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合格体験記

チナツ

合格大学学部

広島大学

工学部第四類(建築環境系)

併願合格校
近畿大学建築学部

広島大学工学部に合格できた川上知夏です。私の高校生活や受験勉強を振り返り、これから大学受験をするみなさんの力に少しでもなれればと思って、勉強法や体験を伝えて行きたいと思います。

週6日の部活と両立!戦略的な学習計画で広島大学工学部に現役合格

なぜ、広島大学工学部を目指したのか

私は広島大学工学部を志望した理由として、大きく二つの点があります。

一つ目は、もともと木造建築に強い興味を持っていたことです。高校で進路について考える中で、建築分野の中でも特に木造建築に魅力を感じるようになり、さまざまな大学について調べました。その過程で、広島大学工学部には私が関心を持っている木造建築の研究を行っている先生が在籍していることを知り、専門的に学ぶことができる環境が整っていると感じました。自分の興味を深く追究できる点に大きな魅力を感じ、志望する大きな理由となりました。 

二つ目は、大学生活においてソフトテニスを続けたいと考えていたことです。私はこれまでソフトテニスに取り組んできており、大学でも継続して競技に打ち込みたいと思っていました。広島大学にはソフトテニス部があり、一定の実績を持つ、活発に活動している部であることを知りました。そのため、勉強だけでなく部活動にも力を入れ、充実した大学生活を送ることができると考えました。

受験勉強を始めるまで

私は高校生活において、主にソフトテニス部の活動に力を入れてきました。部活動は週6日と非常に活動日数が多く、日々の練習に真剣に取り組んでいました。その結果、県大会に出場することができ、さらに県内でベスト8に入る高校の選手が参加できる「県選抜」にも選ばれ、大会に出場する貴重な経験を得ることができました。こうした経験を通して、目標に向かって努力を継続する大切さや、チームの中で自分の役割を果たす責任感を身につけることができました。

一方で、学業との両立には苦労する場面もありました。特に、テスト直後に大会がある場合には、テスト週間中にも練習が入ることがあり、勉強時間の確保が難しいと感じることもありました。また、練習が続く時期には、体力的な負担もあり、成績がやや下がってしまうこともありました。しかし、そのような状況でもできる限り成績を維持できるように、限られた時間を有効に使い、効率よく勉強することを意識して取り組んできました。

旧帝塾との出会いと選んだ理由

親がインスタグラムで見つけたことがきっかけで入塾しました。オンライン塾は初めてでしたが、天候によって日程が変わる部活に所属していたため、毎週決まった時間に通う対面授業よりも、自分の予定に合わせて受講できる点がとても合っていました。通塾の必要がなく、親にとっても子どもにとっても負担が少なかったです。授業では質問するとすぐに丁寧に教えてもらえ、とても分かりやすかったです。戦略授業では、親から言われると聞き入れにくいことも先生の言葉だと素直に受け止めることができました。

旧帝塾に通い初めて一番変わったことは?

私は旧帝塾に入塾したことで、学習に対する姿勢や日々の取り組み方に大きな変化がありました。まず大きかったのは、戦略授業を通して先生とじっくり話し合いながら志望校を決めたことです。それまでは志望校に対して明確なイメージを持てていませんでしたが、先生との面談を重ねる中で、自分の将来や大学生活について具体的に考えるようになりました。その結果、「この大学に進学したい」という気持ちが強まり、大学生になった自分の姿を想像することで、勉強へのやる気が大きく向上しました。

また、授業がオンライン形式であったことも、自分にとって非常に大きなメリットでした。通塾のための移動時間が必要ないため、その分の時間をすべて勉強に充てることができ、効率よく学習時間を確保することができました。一般的な対面塾に通っている人と比べて、移動にかかる時間がない分、日々の積み重ねとしてより多くの勉強量を確保できていたと感じています。さらに、自宅で授業を受けられることで、リラックスした環境の中で集中しやすく、自分のペースで学習に取り組むことができました。

広島大に向けた受験戦略

広島大学に合格するために、私はコーチと相談しながら段階的な学習戦略を立てて取り組みました。まず、理系科目に関しては、1・2年生で学習した内容に抜けや理解の浅い部分があると感じていたため、基礎の徹底を最優先としました。具体的には、春から秋にかけては応用問題に進む前に、教科書レベルの内容や基本事項を確実に理解し、定着させることに重点を置いて学習を進めました。この時期は、問題を解くこと以上に「なぜそうなるのか」を意識しながら学び直すことで、土台を固めることを目標にしていました。コーチと進捗を確認しながら、自分の弱点を一つずつ克服していくことを大切にしました。

そして、共通テストが終わった後は、二次試験対策に一気に切り替え、広島大学の過去問演習に集中的に取り組みました。過去問はできるだけ多く解くことが重要だと考え、赤本は最新のものに加えて一つ前の年度のものも購入し、合計で約8年分の問題に取り組みました。繰り返し演習を行うことで、出題傾向や時間配分、解答の書き方に慣れることができ、本番に近い形で実力を高めることができました。また、解いた後には必ず復習を行い、自分のミスや理解不足の部分を明確にし、次に同じ間違いをしないよう意識しました。

プロコーチとの戦略授業はどうでしたか?

プロコーチとの戦略授業は、私の学習の進め方を大きく変えるきっかけとなりました。まず、模試などで解けなかった問題について、その傾向をコーチが分析して教えてくださったことで、自分の弱点を客観的に把握することができました。それまでは「なんとなく苦手」と感じているだけでしたが、具体的に何ができていないのか、そしてそれを克服するために何を優先して勉強すべきかが明確になり、効率的に学習を進められるようになりました。

また、コーチが学習のスケジュールを立ててくださり、「どの時期に何をすべきか」という見通しを持つことができた点も大きかったです。これにより、「いつまでにこの範囲を終わらせるべきか」という目標がはっきりし、日々の勉強に目的意識を持って取り組めるようになりました。漠然と勉強するのではなく、計画に基づいて着実に進めていく姿勢が身についたと感じています。

さらに、赤本の取り組み方や参考書の進め方についても具体的に指導していただきました。例えば、赤本は何周程度行うべきか、どのように復習をすれば効果的かといった実践的なアドバイスを受けることで、限られた時間の中でも最大限の成果を出せるよう工夫することができました。

受験勉強中で最もがんばった期間を教えてください

私が受験勉強の中で最も力を入れて取り組んだ期間は、冬休みです。部活動が5月頃に終了した後、しばらくはその達成感や余韻に浸ってしまい、本格的に受験勉強へと気持ちを切り替えるまでに少し時間がかかりました。もちろん夏休みの間も一生懸命勉強には取り組んでいましたが、その時期はまだ受験本番が遠く感じていました。そのため、後から振り返ると、冬休みほど強い集中力や危機感を持って勉強に向き合えてはいなかったと感じています。

一方で、冬休みは共通テストが目前に迫っている時期であり、いよいよ本番が近づいているという緊張感の中で勉強に取り組むことができました。この時期は、ほぼ共通テスト対策に集中し、特に理系科目である物理と化学の得点力向上に力を入れました。問題演習を重ねるだけでなく、間違えた問題を丁寧に復習し、理解が不十分な分野を重点的に見直すことで、着実に実力を伸ばしていくことを意識しました。また、限られた時間の中で最大限の成果を出すために、効率よく学習を進める工夫も行いました。

今だから言える受験や勉強で伝えたいことやこれからの受験生へのエール

まず勉強法について強く感じているのは、やみくもに新しい参考書に手を出すのではなく、自分に合った適切な難易度の参考書を厳選し、それを繰り返しやり込むことの大切さです。新しい問題にたくさん触れることも一見重要に思えますが、中途半端に数をこなすよりも、一冊一冊を確実に理解し、定着させることの方が結果的に大きな力になります。特に、解いて間違えた問題をそのままにしてしまうと、同じような問題が出た際に再び解けなくなってしまうため、復習を徹底し、「なぜ間違えたのか」「どうすれば解けるようになるのか」を考えることが非常に重要だと感じました。また、志望校対策については、広島大学のように出題傾向に特徴がある大学では、過去問演習が非常に効果的です。特に英語は独特な形式で出題されるため、共通テスト後に志望校を明確にした段階で、赤本を繰り返し解くことが合格への近道だと実感しました。過去問を通して問題形式に慣れるだけでなく、時間配分や解答の組み立て方を身につけることができ、本番でも落ち着いて対応する力が養われます。

コーチ目線

広島大学合格おめでとうございます!高校2年生の秋に旧帝塾に入塾してくれたので、約1年半の間一緒に勉強を進めていきましたね。チナツさんと進めた受験勉強を振り返っていければと思います。

学習習慣について

チナツさんは入塾前から定期テスト勉強を始めとした普段の学習習慣は概ね身についていました。一方で、国公立大学を目指していく上で、「部活が忙しい中でも勉強時間を最大化する」「限られた勉強時間で優先順位を決めて効率的に勉強を進めていく」という点が課題でした。部活に一生懸命なチナツさんには「責任を持って最後まで部活はやり切りたい。でも勉強時間が足りない」という葛藤があったように感じています。そこで、コーチの私としてもチナツさんの部活への想いを尊重しながら、国公立大学合格に向けて必要なことを絞って取り組んでもらう方針を徹底しました。

学習習慣については概ね問題なかったものの、部活後の体力的な問題や継続的なモチベーション維持など細かい点でコーチングが活きる場面は多かったと思います。毎回の戦略授業で今回取り組むべき勉強量を提示し、部活引退後や受験直前期にどういう勉強習慣が身についているべきかを短期的にも長期的にも示していきました。チナツさん自身も書いてくれていますが、確かに部活引退後の6月あたりは少し気持ちが緩んでいた様子もありました。ただ、夏休みにはしっかり勉強時間を確保して取り組めたのは、部活を引退したら平日5〜6時間、休みの日は10〜12時間継続的に勉強するという目標時間があらかじめ共有できていて、そこに向かって部活引退前から準備を進められたからだと感じています。

受験勉強を進める上で、1人で頑張るのはモチベーションや、そもそも何をやればいいかで立ち止まってしまうことが多いと思います。チナツさんは1人で勉強の悩みを抱え込まず、コーチやトレーナーに積極的に相談していくことでうまく勉強を進められたと感じています。旧帝塾では部活が忙しい生徒も多くいますが、このように常に目指すべき勉強量を提示していき、志望校に向かって一緒に伴走していけるのが強みです。

勉強方針について

次に、限られた時間でどのように勉強を進めていくことになったかを振り返っていきます。大枠としては入塾当初に苦手意識のあった英語を高校2年生のうちに軌道に乗せること、3年生になってからは学校の講習を活用しつつ理科2科目の演習量を十分に確保することを意識しました。入塾後しばらくは英語を最優先で進めていきましたが、これはただ苦手だからだけではなく、理系だとしても英語を早期に固めないと実践的な演習が間に合わなくなってしまったり、学校での演習を効率的に活用できなくなってしまうからです。特に、チナツさんは暗記をやや疎かにしている傾向があったり、感覚的に英語を読んでしまっているという課題があったので、そこは戦略授業でのコーチによる勉強方法の指導とトレーナーの個別授業でフォローしていきました。結果的に、英語は3年次は最低限の演習で共通テストや二次試験に十分に通用するレベルに到達できたので、英語を早期に一定水準まで引き上げる戦略がうまく作用したと感じています。

その後、3年生では理科2科目の演習を優先していきました。英語は前述の通り2年生のうちになるべく仕上げ、チナツさんの得意科目である数学は最低限の復習を挟みつつ、学校での演習を活用して実践力を引き上げていきました。残る理科については3年生以降も学校で新しい範囲の授業が進んでいたので、新しい範囲をしっかり演習しながらも既習範囲の復習を進めてもらいました。現役生はこのように3年生になっても理科の範囲が終わってないことが多いので、理科の演習を意識的に増やして、周りと差をつけるのがポイントだと思います。この戦略が功を奏して、共通テストや二次試験の演習にしっかりと追いつくことができ、国公立の合格にも繋がっていったと感じています。

また、自習以外の勉強に関して、学校の演習を有効活用できたのも効率的な勉強に外せない要素でした。チナツさんが通っている高校では理系科目中心に学校でも入試対策の授業を多く実施していたので、授業や講習の内容を確認しながら、学校の勉強で完結できるものは参考書ではなく学校での勉強をうまく活用することを意識しました。その結果、特に数学は学校の勉強で十分に実践演習を積むことができ、勉強を効率的に進められたと思います。このように、参考書学習を軸としながらも、生徒の状況に応じて臨機応変に対応できるのも旧帝塾がチナツさんにマッチしていた理由だと感じています。

目標は国公立大学合格だったので、秋の後半からは共通テストを最優先で進めていきました。上記の通りスケジュールはかなりギリギリでしたが、戦略授業や個別授業で共通テスト実践演習のフィードバックを重ねていき、結果に繋げていくことができました。出願校については夏以降に検討を進めていき、「本番で〇%だったら〇〇大学」というように段階的な想定を事前に用意していました。

加えて、共通テスト後にリリースされる共通テストリサーチ結果を用いた客観的な立ち位置の把握、チナツさん自身やご家庭のご意向や想いも踏まえて、最終的に広島大学に出願することになりました。模試や共通テストリサーチの判定は受験生であれば非常に気になる統計データだと思いますが、これらを元に「D判定だからダメ」「A判定だから合格確実」という解釈をするのではなく、生徒の気持ちやこれまでのやり取り、その他の要素も踏まえてアドバイスやコーチングを行っていくのがプロコーチならではのフォローだと思います。

チナツさんはプロコーチ、ご家族、学校の先生のアドバイスをうまく駆使して最終的に自分自身で受験校を決め、そこに向けてひたむきに努力をし続けていました。一人ではモチベーションを保つのが難しかったり、いつまでにどこまでやるべきかの計画も難しいですが、勉強の内容以外にもこういったマインドや計画面をサポートしていき、見事に合格を勝ち取ってもらえたことを私自身も非常に嬉しく思います。

最後に

改めて、広島大学の合格おめでとうございます!引退までは部活が忙しかったり、その後は切り替えるのに少し時間がかかったものの、受験勉強を本当に真摯に頑張っていたと感じています。私がチナツさんと接していて特に素晴らしいと思ったのは、素直に取り組んでくれる姿勢でした。毎回の戦略授業で伝えたことをしっかり受け止め、次の時には改善の行動をとってくれていました。こういった素直さが、限られた時間の中で効率的に勉強を進めることができた要因だと思います。大学でも勉強やその他の活動で忙しくなるかと思いますが、受験勉強で培ったことを活かしてぜひ大学生活を楽しんでもらえればと思います。ありがとうございました!

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