関東の名門私立大学群である「早慶上理」の中の1つである東京理科大学。人気の私立大学であるため、入学希望の方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような勉強方法や対策方法をすればいいのかわからないという受験生も多いと思います。そこで本ページでは、東京理科大学の入試方式や倍率などのデータをご紹介します。受験期の過ごし方や受かるために必要なことも解説するので、東京理科大学へ入学希望の方は是非参考にしてみてください。
東京理科大学の入試問題で問われる能力
まずはじめに、東京理科大学の望む人材や入試特徴などの入試問題に問われる能力を見ていきましょう。
東京理科大学が望む人材
東京理科大学は建学の精神と実力主義の伝統に基づく、教育研究理念を元に以下のような人材を望むとしています。
- 高等学校段階までの基礎知識と思考力、判断力、表現力を備え、専門分野の学習に必要な学力を持つ人。
- 将来広く国内外で国際的な視野を持って活躍するための基礎的な素養を身に付けている人。
- 自らの考えを表現する力を備え、主体的に多様な人々と協働して学ぶ意欲のある人。
東京理科大学入試の特徴
東京理科大学の一般選抜にはA方式・B方式・C方式・グローバル方式の4種類があります。各方式の特徴は以下のようになっています。
・A方式入学試験
大学共通テスト利用入学試験:「大学入学共通テスト」を利用した入学試験です。全学部で実施します。
・B方式入学試験
東京理科大学独自入学試験本学独自の入学試験です。全学部で実施します。
・C方式入学試験
大学入学共通テスト+東京理科大学独自試験
英語
理学部第一部:B方式2月5日実施分
試験時間60分に対し大問2〜4題、マークシート形式と記述式の併用です。出題内容は主に長文・会話文・語句整序になっており大問数は年度により異なっています。長文では内容説明や段落整序、和訳など本文の内容理解を問う設問に加え、発音アクセントも出題されています。文法では会話文・語句整序が出題され会話文は空欄補充形式です。長文問題では和訳、内容説明など総合的な英語能力が問われるので基礎的な英単語や文法の知識を固めた上で過去問を中心に長文演習を繰り返しましょう。文法問題については、特に会話文問題が本格的に出題されるので過去問に加え専用の問題集などで対策しておくと良いでしょう。
理学部第一部:B方式2月8日実施分
試験時間60分に対し大問2題、長文1題・文法1題の構成です。マークシート形式と記述式の併用です。長文では内容説明や語句整序・空所補充のほか年度によって和訳問題が出題されています。文法では会話文が出題されており、空所補充に加えて内容説明など読解に近い内容の設問もあります。長文は内容理解に加え発音アクセントや和訳が問われる総合的な内容になっているので、英単語や文法など基礎を固めた後は過去問や総合長文問題集を演習して念入りに対策しましょう。会話文については読解に近い内容も含まれているため、過去問や会話形式の長文問題などで形式に慣れましょう。
数学
理学部第一部:B方式
学科共通問題として100分で大問3題が出題され、数学科と応用数学科はさらに学科別問題として80分で大問2題が出題されます。出題分野に大きな偏りはなく、まんべんなく様々な範囲から出題されています。難易度は標準かそれよりやや難しいものが多く、また計算量も標準よりは多い問題が中心となっています。全体的に高い数学能力が求められています。小問集合はマークシート式、総合問題は記述式という形式になっています。高い基礎力が前提として必要になるので、早い段階で教科書の傍用問題集や基本的な問題集を一冊マスターしましょう。その後さらに標準レベルの入試問題集などに取り組み、解法の引き出しを広げておくと良いでしょう。突飛な発想力を要する問題というよりは、その場でしっかりと思考できるかが重要になる問題が多いため、様々な問題パターンに触れながら、数学的思考力を高めておくことが重要です。また計算速度もある程度必要な試験なので、正確に素早く計算する力を身に着けることを日頃から意識しておきましょう。
経営学部:B方式
数学①、②ともに大問3題が出題されます。①は全記述式、②は記述式とマークシート式の併用となっています。また試験時間も異なり、①が80分、②が60分となっています。問題は標準的な難易度のものが多く、時間的にも標準的な時間設定だといえます。頻出分野に偏りはないため、まんべんなく対策しておく必要があります。教科書の章末問題や基本的な傍用問題集を中心に、典型的な問題に対する解法を活用できるようにしっかりマスターしておきましょう。問われるのはけして応用的な内容や発想力ではなく、どれほど基礎力がしっかりしているかなので、基本が完璧になるまで繰り返し演習を積むようにしましょう。
国語
経営学部:B方式
試験時間80分に対して大問3題、評論2題・国語常識1題の構成です。マークシートと記述式の併用です。評論は文章量が多めで、欠文挿入や空所補充・箇所指摘に加えて内容説明の記述問題が出題されています。また、慣用句や漢字の書き取りなど知識問題も見られます。国語常識問題は例年10問程度出題されており、四字熟語や慣用句・文学史などが出題されています。長文については分量がかなり多いので本文の論旨を理解しながら素早く問題を解いていく必要があります。接続詞や段落間の関係などに着目しながら過去問や長文問題集を繰り返し解いていきましょう。また、記述問題については50字や100字など短めのものを中心に練習すると良いでしょう。国語常識問題については国語便覧などを用いて文学史・慣用句・四字熟語を中心に学習しましょう。
日本史
経営学部:B方式
試験時間60分に対し大問4題、マークシートと論述形式の併用です。出題内容は古代〜近代まで幅広く、2020年度大問3では蝦夷に関するテーマ史からの出題が見られました。出題形式は選択問題に加え正誤、配列などもあり、大問4では80〜120字程度の論述問題が2題出題されています。史料を用いた出題もあるので注意が必要です。学習の基本は教科書になりますが、正誤問題や配列問題も出題されているため必要に応じて用語集を活用すると良いでしょう。史料を用いた出題も見られるので史料集や史料問題集を使って初見の史料への対応力を高めておきましょう。また、論述問題については字数がやや多めになっているため過去問や論述問題集を用いて解答を書く⇨添削してもらうの流れを繰り返しましょう。
世界史
経営学部:B方式
試験時間60分に対し大問4題、マークシートと用語記述形式の併用です。出題内容は通常の選択問題に加え正誤問題や4つの選択肢のうちいくつが正解か選ぶ問題が出題されており正確な知識が求められます。学習の基本は教科書ですが、正誤問題や選択問題で細かな知識を問われる箇所もあるため用語集を用いて常に知識を拡充するようにしましょう。また、文化史からもかなりの分量出題されているため分野や地域・時代によって得意不得意のないようにバランスの良い学習を心がけましょう。
物理
理学部第一部:B方式
80分で大問4題が出題されます。回答方式はすべてマークシート形式ですが、選択問題だけではなく、計算結果を数値でマークさせる形式なども混在しています。問題文が長く、やや複雑な設定の問題が多く出題される傾向にあり、全体的な難易度としては高くなっています。大問4題はすべて異なる分野からの出題であるため、もれなくしっかり対策しておく必要があるでしょう。標準~やや難の問題が中心となっているため、基礎力が固まっているうえでさらに一歩上の思考力が求められる試験です。ただし突飛な発想を要求されるわけではなく、基礎知識や典型的な解法をしっかり応用して各問題に対処していくことが必要です。基本的な問題集を一冊マスターした後で、やや応用的な問題集や過去問演習にしっかり時間をかけて取り組み、思考力を鍛えていきましょう。
物理
理工学部:B方式
80分で大問3題が出題されます。すべてマークシート形式の回答ですが、計算もやや複雑なものが多く、また問題そのものも一部やや難度の高い設問が含まれるため、時間的にそれほど余裕のある試験ではありません。出題分野は特に偏りなく、原子分野などマイナーな分野からも出題が見られるため、まんべんなく対策をしておく必要があります。標準レベルの問題とやや難しい問題が混在している試験です。また試験時間もタイトなので、まずは問題全体に目を通し、解ける問題から確実に得点していくことが大事です。そのためには基本的な問題をいかに素早く正確に解けるかが重要ですので、教科書の例題や傍用問題集を繰り返し解き、基礎的な力を充実させましょう。その後は過去問演習で実戦に慣れるとともに、応用的な問題に対して取り組んでいきましょう。
化学
理学部第一部:B方式
80分で大問6題が出題される傾向が続いています。出題分野としては理論に比重がおかれており、酸化還元や平衡といった受験生が苦手としがちな分野が頻出なので、しっかり対策しておく必要があります。また有機では異性体の問題が比較的多く見られます。全体的な問題の難易度としては標準~やや難といったレベルで、時間的にもそれほど余裕があるわけではありません。難易度の高い試験といえます。標準的な問題に加えて、思考力を要するやや難しい問題も毎年出題されています。時間に余裕がある試験ではないので、解ける問題を見定め、確実に得点を重ねていく必要があります。過去問演習を通じて、解ける問題から解く癖をつけておきましょう。またそのためには、標準レベルの問題を確実に完答できる基礎力が必須です。標準レベルの入試問題集を中心に演習を積み、典型的な解放をしっかり頭に入れておきましょう。
理工学部:B方式
80分で大問6題が出題されます。すべてマークシート式ですが、空所補充だけではなく計算問題も多いため、時間的な余裕はそれほどありません。問題は基本~標準レベルのものが多くなっており、分野としては理論が最も多く出題されていますが、無機・有機からも毎年必ず出題があるため、まんべんなく対策しておく必要があります。教科書の例題や章末問題で基礎知識を定着させましょう。その後は基本レベルの入試問題集や教科書傍用問題集などを一冊定め、繰り返し解きながら、典型的な解法や公式の使い方を身に着けていきましょう。また頻出分野である溶解度積、化学平衡、酸化還元、電気分解などについては特に、基礎知識がいかにしっかり固められているかが重要になりますので、重点的に対策しておきましょう。
東京理科大学入試の難易度
東京理科大学は標準的な内容がどれだけ定着しているのかが重要です。マークシート形式の方式も多いですが、一部では記述形式も出題されるので対策が必要になります。標準問題が多く出題されるので、標準レベルの問題をしっかりと確実に素早く解答することが求められます。一部では発展レベルの難易度が高い問題も出題されるので、基礎から発展まで身につけて試験に望む必要があるレベルの高い大学といえます。
東京理科大学の概要
次に東京理科大学の概要について紹介します。偏差値や受験資格、科目配点、入試日程などの入試概要について見ていきます。
東京理科大学入の学部偏差値
学部 | 偏差値 |
理学部第一部 | 57.5~62.5 |
工学部 | 57.5~62.5 |
薬学部 | 55.0~62.5 |
理工学部 | 55.0~62.5 |
先進工学部 | 55.0~60.0 |
経営学部 | 57.5~60.0 |
理学部第二部 | 45 |
基礎工学部 | 情報なし |
受験資格
東京理科大学の出願資格については以下のような内容となっております。
- 高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)又は中等教育学校を卒業した者及び2021年3月卒業見込みの者
- 高等専門学校第3学年修了者又は2021年3月修了見込みの者
- 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び2021年3月31日までにこれに該当する見込みの者
より詳細な内容について東京理科大学HPにて記載されております。また、併願可能な方式についてもまとめられているので、志望されている方は確認してみてください。
参照:東京理科大学一般選抜
科目と配点
東京理科大学の学部ごと試験科目と配点をまとめました。ここでは一般入学試験の個別学部日程入試に関する情報を解説します。
学科 | 方式 | 科目 | 配点 | 合計点 |
理1部|数学、応用数学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 200 100 | 300 |
理1部|物理、応用物理 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
理1部|化学、応用化学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 150 100 | 350 |
理1部|数学、応用数学 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III | 300 | 300 |
理1部|物理、応用物理 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 | 150 150 | 300 |
理1部|化学、応用化学 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 | 150 150 | 300 |
工|建築、電気工、情報工、機械工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
工|工業化学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
工|建築、電気工、情報工、機械工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 | 150 150 | 300 |
工|工業化学 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 | 150 150 | 300 |
薬 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
薬 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 | 150 150 | 300 |
理工|数学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 200 100 100 | 400 |
理工|土木工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」から1 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
理工|情報科学、応用生物科学、経営工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
理工|先端化学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
理工|物理、建築、電気電子情報工、機械工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
理工|数学 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III | 300 | 300 |
理工|物理、建築、電気電子情報工、機械工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 | 150 150 | 300 |
理工|情報科学、応用生物科学、経営工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1 | 150 150 | 300 |
理工|先端化学 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 | 150 150 | 300 |
理工|土木工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」から1 | 150 150 | 300 |
☆先進工|電子システム工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
☆先進工|マテリアル創成工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」から1 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
☆先進工|生命システム工 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
☆先進工|電子システム工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 | 150 150 | 300 |
☆先進工|マテリアル創成工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」から1 | 150 150 | 300 |
☆先進工|生命システム工 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から1 | 150 150 | 300 |
経営|経営 | B方式 | 【国語】国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル) 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 400 |
経営|ビジネスエコノミクス | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル) 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II 《国語》国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) 《数学》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III ●選択→国語・数学から1科目 | 100 100 100 100 | 300 |
経営|☆国際デザイン経営 | B方式 | 【国語】国語総合・現代文B(古文・漢文を除く) 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル) 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 200 | 400 |
経営 | グローバル | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III | 300 | 300 |
理2部|数学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 200 100 | 300 |
理2部|物理 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「物基・物」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
理2部|化学 | B方式 | 【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III 【理科】「化基・化」 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II | 100 100 100 | 300 |
大学入試共通テスト
共通テストを利用する方式では多くの判定型が用意されており、併願も可能になっています。さらに一般選抜との併願も可能です。気になる方はホームページを参照してみてください。
東京理科大学の合格最低点・ボーダーライン(合格者最低点)
学部|学科 | 入試名 | 最低点/満点 |
理学部1部|数学科 | 一般B方式 | 180/300 |
理学部1部|物理学科 | 一般B方式 | 207/300 |
理学部1部|化学科 | 一般B方式 | 221/350 |
理学部1部|応用数学科 | 一般B方式 | 176/300 |
理学部1部|応用物理学科 | 一般B方式 | 180/300 |
理学部1部|応用化学科 | 一般B方式 | 250/350 |
薬学部|薬学科 | 一般B方式 | 212/300 |
薬学部|生命創薬科学科 | 一般B方式 | 203/300 |
理工学部|数学科 | 一般B方式 | 262/400 |
理工学部|物理学科 | 一般B方式 | 187/300 |
理工学部|情報科学科 | 一般B方式 | 218/300 |
理工学部|応用生物科学科 | 一般B方式 | 202/300 |
理工学部|建築学科 | 一般B方式 | 217/300 |
理工学部|先端化学科 | 一般B方式 | 206/300 |
理工学部|電気電子情報工学科 | 一般B方式 | 208/300 |
理工学部|経営工学科 | 一般B方式 | 208/300 |
理工学部|機械工学科 | 一般B方式 | 216/300 |
理工学部|土木工学科 | 一般B方式 | 198/300 |
経営学部|経営学科 | 一般B方式 | 262/300 |
経営学部|ビジネスエコノミクス学科 | 一般B方式 | 217/300 |
理学部2部|数学科 | 一般B方式 | 167/300 |
理学部2部|物理学科 | 一般B方式 | 162/300 |
理学部2部|化学科 | 一般B方式 | 148/300 |
工学部|建築学科 | 一般B方式 | 208/300 |
工学部|工業化学科 | 一般B方式 | 181/300 |
工学部|電気工学科 | 一般B方式 | 209/300 |
工学部|情報工学科 | 一般B方式 | 213/300 |
工学部|機械工学科 | 一般B方式 | 213/300 |
基礎工学部|電子応用工学科 | 一般B方式 | 204/300 |
基礎工学部|材料工学科 | 一般B方式 | 207/300 |
基礎工学部|生物工学科 | 一般B方式 | 196/300 |
東京理科大学の出願数・合格者数
次に東京理科大学の出願数・合格者数をご紹介します。参照したデータは2020年度一般入試の学部個別入試のものとなっております。
学部|学科 | 一般入試名 | 倍率 | 募集人数 | 受験者数 | 合格者総数 |
理学部1部 | 一般入試合計 | 3.2 | 504 | 9721 | 3070 |
理学部1部|数学科 | 一般B方式 | 3.6 | 49 | 852 | 238 |
理学部1部|物理学科 | 一般B方式 | 3.6 | 49 | 1361 | 376 |
理学部1部|化学科 | 一般B方式 | 3.5 | 49 | 1008 | 291 |
理学部1部|応用数学科 | 一般B方式 | 3.6 | 49 | 665 | 186 |
理学部1部|応用物理学科 | 一般B方式 | 2.5 | 49 | 717 | 285 |
理学部1部|応用化学科 | 一般B方式 | 3.6 | 49 | 1403 | 390 |
薬学部 | 一般入試合計 | 3 | 140 | 2946 | 970 |
薬学部|薬学科 | 一般B方式 | 3.6 | 40 | 935 | 262 |
薬学部|生命創薬科学科 | 一般B方式 | 2.7 | 40 | 646 | 237 |
理工学部 | 一般入試合計 | 3.3 | 868 | 18704 | 5740 |
理工学部|数学科 | 一般B方式 | 2.8 | 49 | 879 | 311 |
理工学部|物理学科 | 一般B方式 | 2.8 | 49 | 1170 | 411 |
理工学部|情報科学科 | 一般B方式 | 4.1 | 49 | 1492 | 366 |
理工学部|応用生物科学科 | 一般B方式 | 3 | 49 | 1174 | 393 |
理工学部|建築学科 | 一般B方式 | 4.6 | 49 | 991 | 214 |
理工学部|先端化学科 | 一般B方式 | 3.4 | 49 | 1005 | 292 |
理工学部|電気電子情報工学科 | 一般B方式 | 3.1 | 67 | 1542 | 493 |
理工学部|経営工学科 | 一般B方式 | 3.8 | 49 | 1026 | 270 |
理工学部|機械工学科 | 一般B方式 | 3.6 | 49 | 1688 | 470 |
理工学部|土木工学科 | 一般B方式 | 2.9 | 49 | 946 | 322 |
経営学部 | 一般入試合計 | 4.2 | 336 | 5004 | 1194 |
経営学部|経営学科 | 一般B方式 | 5.2 | 132 | 1695 | 328 |
経営学部|ビジネスエコノミクス学科 | 一般B方式 | 7.4 | 62 | 1022 | 139 |
理学部2部 | 一般入試合計 | 2.1 | 252 | 1180 | 575 |
理学部2部|数学科 | 一般B方式 | 2.3 | 64 | 259 | 113 |
理学部2部|物理学科 | 一般B方式 | 2 | 64 | 273 | 138 |
理学部2部|化学科 | 一般B方式 | 1.5 | 69 | 200 | 131 |
工学部 | 一般入試合計 | 4 | 385 | 11413 | 2870 |
工学部|建築学科 | 一般B方式 | 4.6 | 46 | 1317 | 285 |
工学部|工業化学科 | 一般B方式 | 2.3 | 46 | 617 | 264 |
工学部|電気工学科 | 一般B方式 | 5 | 46 | 1638 | 329 |
工学部|情報工学科 | 一般B方式 | 4.8 | 46 | 2014 | 418 |
工学部|機械工学科 | 一般B方式 | 4.7 | 46 | 2080 | 444 |
基礎工学部 | 一般入試合計 | 3.5 | 252 | 4588 | 1308 |
基礎工学部|電子応用工学科 | 一般B方式 | 3.6 | 49 | 769 | 211 |
基礎工学部|材料工学科 | 一般B方式 | 4.2 | 49 | 1097 | 263 |
基礎工学部|生物工学科 | 一般B方式 | 2.5 | 49 | 739 | 295 |
東京理科大学の入試日程
学部|学科|方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
理学部第一部|応用数学科、応用物理学科、応用化学科|B方式 | 1/4~1/22 | 2月5日 | 2月23日 |
理学部第一部|数学科、物理学科、化学科|B方式 | 1/4~1/22 | 2月8日 | 2月23日 |
理学部第一部|グローバル方式 | 1/4~1/22 | 2月18日 | 3月2日 |
工学部|B方式 | 1/4~1/22 | 2月9日 | 2月24日 |
工学部|グローバル方式 | 1/4~1/22 | 2月18日 | 3月2日 |
薬学部|B方式 | 1/4~1/22 | 2月7日 | 2月23日 |
薬学部|グローバル方式 | 1/4~1/22 | 2月18日 | 3月2日 |
理工学部|数学科、物理学科、情報科学科、応用生物科学科、経営工学科|B方式 | 1/4~1/22 | 2月3日 | 2月22日 |
理工学部|建築学科、先端化学科、電気電子情報工学科、機械工学科、土木工学科|B方式 | 1/4~1/22 | 2月6日 | 2月22日 |
理工学部|グローバル方式 | 1/4~1/22 | 2月18日 | 3月2日 |
◎先進工学部|B方式 | 1/4~1/22 | 2月4日 | 2月21日 |
◎先進工学部|グローバル方式 | 1/4~1/22 | 2月18日 | 3月2日 |
経営学部|B方式 | 1/4~1/22 | 2月2日 | 2月21日 |
経営学部|グローバル方式 | 1/4~1/22 | 2月18日 | 3月2日 |
理学部第二部|B方式 | 1/4~2/24 | 3月4日 | 3月17日 |
東京理科大学に合格するための対策
東京理科大学に受かるには?
まずは受験方式を確認しましょう。A方式(共通テストのみ)、B方式(大学独自の試験のみ)、C方式(大学独自の試験と共通テストの併用)の3つの形式+グローバル形式というものがあります。東京理科大学独自の問題の難易度が、共通テスト同等か少し難しいくらいの標準ちょい上レベルが出題の中心になってくることからもまずは共通テストレベルを解ける基礎〜標準レベルを固めることが大切です。英語や数学は一部記述式が採用されていますが、物理と化学はマーク式で統一されていることと自由英作文などの難度の高いものが出題されるわけではないので特別な記述対策は必要ないでしょう。そして理系科目は特にですが、マーク式なのもあって問題量や計算量が多いです。むしろセンター試験のか過去問などを使用してマーク式をスピーディーに解答することの対策の方が必要となりそうです。
各科目の配点は均一なため理系を志すとしても英語は軽視できず、各科目の勉強と得点確保のバランスが必要となります。グローバル方式は外国語学部検定試験が必須となりますが、その分免除となる英語以外の科目の難易度が下がるので英語が得意な人、他大学で検定試験を利用して受ける予定の方は出願してみることをおすすめします。
合格までに必要な勉強時間は?
東京理科大学に合格するために0から初めて最低限必要な時間は大まかに下記のようになります。
- 文系
- 英語:570h程度
- 国語:300h程度
- 文系数学550h程度
- 理系
- 英語:570h程度
- 理系数学:700h程度
- 物理:500h程度
- 化学:450h程度
- 生物:400h程度
受験生一人ひとりの現状の学力はもちろん違いますので時間数はおのおの変わってきますが最低限これぐらいを勉強することは東京理科大学に合格するためには必要となります。また、日本史・世界史や生物などの暗記が多い科目に関しては勉強時間は少なく見えますが、暗記をしているかが非常に重要になりますので、これ以上の勉強時間を使って知識を定着安定させていくことも必要になります。こちらの勉強時間が少ないからといって安易に科目を選択するのは良い選択ではないので、学校や塾・予備校の先生にしっかり相談するようにしましょう。
受験期の過ごし方
受験勉強を意識するのは高2の秋〜冬にかけてが多いかと思いますが、できる限り早いタイミングで受験を意識することが大切です。また、どのタイミングで初めたとしても意識してからは勉強できる時間は全ての時間を受験勉強に当てるという気持ちが必要です。
ちなみに高3生・高卒生の勉強時間は
高3生 月200時間以上 週54時間(平日6時間、土日12時間)※学校での勉強時間を含まない
高卒生 月300時間以上 週84時間(1日12時間)
となります。これだけの時間を勉強するということは非常に大変と感じるかもしれませんが、それだけ勉強できる受験生が合格するというのは紛れもない事実ですので、学習時間を意識することも非常に大切となります。また、とりあえず時間を勉強すればいいという訳でもなく、効率的に学習することも必要となります。同じ時間でも効率良い勉強ができているかどうかでも大きく結果は変わってきます。また、配点によって勉強時間を変えるということも重要です。東京理科大学では文系では英語が重要になってきますのでそこを意識して科目ごとの時間配分を考えることが大切です。
受験期を効率的に過ごしていくために、受験勉強をはじめようという時にしっかりゴールまでの戦略・ルートを決めてやり始めるのが大切となります。そのルートをやりながら修正もしていきながらゴールを目指すというのが効率的な受験期の過ごし方になるでしょう。そのため、受験は1人ではなくサポートしてくれるパーソナルトレーナーのような存在がいることが強いアドバンテージになっていきます。
独学で受かる?
10年前だと独学で勉強するのは非常に難しい時代でしたが、今は独学でも東京理科大学に合格することはできる時代になってきていると思います。理由としては、傾向や対策などの情報を容易に得られるようになったこと。また、映像授業も安価で提供されるようになったため、参考書だけで理解がしにくい単元も映像授業を活用して理解していくことが可能になったからです。いかに東京理科大学とはいえ、標準レベルまでの問題が多くを占めていることを考えれば、参考書や安価な映像授業サービスをうまく利用することができれば必要な学力への到達は可能です。
独学で大学受験にはメリットもありますが、その反面デメリットもあります。
それらを一部あげると、
<メリット>
・塾、予備校の費用がかからない
・自分のペースで勉強を進めることができる
<デメリット>
・どうしてもわからない問題を質問することができない
・予備校の自習室のような環境がない
・参考書や映像授業の効率的な勉強法がない
・カリキュラムやスケジュールを自分で作らないといけない
・理解度チェックをするためのテストや個別授業がない
・受験校の決定などのための情報が少なくなる
・1人で学習を進めると不安になることが多い
など
以上をご覧になっていただくとわかりますが、デメリットの方が圧倒的に多いと言わざるを得ないと思います。模試での志望校に対する判定がA判定やB判定が出ていれば問題はありませんが、D判定やE判定からの逆転合格を志す受験生は早急に効率を上げて勉強していく必要がありますので独学は大変リスクが高いです。もちろん独学で合格を勝ち取れる受験生はいますが非常に少ないです。独学での大学受験を目指す受験生は、効率的な勉強法を確立するための知識(傾向や対策、使用する参考書や映像授業のレベルやそれで何の要素をどれだけ補えるのかなどの知識)が必須だと思いましょう。
【不安】成績が伸びる勉強できていますか?
予備校で対策するメリット
東京理科大学に合格するためには予備校で対策することは非常に大きなメリットがあるでしょう。その中でも一人ひとりに合わせた個別予備校がその生徒の成果を最大化してくれます。上述の通り、わかりやすい映像授業が安価で見ることができるようになったため、集団予備校や映像予備校でわざわざ高いお金を払ってわかりやすい授業を受ける必要はありません。それ以上、カリキュラムやスケジュールを自分に合わせて設定してくれたり、理解度チェックのためのテストや個別授業を実施することが今の受験生には必須となります。個別予備校ならそれらのサービスをしっかり対応してもらえるため、志望校合格のためにあなたのための対策を行ってもらえます。
また、大学受験は中学受験や高校受験とは違い、1人で自学自習する時間が非常に長いです。そのためあなたのことをわかってくれるパーソナルトレーナーがいることで受験や勉強方法の不安がなくなるため学習効果を高められます。大学受験には科目の指導以外にも教材の選定、カリキュラムの策定、理解度チェック、自習室などの学習環境、受験校の選定など受験生には難しいことが多々ありますので、科目指導だけの予備校ではなく、それ以外のサポートが充実している予備校を選ぶことで東京理科大学の合格が近づいてくるでしょう。
▼アクシブアカデミーについて
東京理科大学の科目対策
アクシブアカデミーでは東京理科大学の各科目の対策方法ページを用意しています。これから東京理科大学の過去問を解き始める方や、思うように過去問の点数が上がらないという方は是非参考にしてみてください。各ページは以下リンクから確認することができます。
他大学の対策
東京理科大学以外の他大学の対策ページは以下リンクから確認することができます。
東京理科大学に合格できる「あなただけのカリキュラム」
アクシブアカデミーではあなたの得意/苦手科目に合わせて、志望校に合格するための個別カリキュラム作成を行っております。生徒それぞれに合わせた個別対策で、合格するまでの最短ルートを構築します。
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