獨協大学は歴史が長く、ドイツにルーツを持つ大学として、優秀な人材を数多く世に送り出しました。ドイツで誕生したゼミナール教育に創立時から力を入れており、全学科合計で160以上のゼミを開設。全学部で「語学力」を身につけることができるよう、世界の15言語が学べる体制を整えている魅力的な大学です。
獨協大学の入試問題で問われる能力
まず、獨協大学が望んでいる人材や、受験時に必要とされる能力を見ていきましょう。
獨協大学が望む人材
獨協大学は、求める学生像を下記のように定義しています。
「教育基本法に則り学校教育法の定めるところに従って大学教育を施し、社会の要求する学術の理論および応用を研究、教授することによって人間を形成し、あわせて獨協学園の伝統である外国語教育を重視して今後の複雑な国内および国際情勢に対処できる実践的な独立の人格を育成すること」という教育目的に共感する人物を求める。
獨協大学は外国語だけでなく、人物形成にも力を入れている大学です。国際情勢にも対応できるだけの外国語の教養を身に着け、人格的にも優れた人物を目指している方を求めています。
獨協大学 2021年度入試概要
獨協大学入試の特徴
一般選抜にはA方式・B方式・C方式の3つがあり、すべて2科目~3科目で受験できます。共通テスト利用入試には前期~後期まであり、個別学力試験が課されないため、他大学と併せて受験しやすいメリットがあります。ほかにも、英語資格を持っている方にとって受験しやすい方式や、推薦入試など様々な入試制度があります。方式が異なっていれば同じ学科でも複数回受験できます。また、解答方式は科目によりマーク式か記述式かは異なります。
A方式(2科目または3科目)
外国語学部では2科目(外国語と国語)、そのほかの多くの学部は3科目(外国語、国語、地理歴史・公民・数学の3つから1つ選択)で受験します。A方式では1学科のみ受験でき、併願はできません。
B方式(2科目)
全学部学科で試験科目は共通しており、1科目は外国語、もう1科目は国語・地理歴史 ・公民 ・ 数学から1つ選択する2科目受験です。配点は学部によって変わります。同一の学部でも、他学部でも合計 5 学科までなら出願することができます。
C方式(2科目)
共通テスト+個別学力試験で受験する方式です。個別テストは外国語と国語で受験することができます。C方式では1学科のみ出願でき、併願はできません。
出典:2021年度入試概要
英語
外国語学部英語・交流文化学科以外は、60分で大問5題が出題されており、すべてマーク式です。大問1,2は文法・語彙問題です。大問3,4は2つの長文、大問5は長文3題から成り、大問5は設問も英語であるため、時間内に読む必要のある英語量は多くなっています。長文の内容は文化、歴史、社会、科学など広範囲から出題されています。全体的な難易度は標準的と言えるでしょう。
語彙・文法が大問2題に渡って出題されるため、問題集できちんと知識をつけておきましょう。また、短い時間で沢山の英語を読む必要があるため、英文を速く読む訓練も必要です。標準的な長文問題集の問題を沢山こなしましょう。欠文挿入の問題では、英文の構成を読み取る力が求められます。
文系数学
60分で大問3題が出題されています。大問1は小問集合のマーク式、大問2,3は記述式です。ただし、2019年度には大問2,3共に解答の過程を記述するものでしたが、2020年度には大問2が解答のみの記述となっており、この形式が定着するかどうかはまだ分かりません。小問集合では幅広い分野から問題が出題されている他、全体的に見ても出題分野の偏りはあまりありません。また、難易度としては、標準の域を出ず、基礎的な学力を試されていると言えるでしょう。
難しい問題は出題されていないので、焦らず一つ一つ理解していくことが大事です。試験の後半では答えの導出過程を記述することが求められるため、日ごろから解答過程を省かずに書くように意識しましょう。すらすら書けない場合は、解説を見ながらよく復習しましょう。
獨協大学入試の難易度
獨協大学の偏差値は50.0~57.5と、難易度的には平均~それ以上になります。外国語学部のなかでも、英語専攻が一番難易度が高く、偏差値57.5となっています。
獨協大学の概要
ここからは大学偏差値や受験資格、科目別の配点、入試日程などを紹介していきます。
大学の学部偏差値
学部 | 学科 | 試験方式 | 偏差値 |
外国語学部 | ドイツ語 | A方式2科目 | 52.5 |
B方式 | 52.5 | ||
英語 | A方式2科目 | 57.5 | |
B方式 | 57.5 | ||
フランス語 | A方式2科目 | 52.5 | |
B方式 | 52.5 | ||
交流文化 | A方式2科目 | 57.5 | |
B方式 | 57.5 | ||
国際教養学部 | 言語文化 | A方式3科目 | 55.0 |
B方式 | 55.0 | ||
経済学部 | 経済 | A方式3科目 | 52.5 |
B方式 | 52.5 | ||
経営 | A方式3科目 | 52.5 | |
B方式 | 52.5 | ||
国際環境経済 | A方式3科目 | 50.0 | |
B方式 | 50.0 | ||
法学部 | 法律 | A方式3科目 | 52.5 |
B方式 | 52.5 | ||
国際関係 | A方式3科目 | 52.5 | |
B方式 | 50.0 | ||
総合政策 | A方式3科目 | 50.0 | |
B方式 | 50.0 |
受験資格
次の(1)から(13)のいずれかに該当する者(学校教育法90条参照)および2021年3月31日までに該当する見込みの者。
- (1)高等学校又は中等教育学校を卒業した者
- (2)特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了した者
- (3)外国において、学校教育における12年の課程を修了し、その国の大学入学資格を有する者、又はこれに準ずる者(12年未満の課程の場合は、さらに、文部科学大臣により指定された準備教育課程又は研修施
- 設の課程を修了する必要がある。)
- (4)外国において、学校教育における12年の課程を修了し、その国の大学入学資格を有する者、又はこれに準ずる者(12年未満の課程の場合は、さらに、文部科学大臣により指定された準備教育課程又は研修施
- 設の課程を修了する必要がある。)
- (5)外国において、指定された11年以上の課程を修了したとされるものであること等の要件を満たす高等 学校に対応する学校の課程を修了した者
- (6)我が国において、外国の高等学校相当として文部科学大臣により指定された外国人学校を修了した者 (7)高等学校と同等と文部科学大臣により認定された在外教育施設の課程を修了した者
- (8)文部科学大臣により指定された専修学校の高等課程を修了した者
- (9)旧制学校等を修了した者
- (10)外国の大学入学資格である国際バカロレア、アビトゥア、バカロレア、GCEA レベルを保有する者
- (11)国際的な評価団体(WASC、CIS、ACSI)の認定を受けた教育施設の12年の課程を修了した者
- (12)高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した者
- (13)大学において個別の入学資格審査により認めた18歳以上の者
より詳細な出願資格は、一般選抜入学試験要項に記載されていますのでご確認ください。
出典:一般選抜入学試験要項
科目と配点
獨協大学の学部ごと試験科目と配点をまとめました。ここでは個別学力試験のA方式とB方式の情報を掲載します。
外国語(個別学力試験・A方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
ドイツ語 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ)*、ドイツ語から1科目選択 | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国語 | 国語総合(近代以降の文章)、現代文 B | 必須 | 60分 | 100点 | ||
英語 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ)* | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国語 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B)、Reading & Writing (コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ)から1科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 | ||
フランス語 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ)*、フランス語から1科目選択 | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国語 | 国語総合(近代以降の文章)、現代文 B | 必須 | 60分 | 100点 | ||
交流文化 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ)* | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国語 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B)、eading & Writing(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ)から1科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 |
国際教養学部(個別学力試験・A方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
言語文化 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ)* | 必須 | 60分 | 200点 | 400点 |
国語 | 国語総合(近代以降の文章)、現代文 | 必須 | 60分 | 100点 | ||
地理歴史・ | 日本史 B 、世界史 B 、地理 A・地理 B 、政治・経済、数学(数学Ⅰ、 数学A 、数学Ⅱ、数学 B )から1科目選択 | 3つのうち1科目選択 | 60分 | 100点 | ||
公民 | ||||||
数学 |
経済学部(個別学力試験・A方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
経済 経営 国際環境経済 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ)* | 必須 | 60分 | 100点 | 300点 |
国語 | 国語総合(近代以降の文章)、現代文 B | 必須 | 60分 | 100点 | ||
地理歴史 | 日本史 B 、世界史 B 、地理 A・地理 B 、政治・経済、数学(数学Ⅰ、 数学A 、数学Ⅱ、数学 B )から1科目選択 | 3つのうち1科目選択 | 60分 | 100点 | ||
公民 | ||||||
数学 |
法学部(個別学力試験・A方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
法律 国際関係法 総合政策 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ)* | 必須 | 60分 | 100点 | 300点 |
国語 | 国語総合(近代以降の文章)、現代文 B | 必須 | 60分 | 100点 | ||
地理歴史・ | 日本史 B 、世界史 B 、地理 A・地理 B 、政治・経済、数学(数学Ⅰ、 数学A 、数学Ⅱ、数学 B )から1科目選択 | 3つのうち1科目選択 | 60分 | 100点 | ||
公民 | ||||||
数学 |
外国語(個別学力試験・B方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
ドイツ語 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国語・地理歴史・公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 | ||
英語 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国語・地理歴史・公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 | ||
フランス語 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国国語・地理歴史・公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 | ||
交流文化 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 200点 | 300点 |
国国語・地理歴史・公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 |
国際教養(個別学力試験・B方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
言語文化 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 100点 | 200 |
国語・地理歴史公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 |
経済(個別学力試験・B方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
経済 経営 国際環境経済 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 100点 | 200 |
国語・地理歴史公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 |
法(個別学力試験・B方式)
学科 | 科目 | 出題範囲 | 選択方法 | 時間 | 配点 | 合計 |
法律 国際関係法 総合政策 | 外国語 | 英語(コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、 コミュニケーション英語Ⅲ) | 必須 | 60分 | 100点 | 200 |
国語・地理歴史公民・数学 | 国語(国語総合(近代以降の文章)、現代文B )、日本史 B 、世界史 B 、地理 A・ 地理B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学A 、数学Ⅱ、数学 B)から 1 科目選択 | 必須 | 60分 | 100点 |
出典:一般選抜入学試験要項
獨協大学の合格最低点・ボーダーライン
獨協大学の2020年度の個別学力試験の合格最低点をご紹介します。
学部 | 学科 | コース・方式 | 総点 | 最低点 |
外国語 | ドイツ語 | A方式(2科目) | 300 | 216 |
英語 | A方式(国語型) | 300 | 239 | |
フランス語 | A方式(2科目) | 300 | 207 | |
交流文化 | A方式(国語型) | 300 | 244 | |
国際教養 | 言語文化 | A方式(日本史選択) | 400 | 302 |
A方式(世界史選択) | 400 | 308 | ||
A方式(政治・経済選択) | 400 | 308 | ||
A方式(地理選択) | 400 | 301 | ||
A方式(数学選択) | 400 | 297 | ||
経済 | 経済 | A方式(日本史選択) | 300 | 213 |
A方式(世界史選択) | 300 | 215 | ||
A方式(政治・経済選択) | 300 | 217 | ||
A方式(地理選択) | 300 | 206 | ||
A方式(数学選択) | 300 | 203 | ||
経営 | A方式(日本史選択) | 300 | 213 | |
A方式(世界史選択) | 300 | 219 | ||
A方式(政治・経済選択) | 300 | 217 | ||
A方式(地理選択) | 300 | 205 | ||
A方式(数学選択) | 300 | 203 | ||
国際環境経済 | A方式(日本史選択) | 300 | 213 | |
A方式(世界史選択) | 300 | 220 | ||
A方式(政治・経済選択) | 300 | 219 | ||
A方式(地理選択) | 300 | 202 | ||
A方式(数学選択) | 300 | 206 | ||
法 | 法律 | A方式(日本史選択) | 300 | 211 |
A方式(世界史選択) | 300 | 216 | ||
A方式(政治・経済選択) | 300 | 213 | ||
A方式(地理選択) | 300 | 219 | ||
A方式(数学選択) | 300 | 216 | ||
国際関係法 | A方式(日本史選択) | 300 | 216 | |
A方式(世界史選択) | 300 | 220 | ||
A方式(政治・経済選択) | 300 | 216 | ||
A方式(地理選択) | 300 | – (記載なし) | ||
A方式(数学選択) | 300 | 212 | ||
総合政策 | A方式(日本史選択) | 200 | 206 | |
A方式(世界史選択) | 200 | 214 | ||
A方式(政治・経済選択) | 200 | 212 | ||
A方式(地理選択) | 200 | 193 | ||
A方式(数学選択) | 200 | 209 |
出典:2021年度入試概要
獨協大学の出願数・合格者数
獨協大学の2021年度個別学力試験の志望者数、受験者数、合格者数をご紹介します。
学部 | 学科 | コース/方式 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
外国語学部 | ドイツ語 | A方式 | 202 | 195 | 88 |
英語 | A方式 | 825 | 811 | 155 | |
フランス語 | A方式 | 191 | 186 | 78 | |
交流文化 | A方式 | 185 | 184 | 38 | |
国際教養学部 | 言語文化 | A方式 | 517 | 509 | 161 |
経済学部 | 経済 | A方式 | 993 | 973 | 274 |
経営 | A方式 | 829 | 811 | 196 | |
国際環境経済 | A方式 | 228 | 226 | 47 | |
法学部 | 法律 | A方式 | 625 | 604 | 185 |
国際関係法 | A方式 | 151 | 150 | 46 | |
総合政策 | A方式 | 176 | 173 | 44 |
獨協大学の入試日程
獨協大学の2021年度個別学力試験の試験日と合格発表日をご紹介します。
試験日 | 試験方式 | 学部 | 合格発表日 |
2月1日 | A方式 | 全学部・全学科 | 2月13日 |
2月2日 | B方式 | 全学部・全学科 | 2月13日 |
獨協大学に合格するための対策
獨協大学に受かるには?
獨協大学に合格するには、古文を勉強せずに英語と現代文をメインにして、選択科目(数学や社会)の対策をすることが重要です。MARCHなどの併願先にされるケースが多い獨協大学ですが、獨協大学を第一志望にする場合は古文の勉強をしなくてもよいためその分英語・現代文・選択科目に時間を割くことができます。また、全学部統一日程(B日程)は最大5学部志望できるため、どうしても獨協大学に通いたいという場合はたくさんの判定を出すことができるためおすすめです。英語と現代文を中心に勉強して複数学科を選択することで70%前後の得点を取ることができればどこかの学部には例年合格できますが、外国語学部や国際教養学部などは80%近くの得点率が必要なケースもあるため、志望する場合は注意が必要です。
偏差値法を用いて判定を行うため、合格最低点をクリアしたからといって合格しないケースもありますが基本的には合格最低点を取れるように対策していくことが大切です。問題形式は英語は長年変わらず、大問5題で、4択英文法問題が20問、整序問題が12問と文法知識が問われる問題が非常に多く、配点的には44点もあるため文法対策は必須。長文は内容一致がメインであるためしっかり読み解く力が大切となります。現代文は2題構成で一般的な構成の現代文の問題です。難易度はそれほど高くなく基礎的な読解力・思考力が問われますが、語彙の知識が問われるものも比較的多く出題されるため対策は必要です。獨協大学は難解な問題は出題されずに基礎的な問題が多いため、難しい参考書などで対策するよりも基礎的な参考書を繰り返して完璧にしていくことで合格を勝ち取ることができるでしょう。MARCHなどの併願校にするためには、まずは獨協大学の過去問で合格点を取れるようにしてから、MARCHなどの対策を行うことがおすすめです。
合格までに必要な勉強時間は?
獨協大学に合格するために0から初めて最低限必要な時間は大まかに下記のようになります。
- 英語:570h程度
- 国語:300h程度
- 日本史:450h程度
- 世界史:450h程度
- 文系数学:550h程度
受験生一人ひとりの現状の学力はもちろん違いますので時間数はおのおの変わってきますが最低限これぐらいを勉強することは獨協大学に合格するためには必要となります。また、日本史・世界史などの暗記が多い科目に関しては勉強時間は少なく見えますが、暗記をしているかが非常に重要になりますので、これ以上の勉強時間を使って知識を定着安定させていくことも必要になります。こちらの勉強時間が少ないからといって安易に科目を選択するのは良い選択ではないので、学校や塾・予備校の先生にしっかり相談するようにしましょう。
受験期の過ごし方
受験勉強を意識するのは高2の秋〜冬にかけてが多いかと思いますが、できる限り早いタイミングで受験を意識することが大切です。また、どのタイミングで初めたとしても意識してからは勉強できる時間は全ての時間を受験勉強に当てるという気持ちが必要です。
ちなみに高3生・高卒生の勉強時間は
高3生 月200時間以上 週54時間(平日6時間、土日12時間)※学校での勉強時間を含まない
高卒生 月300時間以上 週84時間(1日12時間)
となります。これだけの時間を勉強するということは非常に大変と感じるかもしれませんが、それだけ勉強できる受験生が合格するというのは紛れもない事実ですので、学習時間を意識することも非常に大切となります。また、とりあえず時間を勉強すればいいという訳でもなく、効率的に学習することも必要となります。同じ時間でも効率良い勉強ができているかどうかでも大きく結果は変わってきます。また、配点によって勉強時間を変えるということも重要です。獨協大学では文系では英語が重要になってきますのでそこを意識して科目ごとの時間配分を考えることが大切です。
受験期を効率的に過ごしていくために、受験勉強をはじめようという時にしっかりゴールまでの戦略・ルートを決めてやり始めるのが大切となります。そのルートをやりながら修正もしていきながらゴールを目指すというのが効率的な受験期の過ごし方になるでしょう。そのため、受験は1人ではなくサポートしてくれるパーソナルトレーナーのような存在がいることが強いアドバンテージになっていきます。
独学で受かる?
10年前だと独学で勉強するのは非常に難しい時代でしたが、今は独学でも獨協大学に合格することはできる時代になってきていると思います。理由としては、傾向や対策などの情報を容易に得られるようになったこと。また、映像授業も安価で提供されるようになったため、参考書だけで理解がしにくい単元も映像授業を活用して理解していくことが可能になったからです。いかに獨協大学とはいえ、標準レベルまでの問題が多くを占めていることを考えれば、参考書や安価な映像授業サービスをうまく利用することができれば必要な学力への到達は可能です。
独学で大学受験にはメリットもありますが、その反面デメリットもあります。
それらを一部あげると、
<メリット>
・塾、予備校の費用がかからない
・自分のペースで勉強を進めることができる
<デメリット>
・どうしてもわからない問題を質問することができない
・予備校の自習室のような環境がない
・参考書や映像授業の効率的な勉強法がない
・カリキュラムやスケジュールを自分で作らないといけない
・理解度チェックをするためのテストや個別授業がない
・受験校の決定などのための情報が少なくなる
・1人で学習を進めると不安になることが多い
など
以上をご覧になっていただくとわかりますが、デメリットの方が圧倒的に多いと言わざるを得ないと思います。模試での志望校に対する判定がA判定やB判定が出ていれば問題はありませんが、D判定やE判定からの逆転合格を志す受験生は早急に効率を上げて勉強していく必要がありますので独学は大変リスクが高いです。もちろん独学で合格を勝ち取れる受験生はいますが非常に少ないです。独学での大学受験を目指す受験生は、効率的な勉強法を確立するための知識(傾向や対策、使用する参考書や映像授業のレベルやそれで何の要素をどれだけ補えるのかなどの知識)が必須だと思いましょう。
予備校で対策するメリット
獨協大学に合格するためには予備校で対策することは非常に大きなメリットがあるでしょう。その中でも一人ひとりに合わせた個別予備校がその生徒の成果を最大化してくれます。上述の通り、わかりやすい映像授業が安価で見ることができるようになったため、集団予備校や映像予備校でわざわざ高いお金を払ってわかりやすい授業を受ける必要はありません。それ以上、カリキュラムやスケジュールを自分に合わせて設定してくれたり、理解度チェックのためのテストや個別授業を実施することが今の受験生には必須となります。個別予備校ならそれらのサービスをしっかり対応してもらえるため、志望校合格のためにあなたのための対策を行ってもらえます。
また、大学受験は中学受験や高校受験とは違い、1人で自学自習する時間が非常に長いです。そのためあなたのことをわかってくれるパーソナルトレーナーがいることで受験や勉強方法の不安がなくなるため学習効果を高められます。大学受験には科目の指導以外にも教材の選定、カリキュラムの策定、理解度チェック、自習室などの学習環境、受験校の選定など受験生には難しいことが多々ありますので、科目指導だけの予備校ではなく、それ以外のサポートが充実している予備校を選ぶことで獨協大学の合格が近づいてくるでしょう。
▼アクシブアカデミーについて
獨協大学の科目対策
アクシブアカデミーでは獨協大学の各科目の対策方法ページを用意しています。これから獨協大学の過去問を解き始める方や、思うように過去問の点数が上がらないという方は是非参考にしてみてください。各ページは以下リンクから確認することができます。
他大学の対策
獨協大学以外の他大学の対策ページは以下リンクから確認することができます。
獨協大学に合格できる「あなただけのカリキュラム」
アクシブアカデミーではあなたの得意/苦手科目に合わせて、志望校に合格するための個別カリキュラム作成を行っております。生徒それぞれに合わせた個別対策で、合格するまでの最短ルートを構築します。
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