【東陽町校】環境の大切さ

大学受験に失敗し、高校を卒業した私は集団授業を行っている大手の予備校に通うことになりました。

相変わらず志望校も定まらずにふらふらしていたので勉強に身が入らず、現役の受験失敗を引きずっていました。そしてなにより中1のときから切磋琢磨してきて、一方的にライバル視してきた優秀な同級生たちがみんな揃って難関大学に合格しているという事実に向き合うことができませんでした。明確な夢や目標がないけどより偏差値の高い大学に行きたいと思えたのは彼らの存在が大きかったんだと今だから思います。

あまり成績があがらないまま夏期休暇の時期に突入しました。相変わらず勉強に身が入っていなかった時に、高校時代の親友から連絡がありました。彼は地元を離れ京都で一人暮らしをして予備校に通いながら京大を目指しているというとても行動力のある友人でした。彼に会いに京都へ行き、京大に連れてってもらってここだという直感がしました。改めて自分はどうなりたいのか、ということを考えたときに「名声のある研究者なりたい、そのためにはノーベル賞受賞者を多数輩出し日本で化学の分野でトップとされている京大に行くことで実現できるのではないか、そしてなにより京都で一人暮らしできる！」と思い込み、その日から志望大学を京都大学に切り替え、本気で勉強に取り組めるようになりました。

みなさんは今、勉強に本気になれていますか？まだこの5月の時期ということもありますが、まだ半分くらいの人は本気になれていないと思います。圧倒的な努力をするためには強烈な動機付けが必要です。そのモチベーションの源泉にはどうやったら出会えるでしょうか？その答えはとにかく行動をしてみましょう。行動しなければなにも始まりません。そしてその行動のきっかけになるかもしれないのがみなさんの周りの人です。家族、友人、そして同じ塾に通っている生徒、いろんな人と会話をしてみましょう！自分が知らなかった世界を知ることができ、なにかのきっかけになるかもしれませんよ。