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よくわかる高校公共問題集(学研)の使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!

参考書名
山川日本史一問一答(第3版)の使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!
出版社
山川出版社
発売日
2019/12/21
ページ数
312
科目
日本史
目安時間
60 h

『よくわかる高校公共問題集』(25.5h)

平均目安:30分/テーマ、20分/章復習、40分/定期テスト対策問題、35分/探究問題

本書は問題集だが、内容を整理するための説明もついている。理解本『よくわかる高校公共』も併せて取り組むことが推奨されるが、科目の点数比重に対してオーバーワークにならないよう注意する。

 

『よくわかる高校公共問題集』の進め方

「第1部:主体的に生きるための課題と思想」

第1章:青年期の課題

S01 1.5h p.12-17(6)「青年期の特徴と心のはたらき、定期テスト対策問題①、章復習」

 

第2章:先人の思い

S02 1.5h p.18-29(12)「古代の思想と宗教Ⅰ、古代の思想と宗教Ⅱ、近代の思想」

S03 1.0h p.30-35(6)「現代の思想、定期テスト対策問題②」

S04 1.0h p.36-37(2)「探究問題①、章復習」

 

「第2部:私たちがつくる社会の基本原理」

第1章:国家と人権と平和

S05 1.5h p.38-49(12)「国家の諸原則、日本国憲法の原理Ⅰ、日本国憲法の原理Ⅱ」

S06 1.5h p.50-53(4)「定期テスト対策問題③、探究問題②、章復習」

 

第2章:政治のしくみ

S07 1.0h p.54-61(8)「政治機構、国民の政治参加と行政国家」

S08 1.5h p.62-65(4)「定期テスト対策問題④、探究問題③、章復習」

 

第3章:経済のしくみ

S09 1.5h p.66-77(12)「市場のしくみと現代の企業、国民所得と経済成長、金融・財政のしくみ」

S10 1.5h p.78-89(12)「日本経済のあゆみと課題、地球環境問題、社会保障と労働問題」

S11 1.5h p.90-93(4)「定期テスト対策問題⑤、探究問題④、章復習」

 

「第3部:国際社会の課題と私たちのあり方」

第1章:国際政治の動向と課題

S12 1.5h p.94-101(8)「国際連合と冷戦、核軍拡競争と日本外交」

S13 1.5h p.102-105(4)「定期テスト対策問題⑥、探究問題⑤、章復習」

 

第2章:国際経済の動向と課題

S14 1.5h p.106-117(12)「貿易と国際収支・外国為替問題、国際経済体制、南北問題と地球的課題」

S15 1.5h p.118-121(4)「定期テスト対策問題⑦、探究問題⑥、章復習」

 

全体復習

S16 1.5h 「全体復習(S01〜S04)」

S17 1.5h 「全体復習(S05〜S11)」

S18 1.5h 「全体復習(S12〜S15)」

 

『よくわかる高校公共問題集』の取り組み方

この参考書で重視してほしいこと

①基礎チェック問題は繰り返し解き、完璧に覚える。

②単元マスター問題などでの演習を通して、重要知識において理解不足な部分を把握し、復習する。

 

テーマごとの学習

①[STEP1]の「重要ポイント」として書かれている用語の意味を確認する。赤いアンダーラインが引かれている箇所は必ず暗記できているようにする。(目安時間:5分)

※本書に記載されている図や表を細かく確認する。

※ただ用語やその意味を覚えるだけではなく、その用語を体系的に確認することが目的である。

※既習であることが前提の参考書なので、用語の細かい背景や内容はあまり書いていない。もし内容が曖昧な用語があれば、必ず背景や文脈を理解本やまとめ本で確認すること。

 

②[STEP2]の「基礎チェック問題」を解き、丸つけをする。間違えた問題は[STEP1]重要ポイントに戻って確認し、仕組みや繋がりが分かりづらく感じたら理解本やまとめ本で確認する。(目安時間:10分[問題は5分で解く])

※ノートやルーズリーフに解く。

※理解度別マーク法(下記参照)に基づき、問題にマークをつけておく。

 

★復習のやり方を変えて効率アップ-理解度別マーク法

問題を解いた時のチェック記号

◯:解説の通り正解できた

△(アウトプット不足):理解してるけど間違えた

✕ (インプット不足):知識がない、暗記できてなくて間違えた

?:解説みても理解できない → 先生に質問!

 

※基礎的な用語の問題なので、7割以上取れているとよい。半分ほどしか正解できなかった場合は、理解本やまとめ本を復習する必要がある。

 

③[STEP3]の「単元マスター問題」を解き、丸つけをする。(目安時間:20分[問題は10分で解く])

※間違えた問題に関する重要ポイントに線を引き、まとめ本を使っている場合は該当する箇所に書き込んだり目立たせたりする。また、正解するために必要だった知識は必ずその場で覚える

※正答した問題も周辺知識を理解本や教科書で確認する。

※理解度別マーク法に基づき、問題にマークをつけておく。

正答率は7割以上を目標とする。正答率が5割以下だった場合は、まとめ本の復習に戻るか、用語を暗記しなおす。

※間違えた箇所は答えを確認し、なぜ間違えたのか、何と関連づけて覚えたらいいかを自分で分析する。

 

章復習

①STEP2とSTEP3をもう一度解く。(目安時間:STEP2  5分 / STEP3  10分)

※必ず問題文には目を通す。

※制限時間は同じだが、1回目に解いた時より早く解けるようにする。

 

②解答をみて丸つけをする。間違えた問題は必ず周辺知識も含めて確認すること(目安時間:5分/テーマ)

正答率は8割以上を目標とする。6割ほどしか正解できなかった場合は、各テーマの復習を改めて丁寧に行うこと。

※前回も△✕?だった問題は特にしっかり確認する。周辺知識も含め、書いて覚えるなど工夫する。

 

定期テスト対策問題・探究問題

定期テスト対策問題・探究問題を解く。(目安時間:定期テスト対策問題  20分 / 探究問題  15分)

※同様にノートやルーズリーフに解く。

※設問の文章には必ずヒントが隠されているので、丁寧に通読すること。

※探究問題は特に、解く際は一つの事柄のみに注目するのではなく、章全体を通した多角的な視点で分析するよう心掛ける。

ここでは「試験形式の問題に慣れること」を意識する

 

②解答をみる前にそれぞれ5分だけ延長し、わからなかった問題や知識が曖昧な問題を解きなおす。(目安時間:各5分)

※時間内であれば理解本やまとめ本の索引で引くなどして調べてもよい。

※解答を追加、あるいは修正する場合、青ペンで書く。

 

③解答をみて、丸つけをする。間違えた問題は解説を読むだけではなく、理解本や教科書を同時に参照する。(目安時間:各15分)

※理解度別マーク法に則って、問題にマークをつけておく。

※青ペンで追加、修正して正解した問題は△をつけておく。

※ここで◯が6割以上、青ペンでの正解も含めると7割以上を目標とする。知識問題が6割ほどしか正解できなかった場合は、まとめ本の復習に戻る。

※正答した問題も周辺知識を理解本や教科書で確認する。

※間違えた箇所は答えを確認し、なぜ間違えたのか、何と関連づけて覚えたらいいかを自分で分析する。

※この探究問題は完璧に暗記するよりも、公共への理解を深めることを目的として取り組む。

 

全体復習

①STEP3・定期テスト対策問題・探究問題の△✕?がついた問題を解きなおす。(目安時間:STEP3 3分/テーマ / 定期テスト・探究  8分/テーマ)

※ノートやルーズリーフに解く。

※目安時間は、△✕?がついた問題の数をSTEP3が2割、定期テスト対策問題・探究問題が4割として計算。

 

②解答をみて、赤ペンで丸つけをする。間違えた問題は解説を読むだけではなく、理解本や教科書を同時に参照する。(目安時間:Sごとに10分)

※理解度別マーク法に則って、マークをつけなおす。

※ここでの◯の数は、STEP3が9割以上、定期テスト対策問題・探究問題が8割以上を目標とする。

※知識問題が7割ほどしか正解できなかった場合は、各テーマの復習を改めて丁寧に行うか、まとめ本の復習に戻る。

※正答した問題も周辺知識を理解本や教科書で確認する。

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