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段階式世界史論述のトレーニングの使い方・レベル・勉強法など特徴を徹底解説!

参考書名
段階式世界史論述のトレーニング
出版社
Z会
発売日
2005/08/03
ページ数
288
教科
社会
科目
世界史探究
目安時間
102.5h

『段階式世界史論述のトレーニング』(102.5h)、〈序,1,2章〉(45h)、〈3章〉(26.5h)、〈4章〉(31h)

平均目安:30分/1題(第1章)、40分/1題(第2章)、50分/1題(第3章)、60分/1題(第4章の300字程度)、90分/1題(第4章の450字程度)

50字前後の小論述から、最難関大で出題される大論述まで幅広く対応した論述対策問題集。丁寧な解説と採点ポイントが載っているため論述問題初学者でも取り組みやすく、自己採点・添削を通して本格的な論述力を身に着けられる。段階式に字数を増やしていく字数別の構成であるため、志望校の制限字数に近い章まで取り組むと良い。本書に取り組み始める段階で、教科書レベルの通史の知識は一通り頭に入っていると望ましい。

 

『段階式世界史論述のトレーニング』の進め方

〈序章・第1章 入門編〉(13h)

S01 1.5h 序章 論述問題の基礎知識、1 ユダヤ教、2 上座部仏教と大乗仏教

S02 1.5h 3 クシャーナ朝、4 封建制と郡県制、5 仏図澄と鳩摩羅什

S03 1.0h 章復習① 1~5

S04 1.0h 6 冊封体制、7 アクバルとアウラングゼーブ

S05 1.5h 8 価格革命、9 イタリア戦争の誘因、10 米英戦争の影響

S06 1.0h 章復習② 6~10

S07 1.0h 11 イギリス:第1回選挙法改正、12 大ドイツ主義・小ドイツ主義

S08 1.5h 13 トルコ共和国の近代化政策、14 世界恐慌、15 東西冷戦

S09 1.0h 章復習③ 11~15

S10 1.0h 全体復習① 1~8

S11 1.0h 全体復習② 9~15

 

〈第2章 実力養成編〉(32h)

S12 1.5h 1 魏晋南北朝時代の豪族、2 7世紀の新羅をめぐる国際関係

S13 1.5h 3 11~13世紀の中国北方民族と中国王朝、4 王安石の改革

S14 1.0h 5 カリフの変化

S15 1.5h 章復習① 1~5

S16 1.5h 6 ウマイヤ朝とアッバース朝、7 東西教会の相違

S17 1.5h 8 中世イギリス、9 三十年戦争

S18 1.0h 10 絶対主義国の経済政策

S19 1.5h 章復習② 6~10

S20 1.5h 11 中国の税制の変換、12 明・清の対外貿易

S21 1.5h 13 イギリス立憲政治、14 コモン=センス

S22 1.0h 15 連邦派・反連邦派

S23 1.5h 章復習③ 11~15

S24 1.5h 16 二月革命の影響、17 オスマン帝国の近代化

S25 1.5h 18 露土戦争の戦後処理、19 南アフリカ戦争

S26 1.0h 20 ソヴィエト政権の経済政策

S27 1.5h 章復習④ 16~20

S28 1.5h 21 インド独立とガンディー、22 バンドン会議

S29 1.5h 23 第2次中東戦争、24 キューバ危機

S30 1.0h 25 第4次中東戦争

S31 1.5h 章復習⑤ 21~25

S32 1.5h 全体復習① 1~9

S33 1.5h 全体復習② 10~17

S34 1.5h 全体復習③ 18~25

 

〈第3章 実戦演習編①〉(26.5h)

S35 1.5h 1 アテネとローマの国制、2 古代インド

S36 1.5h 3 漢と西域の関係、4 儒学史

S37 1.0h 5 唐・宋の変革

S38 1.5h 章復習① 1~5

S39 1.5h 6 西欧中世の教皇権確立、7 十字軍の影響

S40 1.5h 8 17世紀のオランダの発展、9 バルト海での覇権争い

S41 1.0h 10 オランダ・イギリス・フランスの東南アジア進出

S42 1.5h 章復習② 6~10

S43 1.5h 11 ナポレオンの二面性、12 アメリカ合衆国の領土拡大

S44 1.5h 13 19世紀のアメリカ合衆国の外交、14 19世紀後半~20世紀初頭のロシアの改革

S45 1.0h 15 洋務運動と変法運動の相違点

S46 1.5h 章復習③ 11~15

S47 1.5h 16 第一次世界大戦前のヨーロッパ、17 第一次世界大戦後の国際協調主義の進展

S48 1.5h 18 新文化運動と五・四運動、19 インドの反英独立運動

S49 1.0h 20 アメリカ合衆国とヴェトナム戦争

S50 1.5h 章復習④ 16~20

S51 1.5h 全体復習① 1~7

S52 1.5h 全体復習② 8~14

S53 1.5h 全体復習③ 15~20

 

〈第4章 実戦演習編②〉(31h)

S54 1.5h 1 中世西ヨーロッパ世界の形成(400字)(①:40分、②③④:40分)

S55 1.0h 2 唐と隣接諸国(300字)(①:30分、②③④:30分)

S56 1.0h 章復習① 1~2

S57 1.0h 3 モンゴルの時代(300字)(①:30分、②③④:30分)

S58 1.0h 4 中国での皇帝独裁制の強化(300字)(①:30分、②③④:30分)

S59 1.5h 5 インドのイスラーム化(400字)(①:40分、②③④:40分)

S60 1.5h 章復習② 3~5

S61 1.0h 6 イスラーム文化(300字)(①:30分、②③④:30分)

S62 1.5h 7 13~16世紀の東南アジア(400字)(①:40分、②③④:40分)

S63 1.5h 8 ドナウ帝国(400字)(①:40分、②③④:40分)

S64 1.5h 章復習③ 6~8

S65 1.5h 9 銀による世界の一体化(480字)(①:50分、②③④:40分)

S66 1.0h 10 太平天国の乱と義和団事件(350字)(①:30分、②③④:30分)

S67 1.5h 章復習④ 9~10

S68 1.0h 11 メキシコ革命(300字)(①:30分、②③④:30分)

S69 1.5h 12 運輸・通信の手段の発展とアジア・アフリカ(510字)(①:60分、②③④:40分)

S70 1.5h 章復習⑤ 11~12

S71 1.0h 13 第一次世界大戦後の中東(350字)(①:30分、②③④:30分)

S72 1.0h 14 中国革命(350字)(①:30分、②③④:30分)

S73 1.0h 15 世界の人口(350字)(①:30分、②③④:30分)

S74 1.5h 章復習⑥ 13~15

S75 1.5h 全体復習① 1~5

S76 1.5h 全体復習② 6~10

S77 1.5h 全体復習③ 11~15

 

『段階式世界史論述のトレーニング』の取り組み方

この参考書で重視してほしいこと

①論述問題の解答作成の手順を確立する。

②自分の書いた答案を採点・添削し、解答に求められている要素を見抜く力を養う。

 

序章

①序章を読み、論述問題に関する基本的な知識と解答作成の手順を学ぶ。

※自分なりに重要だと思ったところは付箋やマーカーを使い目立たせておく。

※学習が進んでも、序章で学んだことを忘れないように時々序章に立ち返るとよい。

 

第1章

①何も見ずに問題を解いてみる。(目安時間:10分)

②解答例を見て自分の答案と比較し、自分の書いた答案を添削する。(目安時間:5分)

※添削をする際、答案に必要だが書けなかった要素、答案に必要ないのに入れてしまった要素をチェックする。

③解説を読み込む。(目安時間:10分)

※「知識の整理」「補足解説」で問題で問われている知識を再確認し、答案に入れるべき要素を押さえる。

※赤字や太字で書かれている語句は各テーマの重要語句であるため、赤シートを使ったりマーカーで線を引いたりして頭に入れる。

※「答案作成のポイント」で出題者の意図、テーマに即した解答を作成するための方法を確認する。

※忘れている知識があった場合は、必ず教科書や資料集に立ち返り復習をすること。

④解説を踏まえてもう一度解答例を読み、解答例を書き写す。(目安時間:5分)

※解説の内容を振り返りながら、問題文と解答の要素を照らし合わせ、解答作成の手順を覚える。

 

第2章

①何も見ずに問題を解いてみる。(目安時間:15分)

※難しい場合は、解答編の「アドバイス」を参考にして解答を作成しても良い。

②解答例を見て自分の答案と比較し、「採点ポイント」に沿って自分の書いた答案を採点・添削する。(目安時間:5分)

※添削をする際、答案に必要だが書けなかった要素、答案に必要ないのに入れてしまった要素をチェックする。

※自分が書けなかった要素のチェックボックスに印をつけておく。

③解説を読み込む。(目安時間:10分)

※「アドバイス」で問題文から出題要求を読み取り、どのように論を展開するかを確認する。

※「知識の整理」「解説」で問題で問われている知識を再確認し、答案に含めるべき要素を押さえる。

※赤字や太字で書かれている語句は各テーマの重要語句であるため、赤シートを使ったりマーカーで線を引いたりして頭に入れる。

※忘れている知識があった場合は、必ず教科書や資料集に立ち返り復習をすること。

④解説を踏まえてもう一度解答例を読み、解答例を書き写す。(目安時間:10分)

※解説の内容を振り返りながら、問題文と解答の要素を照らし合わせ、解答作成の手順を覚える。

 

第3章

①何も見ずに問題を解いてみる。(目安時間:20分)

※難しい場合は、解答編の「アドバイス」を参考にして解答を作成しても良い。

②解答例を見て自分の答案と比較し、「採点ポイント」に沿って自分の書いた答案を採点・添削する。(目安時間:8分)

※添削をする際、答案に必要だが書けなかった要素、答案に必要ないのに入れてしまった要素をチェックする。

※自分が書けなかった要素のチェックボックスに印をつけておく。

③解説を読み込む。(目安時間:12分)

※「アドバイス」で問題文から出題要求を読み取り、どのように論を展開するかを確認する。

※「知識の整理」「解説」で問題で問われている知識を再確認し、答案に含めるべき要素を押さえる。

※赤字や太字で書かれている語句は各テーマの重要語句であるため、赤シートを使ったりマーカーで線を引いたりして頭に入れる。

※忘れている知識があった場合は、必ず教科書や資料集に立ち返り復習をすること。

④解説を踏まえてもう一度解答例を読み、解答例を書き写す。(目安時間:10分)

※解説の内容を振り返りながら、問題文と解答の要素を照らし合わせ、解答作成の手順を覚える。

 

第4章

①何も見ずに問題を解いてみる。(目安時間:30~60分)

※難しい場合は、解答編の「アドバイス」を参考にして解答を作成しても良い。

②解答例を見て自分の答案と比較し、「採点ポイント」に沿って自分の書いた答案を採点・添削する。(目安時間:10~15分)

※添削をする際、答案に必要だが書けなかった要素、答案に必要ないのに入れてしまった要素をチェックする。

※自分が書けなかった要素のチェックボックスに印をつけておく。

③解説を読み込む。(目安時間:10~15分)

※「アドバイス」で問題文から出題要求を読み取り、どのように論を展開するかを確認する。

※「知識の整理」「解説」で問題で問われている知識を再確認し、答案に含めるべき要素を押さえる。

※赤字や太字で書かれている語句は各テーマの重要語句であるため、赤シートを使ったりマーカーで線を引いたりして頭に入れる。

※忘れている知識があった場合は、必ず教科書や資料集に立ち返り復習をすること。

④解説を踏まえてもう一度解答例を読み、解答例を書き写す。(目安時間:10~15分)

※解説の内容を振り返りながら、問題文と解答の要素を照らし合わせ、解答作成の手順を覚える。

 

章復習

①もう一度問題を解く。

②解答例と解説を読み、自己採点・添削をする。

※論述問題は、解答の要素に抜けが無かったか / なぜ解答の要素になるのかを確認すること。

解いた問題について、下記の理解度別マーク法に則って記号をつける。

 

★復習のやり方を変えて効率アップ-理解度別マーク法

問題を解いた時のチェック記号

◯:7〜10割正解

△:4〜6割正解

✕ :正答率が4割未満

?:解説みても理解できない → 先生に質問!

 

全体復習

①章復習でつけたマークのうち、△✕?のついている問題を解きなおす。

②解答例と解説を読み、自己採点・添削をする。

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