お問い合わせはこちら
AXIV ACADEMY YouTube予備校

偏差値40のレベルってどのくらい?志望校合格を目指す勉強法・スケジュール・ポイントとは


「偏差値40のレベルってどのくらいだろう?」「偏差値40だけど志望校を目指せるかな」と悩んでいませんか。

もし、偏差値40よりも高い大学が気になっている場合は、一度きりの人生ですからぜひ挑戦してみるのがおすすめです。

今回は、偏差値40はどのくらいか、偏差値40の大学例、偏差値40の大学を避けるべきかどうかについて解説します。

さらに、偏差値40から志望校に合格するための勉強法やスケジュール、ポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも偏差値とは?

まずは、「偏差値」とは何かについてお話します。

大学の偏差値を調べるときに目にする「BF」についてもご説明しますので、チェックしてみてください。

偏差値とは「自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値」

偏差値とは、試験を受けた人の中で、自分がどれくらいの位置にいるかを表す数値です。

平均点を偏差値50に設定し、平均点より上なら偏差値が高くなり、下なら低くなるという仕組みになっています。

 

【偏差値の求め方】

偏差値=(自分の得点-平均点)÷標準偏差※×10+50

 

※標準偏差とは、データのばらつきを表す数値のこと。

「(点数ー平均点)の二乗の総和÷受験者数の平方根」で算出できる。

偏差値を活用することで、試験の得点や難易度に左右されず、自分の実力を客観的に把握することができます。

偏差値表で記載されることのある「BF」とは

偏差値BF(ボーダーフリー)とは、特定の大学において、合格基準の偏差値を設定していないことを意味します。

受験生の数が少なかったり、ほぼ全員が合格したりすることから、BFと表記されることが多いです。

偏差値40未満の学校でよく見かけられ、「Fランク」と同じように考えられています。

偏差値40はどのくらいのレベル?

具体的に、偏差値40はどのくらいのレベルなのか解説していきます。

偏差値40のレベルとは

偏差値40とは、平均となる偏差値50よりも10低く、1,000人中841位前後に位置するレベルです。

 

【偏差値の割合】

偏差値最上位から何%に位置しているか1,000人中の順位
800.13%1.3位
750.62%6.2位
702.28%22.8位
656.68%66.8位
6015.87%158.7位
5530.85%308.5位
5050.00%500.0位
4569.15%691.5位
4084.13%841.3位
3593.32%933.2位
3097.72%977.2位

偏差値40は、中央値よりも下の位置のため偏差値は低いと考えられますが、試験に参加している集団の優秀さによって意味が異なる場合もあります。

偏差値40の大学は何点くらいとれば合格する?

偏差値40の大学に合格するための点数は、試験の難易度や受験生の実力によって異なるため、一概に断言できません。

共通テストでは、一般的に得点率60%程度で偏差値50を満たすとされているので、こちらを参考にしてみると良いでしょう。

偏差値40の高校の特徴

現在偏差値40の高校に所属していると、下記のような特徴が当てはまるかもしれません。

  • 学業にあまり関心のない学生が一定数いる
  • 厳しい校則がある
  • 生徒指導を熱血にする教師が少ない

 

「将来スポーツの道に進みたい」など、ある目標から偏差値40の高校に入学したなら、後悔することなく自分のやりたいことに打ち込むことができるでしょう。

一方、学力的な面から偏差値40の高校を選んだ場合、周りの雰囲気に流されず真剣に将来に向けて進んでいく必要があります

偏差値40の大学例

こちらでは、偏差値40の大学例を「私立文系・理系」「国公立文系・理系」に分けてご紹介します。

私立文系秀明大学(英語情報マネジメント学部)

嘉悦大学(経営経済学部)

松蔭大学(経営文化学部)

敬和学園大学(人文学部)

身延山大学(仏教学部)

私立理系育英館大学(情報メディア学部)

八戸工業大(工学部)

西日本工業大(工学部)

第一薬科大(薬学部)

東亜大(医療学部)

国公立文系筑波技術大学(産業技術学部)

釧路公立大学(経済学部)

旭川市立大学(保健福祉学部)

名桜大学(国際学群)

福島大学(人文社会学群)

国公立理系秋田県立大学(システム科学技術学部)

宇都宮大学(工学部)

公立諏訪東京理科大学(工学部)

公立はこだて未来大学(システム情報学部)

島根大学(総合理工学部)

偏差値40の大学は避けた方が良い?

偏差値40の大学に対して、「周りから下に見られるかも」「就職活動で苦労する」などのイメージから、「志望校候補に入れないほうが良いのかな」と思う方もいるかもしれません。

しかし、偏差値40台であっても学部によっては日東駒専を目指すことができますし、千葉工業大学のように偏差値40台の学部から有名企業に就職しているケースもあります。

大学を選ぶときは、「関心がある分野か」「将来就きたい仕事につながるか」が大切なので、偏差値40だからといって避ける必要は全くありません。

偏差値だけで判断せず、自分を振り返りながら学びたいことや目標を軸にして、志望校を決めてみてください。

偏差値40から志望校に合格するための勉強法【教科別】

こちらからは、偏差値40から志望校に合格するための勉強法を、下記の教科別にお伝えします。

 

  • 国語
  • 数学
  • 英語
  • 理科
  • 社会

 

「偏差値がまだ届かないけど、合格したい志望校がある」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

国語

国語は、暗記科目に比べると学習の成果がわかりにくいですが、正しい学び方を身につければ志望校合格まで近づくことができます。

現代文は筆者の伝えたいメッセージを的確に読み取れるように、主語・述語・接続詞などを意識しながら読解力を身につけていきましょう

筆者の主張と具体例の違い、比喩や因果関係がわかるようになると、偏差値も伸びていくようになります。

古文や漢文は、単語と文法の暗記を行いながら、演習問題を何度も解くことで読解の手がかりを掴んでみてください。

数学

数学に苦手意識のある方は、思い切って中学数学から復習をしてみましょう。

積み重ねが大切な学問なので、基礎をしっかりと習得することで、より理解を深めることができます。

また、数学は教科書の内容がわかっていても問題を解けなければ偏差値は上がらないので、ある程度理解した後はどんどん問題演習をこなしていきましょう。

「解けなかったものの解説を読めば理解できた」という問題は再度解き直し、「解説を読んでも分からなかった」という問題は先生に質問して解決し、再度解いてみてください。

英語

英語を勉強するときは、「英単語」「英文法」「長文読解」の3つに取り組んでいきましょう。

英単語帳は1冊覚えきるようにし、英文法は網羅的に学習した後に長文読解や英作文に取り組む中で、不安に感じた箇所を復習してみてください。

一方、長文読解は、1文ずつ丁寧に意味を把握するのではなく、短い時間で文章の趣旨が分かるように速読に取り組みましょう。

速読をすることで、文章を理解するスピードも向上するうえ、「単語の意味が分からない」「文の構造が理解できない」など自分の弱点も見つけられるので、さらに効果的な学習をすることができます。

理科

大学受験における理科は、物理・化学・生物・地学の4科目が当てはまりますが、どれも基本的なルールを徹底して覚えることがポイントです。

定義や公式、用語など、専門的な知識が分からなければ問題に太刀打ちできないので、基礎から戻ってしっかり身につけていきましょう。

基本的なルールを覚えてから演習問題に取り掛かり、解けなかった問題に必要な知識を習得してからまた問題を解く…という流れが大切です。

何度も演習をこなすことで確実に偏差値も向上し、志望校の合格を叶えられるでしょう。

社会

世界史や日本史は、縦のつながりや横のつながりを意識しながら、因果関係を捉えて時代背景を理解していくことがおすすめです。

一方、地理は教科書と地図帳を照らし合わせながら、エリアの知識を深めていきましょう。

政治経済や倫理、現代社会などの公民は、授業の内容をしっかりと理解することで対策できます。

さらに、普段から新聞やネット記事などを読んでおき、時事問題に触れておくことで点数アップを狙えるでしょう。

偏差値40から志望校に合格するためのスケジュール

こちらからは、偏差値40から志望校合格に向けて、高校3年生の過ごし方を下記3つの期間に分けてご紹介します。

 

  • 1学期〜夏休み(4〜8月)
  • 2学期(9〜11月)
  • 3学期(12〜3月)

 

時間はあっという間に過ぎてしまうので、「いつまでに何をするか」を自分の中で計画し、勉強を進めていきましょう。

1学期〜夏休み(4〜8月)にやること

1学期〜夏休み(4〜8月)は、以下のことに取り組んでみてください。

  • 基礎力を身につける
  • 苦手克服を目指す

 

大学受験で合格点を目指すには、基礎問題で確実に得点し、基礎を応用して解答することが必要です。

このため、単語や公式などを暗記したり、基本的な問題集を解いたりしながら、基礎力をつけていきましょう。

また、普段の学習から苦手を見つけ、克服できるように進めていくことも大切です。

2学期(9〜11月)にやること

2学期(9〜11月)は、下記のことを実践してみてください。

  • 応用力を身につける
  • 模試を活用する

 

志望校の入試問題に対応できるように、問題演習をしながら応用力を高めていきましょう。

過去問を確認し、どのような部分を学習すべきかふまえたうえで学習を進めていくと、効果的に合格を目指せます。

さらに、この時期は模試が多く実施されるので、自分の実力を試しさらに改善するためにも積極的に受けていきましょう。

3学期(12〜3月)にやること

3学期(12〜3月)は、実践力を磨いていくことを意識しましょう。

過去問をただ解くだけではなく、適切な時間配分で取り組めるように繰り返していくことがポイントです。

制限時間よりも大幅に短くした時間で何度も問題を解くと、本番でミスを少なくできたり余裕を持ったりすることができます。

偏差値40から志望校に合格するためのポイント

偏差値40から志望校に合格するためには、以下4つのポイントを押さえておくことが大切です。

 

  1. 目標を細かく設定する
  2. 学習時間を増やす
  3. 伸びしろの大きい分野から対策する
  4. 塾に通う

 

上記4つのポイントについて解説します。

目標を細かく設定する

「〇〇大学に合格する」という最終的な目標だけではなく、「〇月までに問題集を3周する」などの中期的な目標、「1日に英単語を50個覚える」などの短期的な目標を設定しましょう。

最終的な目標を決めるだけでは、「まだ先は長いから」と思ってしまい、学習に身が入らなくなることも。

モチベーションを保ちながら、学習範囲に漏れがないように、細かく目標を決めてみてください。

学習時間を増やす

現在より学習に充てる時間を増やすことで、志望校合格を現実的なものにできます。

一般的に偏差値を1上げるための勉強時間は、1科目に対し30〜50時間とされているので、まずは志望校合格に必要な学習時間を導き出すことから始めましょう。

学習時間を増やすには、スマホの使用時間を制限したり早起きしたりなど、工夫をこらすことがおすすめです。

伸びしろの大きい分野から対策する

偏差値を上げるにはある程度大幅な得点増加が必要なので、伸びしろの大きい分野から対策することも効果的です。

学習が不十分な分野や苦手分野など、自信の持てない箇所を対策することで、志望校合格に近づくことができるでしょう。

塾に通う

志望校合格に向けて、塾に通うことも一押しです。

塾を利用すれば、志望校に合った対策ができるうえ、多くの受験生を合格に導いてきた教師から専門的な指導を受けられます

さらに、同じく大学合格を目指す仲間から刺激ももらえるので、勉強のモチベーション維持にもつながりやすいです。

偏差値40から志望校に合格したいなら「アクシブアカデミー」!

「偏差値40から志望校合格を目指したい」と思っている方は、アクシブアカデミーがおすすめです。

受験のプロがあなたの現状と目標を分析し、最短最速で合格できるような個別カリキュラムを作成します。

さらに、専属トレーナーが合格点思考を軸にした全科目個別指導を行い、志望校合格まで学習はもちろんモチベーションの管理までとことんサポートします。

今、少しでも「変わりたい!」と思っている方は、この機会にぜひお問合せください。

 

アクシブアカデミーの無料受験相談はこちらから!

まとめ

偏差値40は、平均となる偏差値50よりも低いことから、一般的に低いレベルと思われることが多いです。

もちろん、自分を振り返ったうえで偏差値40の大学を志望校にすることは決して間違いではありません。

しかし、「本当は偏差値40よりも高いあの大学で学びたい」という気持ちがある場合は、思い切って挑戦してみることがおすすめです。

今ひと踏ん張りすれば、「もっと勉強していればよかった」といった後悔ではなく、「あの時頑張って良かった!」と思えるはず。

もし、何から始めれば良いのか分からない方は、あなただけの個別カリキュラムを作成し、合格まで最短でサポートする「アクシブアカデミー」にご連絡ください!

変わりたい。を叶える

学習時間と学習効率を飛躍的に伸ばしたい方は、無料体験にお越しください。
担任コーチと専属トレーナーのサポートで、あなたの努力とその効果を拡張していきます。

まずは無料体験へ