目次
難しい問題から取り組むメリット!
受験勉強をする上で、難しい問題から取り組むことにはメリットがあります。
受験勉強というと、いずれの教科でも暗記をするための勉強法は必須となります。
公式や化学式や単語や歴史上の人物など、すべての教科に暗記力が必要とされるので、効率良くそれらを覚えていく必要があります。
難しい問題は、例えば受験本番でその問題に引っ掛かって他の問題が解けないというレベルではリスクが高いですが、学習をしている時点では取り組む価値は十分にあります。
簡単なものからこなしていくと、最後に難易度の高いものが来るという問題集は多いですが、そこでつまずくとやめてしまうケースは多いです。
例えば初めに難易度の高いものをやって、解答を導き出せたとしたら大きな達成感につながりますし、その後の簡単な問題もリズミカルに解いていくことが出来ます。
取り組まないことには受験を成功させることはできませんし、一人で正解に到達できた時の達成感は格別です。
本番でつまずくことの無いよう、勉強をスタートした時から難しい問題を先にやる習慣を身に着けておくと、たとえ入試で難易度の高いところが出たとしても緊張することなく取り組むことが出来ますし、最後までやり遂げる力が身に付きます。
実際の勉強への活かし方
どんな学習をしていても、解けない問題は出てくるものですし、簡単な問題でもミスをしてしまうことはあります。
難しい問題を最後に持ってきたところで、先延ばしにしていることにしかなりませんので、初めにやってしまうことがおすすめです。
受験勉強は、多くの場合が公式や単語を覚えてそれを応用していくバターンのものが多いです。
公式や単語そのものは簡単で繰り返し行えばだれでもわかるものばかりですので、初めは暗記を中心とした勉強法になります。
難易度の高い問題というのは、たいてい応用やひっかけや解くのに時間がかかるものです。
でも、使うのは学習をスタートしたころに覚えた公式や単語ばかりのはずです。
単語や公式や古典の活用法を覚えることが出来たのであれば、応用問題もこなしていくうちに慣れてきます。
慣れないうちは、難しそうだと敬遠してしまいますが、それすらもひたすらこなしているうちに暗記と同じように難なくこなすことが可能です。
食わず嫌いのようなもので、面倒臭いと考えていると後回しにしてしまいがちな難易度の高い問題こそ、先にやる習慣を身に着けておくと本番で苦しまずに済みます。
さらに、簡単な問題を落とさないようなチェックも必要です。
科学的根拠
簡単な問題よりも難しい問題を先やったほうがメリットがある、という科学的な根拠となる博士論文などがあるか、といわれると誰もが知っているような有名なものはありません。
それは学習法の適したものは個人差がありますし、一人一人最適な学習法も異なるケースがあるためと考えられます。
簡単な問題から解き進めても、難しいものを難なくこなせる人もいますし、逆のパターンもあります。
ただし、すべてをパーフェクトに正答するという前提でいうと、難しいところを先にこなしたほうが精神的には楽です。
一番高い山を登り、後は下るだけのほうが先が見えやすいですし、後回しにした問題が解けないかもしれない、と不安に思いながら他のところをクリアするのもつらいものです。
心理的なことを言えばそういうことになりますが、必ずしも誰もが難易度が高いところからやったほうが正答率があがる、ということではありません。
しかし、すべて解答しなくてはならない前提で考えると、苦手意識を持ってしまった部分は何となくとっつきにくくなって間違えてしまう可能性も否定できないので、可能であればむずかしいポイントから攻めていくというほうが、受験に対応しやすい学習といえるでしょう。
まとめ
受験勉強で、難しい問題から取り組んでみたほうが良い、という説がありますがこれは間違っているとは言い切れません。
確かに、確実に取ることが出来る部分から攻めるという方法は一般的ではありますが、日々の学習でその習慣をつけてしまうと、難しい問題を後回しにしてしまいがちになります。
そうならないためにも、日ごろから意識して難易度の高いところから始めることによって、苦手意識を払しょくして本番に強いスキルやメンタルを身につけられるのがメリットです。
◆ 受験や勉強のお悩みをAXIVにご相談ください
・勉強しているのに定期テストの点数が上がらない
・大学受験の勉強をどのように進めればいいかわからない
・勉強のモチベーションを維持することができない など
このような受験や勉強のお悩みはありませんか?AXIVでは完全無料でカウンセリングを受け付けています。大学受験を知り尽くしたプロコーチがあなたのお悩みを解決します。保護者さまのみのご参加もOK!AXIVグループの公式LINEからぜひお申し込みください!
無料カウンセリングのお申し込みはこちら