【名古屋大学対策】入試科目の配点や受かるための勉強法は?


  有名大学の1つである名古屋大学。人気の私立大学であるため、入学希望の方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような勉強方法や対策方法をすればいいのかわからないという受験生も多いと思います。そこで本ページでは、名古屋大学の入試方式や倍率などのデータをご紹介します。

名古屋大学の入試問題で問われる能力

まずはじめに、名古屋大学の望む人材や入試特徴などの入試問題に問われる能力を見ていきましょう。  

名古屋大学が望む人材

入学者受入れ・選抜の方針(アドミッション・ポリシー)は以下のとおりです。

名古屋大学は、未来の「勇気ある知識人」を目指す人を国内外に求めます。各学部・学科の学術分野の特徴に基づき、基礎的な学力とそれを活用する能力、さらにそれを発展させようとする意欲や態度を適正に評価して選抜する入試を実施します。

出典:名古屋大学アドミッション・ポリシー  

名古屋大学入試の特徴

続いて名古屋大学の入試の特徴について解説します。名古屋大学では多くの国公立大学と同様に、前期日程と後期日程が実施されています。基本的にすべての学部で共通テストの受験が必須となっているため、個別入試と共通テストの両方の対策が求められます。科目毎の特徴は以下のとおりです。  

英語

試験時間は105分で、大問4題が出題されています。前半2問は長文読解、大問3は会話文を読んで答える問題、大問4は示されたデータについての英作文、となっています。大問3,4は設問が英語であることもあり、全体として読まなけらばならない英語の量は多くなっています。長文を読む力、理解した内容を簡潔に述べる力、正確に英文を書く力が求められます。基礎となる語彙・文法を固めたうえで、問題集や過去問を利用して長文読解の演習を積みましょう。論理構成や、段落ごとの意味を問う問題も出題されているため、パラグラフのまとまりを意識して内容を捉えるようにすることが重要です。また、英作文も例年複数題出されているため、英訳の練習と共に対策をしておきましょう。

国語

試験時間150分に対して大問4題、評論1題・古文1題・漢文1題・随筆1題の構成です(理系は大問1〜3のみ)。解答形式は全問記述式です。 評論では抽象的な文章が出題されることが多く、主に内容説明問題が出題され解答を簡潔にまとめることが求められます。また、漢字の書き取り問題も出題されています。随筆では、問われる内容は大問1と大きくは変わりませんが表現に関連する設問も見られます。古文・漢文については内容説明問題や口語訳の問題が出題されており、文法や単語の知識がしっかり身についているか、本文の内容を適切に理解できているかを問う標準的な難易度です。

数学

150分で大問4題が出題されます。すべて解答過程を含む記述式で、よく証明問題が出題されることからも、高い論述力が求められている試験だといえます。分野をまたいだ融合問題が多く、また出題分野も様々な分野にわたっていますが、特に出題されやすいのは微分積分、確率です。全体的には問題はやや難レベルのものが多く、レベルの高い試験となっています。標準~やや難レベルの入試問題集を中心に、様々な問題にあたって解法の引き出しを増やすことが対策方法として挙げられます。

物理

大問3題から構成され、うち2題は力学、電磁気からそれぞれ出題されています。基本的には計算問題がメインですが、年度によっては論述問題や描図問題が出題されることもあります。問題の難易度は標準レベルが中心となっていますが、一部状況が掴みにくい問題があったり、また問題文が長かったりと、少し難度の高い問題が混ざっていることもあります。時間もそれほど余裕がある試験ではないので、標準レベルの設問を落とさずに解ききることが最も重要です。教科書や参考書で基礎知識を身に着け、標準レベルの入試問題集で典型的な設問に対してすぐ取り組み方が浮かぶようになるまで演習を積みましょう。  

名古屋大学入試の難易度

名古屋大学の入試で出題される問題は、標準レベル〜やや難れレベルが多くなっており、全体的に難易度の高い大学となっています。また、単純な知識の暗記だけではなく、グラフを読み取る力や論述する力など、総合的な学力が求められます。知識のインプットが完了したら、問題演習でしっかりと解く対策が必要となります。問題傾向にも慣れることも重要です。  

名古屋大学の概要

次に名古屋大学の概要について紹介します。偏差値や受験資格、科目配点、入試日程などの入試概要について見ていきます。  

名古屋大学の学部偏差値

学部偏差値
文学部62.5
法学部60
情報学部60.0~65.0
医学部52.5~67.5
農学部57.5
教育学部60
経済学部60
理学部57.5
工学部60.0~62.5

 

名古屋大学の受験資格

  • 1  高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び令和 3 年 3 月卒業見込みの者
  • 2  通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び令和 3 年 3 月修了見込みの者
  • 3  学校教育法施行規則第150条の規定により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められ る者及び令和 3 年 3 月31日までにこれに該当する見込みの者

名古屋大学の受験資格は上記のとおりです。3番目の要件に当てはまる場合は、詳細な内容を募集要項で必ず確認するようにしましょう。気になる方は名古屋大学HPをご確認ください。 参照:名古屋大学募集要項  

科目と配点

名古屋大学の学部ごと試験科目と配点をまとめました。学部別に共通テストと個別学力試験のそれぞれの情報を紹介します。

学部学科試験詳細
文学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験4教科(1200点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(400) 【地歴】世B・日B・地理Bから1(200) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(200) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(400)
教育学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) 《理科》物基・化基・生基・地学基・物・化・生・地学から選択(100) ※理科の同一名称組み合わせ不可 ※理科は、「基礎2科目」「発展1科目」「基礎2+発展1科目」「発展2科目」のいずれも可 ●選択→地歴・公民・理科から3科目(理科基礎は2科目で1科目とみなす)
個別学力試験3教科(1800点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(600) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(600) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(600)
法学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験2教科(600点満点) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(200) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200) 【小論文】(200)
経済学部 前期共通テスト5~6教科7~8科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験3教科(1500点満点) 【国語】国語総合・現代文B・古典B(500) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(500) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(500)
情報学部 自然情報学科 前期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物・化・生・地学から2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(1100点満点) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(400) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から1(300) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(400)
情報学部 人間・社会情報学科 前期共通テスト5~6教科7~8科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物基・化基・生基・地学基から2(備考参照)(100) ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から2科目
個別学力試験2教科(1100点満点) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(700) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(400) 《数学》数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)(400) ●選択→地歴・数学から1科目
情報学部 コンピュータ科学科 前期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物必須,化・生・地学から1,計2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(1300点満点) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(500) 【理科】「物基・物」必須,「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から1,計2(500) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300)
理学部 前期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物・化・生・地学から2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(1450点満点) 【国語】国語総合・現代文B(近代以降の文章)(150) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(500) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2(500) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300)
医学部 医学科 前期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物・化・生から2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(1650点満点) 【国語】国語総合・現代文B(近代以降の文章)(150) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(500) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(500) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(500) 【調査書】(-)
医学部 保健学科 前期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物・化・生から2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(1650点満点) 【国語】国語総合・現代文B(近代以降の文章)(150) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(500) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(500) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(500)
医学部 医学科 後期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物・化・生から2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験学科試験なし(-) 【面接】(-)
工学部 前期共通テスト5教科7科目(600点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100) 【理科】物・化(100) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験3教科(1300点満点) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(500) 【理科】「物基・物」・「化基・化」(500) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(300)
農学部 前期共通テスト5教科7科目(900点満点) 【国語】国語(200) 【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(200) 【理科】物・化・生・地学から2(200) ※理科は、基礎科目の選択不可 【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[50]) 《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100) 《公民》「倫理・政経」(100) ●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験4教科(1550点満点) 【国語】国語総合・現代文B(近代以降の文章)(150) 【数学】数I・数A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(400) 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2(600) 【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(400)

 

大学入試共通テスト

名古屋大学でも多くの国公立大学と同様に大学入学共通テストが用いられます。科目としては、通常の国公立大学同様、5科目7科目が課されています。配点は学部学科によってかなり差があります。共通テストと個別学力試験を対策する比率も重要となりますので、志望する学部学科の配点や科目については、事前に確認をしておきましょう。なるべく早い段階から意識した上で、勉強をすすめることが大切です。  

名古屋大学の合格最低点・ボーダーライン

ここでは名古屋大学の合格最低点をご紹介します。

学部|学科入試名最低点/満点
前期1384/2100
教育前期1664/2700
前期985/1500
経済前期1469/2400
情報|自然情報前期1260/2000
情報|人間・社会情報前期1425/2000
情報|コンピュータ科学前期1436/2200
前期1432/2350
医|医前期1822/2550
医|看護学前期1253/2400
医|放射線技術科学前期1369/2400
医|検査技術科学前期1389/2400
医|理学療法学前期1393/2400
医|作業療法学前期1241/2400
工|化学生命工前期1069/1900
工|物理工前期1090/1900
工|マテリアル工前期1084/1900
工|電気電子情報工前期1146/1900
工|機械・航空宇宙工前期1168/1900
工|エネルギー理工前期1091/1900
工|環境土木・建築前期1075/1900
農|生物環境科学前期1417/2300
農|資源生物科学前期1432/2300
農|応用生命科学前期1451/2300

 

名古屋大学の出願数・合格者数

次に名古屋大学の出願数・合格者数をご紹介します。参照したデータは2020年度一般入試の学部個別入試のものとなっております。

学部|学科入試名倍率募集人数受験者数合格者
文学部|人文学科前期日程2.1110228110
教育学部|人間発達科学科前期日程2.55515059
法学部|法律・政治学科前期日程1.7105184107
経済学部前期日程2.3165387172
情報学部|自然情報学科前期日程2.2307032
情報学部|人間・社会情報学科前期日程2.9309733
情報学部|コンピュータ科学科前期日程2.55313655
理学部前期日程2.1220489228
医学部|医学科前期日程2.99027194
医学部|医学科後期日程(二段階)115175
医学部|保健学科前期日程2.3126320138
医学部|保健学科〈看護学専攻〉前期日程1.6457749
医学部|保健学科〈放射線技術科学専攻〉前期日程3.1309430
医学部|保健学科〈検査技術科学専攻〉前期日程3.2258226
医学部|保健学科〈理学療法学専攻〉前期日程2.2132913
医学部|保健学科〈作業療法学専攻〉前期日程1.9133820
工学部前期日程2.36141473633
工学部|化学生命工学科前期日程1.99017692
工学部|物理工学科前期日程1.67513080
工学部|マテリアル工学科前期日程1.999191103
工学部|電気電子情報工学科前期日程3.1107332108
工学部|機械・航空宇宙工学科前期日程2.9135401137
工学部|エネルギー理工学科前期日程1.8366738
工学部|環境土木・建築学科前期日程2.37217675
農学部前期日程2136278140
農学部|生物環境科学科前期日程1.6274327
農学部|資源生物科学科前期日程2.1439645
農学部|応用生命科学科前期日程26613968

 

名古屋大学の入試日程

ここでは名古屋大学の入試日程について紹介します。今回紹介するのは全学日程・学部個別日程・関学独自方式日程となっております。なお、2021年度入試のデータとなっております。

学部出願期間試験日合格発表
文学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
教育学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
法学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
経済学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
情報学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
理学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
医学部|医学科/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25~27(個別)3/10
医学部|保健学科/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
医学部|医学科/後期(地域枠)1/25~2/51/16・17(共テ)、3/12(個別)3/21
工学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10
農学部/前期1/25~2/51/16・17(共テ)、2/25・26(個別)3/10

 

名古屋大学に合格するための対策

 

名古屋大学に受かるには?

偏差値としては医学部医学科を除くと60くらいと考えておくと良いでしょう。個別試験では理科が2科目なのか1科目なのか、法学部では小論文が必要など、科目や配点も学部学科により異なるので注意が必要です。併願校との科目調整にも気をつけてましょう。理系の一部をのぞいて共通テスト900点、個別試験1000点以上(共通テストの倍の1800点という学部もある)と個別試験の方が配点が高くなっています。個別試験の配点の方が高いですが、共通テストも半分弱の配点になるため、基礎固めや共通テスト形式の問題演習に関しても手を抜かないようにしましょう。 学部により、個別試験で文系でも数学、理系でも国語が必要となるので併願校や科目ごとの勉強時間のバランスや優先度の調整に注意が必要です。受験戦略としては、面接や志願理由書の対策は必要になりますが、共通テストで高得点を取り推薦を狙うのも良いでしょう。最近の入試の傾向の変化としては、2018年以降の英作文が、それまでの和文英訳の形式から、図表を読み取った上で意見論述などに変化しているので対策が必要です。似た形式の英作文は広島大学や東北大学にも出題されているので、問題演習として活用すると良いでしょう。  

合格までに必要な勉強時間は?

名古屋大学に合格するために0から初めて最低限必要な時間は2500時間程度となっています。もちろん、受験生一人ひとりの現状の学力は違いますので、時間はおのおの変わっていますが、最低限でもこの程度の時間は勉強することが必要になります。 国公立大学の場合は、個別の前期後期入試だけでなく共通テストの勉強が必要になります。大学共通テストでのみ試験がある科目があるため、しっかりと科目を選択して対策を進めていきましょう。また、出題形式も大学共通テストと個別入試で異なります。それぞれの形式の対策が必要になるので、大学共通テストの過去問・個別試験の過去問どちらもしっかりと演習を重ねていきましょう。国公立大学の受験勉強は、科目数も多く過去問対策も多く必要となります。それぞれどのような時間配分で勉強するべきか、どのようなタイミングで対策を始めるかを判断をする必要があります。自分一人で考えるよりも学校や塾・予備校の先生にしっかりと相談すると、バランス良く勉強を進められることができるでしょう。  

受験期の過ごし方

受験勉強を意識するのは高2の秋〜冬にかけてが多いかと思いますが、できる限り早いタイミングで受験を意識することが大切です。また、どのタイミングで初めたとしても意識してからは勉強できる時間は全ての時間を受験勉強に当てるという気持ちが必要です。 ちなみに高3生・高卒生の勉強時間は 高3生 月200時間以上 週54時間(平日6時間、土日12時間)※学校での勉強時間を含まない 高卒生 月300時間以上 週84時間(1日12時間) となります。これだけの時間を勉強するということは非常に大変と感じるかもしれませんが、それだけ勉強できる受験生が合格するというのは紛れもない事実ですので、学習時間を意識することも非常に大切となります。また、とりあえず時間を勉強すればいいという訳でもなく、効率的に学習することも必要となります。同じ時間でも効率良い勉強ができているかどうかでも大きく結果は変わってきます。また、配点によって勉強時間を変えるということも重要です。名古屋大学では文系では英語が重要になってきますのでそこを意識して科目ごとの時間配分を考えることが大切です。 受験期を効率的に過ごしていくために、受験勉強をはじめようという時にしっかりゴールまでの戦略・ルートを決めてやり始めるのが大切となります。そのルートをやりながら修正もしていきながらゴールを目指すというのが効率的な受験期の過ごし方になるでしょう。そのため、受験は1人ではなくサポートしてくれるパーソナルトレーナーのような存在がいることが強いアドバンテージになっていきます。  

独学で受かる?

10年前だと独学で勉強するのは非常に難しい時代でしたが、今は独学でも名古屋大学に合格することはできる時代になってきていると思います。理由としては、傾向や対策などの情報を容易に得られるようになったこと。また、映像授業も安価で提供されるようになったため、参考書だけで理解がしにくい単元も映像授業を活用して理解していくことが可能になったからです。いかに名古屋大学とはいえ、標準レベルまでの問題が多くを占めていることを考えれば、参考書や安価な映像授業サービスをうまく利用することができれば必要な学力への到達は可能です。 独学で大学受験にはメリットもありますが、その反面デメリットもあります。 それらを一部あげると、 <メリット> ・塾、予備校の費用がかからない ・自分のペースで勉強を進めることができる <デメリット> ・どうしてもわからない問題を質問することができない ・予備校の自習室のような環境がない ・参考書や映像授業の効率的な勉強法がない ・カリキュラムやスケジュールを自分で作らないといけない ・理解度チェックをするためのテストや個別授業がない ・受験校の決定などのための情報が少なくなる ・1人で学習を進めると不安になることが多い など 以上をご覧になっていただくとわかりますが、デメリットの方が圧倒的に多いと言わざるを得ないと思います。模試での志望校に対する判定がA判定やB判定が出ていれば問題はありませんが、D判定やE判定からの逆転合格を志す受験生は早急に効率を上げて勉強していく必要がありますので独学は大変リスクが高いです。もちろん独学で合格を勝ち取れる受験生はいますが非常に少ないです。独学での大学受験を目指す受験生は、効率的な勉強法を確立するための知識(傾向や対策、使用する参考書や映像授業のレベルやそれで何の要素をどれだけ補えるのかなどの知識)が必須だと思いましょう。  

予備校で対策するメリット

名古屋大学に合格するためには予備校で対策することは非常に大きなメリットがあるでしょう。その中でも一人ひとりに合わせた個別予備校がその生徒の成果を最大化してくれます。上述の通り、わかりやすい映像授業が安価で見ることができるようになったため、集団予備校や映像予備校でわざわざ高いお金を払ってわかりやすい授業を受ける必要はありません。それ以上、カリキュラムやスケジュールを自分に合わせて設定してくれたり、理解度チェックのためのテストや個別授業を実施することが今の受験生には必須となります。個別予備校ならそれらのサービスをしっかり対応してもらえるため、志望校合格のためにあなたのための対策を行ってもらえます。 また、大学受験は中学受験や高校受験とは違い、1人で自学自習する時間が非常に長いです。そのためあなたのことをわかってくれるパーソナルトレーナーがいることで受験や勉強方法の不安がなくなるため学習効果を高められます。大学受験には科目の指導以外にも教材の選定、カリキュラムの策定、理解度チェック、自習室などの学習環境、受験校の選定など受験生には難しいことが多々ありますので、科目指導だけの予備校ではなく、それ以外のサポートが充実している予備校を選ぶことで名古屋大学の合格が近づいてくるでしょ。   ▼アクシブアカデミーについて

 

名古屋大学の科目対策

アクシブアカデミーでは名古屋大学の各科目の対策方法ページを用意しています。これから名古屋大学の過去問を解き始める方や、思うように過去問の点数が上がらないという方は是非参考にしてみてください。各ページは以下リンクから確認することができます。

他大学の対策

名古屋大学以外の他大学の対策ページは以下リンクから確認することができます。

名古屋大学に合格できる「あなただけのカリキュラム」

アクシブアカデミーではあなたの得意/苦手科目に合わせて、志望校に合格するための個別カリキュラム作成を行っております。生徒それぞれに合わせた個別対策で、合格するまでの最短ルートを構築します。

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