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英検準1級の難易度は?大学受験における優遇措置や英検2級との違いも解説


 

「英検準1級の取得は難しいの?」「英検準1級を取得していると大学受験に有利になるの?」という疑問を持っている生徒は少なくありません。

英検(実用英語技能検定)は、日本で広く知られている英語資格で、英検準1級の取得は高校生にとって難しいですが、取得できれば大学受験においてさまざまな優遇措置があります。

この記事では、英検準1級の難易度や大学受験における優遇措置などを紹介します。高校生はこの記事を参考に、英語の勉強に取り組んでみてください。

英検準1級の難易度は?

英検の公式ホームページには、英検準1級の推奨目安に大学中級程度と記載されています。そのため、高校生が英検準1級を取得するのは、かなり難易度が高いといえるでしょう。

ここでは英検準1級の難易度や合格率、他の英語能力試験との比較などを解説します。

英検準1級の合格率

英検にCSEスコアが導入された2016年以降の合格率は公表されていませんが、2015年まで英検準1級の合格率は15%前後と公表されていました。合格率15%とは、受験生7人のうち1人しか合格できないことになるため、合格者は高い英語力を備えていることが認められただけでなく、自分の英語力に自信が持てるようになるでしょう。

他の英語能力試験との比較

ここでは英検準1級と他の英語能力試験と比べることで、取得に必要な英語力を説明します。

各資格試験の英語力を比較するために、CEFL(セファール)スコアを利用します。CEFLとは、外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な指標です。

 

以下の表は、英検準1級とTOEIC、TOEFLの各CEFLレベルをまとめたものです。

資格試験CEFLスコア
英検準1級2304
TOEFL80~90
TOEIC740~820

 

TOEFLは、母国語が英語でない人の英語力を測る試験で、英語圏の大学や大学院で学ぶための英語力判定に利用されています。リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングが総合的に評価される試験です。論文や講義などのアカデミックな英語を中心に出題されています。

TOEICは、ビジネスや日常生活における英語でのコミュニケーション能力を測定するための試験です。リスニングとリーディング、スピーキングとライティングの2つの試験がありますが、日本ではリスニングとリーディングが主流です。

ビジネス英語や日常会話に関する問題が多く出題され、企業の採用や昇進基準としても利用されています。

 

英検とTOEFL、TOEICは目的や出題形式が異なるため、単純に比べることはできませんが、英語力の目安になります。

英検準1級取得に必要となる単語数

英検準1級に必要な単語数は、7,500〜9,000語といわれています。英検2級の取得に必要な単語数は5,000語といわれているので、英検準1級取得にはさらに3,000語覚えなければいけません。

英検準1級と英検2級の違い

ここでは英検準1級と英検2級の違いを、英検準1級取得に求められるリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングごとに説明します。

リーディング力の違い

2級では理解しやすい新聞や雑誌に掲載されるレベルの文章が主に出題されます。そのため、単語と基本的な文法さえ知っていれば文章を理解しやすいです。一方、英検準1級では、論文やエッセイなど理解しにくい文章が出題されるようになります。そのため、単語や文法を知っているだけでは理解しにくく、正確に英文を読む力が必要です。対策として日頃から少し難しい文章を読み慣れておくことをおすすめします。

リスニング力の違い

英検準1級と英検2級で一番難易度があがるのがリスニングです。2級では設問の答えが文章中にわかりやすく述べられている問題が多いです。また、設問の間違った選択肢もわかりやすいため、多少聞き逃してしまっても正解できるでしょう。

一方、英検準1級では、設問の答えが表現を変えて述べられていることがあるため、正確に英語を理解する力がより求められます。選択肢もわかりにくいものが多いため、聞き逃してしまうと正解するのが難しくなります。Part2に関しては、2級の2倍ぐらいの長さになるため、先に選択肢に目を通しメモを取りながら音声を聞くことをおすすめします。

ライティング力の違い

英検2級で出題される英作文は、比較的シンプルで簡単な単語を使って80語程度で自分の意見を表現する文章が書ければ問題ありません。一方、英検準1級では、社会問題に関するエッセイを英語で書くことが求められるため、ライティング力だけでなく社会問題についての知識も必要となります。また、120〜150語程度で、自分の意見を論理的に表現する文章構成力も求められるため、序論・本論・結論の構成を意識して文章を書く練習が必要です。

 

スピーキング力の違い

英検2級では音読問題があり、スピーキング以外でも点数を稼げます。3枚のイラストを見て説明する問題は、流れの理解に役立つセリフなどが記載されているため、説明しやすくなっています。

一方、英検準1級では音読問題がなくなります。4枚のイラストの内容が社会問題を扱った抽象度が高いものが出題され、流れの理解に役立つ補足説明も少なくなります。過去問を使ってイラストを見たらすぐに答えられるように、練習する必要があります。

英検準1級取得の大学受験における優遇措置

ここでは、英検準1級を取得していると大学受験で得られるさまざまな優遇措置について紹介します。

出願条件

英検準1級取得が出願条件になっている大学があります。例えば、法政大学国際グローバル学部では、出願資格のひとつに英検準1級合格が定められています。志望校の募集要項を確認し英検準1級が出願資格となっている場合は、早めに準備に取り掛かり英検準1級を取得しなければ、出願できません。

得点加点

英検準1級を取得していると、共通テストで満点加算や個別試験で加点される大学があります。例えば早稲田大学国際教養学部では、英検準1級を取得していると個別試験で14点加点してもらえます。加点してもらえる大学を受験する生徒は、英検準1級を取得していれば他の生徒よりも合格しやすくなるので、英検準1級取得にチャレンジすることをおすすめします。

得点換算

英検準1級を取得していると、英語試験の得点として換算してくれる大学があります。英検準1級取得を個別試験の英語の得点に換算し、個別試験の英語の点数の高い方の点数を合否判定に採用してくれます。この場合は、個別試験当日の体調が悪く、実力を発揮できなかった場合などは有利に働きます。また、英検準1級取得を換算した得点を英語の得点として、合否判定に利用してくれる場合もあります。

試験免除

英検準1級を取得していると、一定の英語力を持っていると判断してくれて、個別試験の英語試験のすべてもしくは一部を免除してくれる大学があります。そのような大学を受験する生徒で英検準1級を取得していれば、英語の勉強をせずに他の科目の勉強に集中できるため、有利に受験勉強を進めることが可能です。

 

英検準1級取得が大学受験で有利になる主な大学(2025年度版)

ここでは英検準1級を取得していると、大学受験で有利になる主な大学を紹介します。以下で紹介している大学はごく一部です。そのため、志望大学の募集要項で必ず確認してください。

 

出願資格

大学・学部学科(入試方式)
京都大学・農学部食品生物科学科(総合型選抜)
大阪大学・歯学部歯学科(学校推薦型選抜)
大阪大学・工学部応用自然学科、応用理工学科、電子情報工学科、環境・エネルギー工学科、地球総合工学科(学校推薦型選抜)
神戸大学・工学部応用化学科(「志」特別選抜)
早稲田大学・文化構想学部国際日本文化論プログラム(一般選抜)
同志社大学・法学部政治学科、法律学科(総合型選抜)
明治大学・国際日本学部国際日本学科(一般選抜)
中央大学・国際情報学部国際情報学科(一般選抜)
法政大学・文学部英文学科(一般選抜)
上智大学・文学部英文学科(公募制推薦)

 

得点加点

大学・学部学科(入試方式)
千葉大学・教育学部学校教員養成課程(一般選抜)
千葉大学・薬学部薬学科、薬学学科(一般選抜)
早稲田大学・国際教養学部国際教養学科(一般選抜)
青山学院大学・国際政治経済学部国際政治学科、国際コミュニケーション学科、国際経済学科(一般選抜)
中央大学・経済学部経済学科、経済情報システム学科、国際経済学科、公共・環境経済学科(一般選抜)
中央大学・総合政策学部政策科学科、国際政策文化学科(一般選抜)

 

得点換算

大学・学部学科(入試方式)
東京藝術大学・音楽学部作曲科、声楽科、器楽科、指揮科、邦楽科(一般選抜)
明治大学・経営学部経営学科、会計学科(一般選抜)
明治大学・総合数理学部現象数理学科、ネットワークデザイン学科、先端メディアサイエンス学科(一般選抜)
法政大学・グローバル教養学部グローバル教養学科(一般選抜)

 

英検準1級取得によるメリット

ここでは英検準1級を取得すると、大学入学後に得られるメリットについて紹介します。

 

大学の単位認定に利用できる

英検準1級を取得していると、単位として認定される大学があります。英検準1級取得が単位として認められる主な国公立大学を、以下の表にまとめました。

大学名認定単位数
お茶の水女子大学(人間科学部・理学部・生活科学部など)4単位
大分大学(経済学部・教育学部)2単位
佐賀大学(全学部)1単位
信州大学(医学部・理学部・工学部など)1単位
宮崎大学(地域資源創成学部・農学部・工学部・教育学部)4単位
東京農工大学(全学部)3単位
弘前大学(全学部)4単位

 

上記で紹介した以外にも、英検準1級を取得すると単位認定される大学が多いので、志望校のホームページなどで単位認定されるか調べてみましょう。

経済的支援が受けられる

英検準1級を取得していると、奨学金給付制度の利用や授業料免除など経済的支援を受けられる大学があります。経済的支援を受けられる一部の大学を、以下の表にまとめました。

 

大学名学部・学科経済的支援内容
九州産業大学全学部30,000円給付
山口大学情報工学部、保健福祉学部、デザイン学部10,000円給付
宮崎国際大学教育学部・児童教育学科1年間授業料全額免除
岡山県立大学情報工学部・保健福祉学科10,000円給付
大阪国際大学全学部50,000円給付
名古屋市立大学全学部英検準1級に合格すれば受験料全額補助

 

紹介した経済的支援内容は、変更される可能性があるため、必ず公式ホームページで確認するか大学に問い合わせて確認してください。

 

就活や留学にも活用可能

英検準1級の取得は、大学生活だけではなく就活や留学にも活用可能です。

就活の履歴書や面接でも英語力の証明としてアピールでき、就活を有利に進めることもできるでしょう。また、高い英語力は昇進にもアドバンテージとなる場合もあります。

留学の際に、英語力の証明として英検準1級取得を採用している大学があるので、留学しやすくなるでしょう。

 

英検準1級と大学入試に関するよくある質問

Q英検準1級の問題と大学の入試問題はどちらが難しいですか?

A:大学のレベルによります。大部分の大学の入試問題は、英検準1級よりも易しい問題が出題されます。しかし、一部の最難関大学では、英検準1級と同等もしくはそれ以上の語彙力や読解力が求められます。

Q英検準1級合格のために勉強することは大学受験に役立ちますか?

A:もちろん役立ちます。英検準1級の勉強も大学受験の勉強も、単語、文法、英文解釈、リスニングと内容に大きな違いはありません。そのため、英検準1級に合格するための勉強は、大学入試の得点UPにつながります。

Q英検準1級の勉強を受験勉強と並行して行ってもよいですか?

A:英検準1級が志望校の出願要件となっているような場合を除き、高校3年生になってから英検準1級の勉強をするのはおすすめしません。他科目の勉強に支障をきたす可能性があるからです。英検準1級を目指している生徒は、できるだけ高校2年生のうちに取得しましょう。

 

まとめ

英検準1級の難易度や大学受験における優遇措置などを紹介しました。英検準1級は、英検2級から大幅に難易度があがるため、取得できると大学入試の得点加点や試験免除など有利に働くことが多いです。さらに大学入学後も、単位認定や経済的支援、就活、留学の際に活用できます。

英検準1級は難易度は高いですが、取得できれば多くの優遇措置が受けられるので、計画的に勉強して取得を目指しましょう。

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