お問い合わせはこちら
AXIV ACADEMY YouTube予備校

共通テストリスニングにおすすめの勉強法!学習の流れと今すぐ始められる方法を解説


 

共通テストの対策をしているときに、英語のリスニングでつまずく受験生は珍しくありません。

「何を言っているのかわからない」「英文を見れば理解できるんだけど…」と悩んでいる方もいるでしょう。

今回は、共通テスト英語の試験情報と難易度、共通テストのリスニングにつまずく原因や勉強の流れをご紹介します。

さらに、共通テスト英語の勉強法や、共通テストのリスニングにおすすめの勉強法についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

共通テスト英語の試験情報とは

共通テストの英語は、「リーディング」100点、「リスニング」100点の合計200点満点で構成されています。

全問マーク式で、文法や語彙単体での出題はありませんが、前提条件として単語力や文法力などの知識がなければ得点を狙うことは難しいでしょう。

試験時間は、「リーディング」80分、「リスニング」30分の合計110分です。

時間内に余裕をもって解き終わるためには、内容を正確に掴み取ったうえで、効率良く解答に必要な情報を拾い上げることが求められます。

共通テスト英語はどれくらい難しい?

共通テストの英語における難易度は、高校卒業程度とされる英検2級と同程度といわれています。

ただ、時間内に大量の英文から適切に情報を処理していく力が求められるので、普段から英検準1級のレベルに慣れておくと安心でしょう。

リスニングは1度しか読まれない問題も増えているため、しっかりとした対策が必要です。

ちなみに、大学入試センターが発表した2025年の共通テスト英語の平均点(中間集計)は、リーディングが59.65点、リスニングは62.91点でしたので、参考にしてみてください。

共通テストのリスニングにつまずく原因

共通テストのリスニングにつまずく原因としては、以下4つが考えられます。

  1. 単語力が不足している
  2. 文法力が不足している
  3. 英語の音声を聞くことに慣れていない
  4. 1つずつ日本語訳をしようとしている

まずは原因を解明してから、自分に適した勉強法に取り組んでいきましょう。

単語力が不足している

単純に、身につけている単語の数が少なければ、共通テストのリスニングでつまずきやすくなります。

問題で使用される単語自体を知らなかったり、単語は知っていたとしても聞き取れなかったりといった場合は、リスニングで得点を上げることは難しいでしょう。

リスニング力と単語力は密接に関係しているため、どんどん単語を覚えていくことで飛躍的な成長が期待できます。

文法力が不足している

単語力と同様に、文法力が不足している場合も、リスニングで思っているような得点は出せないでしょう。

英語は、単語の並べ方で大きく意味が異なるため、文法力が身についていなければ正確な情報を掴むことができません

また、文法があいまいな場合は、英文を理解することに時間がかかってしまいがちなので、基礎から復習をしていくことがおすすめです。

英語の音声を聞くことに慣れていない

英語の音声を聞くことに慣れていない場合、共通テストのリスニングで上手くいかないことが多いです。

英語には、日本語にはない発音やアクセント、リズムやイントネーションがあります。

このため、英語の音声に慣れていなければ、共通テストのように早いスピードで話されてしまうと、思考が停止してしまう方も多いのではないでしょうか。

1つずつ日本語訳をしようとしている

耳に入った英語を1つずつ日本語に翻訳しようとすると、リスニングで得点を伸ばすことは難しいです。

「I love you.」のように、英語を聞いただけで和訳をせずとも内容が理解できるように、英語脳を育てていけば、余裕をもってリスニングに取り組めます。

リスニングでは英語のまま理解することを重視し、会話のスピードに慣れていきましょう。

共通テストのリスニングを勉強する流れ

共通テストのリスニングを勉強するときは、以下4ステップで進めていきましょう。

  1. 長文読解の練習をする
  2. 音読をする
  3. 一段落分の英文を説明してみる
  4. リスニング音声を完璧に理解できるまで聞く

上記の流れについてご紹介します。

長文読解の練習をする

まずは、リスニングではなく長文読解の練習をしていきましょう

目で見たときにスムーズに英文の意味を理解することができなければ、耳で聞くリスニングではさらにつまずきやすくなります。

長文読解の練習をするときは、単語を1つずつ読んで訳そうとするのではなく、1文の塊で意味を理解することを目指していきましょう。

また、「However」などの接続詞に注目しながら文章の論理構造をふまえて読んでいくことで、スムーズに英文を読み進めることができます。

音読をする

長文読解と並行して音読も行っていきましょう。

実際に口に出して発音してみることで、「ラナウェイ=run away」のように、音と英語の知識が結び付けられるため、リスニング力を伸ばすことができます。

また、音読を繰り返すことで自分が持っている知識を高速で処理できるようになるので、英語を聞いたときに「何を言っているかわからない」と悩むことが少なくなるでしょう。

音読を始めたばかりのときは、早いスピードで発音できないかもしれませんが、リスニングの音声と同程度を目指してみると力がついていきます。

一段落分の英文を説明してみる

長文読解や音読で成果が出始めたら、「一段落分の英文を音読してから教科書を伏せ、日本語で説明する」という勉強法に取り組んでみてください。

この際、音読をしながら文章を全て覚えようとするのではなく、耳に入ってきた英語をイメージとして理解していくことがおすすめです。

長文読解や音読で身につけたスキルを活用しながら、英語脳で把握することを意識してみましょう。

リスニング音声を完璧に理解できるまで聞く

一段落分の英文を説明できるようになったら、いよいよ本格的にリスニング問題の練習に取り掛かります。

共通テストのリスニング音声を何度も繰り返して聞き、日本語に訳さず英語のまま理解できるようにしていきましょう

同じ音源を繰り返し聞くことで、英語の発音やスピードに耳が慣れてリスニング力が向上します。

英語の音源内容をしっかりと日本語で説明できるようになったら、設問に取り組んでみてください。

最終的には、共通テストリスニングの音声よりも早いスピードに慣れておくことで、余裕をもって本番に臨めます。

【リスニング含む】共通テスト英語の勉強法

こちらからは、共通テスト英語における勉強法を3つご紹介します。

  1. 単語の暗記・復習を行う
  2. 文法を一通り頭に入れる
  3. コツを押さえながら問題演習をする

上記3つの勉強法について解説していきましょう。

単語の暗記・復習を行う

共通テストの英語で点数を獲得するには、単語力が必要不可欠です。

「何から始めて良いのかわからない」と悩んでいる方は、まず単語の暗記や復習を行うことで着実に点数を伸ばしていくことができます。

単語帳に掲載している英単語を1つずつ声に出しながら覚えていき、一周したらまた最初から…というように繰り返し学習することが大切です。

また、単語帳に載っている例文も一緒に覚えていくことで、単語の意味だけではなく前置詞などの実践的な使い方も把握できます。

文法を一通り頭に入れる

共通テストのリーディングやリスニングで得点するには、文法力が身についているかどうかも鍵となります。

文法書を1つ用意し、何度も繰り返し勉強しながら人に説明できるレベルになるまで理解を深めていきましょう。

さらに、文法の知識を吸収するインプットだけではなく、自分で身につけた文法を使用して英作文をするアウトプットも効果的です。

学校や塾の先生に添削をしてもらい、実践的な文法スキルを伸ばしていきましょう。

コツを押さえながら問題演習をする

英語の知識を蓄えるだけではなく、コツを押さえながら実際に問題を解いていくことも重要です。

 

【問題演習のコツ】

  • 先に設問を読む
  • 設問を意識しながら問題文を読む
  • 問題文が読みやすくなるように印をつける

まずはあらかじめ設問を読んでおき、どのようなことに解答するのかを頭に入れておきましょう。

設問を意識しながら問題文を読めば理解度が深まりますし、最後まで読み進めなくても解答できる場合もあります。

また、問題文を読むときに、「逆接は△で囲む」「キーワードは◇で囲む」など印をつけておけば、スムーズに内容を頭に入れられるでしょう。

リーディングで自信をつけておけば、次に行われるリスニングも精神的に余裕をもって取り組めるので、ぜひ試してみてください。

共通テストのリスニングにおすすめの勉強法

共通テストのリスニングスキルを伸ばしたい方は、以下5つの勉強法がおすすめです。

  1. リスニングを習慣づける
  2. 様々な訛りに慣れておく
  3. シャドーイングを繰り返す
  4. ディクテーションに取り組む
  5. 英語資格・検定試験を受けてみる

上記5つの勉強法について解説します。

リスニングを習慣づける

リスニングスキルを向上させるためには、毎日英語に慣れることが欠かせません。

少しでも英語の音声を聞き、状況をイメージすることで、英語脳を育てることができます。

リスニングの音源は、共通テストや志望大学で使われているものでも構いませんし、洋画や海外ドラマ、英語のニュースサイトを活用することもおすすめです。

英語を聞く際は、日本語字幕ではなく英語字幕で視聴をすることで、効果的にリスニング力を伸ばせます。

英語圏の方のスピードに日頃から慣れておけば、自信を持って当日に臨めるでしょう。

様々な訛りに慣れておく

英語は地域によって発音が異なるので、様々な訛りに慣れておくことも大切です。

アメリカ人やイギリス人、オーストラリア人など、同じ英語でも発音は異なるため、日本語の教材で多く使われるアメリカ英語だけに馴染んでいると、思っているように聞き取れないこともあります。

訛りに慣れておくには、Youtubeなどを利用して現地のテレビ番組やニュースを閲覧してみるのが良いでしょう。

ナチュラルなスピードで英語の訛りに触れることができるので、リスニング力の強化につながります。

シャドーイングを繰り返す

「シャドーイング」と呼ばれる、聞こえてくる英語音声のすぐ後に、追いかけるように発音していく学習方法を行ってみましょう。

流れてくる音を忠実に再現しようとすることで、正しいアクセントやリズムを覚えやすく、自然とリスニング力を身につけることができます。

まずは音声だけを流して正確な発音を聞いた後、音源に合わせて音読をしていきましょう。

音声と同じように音読ができたら、文章を見ながら少し遅れて読み進め、最終的には何も見ずに数秒遅れて発音してみてください。

ディクテーションに取り組む

英文を聞いてから書き取る「ディクテーション」にも取り組んでいきましょう。

ディクテーションを行うことで、音声と文字を一致させることができるうえ、聞き取りづらい単語を明確化することが可能です。

さらに何度も英文を聞きながら文字に表すことにより、途中で「この人はこんなことを言いたいのかな」と推測する力も身につけられます。

具体的なやり方としては、まず文章全体を集中して聞いた後、一文ずつ音声を止めて書きとっていきましょう。

書きとった英文は答え合わせを行い、知識として身につけてから繰り返し取り組んでみてください。

また、「単語を間違った発音で覚えていた」など、書きとれなかった原因も共に探っていくことで、飛躍的にリスニング力を伸ばしていけるでしょう。

英語資格・検定試験を受けてみる

英語資格・検定試験を受けてみるのも、共通テストのリスニングにおすすめの勉強法です。

実際の試験を受けることは共通テストの実践的な練習になりますし、どの部分が足りていないのかを改めて把握できるので、リスニング力向上につながります。

英語資格や検定試験に合格することができれば、入試のアドバンテージにもなるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

共通テストのリスニングに不安を感じている方は、毎日英語の音声を聞きながら、慣らしていくことが大切です。

また、単語や文法など、英文を構成する知識の習得も進めていくことで、現在よりもスムーズにリスニングに取り組めるでしょう。

個別予備校のアクシブアカデミーでは、難関大を突破した経験をもつ「専属トレーナー」、受験のプロである「担任コーチ」、大学受験情報を常にリサーチ・分析している「AXIV Lab」が、総合的に志望校合格までサポートいたします。

カリキュラムの作成から学習管理、授業や受験校選定まで全て実施しますので、共通テストについてお悩みの方はお気軽にご相談ください。

変わりたい。を叶える

学習時間と学習効率を飛躍的に伸ばしたい方は、無料体験にお越しください。
担任コーチと専属トレーナーのサポートで、あなたの努力とその効果を拡張していきます。

まずは無料体験へ