大学受験の塾選びで、多くの受験生や保護者が気になるのが費用の問題ではないでしょうか?個別指導・集団授業・映像授業など、授業形式によって費用は異なり、それぞれに特徴があります。また、入塾金や教材費、授業料など、支払う費用の内訳もさまざまです。
そこでこの記事では、塾の費用相場や内訳を詳しく解説するとともに、費用を抑えるためのコツも紹介します。費用対効果の高い塾選びのために、ぜひ参考にしてください。
大学受験における塾の費用相場
塾の費用がどれくらいかかるのか、早速相場を見ていきましょう。
塾にかかる年間の平均費用は約38万円
文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」によると、高校生の塾にかかる費用は年間約38万円です。具体的な金額を見てみましょう。
1ヶ月あたりの平均費用 | 年間の平均費用 | |
---|---|---|
公立高校 | 約3万円 | 約38万2,000円 |
私立高校 | 約3万円 | 約37万5,000円 |
参考:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」
ただし、この金額には大学受験向けの塾だけではなく、学校授業の補助として通う塾費用も含まれています。実際の大学受験向けの塾費用は、上記の金額よりも高額になるケースがあります。模試や教材費が加わる上に、受験直前は授業数が増えやすいからです。
家計への負担を考えると、早めに費用の見通しを立てることが大切です。
【授業形式別】塾の費用相場
続いて、大学受験向けの塾に絞って費用を見ていきましょう。この場合の費用相場は、塾の授業形式によって大きく異なります。
主な授業形式と費用相場は下表の通りです。
授業形式 | 1ヶ月あたりの費用 | 年間の費用 | 特徴 |
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個別指導 |
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集団授業 |
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映像授業 |
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特に高校3年生は、受験対策に特化したカリキュラムや受講科目数が増えるので、費用が高くなる傾向があります。
自分の学習スタイルや目標に合わせて、最適な授業形式を選びましょう。複数の形式を組み合わせることで、より効果的な学習が可能になります。
どの形式を選ぶにしても、必ず無料体験を受けるのがおすすめです。実際に授業を受けてみると、自分に合うかどうかがよく分かります。
大学受験でかかる塾費用の内訳
塾の費用というと授業料のイメージがあるかもしれません。しかし、実際には次のような費用も別途かかったり、総額に含まれていたりします。
1. 入塾金・入会金
入塾金・入会金は、塾に入会する際に最初の1回だけ支払う費用です。一般的な相場は2万~3万円程度ですが、下記のように塾によって金額は大きく異なります。
- キャンペーン期間中は入塾金が無料になる
- 兄弟で通う場合、2人目以降は免除や半額になる
- 入試シーズン直前は入塾金が無料になる
入会を検討している塾のホームページをこまめにチェックして、お得なキャンペーン時期を狙うのがおすすめです。
2. 教材費
教材費は、塾で使用するテキストや問題集を購入するための費用です。授業料とは別にかかる場合があるので、事前に確認が必要になります。教材費は教材の種類や量によっても変わります。
テキストのみの場合は比較的安価ですが、問題集や演習が多いと高額になりやすいです。また、志望校別の専用教材がある場合は、追加費用が必要になるケースもあります。
3. 授業料
授業料は塾費用の中で大きな割合を占める基本料金です。授業の形式や受講科目数によって金額が変わります。支払い方法には「一括払い」と「月額払い」の2種類があり、自分に合った方法を選べます。
4. 季節講習・特別講習費用
季節講習や特別講習は、夏休みや冬休みなどの長期休暇中に行われる講座です。通常授業とは別に費用がかかるため、事前に予算を確認しておく必要があります。
主な講習の種類と特徴は次の通りです。
講座の種類 | 特徴 |
---|---|
夏期講習(7~8月) | 最も長期の講習 1講座あたり約2万~4万円 |
冬期講習(12~1月) | 受験直前の総仕上げ 1講座あたり約2万~3万円 弱点を補強したい方におすすめ |
特別講座 | 入試問題演習や志望校対策がある 講座によって料金はさまざま |
通常授業と合わせると費用がかさむため、計画的に受講しましょう。
5. 模試・テスト費用
塾が実施する模擬試験や定期テストを受けるための費用が、模試・テスト費用です。進路選択や学習計画を立てる上で重要な機会となります。一般的な模試の場合、受験料は1回あたり数千円~1万円です。
模試は志望校判定や弱点発見に役立つため、定期的な受験をおすすめします。
6. 諸経費・施設の使用料
諸経費・施設の使用料は、塾の運営や設備の利用にかかる費用です。一般的な金額は年間1~2万円程度になります。
主な費用の内訳は下記の通りです。
- 基本的な諸経費:教室の維持管理費、光熱費、通信費、冊子やプリント代など
- 施設使用料:自習室や教室設備の使用料など
諸経費・施設の使用料は、授業料とは別に必要になることが多いので、入塾前に確認しましょう。
大学受験の塾費用を安く抑える5つのコツ
ここまで塾の費用について説明してきましたが、「高いからできるだけ費用を抑えたい…」という方もいるのではないでしょうか?なるべく安く抑えるコツを紹介しますので、順番に見ていきましょう。
1. キャンペーン・割引制度を利用する
塾の費用を抑える一番手軽な方法は、各塾が実施しているキャンペーンや割引制度を活用することです。多くの塾では、新規入会者向けの特典や季節ごとの割引プランを用意しています。
具体的には、「入会金の免除」や「初月の授業料割引」といったキャンペーンが一例です。また、兄弟姉妹が同じ塾に通う場合の家族割引制度もあります。
さらに、夏期講習や冬期講習などの特別講座は、早期申込割引を実施していることが多いです。申込時期によって数万円の差が出ることもあるため、早めに計画を立てて申し込むのがおすすめです。
各塾のWebサイトやパンフレットで、このような割引情報をこまめにチェックすることで、大きな節約に繋がります。
2. 奨学金制度・特待生制度を利用する
塾の費用が心配な場合は、奨学金制度や特待生制度を利用するのがおすすめです。経済面での不安を減らして、勉強に集中できる環境を整えられます。
例えば「ゴールドマン・サックス大学受験給付型奨学金」は、返済不要の支援制度です。経済的に困難な状況にある高校生に対して、受験応援金5万円が支給されます。合格すれば、入学準備金として10万円を受け取れるのも嬉しいポイントです。
また、特待生制度を設けている塾もあります。特待生制度とは、入学時のテストで優秀な成績を収めると、授業料が大幅に割引になる制度です。例えば、河合塾では東大や医学部を目指す成績優秀な学生に対して、最大50万円を免除しています。
これらの制度を利用するには、新高校3年生であることや、奨学金を進学準備に使用することなどの条件があります。早めに制度について調べて、必要な準備を進めましょう。
3. 受講する科目を絞る
塾の授業を受ける科目を絞ることで、費用を効率的に抑えられます。特に苦手科目に絞って受講するのがおすすめです。苦手科目は独学で克服することが難しいので、プロの講師から直接指導を受けるのが効果的です。
まずは自分の成績を見直して、「どの科目が伸び悩んでいるか」「どの科目なら自分で対策できそうか」を考えてみましょう。例えば、文系で日本史が苦手な場合、「日本史の授業だけ受講し、得意な現代文は図書館の過去問を使って対策する」という手もあります。
このように、自分の志望学部と現在の成績を見比べて、重点的に学びたい分野を決めましょう。塾の無料相談を利用して、先生と相談しながら受講科目を決めるのもおすすめです。
4. オンライン授業を活用する
オンライン授業は通学型と比べて料金が安く設定されているので、塾の費用を抑えたい方に向いています。費用だけではなく、次のようなメリットもあります。
- 自宅で受講するので、時間とお金の両方を節約できる
- 授業の録画があるので、何度でも見直して理解を深められる
ただし、オンライン授業は塾によってサポート体制に大きな差があります。安価なコースほど、質問対応や進路相談が不十分な場合もあるので注意が必要です。必ず体験授業を受けて、学習サポートが充実しているかをチェックしましょう。
5. 複数の塾の費用を比較する
塾選びで失敗しないために、必ず複数の塾の費用を比較しましょう。料金体系は塾によって大きく異なるため、じっくり比較検討することが大切です。
塾の料金体系には、主に以下のような種類があります。
料金体系 | 特徴 |
---|---|
コマ制 | 1コマ(90分など)単位で料金が決まる 必要な授業だけを選べる |
定額制 | 月額料金が固定で、決められた授業をすべて受講できる たくさん通いたい人向き |
コース別 | 志望校のレベルや学習スタイルに応じて料金が変わる 自分に合ったコースを選べる |
まずは無料の説明会や体験授業に参加して、実際の授業の様子や先生の教え方を確認しましょう。その上で料金プランを比較すると、自分に合った塾を見つけやすくなります。
安さだけではなく、学習環境や指導方針なども含めて総合的に判断することをおすすめします。
大学受験の塾選びで確認すべき6つのポイント
大学受験の塾選びでは費用に加えて、他にも重視すべき点があります。「入ってみたら自分に合わないし、成績も上がらなかった…」という失敗を防ぐためにも、チェックしておきましょう。
1. 年間でかかる費用の総額が明確か
大学受験の塾選びでは、まず年間の費用総額を確認することが大切です。入塾後に予想外の出費があると、家計の負担が大きくなってしまうからです。
塾のWebサイトに「料金表」や「受講費用」というページがあるので、次の費用をチェックしましょう。
- 入塾金・入会金
- 教材費
- 月々の授業料
- 季節講習・特別講習の費用
- 模試・定期テストの費用
- その他の諸経費
Webサイトで総額が分からない場合は、塾に直接問い合わせることをおすすめします。多くの塾では問い合わせフォームやメールで質問を受け付けています。家計の予算内で管理できる費用なのか、入塾前にしっかり確認しておきましょう。詳しい費用内容を知ることで、安心して塾に通い続けられます。
2. 志望大学に合ったカリキュラムを提供しているか
志望大学に合わせた専門的な指導を受けられるかどうかも、塾選びの重要なポイントです。大学によって入試の形式や傾向が大きく異なるため、それぞれに合った対策が必要になります。
各塾では、志望大学や入試形態に特化したカリキュラムを用意していることが多くあります。下記のようなカリキュラムが一例です。
- 医学部を目指す人向けの理系科目重視のプログラム
- 難関私立大学対策の小論文指導
カリキュラムの内容は塾のWebサイトで確認できます。志望大学の過去問対策や入試傾向の分析、科目ごとの学習計画など、具体的にどのような指導を受けられるのかをチェックしましょう。
3. 自分に合った指導をしてくれるか
塾によって指導方針は大きく異なるため、自分の学習スタイルや目標に合った塾を選ぶことが成功への近道です。例えば、基礎からじっくり学び直したい人と、すでに応用問題に取り組める人では、必要な指導内容が全く違います。
自分の現在の学力レベルと志望大学のレベルを塾に伝え、どのような指導計画を立ててくれるのか確認しましょう。
特におすすめなのが個別指導の塾です。集団授業では全体のペースに合わせる必要がありますが、個別指導なら自分の理解度に沿って授業を進められます。「ここが分からない」とすぐに質問できる環境があるので、学習効率を高められるのもメリットです。
4. 学習サポートは充実しているか
大学受験の成功には、充実した学習サポートが欠かせません。受験勉強は範囲が広く長期間に及ぶため、一人では学習の計画や進捗管理が難しいからです。また、各科目の勉強法や志望校対策など、経験豊富な講師からのアドバイスがあることで、効率的に実力を伸ばすことができます。
一例として、次のようなサポートがある塾がおすすめです。
- 受験までの年間カリキュラムを作成してくれる
- 全科目の勉強法を指導してくれる
- 学習管理をしてくれる
- 保護者の相談に乗ってくれる
特に年間カリキュラムを作成してくれるかどうかは、重要なポイントです。いつまでに何を学習すべきか、具体的な計画を立ててくれる塾なら、スムーズに学習を進められます。さらに、保護者向けの面談や相談対応があれば、家庭でのサポート体制も整いやすくなります。
5. 体験授業を受けられるか
塾選びで失敗しないために、必ず体験授業を受けましょう。実際に授業を受けてみることで、その塾が自分に合っているかどうかを直接確かめられるからです。
体験授業を受けると、以下のメリットがあります。
- 講師の説明の分かりやすさや、質問のしやすさを体験できる
- 授業で使用する教材のレベルや内容を確認して、自分の学力に合うか判断できる
- 教室の雰囲気や他の生徒の様子を見て、通いやすい環境かどうかが分かる
特に大切なのが、その塾の教育方針を実際に体験できる点です。単に宣伝文句や説明を聞くだけでは分からない、実際の指導方法や学習サポートの様子を知ることができます。これにより、入塾後のミスマッチを防ぎやすくなります。
多くの塾では無料または低価格で体験授業を提供しているので、複数の塾を比較検討しましょう。
6. 大学受験の最新情報を発信しているか
大学入試のシステムは年々変化し、複雑化しています。そのため、最新の入試情報をいち早く入手できる塾を選ぶことが、受験成功のカギです。
最新情報を積極的に発信している塾には、大きな強みがあります。例えば、志望校ごとの入試の特徴や傾向、合格に必要な対策など、具体的なアドバイスを得られるなどです。また、過去の受験者データに基づいた分析情報も参考になります。
特に下記のような塾は、情報収集の面で頼りになるのでおすすめです。
- Webサイトでブログをタイムリーに更新している
- YouTubeなどで受験情報を定期的に配信している
このような情報発信を通じて、入試制度の変更点や各大学の入試動向など、重要な情報をスピーディーに知ることができます。
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まとめ
本記事では、大学受験の塾にかかる費用について詳しく解説しました。塾の費用は授業料だけではなく、教材費やテスト費用、施設の使用料なども含まれています。そのため、塾選びでは費用と合わせて、学習環境やサポート体制が自分にマッチするかどうかも重視しましょう。
志望校合格という目標に向けて、費用対効果の高い塾を選ぶためにも、複数の塾を比較検討することをおすすめします。早めに体験授業を受けたり、年間の総額を確認したりすることで、自分に合った塾を見つけやすくなります。ぜひこの記事を参考に、塾選びを進めてみてください。
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