【生物】関西学院大学の入試概要と対策方法・解き方のコツとは?


 

関西の難関私立大学である関西学院大学。関西学院大学を志望し、受験勉強を進めている受験生も多いと思います。この記事では関西学院大学の生物入試について、入試概要や対策方法などの合格するために必要な情報をまとめています。関西学院大学の合格を目指している方は是非参考にしてみてください。

関西学院大学の生物について

関関同立の一角、関西学院大学の生物試験について記述していきます。今回は、2020年度の全学部統一入試における生物の試験概要を見ていきましょう。

 

【試験概要】

  • 試験時間 75分
  • 配点 150点
  • 問題構成 大問3問
  • 出題形式 記述式

【受験者平均点と目標得点率】

  • 理工学部 生命化学科 90.5点

 

大問ごとの問題についての紹介

それでは具体的に2020年度の全学部入試日程で出題された問題について説明しながら関西学院大学生物の各大問の詳細と解き方について見ていきます。

大問1
大問1は遺伝情報の発現からの出題でした。

  • 問1正誤問題
  • 問2正誤問題
  • 問3正誤問題
  • 問4コドン表を使った問題
    • 1)コドンからアミノ酸の数を数える問題
    • 2)ポリペプチドの電荷を答える記述問題
    • 3)コドンからアミノ酸とその構造式を答える問題
    • 4)フレームシフトに関する問題
    • 5)制限酵素に関する記述問題
  • 問5二次構造と三次構造についての記述問題

コドンの問題でした。正誤問題から確実な知識が問われます。また、mRNAのコドンの問題ではアミノ酸が塩基性アミノ酸か酸性アミノ酸かを覚えている必要がある難しい問題が出題されていました。アミノ酸の構造式を答える問題がありましたがこれはグリシンなので、答えられた受験生は多いと思います。フェニルアラニンなどの難しい構造式が出された場合、正答率はぐっと下がるでしょう。この問題は、正確な知識とたくさんの問題演習で解けるようになります。近道はないので努力しましょう。

 

大問2
大問2は植物の環境応答からの出題でした。

  • 問1語句問題
  • 問2花芽形成の誘導に関する問題
    • 1)花芽形成するかしないかを選ぶ問題
    • 2)光中断に関する知識問題
    • 3)知識問題
    • 4)知識問題
    • 5)知識問題
    • 6)春化に関する知識問題
  • 問3種子形成と発芽に関する問題
    • 1)細胞の核相を答えさせる問題
    • 2)知識問題
    • 3)知識問題
    • 4)知識問題
    • 5)知識問題

植物からの出題でした。難しくはないので教科書の傍用問題集をたくさん練習しましょう。

 

大問3
大問3は生命の起源と進化からの問題でした。

  • 問1分子進化に関する問題
  • 問2ヘモグロビンの働きに関する記述問題
  • 問3知識問題
  • 問4知識問題
  • 問5知識問題
  • 問6自然選択に関する問題
    • 1)知識問題
    • 2)選択問題

進化の問題でした。この分野からの出題にしては簡単なほうなので解けるようにしましょう。分子進化に関しては、距離を計算する問題等も出ることがあるので練習して置きましょう。

 

大問ごとの学習・対策方法

大問ごとに特徴は特にないので全体的な学習方法です。関西学院大学の生物は教科書の正確な知識+αがいります。本来なら問題を解いていくうちに(実験問題等)で明らかにあるようなことをノーヒントで聞いてきます。普段からたくさんの問題を解いて勉強しているのか、その問題を一つ一つ覚えているのかが試されています。問題集を一つ完成させて、満足するのではなく、いろんな問題集を全部しっかり取り組む、様々な大学の入試問題を解いておくなど、知らなかったで知識問題を落とさないようにしておきましょう。貪欲に生物に取り組んでいきましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。関西学院大学の生物は難しいです。基本的なことはもちろんのこと、普段なら問題に野ているような知識も覚えている人が高得点を取れます。一つ一つの問題を解くうえで新たに知ったことはノートにまとめて書いておくなど、少しでも多くの知識を頭につめこんでおくようにしましょう。

 

その他の科目対策

 

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