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大学受験生必見!併願校の決め方と注意点をわかりやすく解説!


大学受験を控える受験生にとって最高のシナリオは、第一志望の大学に合格することです。誰もが第一志望合格を目指しますが、現実は併願校へ進学するケースも考えられます。そこで重要になるのが併願校の存在です。併願校は実際に進学する可能性があるだけでなく、選択次第で第一志望の合否に大きく影響することもあります。この記事は、大学受験生向けに併願校の決め方と注意点を解説しています。この記事を読んで万全な併願校選びの参考にしてください。

大学受験の併願校選びで事前に確認する4つのポイント!

大学受験で併願校を選ぶ基準は、受験生の考え方や家庭環境によって様々です。選び方の基準は異なりますが、併願校を選ぶ前に確認することのなかには共通事項もあります。ここでは、大学受験の併願校選びで事前に抑えておく4つのポイントを説明していきます。ここで紹介するポイントをおさえておけば、併願校選びの軸が定まるはずです。

第一志望校を明確に決定することを最優先しよう!

大学受験で併願校を決める時にできていそうでできていないことが、第一志望校を明確に決定することです。なんとなく第一志望校と併願校を決めている状態だと受験校の軸がブレやすくなります。第一志望校の合格率を高くするには、万全の受験対策をすることが必要になります。併願校の決定には関係がなさそうですが、心身共に大きな影響があるのでまずは第一志望を確実に決定することをオススメします。

併願校に入学したときのことを考える!

冒頭でも説明していますが、すべての受験生が第一志望校に合格するわけではありません。第一志望の大学を不合格になった受験生は、翌年再挑戦をするか合格した併願校に通うことになります。併願校の合格を得ても進学をしない受験生もいます。もちろん、人それぞれの考え方があるので否定ができませんが、基本は「通いたい大学」を併願校に選ぶべきです。

第一志望が残念な結果に終わっても合格した併願校のなかに「通いたい大学」があれば、併願校の選択は間違っていないことになります。

選択する併願校を受験する意味や位置づけを再認識する!

併願校を選択するまえに受験校の位置づけを再認識する必要があります。中学受験では併願校の他にお試し受験という用語を頻繁につかいますが、大学受験でも同様のことがいえます。大学受験をする受験生は中学受験とは年齢が違いますが、個々の性格は年齢に関係なく存在します。模試とは異なる大学受験独特の雰囲気は、経験をしないとわかりません。

また、併願校といっても実際にはチャレンジ校に位置づけされるケースもあります。特に医学部のように全体的に水準が高くなるケースだと、併願校といっても簡単な位置づけではないので慎重な選択が求められます。

併願校が絞れない時はメリットとデメリットを明確にする!

併願校を何校受けるかは受験生によって異なります、なかなか絞れないときは各大学を受験するメリットとデメリットを考えることをオススメしますメリットに該当するのは、合格したときに進学しても良いと思っている大学や第一志望校の合格に役立つ受験であることです。併願校を受験する大学は、メリットがあることが最低条件になります。

デメリットに該当するのは費用面や日程面をはじめ、心身への影響も考える必要があります。併願校を多く受けるとメリットが多そうに思えますが、逆効果の原因になることもあるので注意が必要です。

大学受験の併願校を選ぶ具体的な基準やポイントとは?

大学受験は第一志望校合格が最大の目標ですが、併願校の選び方も重要な受験対策のひとつです。何も考えずに併願校を選ぶのではなく、ある程度基準を設けると選択が容易になります。ここでは、大学受験の併願校選びでオススメできる具体的な基準を紹介していきます。併願校を選ぶ基準が明確になっていない受験生は参考にしてください。

併願校を学部・学科から選ぶ

併願校を選ぶときに重視したいのが「学部・学科」になります。第一志望の大学と同じ学部であることは、併願校を選択する第一条件といっても過言ではないはずです。併願校を選択する条件のひとつに、進学することも視野にいれることを既に説明しています。大学は通う学部によって全く異なる講義や研究になりますし、就職にも大きく影響しますので慎重に選択するべきです。

学部を考えずに選んでしまうと合格後に進学することをやめてしまうこともありますし、モチベーションを維持できずに中退してしまうことも考えられますまた、学部で選ぶときには講義内容にも注意をしなければなりません。同じ学部でも大学や学科によって、学べる内容が異なることがあるからです。

併願校を偏差値で選ぶ

併願校を通いたい大学だけで構成するのは難しくありませんが、現実的に難易度も選択の基準に加えなく必要があります。併願校を偏差値などで選択するときは、最終的にひしがたをイメージすると良いと言われています。

大学入試の模試などには合格判定があります。第一志望の判定や偏差値を基準に考えると必然的にひしがたのイメージが組みやすくなります。第一志望校が実力相応校かチャレンジ校かにもよりますが、一般的にチャレンジ校は自身の偏差値よりも5~10上の大学で安全校が5~10下の大学になります。

偏差値を参考にする場合の注意点は、模試の難易度や受験をしている受験生のレベルで見方が変わります。特に中堅大学やそれ以下の大学だと判断材料として参考程度にすることをオススメします。

併願校を出題傾向や受験科目で選ぶ

併願校を選ぶときには、出題傾向や受験科目を基準にすることもポイントになります。第一志望と異なる科目で受験をするのは、あまり得策とは考えられません。学部選びにも関連しますが、同じ科目でも学部や大学の考え方で難易度が変わることも多いので注意が必要です。英語・数学・国語はもちろんですが、理科や社会が受験科目にある場合は、選択科目や必須科目は事前に確認することをオススメします。

必要になる受験科目数にも注意点があります。私立大に見られる傾向ですが、少ない科目で受験ができるからといって安易に決定するのもオススメできません。自分が得意な2科目での受験が可能であれば有利になるので併願校として加えても良いですが、苦手な科目が必須になっている場合は不利になる可能性が高いので併願校としてふさわしくありません。

併願校を就職や立地条件で選ぶ

併願校に限らず志望大学を、就職状況や立地条件で選択する受験生も多くなっています。同じような難易度の大学でも、就職状況が全く異なることは良くあることです。昔に比べると大学名だけで判断をする企業は減っているといわれていますが、現実を見るとあきらかに難関大学が有利になっているのは一目瞭然です。ただし、同じ難易度の中堅大学だと職種によって、有利不利に差があるといわれています。

立地条件は、自身の家庭事情や希望によって影響することがあります。家庭の事情によって自宅から通学をする受験生もいますし、大規模な大学だと学部が全国的に広がっているような大学もあるので事前確認が必要です。また、受験日程と立地条件の関係も併願校選びに関連してきます。自身の住んでいる場所から離れている地域の大学を併願校として複数選ぶ場合は、日程にも充分な配慮が必要になります。

受験日程に関しては、のちほど触れますが併願校受験の遠征が負担になるのはあまり良いとはいえません。受験生の体力や精神力にもよりますが、少なくともマイナスになることは避けるべきです。

大学受験の併願校選びに良くある疑問と回答!

大学受験の併願校選びは、多くの受験生が悩むことです。併願校の定義は第一志望校以外の大学だと考えると、チャレンジ校・実力相応校・安全校の全てが該当します。ここでは、受験生が併願校を選択するときに良くある疑問について回答をしていきます。個人差はあると思いますが、参考にしてください。

併願校は具体的に何校くらい受験するのが理想なのか?

大学受験は「第一志望校以外に何校の受験をするのか?」という疑問は、多くの受験生が経験する疑問だと思います。まずは上位5件を紹介しておきますが、様々なデータを参照しているので具体的な数値は省略します。

  • 1位 第一志望校のみ
  • 2位 1校
  • 3位 2校
  • 3位 3校
  • 4位 4校

データ上だと第一志望のみという受験生が多いようになっていますが、おそらく総合選抜や学校推薦型選抜の数値が含まれているからだと考えられます基本的には1校~3校という受験生が多くなっているのもここ数年の特徴のようです。この原因はコロナ過の影響が大きいと考えられます。

受験生の心理状態を考えると、できるだけ早めに進学先を決定したいという気持ちが総合選抜や学校推薦型選抜の志望者増加に影響しているようです併願校の数が少ないのは、大学受験だけでなく中学受験にも同じような傾向がでているので、コロナ過が原因と考えて間違いないと思います。今後の状況次第ともいえますが、一般受験をする受験生には1校~3校程度の併願は必要だといえます。

併願校を決めるときの基準にしていたことは?

大学受験をひかえる受験生が併願校を選択するときに、何を基準していたかも気になるところだと思います。この記事でも併願校の選択基準をいくつか紹介していますが、実際の受験生のデータを掲載しておきます。このデータも複数のデータを参照した内容になっているので、細かい数値は省略しています。一般的に多いと思われる基準なので、参考にしてください。

学部・学科

記事内でも説明していますが、併願校を選択するときに「学部・学科」を基準にするのは基本と考えて良いと思います。自分が何のために大学へ通うのか?ということを最初に考えればこの回答になるはずです。

偏差値

偏差値を基準に併願校を選ぶ場合に見られる理由の多くは、浪人を回避したいという受験生や全部不合格を避けたいという意見が多いようです。この考え方も充分理解できますが、できるだけ自分が進学したい大学を選択できれば良いと思います。

立地条件

併願校の選択基準に立地条件をあげる受験生は、都会の大学に通いたいというケースと自宅から通える範囲という受験生がいるようです。大学受験をするのは学びたい学問を学ぶためだと考える人もいますが、大学生活をサークルや友人との交流で楽しみたいという人も少なくありません。

学費や生活費が心配な受験生はどうするべきか?

大学受験の第一志望や併願校は、受験生の学力だけで決められるものではありません。大学受験は、学費や生活費などの費用面で悩む受験生もいます。国公立大学と私立大学の学費に差があることは知られていますが、理系学部と文系学部でも大きな違いがあることを忘れてはいけません。大学の学費などの費用が支払えない人には、様々な支援や貸付け制度が存在します。ここでは詳細には触れませんが、はやい時期に高校の先生や親御さんに相談することをオススメします

日本学生機構の奨学金制度

日本学生機構の奨学金制度は多くの学生が利用している奨学金です。給付型と貸与型がありますが、給付型や無利息の貸与型は審査があります。予約採用などの受付は、早めに通学している高校で確認することをオススメします。ちなみに浪人生でも利用可能な制度です。

日本政策金融公庫の教育ローン

日本政策金融公庫の教育ローンは、一般的に国の教育ローンと呼ばれている制度です。日本学生機構の奨学金は学生本人が契約者になりますが、国の教育ローンは基本的に保護者が契約者になります。銀行などの教育ローンよりも審査基準が通りやすいですが、利用限度額に制限があるので学部によっては不足することもあります。日本学生機構の奨学金との併用も可能です。

大学独自の奨学金制度

大学独自に通学生向けに設けている奨学金制度です。貸与型と給付型がありますが、大学によって名称や選出方法は異なります。また、給付金制度や特待生制度などを採用している大学もあるので事前に確認することをオススメします。代表的なもので比較的利用者も多い制度を紹介しておきました。大学独自の奨学金制度は大学によって内容が異なりますので、注意が必要になります。

大学受験の併願校を決めるときに避けるべき5つのポイントとは?

ここまでは、大学受験の併願校を決めるポイントを説明してきました。併願校を決定するときに役立つ方法ばかりなので、参考にしてほしいと思います。ここからは、大学受験で併願校を決めるとき絶対に避けてほしい5つのことを説明していきます。ここまで読んできた受験生であれば、大丈夫だとは思いますが「つい」やってしまいがちな行動パターンなので事前に把握いておきてください。

大学に合格することだけを考えた併願校選び!

浪人を避けるためにとにかく合格することだけを目的に併願校を選ぶのはあまりオススメできません。家庭の事情で浪人は難しいという受験生は少なくありませんが、実力相応校やチャレンジ校への受験も検討すべきです。何を目的に大学へ通うのかは重要なポイントになります。経済的な事情があるのであれば、進学先や奨学金など別の選択肢も考えるのが理想です。

出題傾向や受験日程を無視した併願校選び!

大学受験の併願校を選択するときのポイントは、あくまでも第一志望に合格することを主軸に考えることが基本です。出題傾向や受験科目が似ている併願校を選択するのも、第一志望校を軸にしているのが理由になります。併願校の出題傾向や受験科目が違っていると、併願校のためだけに受験対策をすることになりかねません。受験対策の効率を考えることは併願校選びの重要なポイントです。

受験日程を考えない併願校選びも問題です。大学受験で合格するには学力をつけることは当然ですが、受験生が思っている以上に体力と精神力も重要になります。併願校を増やしすぎて過密日程になるのは論外ですし、難易度を考えない日程も受験全体を難しくしていまいます。体力や精神力には個人差がありますが、過信は禁物です。

ブランド志向を重視する併願校選び

昔に比べると少なくなりましたが、大学の知名度や人気だけで併願校を選んでしまう受験性がいるようです。特定の大学に興味を持つことを否定はしませんが、学部や学科を無視した併願校選びは良いとは言えません。大学のブランドだけでなく、中身をしっかり把握することが重要です。第一志望校へのこだわりがあることは当然のことですが、併願校の選択理由としてはマイナスになります。

偏差値を重視しすぎる併願校選び!

偏差値は併願校を選択するときに比較要素として重宝する受験生も多いと思います。確かに目安という意味では、役立つ数値ですが重視しすぎるのはオススメできません。特に大学受験向けの模試によっては、偏差値70以上の受験生と偏差値40程度の受験生が同じ問題を受けています。出題をしている側もある程度平均的な問題をつくっていますが、一定ランク以下の偏差値だと参考にできない部分もあります。

併願校は自分の学力相応の大学や、偏差値の低い大学を安全校に選ぶことは一般的なことです。この考え方の全てが間違っているわけではありませんが、出題形式や問題との相性を無視すると残念な結果になることが予想できます。

安易に他学部を併願校にするのは危険!

全体的に難易度の高い学部を第一志望にしている受験生の併願校に多いパターンが、他学部を併願校にするケースです。できるだけ安全校を確保したいという気持ちが原因になることが多いと考えられます。具体的に多い例は、医学部や獣医学部を志望している受験生がこのパターンになりやすいようです。医学部はどこの大学を受けても難易度が高い傾向があるので、薬学部などを併願校にするケースがあります。

獣医学部はもともと獣医学部が少ないうえに比較的レベルが高くなるので、農学部や他学部を併願するケースが多くなっているようです通うことになっても良いと思える併願校を選ぶのは大切ですが、はじめから第一志望とは異なる方向性の併願校を選択するのは併願校選びとしてはマイナスです。家庭の事情で浪人が許されない環境の受験生であれば、しかたがない選択方法なのかもしれません。このような併願校を選択する場合は、第一志望校をチャレンジ校として考える方がモチベーションの維持につながることも考えられます。

まとめ

今回は大学受験の併願校選びで、失敗しないポイントを紹介しました。大切なことは第一志望を主軸に考えることの他に、合格後に通いたいと思える併願校を選択することです。後半部分にある併願校を選択するときに避けるべきポイントも重要なことです。併願校の選択方法によって、第一志望校の合否にも大きく影響するので慎重に選択することをオススメします。

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