【東京大学対策】入試科目の配点や受かるための勉強法は?


 

日本を代表する大学の1つである東京大学。入学希望の方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような勉強方法や対策方法をすればいいのかわからないという受験生も多いと思います。そこで本ページでは、東京大学の入試方式や倍率などのデータをご紹介します。受験期の過ごし方や受かるために必要なことも解説するので、東京大学へ入学希望の方は是非参考にしてみてください。

東京大学の入試問題で問われる能力

まずはじめに、東京大学の望む人材や入試特徴などの入試問題に問われる能力を見ていきましょう。

 

東京大学が望む人材

東京大学は、強い意欲を持って学ぼうとする志の高い学生を、積極的に受け入れたいとしています。入学試験の得点だけを意識した、視野の狭い受験勉強のみに意を注ぐ人よりも、自らの興味・関心を生かして幅広く学び、広い視野や深い洞察力を真剣に獲得しようとする人を東京大学は歓迎しているとしています。

また入試問題の方針としては以下のような内容となっております。

  • 第一に,試験問題の内容は,高等学校教育段階において達成を目指すものと軌を一にしています。
  • 第二に,入学後の教養教育に十分に対応できる資質として,文系・理系にとらわれず幅広く学習し,国際的な広い視野と外国語によるコミュニケーション能力を備えていることを重視します。そのため,文科各類の受験者にも理系の基礎知識や能力を求め,理科各類の受験者にも文系の基礎知識や能力を求めるほか,いずれの科類の受験者についても,外国語の基礎的な能力を要求します。
  • 第三に,知識を詰めこむことよりも,持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視します。

出典:東京大学アドミッション・ポリシー

 

東京大学入試の特徴

続いて東京大学の入試の特徴について解説します。東京大学には入試方式として、前期選抜のみが用意されています。多くの国公立大学では前期と後期が用意されていますので、前期しかないことは東京大学の大きな特徴の1つとなっています。また、共通テストでのいわゆる足切りが発生するので、これを突破する必要があります。前期試験ばかりに時間を使うのではなく、共通テストの対策も必要となります

英語

試験時間120分に対し大問5題、要約・英作文・和訳・文法・リスニング・長文が出題されており英語の総合力が問われる内容になっています。解答形式は記述とマーク式の併用です。英作文は自由英作文に加え与えられた図や絵を元に解答する問題が出題されており、また和訳は会う程度まとまった文に下線が設けられている形式です。文法では大問1で語句整序や空欄補充、大問4で誤り指摘が出題されることが多いです。また、リスニングは試験開始45分後から30分間行われることに注意が必要です。

一つ一つの問題は英語力の基礎がしっかり身についているかを問う標準的な問題が多いですが、試験時間に対する問題の分量が多いため時間との戦いになります。単語・文法についてまず基本を固めた上で、特に和訳では基本単語の深い理解が問われるため多くの用例に触れることを意識しましょう。これらを元に、総合的な読解問題集で長文を素早く読み設問を解く練習をしましょう。英作文・和訳については実際に問題を解くことが重要です。英作文については基本例文などのストックがあると書きやすいでしょう。要約に関しては文章の内容を把握し適切にまとめる現代文的能力が問われるのでこちらも演習を繰り返し添削してもらうようにしましょう。リスニングについては、それほど難易度が高くないので参考書や過去問を用いて文章の内容を素早く理解できるようにしましょう。

国語

試験時間150分に対して大問4題、評論1題・古文1題・漢文1題・随筆1題の構成です(理系は大問1〜3のみ)。解答形式は全問記述式です。評論では抽象的な文章が出題されることが多く、主に内容説明問題が出題され解答を簡潔にまとめることが求められます。また、漢字の書き取り問題も出題されています。随筆では、問われる内容は大問1と大きくは変わりませんが表現に関連する設問も見られます。古文・漢文については内容説明問題や口語訳の問題が出題されており、文法や単語の知識がしっかり身についているか、本文の内容を適切に理解できているかを問う標準的な難易度です。

現代文については、論理的思考力が問われています。そのため、本文の論理構造に着目しながら読み進め、設問に対し簡潔で論理的な解答をまとめることが必要です。基礎的な問題集などを活用して論理的な読み方を掴み、その後は過去問を中心に演習していくと良いでしょう。解答は添削してもらうようにしましょう。古文・漢文については古語・文法・句法などの基礎を固めることが最重要です。これらを固めたのち、実際に問題集や過去問を解き記述問題への対応力を高めていきましょう。

日本史

試験時間120分に対し大問4題、大問1が古代・大問2が中世・大問3が近世・大問4が近現代からの出題になっています。解答形式は全問論述形式です。総字数は例年600〜700字程度です。大問1の古代では律令体制、大問2の中世では御家人制度や惣領、大問3の近世では幕藩体制、大問4の近現代では政治・外交・経済産業史が頻出となっています。個々の事項についてというよりは時代背景や流れに関連した問題いが目立ちます。また、史料を用いた出題も見られ、史料をヒントに解き進めていく問題も出題されています。

知識レベルは標準的なので学習の基本は教科書になります。ただ読み流すだけでなく、その時代全体の背景や流れ・出来事間の関連などに特に注意しながら精読を進めましょう。その上で徹底的な過去問研究を行い、頻出論点の把握と論述問題対策を行いましょう。論述問題は、設問で何を問われているかを的確に把握し、簡潔に過不足なく解答をまとめる練習が重要です。書いた答案は添削してもらうようにしましょう。

文系数学

100分で大問4題が出題されます。すべて記述式で、難易度は問題によって差があるものの、標準~やや難レベルが中心に、一部発想が重要となる難問が含まれることもあります。頻出分野としては図形と方程式、確率、整数、微分積分、数列があげられ、これらはほぼ毎年出題されています。分野をまたいだ融合問題も多く、総合的な数学の思考力と知識が問われている試験です。論理的な思考力、計算力、記述力など、数学に関する力が総合的に問われる試験です。まずは基礎的な解法を身に着けた上で、やや難易度の高い入試問題集を中心に演習を積み、解法の引き出しを増やしていきましょう。また、焦って新しい問題ばかりを解いていくのではなく、一度解いた問題が完璧に解けるようになるまで、解きなおすことを忘れずに行いましょう。

理系数学

150分で大問6題が出題されます。すべて記述式で、小問は設定されないことが多くなっています。頻出分野としては整数、図形と方程式、数列、微分積分がほぼ毎年出題されている他、確率や極限、複素数平面なども多く出題されています。全体的な難度は年によって差が見られるものの、標準~やや難レベルが中心となっています。思考力、発想力、計算力、記述力など、数学の能力全般について高い能力が要求されます。しかし標準レベルの問題をしっかり得点できれば合格最低点に達することは可能なので、まずは基本~標準レベルの問題を素早く解けるような基礎力を充実させることが重要です。標準レベルの問題集を繰り返し演習することで、その力を養いましょう。またその後で、一段上の問題集や過去問を通じて、発想力が要される難しい問題にも取り組み、経験値を積んでいきましょう。

物理

理科2科目で合わせて150分という時間設定で、全記述式の大問3題が出題されます。出題分野は力学と電磁気から1題ずつと、熱力学または波動から1題という構成が続いています。問われている内容は標準的な内容であることが多いものの、問題設定が見慣れないものだったり、分野をまたいだ融合問題の形を取っていたりと、しっかり問題文を読んで状況を理解する力がなければ難しく、全体的な難易度は標準~やや難レベルとなっています。

基礎力を十分に養った後は、複雑な問題設定を読み解きかみ砕いて理解する読解力と、素早く問題を処理する計算力を身に着けていくことが重要です。前者については、特に過去問に繰り返し取り組み、東大特有の長く複雑な問題に対しての経験値を高めていきましょう。後者については、東大の理科は時間が短く、また理科の中でも生物と化学は物理以上に問題量が多いため、物理は確実に75分以内で解くことが望ましいので、日頃の演習からミスなく素早く解くことを意識し、その力を鍛えていきましょう。

化学

理科2科目で合わせて150分という時間設定で、全記述式の大問3題が出題されます。ただし各大問は中問2題に分かれていることが多く、非常に問題量が多い試験です。分野としては理論、有機、無機の順に割合が多いですが、毎年すべての分野から出題され、また分野をまたいだ融合問題も多いです。教科書レベルを超えた思考力を要する問題も見られ、全体的な難易度はやや難~難レベルです。

東大の化学は問題量が多いうえに、読解が難しい問題が多々出題されますので、過去問で入念に対策し、慣れておくことが必須です。またすべて記述式で、論述問題が多いことも特徴として上げられるので、化学を総合的に深く理解しておくことがとても大切となります。教科書レベルの基礎的な内容を身に着けた後は、レベルの高い入試問題集や過去問にしっかり時間を割いて、基礎力をもととして問題を読解し思考する力を養っていきましょう。

 

東京大学入試の難易度

東京大学は日本最高難易度の問題が出題されます。継続的な対策が必要となりますので、できる限り早くから受験対策を行うことが重要です。出題内容は標準レベルの問題も多く出題されますが、単純な暗記ではなくしっかりとした基本を理解した上で問題に望むことが重要です。また、スピードを求められる入試科目も多いので、しっかりと問題演習や過去問対策を行う必要があります。

 

東京大学の概要

次に東京大学の概要について紹介します。偏差値や受験資格、科目配点、入試日程などの入試概要について見ていきます。

 

東京大学の学部偏差値

学部偏差値
教養学部67.5
法学部67.5
経済学部67.5
文学部67.5
教育学部67.5
工学部67.5
理学部67.5
農学部67.5
薬学部67.5
医学部67.5~72.5

 

受験資格

東京大学の受験資格は次の各号のいずれかに該当し、指定された共通テスト科目を受験したものとしています。

(1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び令和 3 年 3 月卒業見込みの者
(2)通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者及び令和 3 年 3 月修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則(昭和 22 年文部省令第 11 号)第 150 条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者のうち次の各項目の一に該当するもの及び令和 3 年 3 月 31 日までにこれに該当する見込みのもの

より詳細な内容については東京大学HPをご確認ください。

参照:東京大学入学者選抜要項

 

科目と配点

東京大学の学部ごと試験科目と配点をまとめました。東京大学では一次試験として共通テストが利用されます。共通テストの配点は小さくなっていますが、合否を分ける重大なものになることも多いため、油断せずに取り組むようにしましょう。共通テスト・個別学力試験合わせて紹介していきます。

 

教養学部 文化一〜三類 前期

入試詳細
共通テスト5~6教科8科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100)
※理科は、「基礎2科目」または「発展2科目」から選択
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)
【地歴】世B・日B・地理Bから2(120)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(80)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

教養学部 理科一、二類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

法学部 文化一〜三類 前期

入試詳細
共通テスト5~6教科8科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100)
※理科は、「基礎2科目」または「発展2科目」から選択
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)
【地歴】世B・日B・地理Bから2(120)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(80)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

経済学部 文化一〜三類 前期

入試詳細
共通テスト5~6教科8科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100)
※理科は、「基礎2科目」または「発展2科目」から選択
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)
【地歴】世B・日B・地理Bから2(120)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(80)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

文学部 文化一〜三類 前期

入試詳細
共通テスト5~6教科8科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100)
※理科は、「基礎2科目」または「発展2科目」から選択
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)
【地歴】世B・日B・地理Bから2(120)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(80)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

教育学部 文化一〜三類 前期

入試詳細
共通テスト5~6教科8科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100)
※理科は、「基礎2科目」または「発展2科目」から選択
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)
【地歴】世B・日B・地理Bから2(120)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(80)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

工学部 理科一、二類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

理学部 理科一、二類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

農学部 理科一、二類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

薬学部 理科一、二類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

医学部 理科一、二類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)

 

医学部 理科三類 前期

入試詳細
共通テスト5教科7科目(110点満点)
【国語】国語(200)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200)
【理科】物・化・生・地学から2(200)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[60])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
《公民》「倫理・政経」(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現(80)
【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(120)
【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(120)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III(独・仏・中の選択可)[音声テストを課す](120)
【面接】(-)

出典:大学受験 パスナビ 東京大学

 

東京大学の合格最低点・ボーダーライン

ここでは東京大学の合格最低点をご紹介します。参照したデータは2020年度一般入試の学部個別入試のものとなっております。

学部|学科入試名最低点/満点
文科一類前期センター:621/900
合計:343.9444/550
文科二類前期センター:612/900
合計:337.6111/550
文科三類前期センター:575/900
合計:338.8667/550
理科一類前期センター:681/900
合計:320.7222/550
理科二類前期センター:626/900
合計:313.0222/550
理科三類前期センター:611/900
合計:385.6111/550

出典:大学受験 パスナビ 東京大学

 

東京大学の出願数・合格者数

次に東京大学の出願数・合格者数をご紹介します。参照したデータは2020年度一般入試の学部個別入試のものとなっております。

学部入試名倍率募集人数受験者数合格者総数
文科一類前期日程3.54011186407
文科二類前期日程3.13531051361
文科三類前期日程34691400470
理科一類前期日程2.6110827371125
理科二類前期日程3.65321847550
文科一類前期日程3.54011186407
文科二類前期日程3.13531051361
文科三類前期日程34691400470
文科三類前期日程34691400470
理科一類前期日程2.6110827371125
理科二類前期日程3.65321847550
理科一類前期日程2.6110827371125
理科二類前期日程3.65321847550
理科一類前期日程2.6110827371125
理科二類前期日程3.65321847550
理科一類前期日程2.6110827371125
理科二類前期日程3.65321847550
理科一類前期日程2.6110827371125
理科二類前期日程3.65321847550
理科三類前期日程4.39733097

出典:大学受験 パスナビ 東京大学

 

東京大学の入試日程

ここでは東京大学の入試日程について紹介します。

学部|学科|方式出願期間試験日合格発表
文科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
文科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
文科三類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
文科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
文科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
文科三類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
文科三類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科一類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科二類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3月10日
理科三類|前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25~27(個別)3月10日

出典:大学受験 パスナビ 東京大学

 

東京大学に合格するための対策

 

東京大学に受かるには?

共通テストの点数で不合格となる第1段階選抜が東京大学でも実施されており、学類により差はあるが倍率2.5倍〜3.5倍となっています。8割程度取れてれば通ることが多いですが、合格者平均は9割程度となっており、難関の個別試験を突破するには9割程度を安定させる学力は必要です。共通テスト110点、個別試験440点の合計550点満点で、合格最低点目安は文系65%前後:理科1・2類:60%前後、理科3類70%前後が必要です。共通テストは900点満点が110点満点まで圧縮されるので、2次試験の出来が合否を左右します。各科目問題の難易度が高いことは間違いなく、受験勉強の戦略として、2次試験の配点が高いので2次試験で使用する科目をまずは重点的に勉強が必要です。共通テストは得点率が10%違っても圧縮後は11点の差にしかならないため、特に時間のない現役生は苦手な科目や2次試験で使用しない科目は戦略的に勉強時間を減らすことも検討しましょう。全学類に共通する英語に関しては、例年大問5問からなり、文法や語彙、読解、英作文、リスニングと、スピーキング以外全ての力が必要です。時間はまともに解いていて足りる人は少ないため、解答可能な問題から解くこと、試験の途中に入るリスニングの事前準備時間、要約の対策などが鍵となります。

 

合格までに必要な勉強時間は?

東京大学に合格するために0から初めて最低限必要な時間は2500時間程度となっています。もちろん、受験生一人ひとりの現状の学力は違いますので、時間はおのおの変わっていますが、最低限でもこの程度の時間は勉強することが必要になります。

国公立大学の場合は、個別の前期後期入試だけでなく共通テストの勉強が必要になります。大学共通テストでのみ試験がある科目があるため、しっかりと科目を選択して対策を進めていきましょう。また、出題形式も大学共通テストと個別入試で異なります。それぞれの形式の対策が必要になるので、大学共通テストの過去問・個別試験の過去問どちらもしっかりと演習を重ねていきましょう。国公立大学の受験勉強は、科目数も多く過去問対策も多く必要となります。それぞれどのような時間配分で勉強するべきか、どのようなタイミングで対策を始めるかを判断をする必要があります。自分一人で考えるよりも学校や塾・予備校の先生にしっかりと相談すると、バランス良く勉強を進められることができるでしょう。

 

受験期の過ごし方

受験勉強を意識するのは高2の秋〜冬にかけてが多いかと思いますが、できる限り早いタイミングで受験を意識することが大切です。また、どのタイミングで初めたとしても意識してからは勉強できる時間は全ての時間を受験勉強に当てるという気持ちが必要です。

ちなみに高3生・高卒生の勉強時間は

高3生 月200時間以上 週54時間(平日6時間、土日12時間)※学校での勉強時間を含まない
高卒生 月300時間以上 週84時間(1日12時間)

となります。これだけの時間を勉強するということは非常に大変と感じるかもしれませんが、それだけ勉強できる受験生が合格するというのは紛れもない事実ですので、学習時間を意識することも非常に大切となります。また、とりあえず時間を勉強すればいいという訳でもなく、効率的に学習することも必要となります。同じ時間でも効率良い勉強ができているかどうかでも大きく結果は変わってきます。また、配点によって勉強時間を変えるということも重要です。東京大学では文系では英語が重要になってきますのでそこを意識して科目ごとの時間配分を考えることが大切です。

受験期を効率的に過ごしていくために、受験勉強をはじめようという時にしっかりゴールまでの戦略・ルートを決めてやり始めるのが大切となります。そのルートをやりながら修正もしていきながらゴールを目指すというのが効率的な受験期の過ごし方になるでしょう。そのため、受験は1人ではなくサポートしてくれるパーソナルトレーナーのような存在がいることが強いアドバンテージになっていきます。

 

独学で受かる?

10年前だと独学で勉強するのは非常に難しい時代でしたが、今は独学でも東京大学に合格することはできる時代になってきていると思います。理由としては、傾向や対策などの情報を容易に得られるようになったこと。また、映像授業も安価で提供されるようになったため、参考書だけで理解がしにくい単元も映像授業を活用して理解していくことが可能になったからです。いかに東京大学とはいえ、標準レベルまでの問題が多くを占めていることを考えれば、参考書や安価な映像授業サービスをうまく利用することができれば必要な学力への到達は可能です

独学で大学受験にはメリットもありますが、その反面デメリットもあります。
それらを一部あげると、

<メリット>
・塾、予備校の費用がかからない
・自分のペースで勉強を進めることができる

<デメリット>
・どうしてもわからない問題を質問することができない
・予備校の自習室のような環境がない
・参考書や映像授業の効率的な勉強法がない
・カリキュラムやスケジュールを自分で作らないといけない
・理解度チェックをするためのテストや個別授業がない
・受験校の決定などのための情報が少なくなる
・1人で学習を進めると不安になることが多い
など

以上をご覧になっていただくとわかりますが、デメリットの方が圧倒的に多いと言わざるを得ないと思います。模試での志望校に対する判定がA判定やB判定が出ていれば問題はありませんが、D判定やE判定からの逆転合格を志す受験生は早急に効率を上げて勉強していく必要がありますので独学は大変リスクが高いです。もちろん独学で合格を勝ち取れる受験生はいますが非常に少ないです独学での大学受験を目指す受験生は、効率的な勉強法を確立するための知識(傾向や対策、使用する参考書や映像授業のレベルやそれで何の要素をどれだけ補えるのかなどの知識)が必須だと思いましょう。

 

予備校で対策するメリット

東京大学に合格するためには予備校で対策することは非常に大きなメリットがあるでしょう。その中でも一人ひとりに合わせた個別予備校がその生徒の成果を最大化してくれます。上述の通り、わかりやすい映像授業が安価で見ることができるようになったため、集団予備校や映像予備校でわざわざ高いお金を払ってわかりやすい授業を受ける必要はありません。それ以上、カリキュラムやスケジュールを自分に合わせて設定してくれたり、理解度チェックのためのテストや個別授業を実施することが今の受験生には必須となります。個別予備校ならそれらのサービスをしっかり対応してもらえるため、志望校合格のためにあなたのための対策を行ってもらえます。

また、大学受験は中学受験や高校受験とは違い、1人で自学自習する時間が非常に長いです。そのためあなたのことをわかってくれるパーソナルトレーナーがいることで受験や勉強方法の不安がなくなるため学習効果を高められます。大学受験には科目の指導以外にも教材の選定、カリキュラムの策定、理解度チェック、自習室などの学習環境、受験校の選定など受験生には難しいことが多々ありますので、科目指導だけの予備校ではなく、それ以外のサポートが充実している予備校を選ぶことで東京大学の合格が近づいてくるでしょう

 

▼アクシブアカデミーについて

 

東京大学の科目対策

アクシブアカデミーでは東京大学の各科目の対策方法ページを用意しています。これから東京大学の過去問を解き始める方や、思うように過去問の点数が上がらないという方は是非参考にしてみてください。各ページは以下リンクから確認することができます。

他大学の対策

東京大学以外の他大学の対策ページは以下リンクから確認することができます。

東京大学に合格できる「あなただけのカリキュラム」

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