「勉強しても成績が上がらない」と悩んでいませんか。
成績を上げたくて頑張って勉強をしているにもかかわらず、成果がついてこないと悲しくなってしまいますよね。
今回は、勉強しても成績が上がらない原因6つ、「勉強しても成績が上がらない」の対処法8つについてご紹介します。
さらに、勉強しても成績が上がらないときのポイント、受験勉強を成功させるコツについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
勉強しても成績が上がらない原因6つ
勉強しても成績が上がらない原因としては、主に以下6つが考えられます。
- 基礎が固まっていない
- 演習量が足りない
- わかっているつもりになっている
- 勉強内容が誤っている
- 適した参考書を選んでいない
- 時間の使い方が誤っている
「なんで成績が上がらないんだろう?」と悩んでいる方は要チェックです。
基礎が固まっていない
勉強しても成績が上がらない原因として、基礎が固まっていないことが挙げられます。
英語の単語や文法、数学の公式など、問題を解くうえでベースとなる知識があやふやだと、どうしてもテストで良い点数をとることはできません。
基礎が固まっていなければ新しい知識をインプットすることも難しいので、思い切って基本に戻ることが大切でしょう。
演習量が足りない
演習量が足りていないことも、勉強しても成績が上がらない原因といえます。
勉強していると思っていても、実際に1日のスケジュールを書き出してみると、意外と勉強時間が少ないという発見があるかもしれません。
演習量が足りていない場合は、しっかりとした知識の定着やスムーズなアウトプットができないので、本番で上手く解けなかったり時間内に終わらなかったりなどが起こります。
わかっているつもりになっている
勉強しても成績が上がらないのは、わかっているつもりになっているのかもしれません。
授業で教えてもらったり実際に自分で問題を解いたりしたとき、「わかった!」と思っていても、関連した問題が解けなかった場合は「わかっているつもり」になっているかもしれません。
「どこかでやったような気がする」と感じながら解けないときは、わかっているつもりを疑ってみましょう。
勉強方法が誤っている
現在の勉強方法が誤っていることにより、勉強しても成績が上がらないことも考えられます。
ノートをまとめ直したり教科書を読みなおしたりなど、実際の勉強内容が効果的ではなければ、なかなか成績は上がらないでしょう。
誤った勉強方法を続けていると、時間ばかりがとられて成果が表れないといったことになりかねないので、十分注意してください。
適した参考書を選んでいない
勉強方法に付随することではありますが、自分に適した参考書を選んでいなければ、勉強しても成績は上がりづらいでしょう。
人気ランキングや友達からの評判だけで選んでしまうと、自分のレベルに合った参考書を手にできない可能性があります。
参考書に書かれている内容がよくわからなかったり、問題が解けなかったりする場合は、自分のレベルに合った参考書を探してみましょう。
時間の使い方が誤っている
勉強に対する時間の使い方が誤っていることも、成績が上がりづらい原因の1つです。
勉強時間は多いに越したことはありませんが、集中せずにずるずると行っていると、疲れるばかりで学力を伸ばすことは難しいでしょう。
もし、「頭に入っていないような気がする」「眠い」などを感じながら勉強をしているのであれば、時間の使い方を見直す必要があります。
「勉強しても成績が上がらない」の対処法8つ
「勉強しても成績が上がらない」の対処法として、以下8つが挙げられます。
- 自分の原因を把握する
- 授業を理解できるように準備しておく
- 授業の復習をする
- わからないことはすぐに解決する
- 基礎問題を反復する
- 目標を細かくリストアップする
- 時間を計って勉強する
- スキマ時間を活用する
対処法に取り組みながら、成績アップを目指していきましょう。
自分の原因を把握する
まずは、自分がなぜ勉強しても成績が上がらないのかを特定しましょう。
原因がわからないまま闇雲に対処法を探すよりも、今の現状をふまえたうえで自分に適切な対処法を見つけることが大切です。
先ほどの見出し「勉強しても成績が上がらない原因6つ」をチェックし、どれが当てはまっているのかを考えてみてください。
自分の原因を特定した後は、次からご紹介する対処法の中からぴったりなものに取り組んでみましょう。
授業を理解できるように準備しておく
ぜひ、授業を理解できるように予習をしてみてください。
あらかじめ授業で習う内容を把握しておくことで、「何がわからないのか」を知ることができるため、より効果的に授業を受けられるでしょう。
メリハリをつけて授業を理解することができれば、勉強の楽しさも感じられます。
予習をするときは、大まかな概要をつかんだ後、丁寧に目を通しながら「わからないところはどこか」をチェックする方法がおすすめです。
授業の復習をする
授業を聞いた後は、必ず復習をしましょう。
復習をすることで、新しく学んだ内容を再確認し、すぐに自分のものへと吸収することができます。
また、改めて授業内容を振り返ることで「ここがわからない」ということにも気が付けるので、理解度を深めるきっかけにもなるでしょう。
できれば、授業を受けた当日に復習をすれば、記憶が新しいまま取り組むことができ、定着率も高くなります。
わからないことはすぐに解決する
わからないことがあった場合は、その場ですぐに解決するようにしましょう。
「わからないところは考えたくない」と感じてしまうかもしれませんが、そのままにしてしまうと理解が浅くなり、後に「あのとき解決しておけばよかった」と思うことは十分考えられます。
わからないところが出てきたときは、解答・解説や、教科書・参考書などを利用して自分で調べてから先生に質問すると理解が早くなりますよ。
基礎問題を反復する
基礎問題を反復することで、「勉強しても成績が上がらない」という状態を打破できるかもしれません。
基礎知識が十分に身についていれば、ケアレスミスも減るうえ、難易度の高い問題にもスムーズに取り組めます。
基礎的な問題集を解答を見ずに全て正解できるように、何度も解いていくことで、着実に成績アップの土台を作ることができます。
「もう基礎は大丈夫だ!」と思えるようになったら、さらにレベルの高い問題集を選び、演習を反復することでより成績を伸ばしていけるでしょう。
目標を細かくリストアップする
目標をリストアップすれば、モチベーションを保ちながら効率的に勉強を進められます。
例えば、「志望校合格」が最終的な目標の場合、そこから逆算して「〇〇の問題集を終わらせる」という中期的な目標や、「単語を〇個覚える」といった短期的な目標を決めていきましょう。
中期目標は1か月〜3か月ぐらい、短期目標は1週間〜1日など、期間を決めたうえで設定し、期間が終了したら振り返ってから軌道修正すると効果的です。
時間を計って勉強する
勉強をするときに「10分で単語を覚える」など時間を計って行なえば、より集中して進めることができます。
自分の集中力を考慮して時間を設定し、その時間内で終わらせようと意識することで、知識の定着や解答スピードが速くなるでしょう。
時間を意識して勉強を進めれば、「あまり収穫を感じないまま時間だけが過ぎた」ということはなくなるうえ、テストのときも余裕をもって取り組めます。
スキマ時間を活用する
電車を待っているときなどのスキマ時間を活用することも、成績を上げるためにおすすめです。
スキマ時間は「最寄り駅まで歩く時間」「自宅でトイレに入っている時間」「お風呂に入っている時間」など、様々なところに存在するため、これらを活用することで無理せずに勉強する習慣をつけられます。
短時間だからこそ集中もしやすいので、単語の暗記などに活用してみましょう。
勉強しても成績が上がらないときのポイント
勉強しても成績が上がらないときは、以下4つのポイントを押さえておくことがおすすめです。
- 長い目線で焦らずに取り組む
- 習慣的に勉強する
- 自分に合ったやり方で勉強する
- 自分へのご褒美を作る
上記4つのポイントについて解説します。
長い目線で焦らずに取り組む
成績を伸ばすためにはコツコツと勉強を続けることが大切なので、短期間で飛躍的に成果が出ることは考えづらいです。
一方で、自分に合った対処法を毎日取り組んでいくことで、「あれ、前よりも成績が上がっている!」と驚くはず。
焦らず今自分ができることを長い目線で続けていきましょう。
習慣的に勉強する
勉強を洗顔や歯磨きのように習慣化してみましょう。
「毎日取り組まないと気持ちが悪い」という状態になると、確実に学力を伸ばしていけるうえ、やる気のあるなしにかかわらず無意識に勉強をすることが当たり前になります。
勉強を習慣化するためには、「これならできそう」と思える小さなことから始めてみるのがおすすめです。
また、「夜ごはんを食べた後」などいつ行うのかも決めておくと、取り掛かりやすくなります。
小さなことが簡単に思えてきたら少しずつ取り組む範囲を増やしていきましょう。
自分に合ったやり方で勉強する
自分に合ったやり方で勉強することは、モチベーションを維持したままスムーズな成績アップにつながります。
自己分析で得意不得意を見つけたり、周りの人に聞いたりしながら、「早起きして勉強することが合っているかも」と自分の勉強スタイルを模索していきましょう。
勉強のスタイルは様々なので、一定期間試しても満足できなかった場合は、他のスタイルを考えてトライすることもおすすめです。
自分へのご褒美を作る
勉強に対して自分へのご褒美を作ることで、モチベーションアップにつながります。
例えば、「毎日机に向かったらクッキーを食べて良い」など、自分にとって壁を感じることにご褒美をプラスすることで、勉強を進めやすくなるでしょう。
「志望校合格」「定期テスト10位以内」などの目標だけでは、どうしても疲れてしまうときもあるので、自分のモチベーションのためにもご褒美を利用してみてください。
受験勉強を成功させるには?
最後に、受験勉強を成功させるための4つのコツをご紹介します。
- 受験科目や入試傾向を意識する
- 苦手科目にも取り組む
- 模試を最大限活用する
- 過去問を繰り返す
受験勉強に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
受験科目や入試傾向を意識する
志望校を決めたら、受験科目や入試傾向を分析して、効率的に勉強を進めていきましょう。
時間はどうしても限られているので、まんべんなく学習するのではなく、合格に向けた対策が必要になります。
「どうやって分析すれば良いかわからない」という方は、受験のプロである塾に相談してみることがおすすめです。
苦手科目にも取り組む
ついつい避けがちな苦手科目も、積極的に取り組むことが大切です。
「得意科目でカバーすれば良い」と考えていても、当日に上手く力が発揮できなければ合格は遠のいてしまいます。
苦手と感じているからこそ、しっかり勉強をすれば大幅な得点アップにもつながるので、ぜひ取り組んでみてください。
模試を最大限活用する
模試でただ力試しをするのではなく、今後の成績アップにつなげられるよう最大限活用しましょう。
例えば、間違えた問題や理解が不足している問題をまとめる「復習ノート」を作ることで、自分の弱点を集めることができ、効率的に学習することが可能です。
得意・不得意分野を把握し、受験対策に役立てていきましょう。
過去問を繰り返す
過去問を1年分につき複数回解き直すことで、問題のパターンや出題傾向を理解でき、知識を定着させたりアプローチ方法が身についたりします。
併せて、新規の過去問もやり込むことで、本番にも強くなれるでしょう。
まとめ
「勉強しても成績が上がらない」と悩んでいる場合は、まず原因を特定してから、自分に合う対処法に取り組むことが大切です。
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