【国語】中央大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?


 

首都圏の難関私立大学である中央大学。中央大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では中央大学の国語入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。中央大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

中央大学の国語について

MARCHの一角、中央大学の国語試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における国語の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 試験時間:60分
  • 配点:100点
  • 問題構成:現代文2題、古文1題の計3題
  • 問題形式:マークシート方式(現代文のみ記述式あり)

現代文は評論を中心に、随筆されています。一般的な国語の問題と同じようなオーソドックスな問題が多いですが、問い方に工夫が見られます。古文は物語の出題が多く、文法や口語訳などの基本的な内容を中心に出題されています。和歌に関する問題も出題されており、表現技巧を踏まえた内容説明の設問も出題されています。

【合格者最低得点率】

2020年度の入試データを参考にすると、基本的に統一入試での合格者最低得点率は、55~65%ほどとなっていますが、学部によっては70%の学部もあります。得点調整によって点数が変わることもあるため、基本的には国語で70〜80%ほど取れると安心かなと思います。

【大問ごとの解き方と対策】

大問出題内容対策おすすめ参考書
1毎年大問1では、評論文が出題されています。文章の内容理解度を問う問題が出題され、空欄補充問題、漢字の問題、傍線の部分に適合するものを選択する問題が中心です。文量が多いので時間配分には気をつけなければなりません。見たことはあるけど意味を正しく説明することが出来ないような語句や用語は必ず辞書などで意味を調べたり、現代文用語集を用いたりして知識を蓄えておくと良いと思います。また、文量が多いため、色々な過去問を解いて長文を解く練習をしておく必要があります。・読解を深める現代文単語[評論・物語](同じようなテーマの用語がまとめて掲載されており、対義語や同義語が書いてあったり、すぐ近くに問題のページがあったりと使いやすいのでおすすめです)
2例年、大問2では、評論文か、随筆が出題されています。文量は大問1に比べるとそれほど多くないため、レベルは標準レベルだといえます。正誤問題も出題されています。大問1にも通ずることですが、文章を正しく読み取り、理解する力が必要になるため、過去問などで数をこなすことで慣れてくるかなと思います。・現代文読解力の開発講座(レベルは少し高めですが、早稲田、東大などの難関大学の過去問や中央大学で過去に出題されたことのある問題も掲載されており、難易度の高い問題に慣れる事ができておすすめです)
3大問3では、古文が出題されています。有名作品からの出題が多くなっていて、難易度は標準的です。古文は難易度が高くないため、他の受験生と差をつけることは難しいです。そのため、取りこぼしの内容にすることが大切です。単語や古典常識、文法など覚えるべき事項は全て覚えておく必要があります。単語は250語程度覚えておきたいところです。和歌について問われることも多いため、国語便覧などを用いて和歌の確認をしておくといいでしょう。・マドンナ古文単語230(語呂合わせや原義など様々な観点から覚えやすいように工夫されているため、おすすめです)

 

最後に

いかがでしたでしょうか。中央大学はGMARCHのCとして受験生から毎年人気の大学です。中央大学の全学部入試は標準からやや難のレベルとされています。そのため、取れる問題は落とさず取りこぼしの無いようにすることが大事です。現代文も古文も、基礎を固めた上で色々な問題にチャレンジし、数をこなして慣れていくと良いと思います。

 

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