【日本史】立教大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?

 

首都圏の難関私立大学である立教大学。立教大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では立教大学の日本史入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。立教大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

立教大学の日本史について

MARCHの一角、立教大学日本史試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における日本史の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 試験時間: 60分
  • 配点: 学部により異なる
    • 文学部(史学科)は200点。
    • 文学部(史学科以外)・異文化コミュニケーション学部・観光学部は150点。
    • 経済学部・経営学部・社会学部・法学部・コミュニティ福祉学部・現代心理学部は100点。
  • 設問形式により異なるが1問2〜5点程度か
  • 問題数: 年度によって多少異なり40〜60問程度
  • 出題形式: マーク形式に加え、用語を答える問題が記述形式となっている。
  • 出題時代・分野:基本的に一時代のみの範囲内で出題されることはなく、複数の時代にまたがって出題されることが多い。古代〜近現代までの幅広いでのテーマ史からの出題が目立つ。政治・経済・外交・社会などテーマは多岐にわたるため総合的な日本史の対策が必要。
  • 問題構成: 大問2題

【各大問で出題される問題】

大問12
2020「古代〜近世までの教科書記述の変更点」

  • 語句記述10問
  • 選択問題8問
  • 正誤問題2問
「近代〜現代の日中外交史」

  • 語句記述12問
  • 選択問題7問
2019「古代〜現代までの東北・北海道・沖縄史」

  • 語句記述15問
  • 選択問題9問
  • 正誤問題1問
「近世〜現代の情報統制」

  • 語句記述14問
  • 選択問題9問
  • 配列問題2問
2018「古代〜近代の貨幣史」

  • 語句記述14問
  • 選択問題10問
  • 正誤問題1問
「近世〜現代の民衆思想」

  • 語句記述11問
  • 選択問題14問

 

【各大問・小問の配点】

①大問1:古代〜近現代
総設問数は20〜25問程度で、約半数が選択問題・約半数が用語記述問題になっている。詳しい配点は不明だが1問2〜4点程度。

②大問2:近世〜近現代
総設問数は20〜30問程度と幅があり、約半数が選択問題・約半数が用語記述問題になっている。詳しい配点は不明だが1問2〜4点程度。

【受験者平均点と目標得点率】

受験者平均点や合格最低点は公表されていませんが、過去の開示結果から考えると最低でも7割前後、確実に合格するためには8割程度は得点しておきたいところです。

 

各大問の詳細とその解き方

【詳細】

  • 選択問題
  • 正誤問題
  • 語句記述
  • 配列問題

【解き方やコツ】

選択問題
オーソドックスな四択問題ですが、単純な知識だけでなくいくつかの知識を組み合わせないと正解を導き出せない問題や、図表・史料をもとに出題される問題など多種多様であり問題集や過去問を通じて様々なタイプの問題を実際に解き慣れておくことが重要です。

正誤問題
4択問題で「4つのうち正しくないもの」を選ぶ問題や2つの文について正誤の組み合わせを選ぶ問題が出題されています。正誤問題において重要なのは、各選択肢のどの部分が正しいかあるいは誤っているかが正確にわかっていることです。そのため、各選択肢において正誤判断のポイントになりそうな箇所に着目し一つずつ吟味していきましょう。学習の際特に紛らわしい箇所などは正誤問題として出題されやすいため要注意です。

語句記述
リード文の空欄補充や下線部に関連した一問一答形式の用語記述問題です。教科書の内容をしっかりと覚えられていれば正答できる問題が多いですが、内容はわかっても漢字が書けずに失点してしまったということが無いよう立教大学の入試で問われるレベルの標準的な用語については全て漢字で正確に書けるようにしておきましょう。

配列問題
直近では2019年度に出題されています。細かな年号を全て覚える必要はありませんが、ある事件に関する一連の出来事の順番など(例えば第二次世界大戦開戦〜終戦)は問われやすいのでなるべく論理立てて流れをインプットしておくと年代配列問題として出題されても慌てずに対処できるのではないかと思います。

 

大問ごとの学習・対策方法

問題を解くにあたって基礎知識が固まっていることが求められるので学習の流れは教科書などでインプット⇨演習のかたちになります。まずは教科書を精読し、図表や注釈にも注意しながら内容を頭に入れていきましょう。教科書のみでは覚えきれない場合、一問一答などを補助的に活用しましょう。これらを何周か繰り返し、ある程度知識が固まっていたら演習に入ります。いきなり過去問に入っても良いですが、ややレベルが高いので基本的なマーク式問題集やセンター試験・共通テストレベルの問題でアウトプットに慣れると良いでしょう。また、「実力をつける日本史100題」はMARCH〜早慶レベルまで二次試験に幅広く対応している問題集なので是非取り組みましょう。

  • おすすめ参考書

「山川 詳説日本史B」
多くの人が使うであろう教科書です。知識レベルとしてはここに載っている内容が全て理解できていればほとんどの問題には対応できるので、学習の基本にしましょう。一度読むだけでなく何周もしてその中で徐々に知識を覚えていくと良いでしょう。本文だけでなく、掲載されている図表や注釈、地図からも出題されることがあるのでくまなく読み込みましょう。

「日本史B 一問一答完全版」「スピードマスター日本史問題集」
教科書のみの学習だとインプットに偏りがちになってしまうため、実際に覚えられているか確認するために使いましょう。教科書レベルに加えてやや細かい知識まで一気に覚えてしまいたいという場合は「一問一答完全版」、教科書の内容が身についているかの確認を重視したい場合は「スピードマスター」を使うと良いでしょう。

「実力をつける日本史100題」
難関私大向けの日本史問題集です。教科書や一問一答の内容をしっかりと身につけ、過去問演習に入ることが多いと思いますが、過去問だけでは問題のボリュームが足りなかったり、より難易度の高い問題に挑戦したい場合は是非取り組みましょう。立教大学の場合、印がついている難易度が高い問題は後回しにして標準レベルの問題を中心に解き、解説を読み込むと良いでしょう。

 

最後に

立教大学全学部日本史の対策については以上になります。語句記述問題と選択問題の比重が大きくなっていますが、年度によっては正誤問題や配列問題も出題されているので過去問演習を念入りに行いましょう。特に語句記述問題は間違えやすい漢字や紛らわしい漢字に注意しながら解きましょう。

 

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