【英語】関西学院大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?

 

関西の難関私立大学である関西学院大学。関西学院大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では関西学院大学の英語入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。関西学院大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

関西学院大学の英語について

関関同立の一角、関西学院大学の英語試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における英語の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 試験時間: 90分
    • 全学部日程 国際学部英語1科目受験のみ75分
  • 配点: 200点
  • 問題数: 約60問
  • 出題形式: 和訳と英作は記述式、それ以外はマーク選択式
    • 全学部日程は全問マーク式
    • 全学部日程 国際学部英語1科目受験は全問記述式
  • 問題構成: 大問6題
    • 大問1~3は長文読解
    • 大問4は四択英文法問題
    • 大問5は整序問題
    • 大問6は会話文問題

【各大問で出題される問題】

  • 大問1
    • A 同意表現選択問題
    • B 空所補充問題
    • C 英文把握・言い換え選択問題
    • D 内容一致問題
  • ② 大問2
    • A 英文把握・言い換え選択問題
    • B 同意表現選択問題
    • C 英問英答問題
  • ③ 大問3
    • A 空所補充問題
    • B 内容一致問題
  • ④ 大問4
    • A 空所補充による文法・語法問題
  • ⑤ 大問5
    • A 並び替えによる英作文問題
  • ⑥ 大問6
    • A 会話文の空所補充問題

【各小問で主に求められる能力】

  • A 同意表現選択問題→語彙力と読解力
  • B 空所補充問題→語彙力と読解力
  • C 英文把握・言い換え選択問題→解釈力と読解力
  • D 内容一致問題→読解力
  • E 英問英答問題→読解力
  • F 空所補充による文法・語法問題→文法力と語法力
  • G 並び替えによる英作文問題→文法力と語法力
  • H 会話文の空所補充問題 →読解力と文法力

【各大問・小問の配点】

  • ① 大問1 →計39点
    • A 同意表現選択問題→各2点
    • B 空所補充問題→各2点
    • C 英文把握・言い換え選択問題→各2点
    • D 内容一致問題→各5点
  • ② 大問2 →計37点
    • A 英文把握・言い換え選択問題→各5点
    • B 同意表現選択問題→各2点
    • C 英問英答問題→各5点
  • ③ 大問3 →計34点
    • A 空所補充問題→各3点
    • B 内容一致問題→各5点
  • ④ 大問4 →計30点
    • A 空所補充による文法・語法問題→各3点
  • ⑤ 大問5 →計30点
    • A 並び替えによる英作文問題→各6点
  • ⑥ 大問6 →計30点
    • A 会話文の空所補充問題→各3点

※入試年度や日程、設問数などによって配点に差があります。

【受験者平均点と目標得点率】

関西学院大学の英語は、文系は受験者平均点が約6割です。理系は受験者平均点が約5.5割です。これらは年度や入試日程によって差がありますが、過去問演習をする際には7.5割以上を獲得できるようにしておきたいところです。

 

各大問の詳細とその解き方

大問1~3

  • A 同意表現選択問題
  • B 空所補充問題
  • C 英文把握・言い換え選択問題
  • D 内容一致問題

Aは同意表現選択問題は文章中の下線部の語彙の意味に一番近い選択肢を答える問題です。下線が引かれている語彙の理解はもちろん、それ以外にも文章の内容から意味を推測する力が必要です。下線部の語彙に合う選択肢があり、文脈にも合う場合はそれが解答である可能性が高いです。語彙の意味で解答することができない場合は文脈から推測する問題である可能性が高いので、しっかりと読み込んで解答しましょう。

Bは空所補充問題は文章中の空所を埋めるのにもっとも適した選択肢を答える問題です。この問題は文脈から解答するもの、熟語の知識を求めているもの、語法知識を必要とするものもあります。品詞の違いや可算・不可算名詞の違いなどをしっかりと理解しつつ、熟語などを含めた「知識で解答することのできる問題」はしっかりと解答することができるようになりましょう。文章を読むことができるようになれば文脈から解答する問題の正答率も上がります

Cは英文把握・言い換え選択問題は二重傍線部の文中での意味に一番合うものを選択する問題です。この問題は、「文中での意味」に合うものを選択する問題なので、二重傍線部を直訳した選択肢が必ずしも正解になるとは限りません。文全体が比喩の役割を果たしているものもあるし、代名詞が用いられている場合もあります。

Dは内容一致問題は、文章の内容に関する記述が書かれた選択肢を選択する問題です。この問題はひとえに読者である受験生の文章読解力を問う問題です。文章を正確に読めているのかを試す問題ですので、特別なテクニックは必要ありません。苦手な人は、先に選択肢を読み、該当箇所まで読み進めたタイミングでその選択肢の正誤を確認するようにしましょう。この問題の選択肢は文章で出てくる順番で書かれているため、一問ずつ選択肢を確認する方法がおすすめです。

大問4

  • A 空所補充による文法・語法問題

A 空所補充による文法・語法問題は、センター試験などと同様の空所補充型の四択英文法です。稀に難問が出題されますが基本的には高校で使用するレベルの英文法参考書に乗っている内容を理解していれば正解することができる難易度です。数問は熟語などの「暗記」で解答することのできる問題があるので、そこを絶対に落とさないようにしましょう。

大問5

  • A 並び替えによる英作文問題

A 並び替えによる英作文問題は一問の配点が6点と、かなり高い問題となっております。文法事項の理解とその活用、文を構成する構文の把握、熟語などの語法の把握など、文法事項に関するいろいろな知識と実力を問う問題です。語彙の並び替えの核には構文が用いられていることが多いです。また、無生物主語構文などの解釈の技術を用いて日本語訳が書かれている場合も多いため、解釈の知識と技術も活用しましょう。この問題は知識を活用して語と語の繋がり(ペア)を作成すると解答しやすいのでその方法で取り組みましょう。

大問6

  • A 会話文の空所補充問題

A会話文の空所補充問題は会話文中の空所に入るもっとも適切な選択肢を選択する問題です。関学の会話文は会話文特有の表現などが頻繁に用いられるものではないため、長文の空所補充問題に似たような雰囲気の問題になっています。苦手な人は文脈から状況を想像して解答すると解きやすいと思います。英文を直訳するだけではなく、しっかりと「意味を取りながら」読むことが重要です

【解答時間の目安と目標得点割合】
大問1~3を合わせて60分以内に解答することが望ましいです。大問4は10分以内に解けるようになりましょう。大問5は配点も高く、難易度も高いので15分以内に解けるようになりたいところです。大問6は~10分が目安です。過去問演習の際には、試験時間の5~10分前に解き終わるようになるようにしておくと安心です。

 

大問ごとの学習・対策方法

  • 大問1〜3

大問1〜3は他の大学と比べて比較的長い文になっています。分量は約300~800語です。例年、大問1が最も長く、続いて大問2、最後に大問3と順番に短くなっていきます。分量は違えど基本的な対策は同じです。ポイントは語彙力や文法力、読解力をある程度鍛えてから同じくらいの分量の長文をたくさん読み、慣れることです。限られた時間でテーマの違う長文を3つ読むことが必要なので、日頃から様々な分野の長文を連続で読む練習をしましょう。語彙力強化に関しては約2000語の英単語帳と約1000語の英熟語帳をある程度完璧まで仕上げたら、残りは長文に触れていく中でわからなかった語彙や表現などをその都度暗記していく方法がおすすめです。実際に過去問演習に取り組み始める際には、「関西学院大の英語」という参考書を使用して基本的な解き方やポイント、コツなどを習得し、過去問演習でそれを活かす練習をしましょう。長文はただ直訳で読むだけでは点数の伸び幅に上限があります。常に文脈を意識して語彙の意味を推測したり、語や文を文脈に合う訳し方で解釈する練習をしましょう。また、知識で解くことのできる問題も一定数出題されているので、そういった問題は間違えないように、日頃から語彙力の向上に努めましょう。

  • 大問4

大問4は基本的な四択英文法問題です。対策方法としては、高校レベルの英文法の知識をしっかりと身につけることが最優先です。習得したら、スクランブルやネクステージなどの英文法参考書をやりこみましょう。大問4で出題される問題は基本的には標準レベルの問題です。時制などの文法知識だけでなく、語法やイディオムの問題も出題されるのでしっかりと暗記しておいてください。受験期前の過去問演習では、大問4の英文法問題は各1分以内、できるなら30秒以内に解答できるようになるといいです。受験直前期は、過去問をすること以外に、四択英文法問題がランダムで出題される問題集を回したり、同じ形式を採用している他の大学の問題を解いて演習の機会を確保してください

  • 大問5

大問5は並び替えによる英作文問題です。この大問は各小問の配点が高いため、できれば満点を取りたい部分です。対策方法としては、まずは基本的な英語構文と英熟語、語法の知識を身につけましょう。構文は「文をまるごと暗記する」ことで、出題された時は文に合わせて語彙を変えるだけで解答することが出来ます。つまり文構成を頭に叩き込むということです。他にも、無生物主語構文や意味上の主語などで意訳された日本語訳が書かれている場合があります。上記の知識だけではなく、解釈の技術もしっかりと身につけておいてください。文法に関しては、「助動詞のあとは原形不定詞」「every + 単数名詞」など、基本的な知識を習得しておくだけで意外と役に立つので、基礎も疎かにしないように学習しておいてください

  • 大問6

大問6は会話文の空所補充問題です。全学部日程では約30点の配点があります。問題を解くために、まずは会話文の内容をしっかりと理解することができるようになりましょう。関西学院大の大問6は、会話表現の暗記で解答することのできる問題はほとんど出題されません。しかしこの知識は主に文章の読解に必要な要素の一つなので、最低限覚えておかなければならないものはスクランブルやネクステージなどの参考書で覚えておきましょう。実際に過去問などで対策をするときには、「文章の内容がわかる」「状況をイメージすることができる」ようになることが大切です。文章を読むことが出来ない人はその原因を考え、対策しましょう。状況をイメージすることが出来ない人は、文章を「訳す」ことに意識しすぎないように、「読める」だけではなく「わかる」ようになるように学習しましょう。会話文の内容がわかるようになったら、問題を解く練習をしましょう。基本的には文法要素や前後の内容から判断する問題が多いので、その部分を意識して演習を積むと効果的です

 

最後に

いかがでしたでしょうか?関西学院大学は様々な分野の長文を速く正確に読むだけではなく、他にも文法、文並び替え、会話文など様々な能力が高い水準で必要な大学です。語彙力や文法力などの基本的な能力以外にも、語彙の推測能力や解釈力なども鍛える必要があります。どれか一つの能力だけでも欠けると、点数が落ちてしまうため、基礎から発展まで幅広くかつ正確に学習する必要があります。問題を解く際のコツや普段の学習時のアドバイスを意識してぜひ合格を掴み取ってください。

 

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