【日本史】同志社大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?

 

関西の難関私立大学である同志社大学。同志社大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では同志社大学の日本史に入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。同志社大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

同志社大学の日本史について

関関同立の一角、同志社大学の日本史試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における日本史の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 試験時間:75分
  • 配点
    • 150点→神学部、文学部、社会学部、法学部、経済学部、商学部、文化情報学部、健康スポーツ科学部、心理学部、グローバルコミュニケーション学部(中国語コース・中国語コース)、グローバル地域文化学部
    • 200点→政策学部(選択科目重視型)
  • 出題形式:記述式(用語記述)とマーク式が約1対1の割合であり、小問約60個から成る。
    • ただし、配点は記述式の方が高い(約60%)。したがって、用語を漢字で書けるようにしておくことが重要である。
  • 出題内容
    • (時代)江戸~昭和までが頻出、原始・古代・鎌倉時代からもやや出題される。
    • (分野)文化史が全体の約30%出題される。近現代の文化にも注意しておきたい。

【学部別受験者平均点と目標得点率】

学部学科受験者平均点合格者平均点
神学部神学科79点104点
文学部英文学科95点108点
哲学科97点113点
美学芸術学科93点105点
文化史学科104点113点
国文学科95点109点
社会学部社会学科92点109点
社会福祉学科85点101点
メディア学科94点109点
産業関係学科91点104点
教育文化学科97点110点
法学部法律学科93点105点
政治学科96点109点
経済学部経済学科84点97点
商学部商学科商学総合コース88点99点
商学科フレックス複合コース89点100点
政策学部政策学科136点155点
文化情報学部文化情報学科90点99点
スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科89点101点
心理学部心理学科84点105点
グローバル・コミュニケーション学部グローバル・コミュニケーション学科英語コース91点107点
グローバル・コミュニケーション学科中国語コース86点103点
グローバル地域文化学部グローバル地域文化学科
ヨーロッパコース
94点107点
グローバル地域文化学科
アジア・太平洋コース
96点105点
グローバル地域文化学科
アメリカコース
92点108点

 

大問ごとの問題について紹介

大問1ー先史・古代ー

  • (1)空欄補充問題(記述式・マーク式)
  • (1)一問一答問題(記述式・マーク式)
  • (1)正誤問題(マーク式)
  • (2)空欄補充問題(記述式)
  • (2)一問一答問題(マーク式)
  • (2)正誤問題(マーク式)

大問2ー室町時代総合ー

  • 空欄補充問題(記述式・マーク式)
  • 一問一答問題(記述式・マーク式)
  • 年号問題

大問3ー明治維新から中華民国成立までー

  • (1)空欄補充問題(マーク式)
  • (1)一問一答問題(記述式・マーク式)
  • (1)正誤問題(マーク式)、時代の並べ変え問題
  • (2)一問一答問題(記述式・マーク式)
  • (2)正誤問題(マーク式)

【各小問で求められる能力】
空欄補充問題    → 基礎〜発展用語の知識
一問一答問題    → 基礎~発展用語の知識
正誤問題      → 用語の知識
年号問題      → 年号の知識
時代の並べ替え問題 → 知識、年号の知識

【時間配分と目標得点割合】
①大問1:15分
②大問2:15分
③大問3:25分

①大問1:7割
②大問2:9割
③大問3:8割

【各大問・小問の配点】
①大問1:45点
②大問2:45点
③大問3:60点

 

各大問の詳細

大問1
問題のレベルはやや難。日本史対策をするにあたって先史までさかのぼって学習している受験生は稀なので、苦労される方も多いと考えられます。受験生は(1)の出題範囲が先史であったので思うように得点することが出来なかったと予測できますが、続く(2)は出題範囲が弥生時代〜古墳時代とよく出題されるところであったことに加えて難易度も比較的易しかったため、7割程度得点することが出来るでしょう。先史を除くほぼ全ての語句は一問一答の基礎〜標準レベルであるので、一問一答を用いた学習を推奨します。

大問2
問題のレベルは標準。選択肢にでてくる単語の難易度は大問1と比べて高いが、正解の単語さえ知っていれば別段苦労することはないと思われます。空欄補充問題や一問一答形式の問題が殆どを占めており、年号に関しても一問一答に載っている基本的なレベルのものであるので、やはり一問一答を用いた学習がおすすめです。

大問3
問題のレベルは標準ですが、この分野は暗記が完璧とはいえない受験生(特に現役生)も多いため、大問3つのうち最も配点の大きいこの大問でうまく得点できないと、厳しくなります。出題された語句のレベルは標準レベルなので、基本的には一問一答で事足りるでしょう。しかし本大問では時代の並べ変え問題が出題されており、このような形式の問題に対する対策は一問一答では不十分です。そのため、教科書の熟読や歴史の流れを整理する参考書等を用いて学習をすすめましょう。

 

同志社大学の日本史対策 参考書紹介

詳説日本史「改訂版」
この参考書は入試範囲のすべてを網羅していると言っても過言ではないほどに万能です。歴史の流れに沿って作られており、非常に詳しい解説が特徴です。ただし文章量が半端でないため、まずは学校等の授業で一通り学習してから、復習をする際に熟読するという使い方がおすすめです。

東進の一問一答
山川の一問一答を代表するその他の一問一答と比較して、記載されている語句のレベルや量のバランスが良く、無駄なく効率的に学習することができます。また、問題文が実際の入試問題から抜粋されていることが特徴で、解答だけでなく問題文中のキーワードも赤字になっているためより実戦に近い学習をすることが可能です。

日本史用語集 改訂版
学習時や過去問演習時にわからない語句が出てくることは必ずありましうが、そんな時に重宝するのが日本史用語集です。わからない語句をほったらかしにしておくと、それが入試で出題されたとき必ず後悔するため、日本史の学習の際には必ず携えて暗記していきましょう。

諸説日本史図録
同志社大学は文化史の出題が多いことで有名です。言葉として暗記するのではなく実際にその芸術作品(仏像や絵画等)を見ながら暗記をすることで、定着度が格段にアップします。

 

最後に

いかかでしょうか。同志社大学の日本史は特に難易度が高いわけではなく、むしろ関関同立の中では簡単な部類に入っており、合格最低点が非常に高くなっています。稀に難解な問題が出題されますが、そのような問題は周りの受験生も解けないので焦る必要は全く無く、むしろ周りの受験生が正解するであろう標準レベルの問題をいかに落とさないかが重要です。勉強法は一問一答の周回を軸としたシンプルなもので、受験生個人個人の努力に左右されます。まずは一問一答を開き、諸説日本史や図録、用語集を併用しながら着実に理解を深めていきましょう。

 

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