【生物】法政大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?


 

首都圏の難関私立大学である法政大学。法政大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では法政大学の生物入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。法政大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

法政大学の生物について

MARCHの一角、法政大学生物試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における生物の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 試験時間 75分
  • 問題数 大問数は2017年度まで5題でしたが、2018年度以降4題となりました。
  • 配点 150点

大問ごとにまず空欄に用語を入れる穴埋め、それに関する問題、それに関する実験問題、計算問題、論述という流れが基本とされています。センター試験に似ています。論述問題は15〜80字で字数指定があり、理由や用語などを説明させる問題が多くなっています。計算問題は遺伝情報、細胞分裂、遺伝子頻度、組み換え、神経伝達速度など主に生物の範囲の計算が出題されています。

出題範囲は両日程ともに生物基礎、生物です。出題範囲の全分野からバランスよく出題されています

全体的には教科書レベルの基本的、標準的な問題です。ただし詳細な知識が要求されている問題もあります。また論述問題では本質的な理解が問われるためしっかり用語の説明などができるようにしておくと差がつきます。

 

法政大学の生物対策方法

出題の大部分は基礎的なものです。教科書を十分に理解し、基礎事項を把握し正確な知識を身に着けておく必要があります。一部に難しい問題があるが教科書の図や欄外の注、資料集などが助けになるので隅々にまで目を通しておきたいです。用語の記憶定着や計算問題対策のために問題集を使って演習を重ねておくと良いでしょう。その際むやみに難易度の高い問題集に手を出すのではなく標準レベルの問題集を一冊何度も繰り返し解いて完璧にしておきましょう。

▼おすすめ参考書

  • 大森徹の生物 遺伝問題の解法
  • 生物用語集 (駿台受験シリーズ)

幅広い分野から出題されているので基本については偏りなくしっかり学習しておくことが重要です。特に頻出なのは遺伝情報、代謝、進化と系統、動物と植物の反応、細胞の分野であるためそこを重点的に対策しましょう。

論述対策については基本問題では差が付きにくいため論述問題で差をつけるようにしましょう。教科書の重要概念を簡潔に説明する出題については、用語の内容を正確に理解し人に口で説明できるようにすればかなり良いと思われます。また文字数の多いものや字数指定のない解答欄に記述する時は、何を書くべきか必要な用語とポイントを抑えそれを自分で整理しまとめる練習をしておきましょう。ただ聞かれることはある程度限られているのでそれを覚えておければ安心です。

 

その他の科目対策

 

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