済系が強い大学に入りたいと思っていたところ慶應大学が経済系に強いことを知り、小さい頃の縁もあって、入りたいという気持ちができました。経済学部が第一志望ではあったのですが、商学部も経済学を学べるということを知ったので、商学部も並行して目指すことにしました。商学部では経済理論だけでなく、会計やマーケティング、経営といった実践的な学びもできる点に強く惹かれました。

受験勉強を始めるまで

受験勉強を始めるまでは帰宅部だったため、何もすることはなくただ家に帰ってスマホや動画を見て時間をつぶし、気づけば夜になって寝るだけの生活でした。成績は中の下を常に行っており、そこまで熱心に勉強はしていませんでした。受験が近づいているとは分かっていたものの、勉強する気にはなれず、考えないようにしていました。親にも「そろそろ勉強しないのか」と言われるたびに憂鬱になりました。学校の授業もただ座って聞いているだけで、自分から疑問をもったり、積極的に勉強しようという意欲もありませんでした。周囲の友人が塾に通い始めたり、志望校について話し合っているのを見ても、自分には関係ないことのように感じ、将来への不安はあったものの、行動に移せないまま、日々をなんとなくやり過ごしていました。

受験勉強を始めたきっかけ

高一の冬に、できるだけ早く始めて苦労せずに楽して合格したいとふと思い、塾選びを始めました。その当時は学校のテストもあまりいい成績ではなかったため、早く始めないと、いい大学に受からないと気づいたのもあります。また、成績のいい友人たちが次々に受験を意識して塾に通い始めたのを見て、だんだん焦りが芽生え、自分もこのままではとり残されてしまうという危機感が受験を始めようという行動を起こす原動力でもありました。勉強が好きだったわけではありませんでしたが、将来の選択肢を広げるためには今のうちから頑張らなければならないという意識が、自分の中に生まれました。

旧帝塾との出会いと選んだ理由

旧帝塾は母親が見つけてくれました。僕はもともと対面授業の塾に入っていましたが、対面授業形式だと集中力がつづかず、授業の内容が全く頭に入ってこないことがよくあったため、対面授業形式じゃないところがいいだろうと言って調べてくれました。アクシブは授業形式ではなく自分のペースで自分で参考書を進めて、それをコーチが毎週の進捗チェックや学習計画の見直しなど管理するというシステムであり、さぼり癖のある自分での継続して勉強を続けられそうな仕組みが整っていて、なおかつ移動時間がとられないオンライン形式のコースがあったため選びました。また、先生の方々が現役の難関大学の学生であったというのも理由でした。

旧帝塾に通い初めて一番変わったことは？

勉強時間や勉強量、スマホ時間を管理してもらい、月二回の戦略授業で進捗をチェックしてもらうことによって、勉強習慣がつきました。以前は家に帰っても寝るか、やったとしてもスマホを開いて1日が終わっていましたが、これによって大幅に改善しました。また、学校のテストの成績も改善し、クラスの中でトップ5に入るようになりました。参考書や目標を設定してもらったことによって、勉強がやりやすくなり、無駄に迷うこともなくなりました。勉強に対する苦手意識も薄れ、やらされる勉強から自分のための勉強へと気持ちが切り替わり、毎日のタスクが明確だったことで、自分での成長を時間でき、少しずつ自信もつきました。これまでになかった達成感を感じられるようになったことが、一番の変化です。

慶応大学に向けた受験戦略

まず、慶応大学は英語の配点がとても多いため、英語を重点的に基礎固めをしました。全体的に速読が求められるため、単語でつまらないようにするためにシステム英単語と英検準一級の単語帳を何周もし、すばやく構造が分解できるようにポレポレなどを中心にしました。また、アクセント問題やミニマムフレーズの能力が求められる問題もあるため受験の終盤ではシステム英単語を重点的にやりました。国語は小論文がでますが、小論文をやる前に基礎としての読解力が必要であったため船口シリーズをやりました。一周やっただけではあまり身につかなかったため、二周目をやったところ、徐々に成績があがりました。小論文の添削は学校の先生に頼み込んで丁寧に添削してもらいました。歴史は一問一答形式が多いためひたすら一問一答をやっていました。

専属プロコーチとの戦略授業はどうでしたか？

学習計画を詳細に立てて、志望校までの道筋を立ててくれたことはとてもたすけになりました。学習計画をたてるのが苦手な自分にとって小さな目標が何個もあることでやることがより明確になり、自分でもその目標を達成するために工夫しやすいなどの効果がありました。また、二週間に一回の戦略授業では進捗の確認があり、これが自分に程よい緊張感をあたえてくれ、勉強をさぼりにくい環境にしてくれたと思っています。さらに、自分の状況を客観的に分析してもらえることで安心感をもてたのも大きかったです。成績が伸び悩んだ時も、代わりの方法をすぐ提案してくれて、自分一人では行き詰っていたと思う場面を何度も救われました。戦略授業を重ねるごとに、自分でも勉強の優先順位をかんがえられるようになり、精神的にも成長を感じられました。

専属トレーナーとの個別授業はどうでしたか？

こちらが聞いたら必ずすぐに答えが返ってくるため、安心して質問ができ、信頼することができました。また、各教科に対しての深度も深いため教科ごとに他のトレーナーに頼る必要がなく、基本的にトレーナー一人で十分なことが多く、他の人に聞くのに時間をさくことがなくて助かりました。自分のペースを非常に尊重してくれるため、ついていけなくなることはなく、わかりやすいため個別授業でつまづくことはなかったです。特に、理解が不十分なところを的確に見抜いてくれて、こちらが気づいていない弱点も教えてもらえたのが印象的でした。どんな質問にも真剣に向き合ってくれたため、勉強への不安が減り、徐々に自信を持って取り組めるようになりました。トレーナーとの距離感も程よく、気軽に話しやすい雰囲気が続いたのも良かった点です。先生たちが自分と年齢が近く、リアルな受験経験をもとに話をしてくれるのが魅力的でした。単に勉強を教えてもらうだけでなく、どんな参考書がいいか、生活リズムの整え方など、具体的で実践的なアドバイスがもらえる点も安心できました。親身に話を聞いてくれる雰囲気があり、自分の性格やペースにあわせて授業をしてもらえました。

受験勉強中の不安はどのように解消していましたか？

模試の成績があまりよくなくて不安になった時は寝ていました。寝ればたいていの不安は忘れることができました。それでも不安がとれない場合は思い切ってその日の勉強は中止して、スマホをいじってました。戻れないリスクはありましたが、集中できずに無駄に疲れるよりかはましだと思い、やっていました。あとは友達と勉強するなどしていました。不安はとれませんがすこし忘れることができました。それに加えて、コーチに相談し、自分の状況を客観的に教えてもらうことで安心できることも多かったです。自分一人で抱え込むと、どんどんネガティブな方へと考えが向いてしまうので、意識的に誰かと話したり気分転換をしたりして、心のバランスを保つようにしていました。不安は完全にはなくらなかったけれど、そうした工夫で乗り越えられたと思います。

受験勉強中で最もがんばった期間を教えてください

冬休み中は日によっては一日の勉強時間が15時間をこえることがありました。特に追い込みの時期だったので、焦りも強く、眠気や疲れと戦いながら向かっていました。英語の長文の音読をやる時間があまりなく、いつも寝てる時間をこえて音読をやっていました。それでも時間がたりなかったため電車で移動中に英単語と歴史の一問一答、お風呂に入っている間に歴史の年代の語呂合わせを暗記していました。夜中まで勉強し、翌朝も早起きする生活は正直つらかったですが、合格したい一心で踏ん張れました。個人的にはこの期間が一番頑張っていたと思います。

今だから言える受験や勉強で伝えたいことやこれからの受験生へのエール

家で勉強するのは非常に難しいため、自習室や近くのカフェで勉強することをお勧めします。家は誘惑が多いためです。息抜きは一時間に五分ぐらいがちょうどいいと個人的に思います。10分ぐらいだと、スマホをいじり始めてしまい気付けば1日が終わってるみたいなことが発生すると思います。模試の成績はすぐには伸びません。自分は英語偏差値60になるのに一年掛かりました。また、模試によって成績は上下しやすく、簡単だと言われている模試でいつもの模試よりも偏差値が下回ることもよくあります。成績が悪かったら1日落ち込む日を作って次の日から頑張るというのがいいと思います。模試の判定なんてアテにならないと言われても半信半疑だと思いますが、実際にそうなので諦めずに頑張ってください。自分も不安や焦りに何度もかられましたが、結果が出るまで時間がかかるのは当たり前なので、自分を責めすぎず、信じ続けてほしいです。合格した先には、頑張ってよかったと思える日が必ず来ます。応援しています。