【東北大学対策】入試科目の配点や受かるための勉強法は?


  日本を代表する大学の1つである東北大学。人気の国立大学であるため、入学希望の方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような勉強方法や対策方法をすればいいのかわからないという受験生も多いと思います。そこで本ページでは、東北大学の入試方式や倍率などのデータをご紹介します。受験期の過ごし方や受かるために必要なことも解説するので、東北大学へ入学希望の方は是非参考にしてみてください。

東北大学の入試問題で問われる能力

まずはじめに、東北大学の望む人材や入試特徴などの入試問題に問われる能力を見ていきましょう。

 

東北大学が望む人材

東北大学はミッションを掲げており、ミッションに共感する以下のような人材を求める学生像として挙げています。   東北大学の理念に共感し,

  1. 21世紀の人類社会の課題に対し世界的水準の研究者として優れた貢献をしようとする志と
  2. 豊かな学識とリ一ダーシップを有し,高度に専門的な職業人として社会の発展に優れた貢献をしようとする志

を持ち,これを実現する固い意志と学問に対する強い好奇心,その基礎となる広い視野と優れた専門的知識・技能を備えた学生を求めています。   さらに、東北大学では各学部でもアドミッションポリシーが設定されています。東北大学のミッションの内容や求める学生像の詳細な内容が気になる方は是非ページを参照してみてください。 出典:東北大学アドミッション・ポリシー  

東北大学入試の特徴

続いて東北大学の入試の特徴について解説します。東北大学の一般選抜は各国立大学と同様に、5~6教科7科目の大学入学共通テスト+個別学力試験で合否が決定されています。個別学力試験は前期入試と後期入試の両方を実施しています。前期日程では全学部3教科での試験となっていますが、後期日程では学部によって必要な教科数が異なります経済学部後期日程理系入試・医学部入試・歯学部入試では面接試験も行われます。

英語

試験時間は100分で、大問が4題出題されています。前半2問はそれぞれ800-1000語程度の長文読解です。大問3は会話文を読んで設問に答える形式で、英作文の問題が含まれます。また、大問3は設問が英語である場合もあります。大問4は和文英訳が2問出題されています。各問題の難易度は高くありませんが、英文の量が多いことや記述の設問が多いことを考えると、負担の大きい問題を効率よく答える必要があると言えます。 長文読解に加えて会話文や内容真偽の選択肢の英語を読む必要があるため、長い英文に慣れておくことは必須です。問題集や過去問を解き、多くの長文に触れておきましょう。和訳、内容説明、内容真偽、文整序の問題で苦手なものがあれば意識的にその問題の攻略をするようにしましょう。和文英訳は複雑な文章は出されていませんが、過去問などをといて練習を積んでおくことは大変重要です。

国語

試験時間105分に対し、大問3題、評論1題、古文1題、漢文1題です(理系は医学部は文系と同様、その他は現代文一問で45分であったが、2021年度から医学部も後者の形式になるようです)。解答形式は殆ど記述式です。 評論では最近発表されたものが多く出題され、テーマも現代的なものが多いです。設問は段落~全体の内容説明が多く、概観する力と詳細に読み込む力どちらも要求されます。漢字も例年出題されています。古文では和歌を含んだ文が多く出題されています。内容も複雑なものが多く煩雑な古典の世界観に慣れておく必要があります。設問は内容説明から和歌の解釈まで、典型的な国公立といった問題が設けられている。漢文でも同様に基礎知識が多く求められ、設問は全体と似通っています。日頃から興味をもって様々な著作に触れておくと良いでしょう。

数学

150分で大問6題が出題されます。解答はすべて過程を含めた記述式です。出題分野としては、微分積分と確率が毎年出題されている他、整数、図形と方程式、数列、複素数平面などが頻出となっています。計算問題が中心ではありますが、毎年一問は論証の問題があるため、注意が必要です。問題の難易度は標準レベルを主として、一部難度の高い問題が含まれています。中心となって構成されている標準レベルの問題を確実に押さえることが重要です。教科書の章末問題や標準レベルの入試問題集を用いて、入試で頻出の解法や典型問題の解き方をしっかり身につけましょう。その後は過去問を通じてそれらのさらなる定着を図るとともに、応用問題に対してその場で思考する力を付けていくと良いです。全記述式であるため、答案は先生に添削してもらうなどして、論理的に答案を作成する力を日頃から意識して高めておくと良いでしょう。

物理

力学と電磁気から1題ずつ、および残りの分野から1題の計3題が出題されています。電磁気は力学との融合問題で出題されることもあります。どの大問も基本・標準的な設問から始まり、徐々に誘導をしながら考察していく形式となっていることが多く、そういった意味では、物理の基礎が固まっていれば、誘導が丁寧で考えやすい試験であるともいえます。全体としての難易度は標準レベルです。教科書を中心に基礎事項を徹底して理科したら、標準レベルの入試問題集で典型的な問題に対する考え方をマスターしましょう。東北大学の物理は基本的な考え方がしっかり理解していれば、誘導によってより深い内容についてもその場で考察することができるような良問が揃っているので、とにかく基礎を固めることを意識して問題演習に取り組みましょう。

化学

理論、無機、有機全般から、大問3題が出題されます。例年どの分野からもバランスよく出題されており、まんべんなく対策をしておく必要があります。問題文は長めで、問題形式は計算問題や記号選択問題のほか、論述問題や、解答過程を含めた計算問題も混在しており、多様な形式がとられています。全体的な難易度は標準~やや難程度で、特に有機分野の難易度が比較的高めです。高校化学の力が総合的に問われる試験です。まずは各分野教科書の知識をしっかり覚えたら、傍用問題集や標準レベルの入試問題集を使って典型問題を解けるようにしていきましょう。これができたら、典型的な解法を使う問題が出たときに素早く解けるようになるまで復習を繰り返し、その後並行して過去問に取り組んでいくのがおすすめです。  

東北大学の概要

次に関西学院大学の概要について紹介します。偏差値や受験資格、科目配点、入試日程などの入試概要について見ていきます。  

東北大学の学部偏差値

学部偏差値
文学部60
教育学部60
法学部60
経済学部60.0~67.5
理学部57.5~67.5
医学部50.0~67.5
歯学部57.5
薬学部60
工学部60
農学部57.5

 

受験資格

  • 1、高等学校または中等教育学校を卒業した者及び令和3年3月卒業見込みの者
  • 2、通常の課程による12年の学校教育を修了した者あよび令和3年3月31日までにこれに該当する見込みの者
  • 3、学校教育法施行規則150条により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者および令和3年3月31日までにこれに該当する見込みのもの

東北大学の受験資格は上記のようになっていまう。3に当てはまる人は条件を満たしているかどうかしっかりと確認しましょう。詳細は東北大学HPをご確認ください。 参考:東北大学 一般入試要項  

科目と配点

東北大学の学部ごと試験科目と配点をまとめました。共通テストと個別学力試験のそれぞれの配点や科目について記載しています。

学部方式試験詳細
文学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(600点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験3教科(1000点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(400) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(200) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏の選択可)(400) 【本人記載の資料等】(備考)
教育学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(50) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験3教科(800点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(300) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(200) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏の選択可)(300) 【本人記載の資料等】(備考)
法学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(50) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験3教科(900点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(300) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏の選択可)(300) 【本人記載の資料等】(備考)
経済学部 文系 前期共通テスト5~6教科7~8科目(650点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(125) 《公民》「倫理・政経」(125) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験3教科(900点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(300) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300) 【本人記載の資料等】(備考)
経済学部 理系 前期共通テスト5教科7科目(650点満点) 【国語】国語(150) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(150) 【理科】物・化・生・地学から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](150[37.5]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(900点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300) 【本人記載の資料等】(備考)
経済部 文系 後期共通テスト5~6教科7~8科目(300点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(-) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(-) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](-) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験2教科(600点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300) 【本人記載の資料等】(備考)
経済部 理系 後期共通テスト5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(-) 【理科】物・化・生・地学から2(150) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英[リスニングを課す](150[37.5]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験1教科(450点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(350) 【面接】(100) 【本人記載の資料等】(備考)
理学部 前期共通テスト5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生・地学から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(800点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200) 【本人記載の資料等】(備考)
理学部 後期共通テスト5教科7科目(300点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(-) 【理科】物・化・生・地学から2(-) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(-) 《公民》「倫理・政経」(-) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験2教科(800点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(400) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(400) 【面接】(-) 【本人記載の資料等】(備考)
医学部 医 前期共通テスト5教科7科目(250点満点) 【国語】国語(50) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(50) 【理科】物・化・生から2(50) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](50[12.5]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(950点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(250) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(250) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(独・仏の選択可)(250) 【面接】(200) 【本人記載の資料等】(備考)
医学部 保険<看護> 前期共通テスト5教科7科目(500点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(750点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(200) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(200) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200) 【面接】(150) 【本人記載の資料等】(備考)
医学部 保険<放射線技術科学、検査技術科学> 前期共通テスト5教科7科目(500点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(750点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(200) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(200) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200) 【面接】(150) 【本人記載の資料等】(備考)
歯学部 前期共通テスト5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(850点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(250) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(250) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(250) 【面接】(100) 【本人記載の資料等】(備考)
薬学部 前期共通テスト5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(1100点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(400) 【理科】「物基・物」・「化基・化」(400) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300) 【本人記載の資料等】(備考)
工学部 前期共通テスト5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生・地学から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(800点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300) 【理科】「物基・物」・「化基・化」(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200) 【本人記載の資料等】(備考)
農学部 前期共通テスト5教科7科目(450点満点) 【国語】国語(100) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化・生・地学から2(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50) 《公民》「倫理・政経」(50) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(900点満点) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(300) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300) 【本人記載の資料等】(備考)

 

東北大学の合格最低点・ボーダーライン

東北大学では、合格最低点は公開されていません。大手予備校が発表している情報では、どの学部も総点の6割〜7割ぐらいが合格者平均点となっています。あくまで参考の値ではありますが、共通テストが8割程度、個別学力試験を5割〜6割程度の得点で合格している受験生が多いようです。  

東北大学の出願数・合格者数

次に東北大学の出願数・合格者数をご紹介します。参照したデータは2020年度一般入試の学部個別入試のものとなっております。

学部|学科入試名倍率受験者数合格者
文学部|人文社会学科前期日程2.3425188
教育学部|教育科学科前期日程2.516264
法学部|法学科前期日程2.6338130
経済学部前期日程/文系1.8294166
経済学部前期日程/理系1.62415
経済学部後期日程/文系4.117543
経済学部後期日程/理系2.42410
理学部|数学系〈数学科〉前期日程2.77427
理学部|数学系〈数学科〉後期日程6549
理学部|物理系前期日程2.922075
理学部|物理系後期日程8.218022
理学部|化学系〈化学科〉前期日程2.18440
理学部|化学系〈化学科〉後期日程3.96617
理学部|地球科学系前期日程1.75130
理学部|地球科学系後期日程4.55011
理学部|生物系〈生物学科〉前期日程2.56225
理学部|生物系〈生物学科〉後期日程4.8439
医学部|医学科前期日程(二段階)3.220979
医学部|保健学科〈看護学専攻〉前期日程1.910757
医学部|保健学科〈放射線技術科学専攻〉前期日程1.44130
医学部|保健学科〈検査技術科学専攻〉前期日程1.54430
歯学部|歯学科前期日程2.610540
薬学部前期日程2.615659
工学部|機械知能・航空工学科前期日程2.5430170
工学部|電気情報物理工学科前期日程2.5438176
工学部|化学・バイオ工学科前期日程1.714283
工学部|材料科学総合学科前期日程1.814782
工学部|建築・社会環境工学科前期日程1.915278
農学部前期日程2.2253115

 

東北大学の入試日程

ここでは東北大学の入試日程について紹介します。

学部方式試験日合格発表
文学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
教育学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
法学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
経済学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
経済学部後期1/16・17(共テ)、3/12(個別)3/22
理学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
理学部後期1/16・17(共テ)、3/12(個別)3/22
医学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
歯学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
薬学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
工学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9
農学部前期1/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/9

 

東北大学に合格するための対策

 

東北大学に受かるには?

東北大学の合格率を高めるために、配点と各科目についてみていきます。配点については各学部毎に大きく変わるのが特徴です。共通テストの配点比率としては30%~50%になっているので、志望学部の配点比率をまず確認して、共通テストにどれくらい比重を置いたらよいのかを考えることが大事になってきます。二次試験も踏まえると、文系は英語数学国語、理系は英語数学理科(2科目)の配点比率が高くなっているので、早いうちから配点が高い科目の対策を行なっていくことが必要です各科目についてみていくと英語は長文読解問題2問、会話問題1問、和文英訳問題1問の構成になっています。会話問題が出題され、その中に自由英作文問題もあるのが大きな特徴なので、会話問題へ対策を怠らないようにしましょう。文系数学はⅠAⅡB満遍なく出題されることが多く、内容も標準的なものが多いので、全ての範囲で標準難度の問題演習を数多くこなすようにすることが大事です。理系数学も数Ⅲを含めた全ての範囲から満遍なく出題されることが多いです。基本は標準レベルの問題なものの、時にはかなりの難問も出てくるので、標準レベルの問題をいかに落とさないかが合格のカギと言えるでしょう。国語は評論小説古文漢文それぞれ1題ずつの出題となっています。全て記述なものの、漢字や口語訳など知識を問われる問題も毎年出題されているので、そういった問題は落とさないようにしたいです。理科は各科目に共通して出題範囲が毎年似ていることが特徴です。各科目の内容を網羅的に出題していることが多いので、満遍なく標準的な知識に穴がないようにしておくことが大切です。  

合格までに必要な勉強時間は?

東北大学に合格するために0から初めて最低限必要な時間は2500時間程度となっています。もちろん、受験生一人ひとりの現状の学力は違いますので、時間はおのおの変わっていますが、最低限でもこの程度の時間は勉強することが必要になります。 国公立大学の場合は、個別の前期後期入試だけでなく共通テストの勉強が必要になります。大学共通テストでのみ試験がある科目があるため、しっかりと科目を選択して対策を進めていきましょう。また、出題形式も大学共通テストと個別入試で異なります。それぞれの形式の対策が必要になるので、大学共通テストの過去問・個別試験の過去問どちらもしっかりと演習を重ねていきましょう。国公立大学の受験勉強は、科目数も多く過去問対策も多く必要となります。それぞれどのような時間配分で勉強するべきか、どのようなタイミングで対策を始めるかを判断をする必要があります。自分一人で考えるよりも学校や塾・予備校の先生にしっかりと相談すると、バランス良く勉強を進められることができるでしょう。  

受験期の過ごし方

受験勉強を意識するのは高2の秋〜冬にかけてが多いかと思いますが、できる限り早いタイミングで受験を意識することが大切です。また、どのタイミングで初めたとしても意識してからは勉強できる時間は全ての時間を受験勉強に当てるという気持ちが必要です。 ちなみに高3生・高卒生の勉強時間は 高3生 月200時間以上 週54時間(平日6時間、土日12時間)※学校での勉強時間を含まない 高卒生 月300時間以上 週84時間(1日12時間) となります。これだけの時間を勉強するということは非常に大変と感じるかもしれませんが、それだけ勉強できる受験生が合格するというのは紛れもない事実ですので、学習時間を意識することも非常に大切となります。また、とりあえず時間を勉強すればいいという訳でもなく、効率的に学習することも必要となります。同じ時間でも効率良い勉強ができているかどうかでも大きく結果は変わってきます。また、配点によって勉強時間を変えるということも重要です。東北大学では文系では英語が重要になってきますのでそこを意識して科目ごとの時間配分を考えることが大切です。 受験期を効率的に過ごしていくために、受験勉強をはじめようという時にしっかりゴールまでの戦略・ルートを決めてやり始めるのが大切となります。そのルートをやりながら修正もしていきながらゴールを目指すというのが効率的な受験期の過ごし方になるでしょう。そのため、受験は1人ではなくサポートしてくれるパーソナルトレーナーのような存在がいることが強いアドバンテージになっていきます。  

独学で受かる?

10年前だと独学で勉強するのは非常に難しい時代でしたが、今は独学でも東北大学に合格することはできる時代になってきていると思います。理由としては、傾向や対策などの情報を容易に得られるようになったこと。また、映像授業も安価で提供されるようになったため、参考書だけで理解がしにくい単元も映像授業を活用して理解していくことが可能になったからです。いかに東北大学とはいえ、標準レベルまでの問題が多くを占めていることを考えれば、参考書や安価な映像授業サービスをうまく利用することができれば必要な学力への到達は可能です。 独学で大学受験にはメリットもありますが、その反面デメリットもあります。 それらを一部あげると、 <メリット> ・塾、予備校の費用がかからない ・自分のペースで勉強を進めることができる <デメリット> ・どうしてもわからない問題を質問することができない ・予備校の自習室のような環境がない ・参考書や映像授業の効率的な勉強法がない ・カリキュラムやスケジュールを自分で作らないといけない ・理解度チェックをするためのテストや個別授業がない ・受験校の決定などのための情報が少なくなる ・1人で学習を進めると不安になることが多い など 以上をご覧になっていただくとわかりますが、デメリットの方が圧倒的に多いと言わざるを得ないと思います。模試での志望校に対する判定がA判定やB判定が出ていれば問題はありませんが、D判定やE判定からの逆転合格を志す受験生は早急に効率を上げて勉強していく必要がありますので独学は大変リスクが高いです。もちろん独学で合格を勝ち取れる受験生はいますが非常に少ないです。独学での大学受験を目指す受験生は、効率的な勉強法を確立するための知識(傾向や対策、使用する参考書や映像授業のレベルやそれで何の要素をどれだけ補えるのかなどの知識)が必須だと思いましょう。  

予備校で対策するメリット

東北大学に合格するためには予備校で対策することは非常に大きなメリットがあるでしょう。その中でも一人ひとりに合わせた個別予備校がその生徒の成果を最大化してくれます。上述の通り、わかりやすい映像授業が安価で見ることができるようになったため、集団予備校や映像予備校でわざわざ高いお金を払ってわかりやすい授業を受ける必要はありません。それ以上、カリキュラムやスケジュールを自分に合わせて設定してくれたり、理解度チェックのためのテストや個別授業を実施することが今の受験生には必須となります。個別予備校ならそれらのサービスをしっかり対応してもらえるため、志望校合格のためにあなたのための対策を行ってもらえます。 また、大学受験は中学受験や高校受験とは違い、1人で自学自習する時間が非常に長いです。そのためあなたのことをわかってくれるパーソナルトレーナーがいることで受験や勉強方法の不安がなくなるため学習効果を高められます。大学受験には科目の指導以外にも教材の選定、カリキュラムの策定、理解度チェック、自習室などの学習環境、受験校の選定など受験生には難しいことが多々ありますので、科目指導だけの予備校ではなく、それ以外のサポートが充実している予備校を選ぶことで東北大学の合格が近づいてくるでしょう。   ▼アクシブアカデミーについて

 

東北大学の科目対策

アクシブアカデミーでは東北大学の各科目の対策方法ページを用意しています。これから東北大学の過去問を解き始める方や、思うように過去問の点数が上がらないという方は是非参考にしてみてください。各ページは以下リンクから確認することができます。

他大学の対策

東北大学以外の他大学の対策ページは以下リンクから確認することができます。

東北大学に合格できる「あなただけのカリキュラム」

アクシブアカデミーではあなたの得意/苦手科目に合わせて、志望校に合格するための個別カリキュラム作成を行っております。生徒それぞれに合わせた個別対策で、合格するまでの最短ルートを構築します。

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