宝塚西高校の進学実績・評判のご紹介

宝塚西高校の概要

宝塚西高校は兵庫県宝塚市にある県立高校です。1977年に開校し、男女共学の普通科です。平成30年度では1学年7クラス全21クラスがあり、1クラス40名程度で構成されています。これまでに1万2000人を卒業生として送り出している状況です。

阪急電鉄の逆瀬川駅から宝塚西高校の学生専用のバスが出ており、10分程度で到着します。ゆずり葉台という地名にもあるように、校章にはゆずり葉を用いているのが特徴です。 主に宝塚地区から通う生徒が多く、全体の7割程度を占めています。次に西宮エリアが3割弱となっています。偏差値は55前後と比較的安定しており、1年生から一般コースと国際教養コースに分かれるのが大きな特徴です。

宝塚西高校の特色

宝塚西高校の特徴は国際交流が盛んな点です。国際教養コースがある宝塚西高校ではオーストラリアに姉妹校があり、毎年交流を行っています。一部の学生が夏休み期間にオーストラリアに短期留学する一方、オーストラリアからも宝塚の地に3か月留学を行い、宝塚市などでホームステイを経験します。これとは別に、フランスでも交換留学が行われます。高校2年生からフランス語の授業が選べるのも特色であり、2年生の年度末の1か月をフランスで過ごすことになり、受け入れも行います。

また修学旅行はグアムで行い、一部の学生は2日間日程が延長され研修旅行の名目でより発展的な学習を実施するなど、公立高校でありながら国際交流を活発に行うのが特徴です。

宝塚西高校の評判

これだけ頻繁に国際交流を行うなど宝塚西高校の評判は一定以上のものが多いです。校則に関しては厳しい面があり、ちょっとした服装の乱れも許さない傾向にあるせいか、そのあたりが在校生からは不満が出ています。ただ全体的に落ち着いた雰囲気ということもあり、わざわざ服装を乱そうとする生徒が少ないのも特徴であり、学びやすい環境という評価もあります。

宝塚市の中でも割と偏差値が高いのもポイントであり、大学への進学率もいいので安心して通わせられるという保護者の評判も出ています。逆瀬川の近くにあり宝塚の自然を感じ取れるところにあるというのも大きく、そのあたりも宝塚西高校の評判を高めており、全体的に悪い噂はありません。

宝塚西高校の進学先で多い大学は？

宝塚西高校では私立大学への進学率が高いのが実情であり、年によって最も多く進学する大学は異なります。その中では関西大学や関西学院大学が目立ちます。また近畿大学や甲南大学といったところも多くの学生が進学している状況です。女子大への進学も見られ、主に兵庫県にある女子大が人気となっており、そちらへの進学が多いです。

宝塚市は私鉄が多く、大阪や神戸、京都などに行きやすいのがポイントです。 国公立大学で見ていくと、大阪大学への進学者を毎年出している他、年によっては東北大学や神戸大学といった難関大学への進学もあります。浪人をする生徒も多く、実際に就職するという学生は数人程度しかおらず、宝塚の高校では珍しい部類です。ある年には就職がゼロという年もあったほどです。

気になる大学進学実績は？

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