こんにちはアクシブアカデミーです。
今回は上智大学の入試情報についてご紹介します。共通テストが2020年度入試からはじまり、入試傾向が変わる大学もあるようです。上智大学も共通テストを導入する2020年度入試から入試方式等が変わるのです。
この記事を読んで欲しい人は
・上智大学を受験したいと考えている人
になります
この記事では、募集要項をもとに各学部の入試方式等を整理して皆様にお伝えします。
その結果
・上智大学の各学部に必要な科目
・上智大学の各学部に必要な対策
がわかります。
目次
【4/3更新】上智大学受験生必見!共通テスト導入と入試の変更点を一挙公開
そもそもなぜ入試制度が代わり、センター試験から共通テストに変更になったのでしょうか?
1979年にセンター試験が導入されてはや約40年が経過しています。2020年からセンター試験が廃止、共通テストに変わります。40年続いたセンター試験の歴史に幕が閉じます。
ではなぜセンター試験は廃止され、共通テストに変わったのでしょうか?
現代社会は、AIが発展し、かつグローバル化によって、単純な肉体労働等の仕事がどんどんAIや他の国の留学生等が仕事をしてくれている状況です。そのため、これからの人材は頭脳労働をする必要があり、知識を単に集めるだけでなく、知識を運用する力が必要です。
知識を使える人材を育てるために現在文部科学省中心に日本では、指導要領を変えたりなどの教育改革が行われています。
知識を使える人材を育む一環として、知識を使えこなせているか図るテストが必要で、そのためにセンター試験から共通テストの変わります。
詳しくはこちらをご覧ください。
また共通テストが導入された背景についてさらに詳しく書かれた記事もあります。よければご覧下さい。
参考:なんでセンター試験は廃止なの?なくなる理由と私達の共通テストへの対策法
上智大学は2021年度入学者選抜で共通テストをどう利用するのか
上智大学では、2021年度一般選抜から、これまでの入試制度から変わって、
①TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)
②学部学科試験・共通テスト併用型
③共通テスト利用型
の3方式にて入学者選抜を行います
2021年度入試制度の特徴
①英語4技能を測定する外部検定試験結果を活用
②大学入学共通テストを利用した選抜方式の新設
合格のチャンスが広がる3つの一般選抜方式
①TEAPスコア利用型
<事前に受験したTEAP、または、TEAP CBTのスコアと、上智大学独自の教科・科目試験の結果で、総合的に合否判定を行う選抜方式>
■上智大学独自の英語試験は行わず、代替として、TEAPまたはTEAP CBTのスコアを利用
■指定された受験科目が共通していれば、一度の試験で、複数の学部・学科の併願が可能
■TEAPスコアは、2019年度、2020年度の受験分が利用可能
■神学部神学科、総合人間科学部心理学科・看護学科では、面接試験を実施
2段階での選抜とし、第1次試験合格者のみ第2次試験として面接を行い、最終合否判定を行います。
☆各学科の試験科目はこちらをご確認ください。→TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)試験科目(165.41 KB)
②学部学科試験・共通テスト併用型
<大学入学共通テスト(任意提出した外国語外部検定試験結果含む)と、上智大学独自の学部学科試験結果で、総合的に合否判定を行う選抜方式>
■学部学科試験は、学部ごとに午前・午後の試験日程を設定し、4日間で8学部の試験を実施
■学部学科試験は、記述式を含む学部学科への適性を問う出題とし、文章理解力、論理的思考力、表現力等を総合的に測定
■大学入学共通テストの選択科目、および、学部学科試験問題が共通していれば、一度の試験で学部内併願が可能
■別日程の学部・学科の併願が可能
■任意で提出した英語外部検定試験結果は、CEFRレベルごとに得点化し、大学入学共通テストの英語の得点に加点する形で合否判定に用います。ただし、加点後の得点は大学入学共通テストの英語の満点を上限とします。
■文学部英文学科、外国語学部英語学科以外の学部学科では、英語の代替として、ドイツ語やフランス語の大学入学共通テスト科目および外部検定試験を利用することが可能です。ただし、大学入学共通テストの外国語科目の選択言語と提出する外部検定試験結果は同一言語のみ有効■神学部神学科、総合人間科学部心理学科・看護学科では、面接試験を実施します。
2段階での選抜とし、第1次試験合格者のみ第2次試験として面接を行い、最終合否判定を行います。
☆各学科の大学入学共通テストの試験科目、学部学科試験概要はこちらをご確認ください。→学部学科試験・共通テスト併用型 試験科目
③共通テスト利用型
<大学入学共通テストのみで合否判定を行う選抜方式>
■指定された試験科目が共通していれば、複数の学部・学科の併願が可能です。
■英語外部検定試験結果の提出は基本的に不要とします。ただし、CEFRレベルB2以上の外部検定試験結果を提出した場合、共通テストの英語において、みなし得点として利用可能です。また、合否判定には、共通テストの英語の得点とみなし得点のいずれか高得点を採用します。
■文学部英文学科、外国語学部英語学科以外の学部学科では、英語の代替として、ドイツ語やフランス語の大学入学共通テスト科目および外部検定試験を利用することが可能です。ただし、大学入学共通テストの外国語科目の選択言語と提出する外部検定試験結果は同一言語のみ有効とします。
■いずれの外国語外部検定試験も、複数回受験した際の各技能スコアの組み合わせはできません。
■神学部神学科、総合人間科学部心理学科・看護学科では、面接試験を実施します。
2段階での選抜とし、第1次試験合格者のみ第2次試験として面接を行い、最終合否判定を行います。
☆各学科の大学入学共通テストの試験科目はこちらをご確認ください。→共通テスト利用型 試験科目■学部学科試験・共通テスト併用型…下記いずれかの英語・ドイツ語・フランス語の外部検定試験結果を任意で提出可能です。提出した外国語外部検定試験結果は、CEFRレベルごとに得点化し、大学入学共通テストの外国語の得点に上限付きで加点します。加点後の得点は、大学入学共通テストの外国語の満点を上限とします。
■共通テスト利用型…外国語外部検定試験結果の提出は基本的に不要です。ただし、下記いずれかの英語・ドイツ語・フランス語外部検定試験のCEFRレベルB2以上の試験結果を提出した場合、共通テストの外国語において、みなし得点として利用可能です。合否判定には、大学入学共通テストの外国語の得点とみなし得点のいずれか高得点を採用します。
■一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型)一般選抜(共通テスト利用型)の外国語外部検定試験結果の利用方法
①一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用型):
外国語外部検定試験結果の提出:任意提出とします。
任意で提出された外国語外部検定試験結果はCEFRレベルごとに得点化し、大学入学共通テストの外国語の得点に加点されます。ただし、加点後の得点は、大学入学共通テストの外国語の満点を上限になります。
②一般選抜(共通テスト利用型):CEFRレベルB2以上の結果を提出した場合は、共通テストの外国語において、「みなし得点」として利用可能です。大学入学共通テストの外国語の得点とみなし得点のいずれか高得点を合否判定に採用します。引用元:https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/2021ippan_senbatsu.html
「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験、資格・検定結果等の提出
2021年度一般選抜の全方式で、出願要件として、高校生活において主体的に取り組んだ活動の成果や、留学・海外経験、取得した資格・検定などの入力を出願時に求められることになります。
しかしこれは得点化はされずに参考資料として利用されるそうです。
※注意点
情報はかならず大学のHPで確認するようにしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
上智大学の2021年度入試の変更点や共通テストの利用のされ方についてご紹介しました。
共通テスト導入に伴い入試制度が複雑になっていますので、大学の情報更新には常に注意するようにしましょう。
早稲田大学の分析情報はこちら↓
https://axiv-blog.com/2020/03/16/waseda_kyoutuutest/
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